雲間の朝日に想うこと


< 埋まらぬ溝を暗示するのでしょうか >


姿形も、
立ち居振る舞いも、
品格も。

全てに気品溢れ、
遥かに、
高貴な存在だから。


純粋に、
比べ並べる行為など。

畏れ多い事なのだけれど。





飽く迄、
生物的には。




其処に表出した、
現象は。

何ら、
変わりない筈なのだ。









けれども。





自身に備わる、
其の、
格の差異が。

産み出したかも知れぬ、
其の言葉は。




想いでは、
決して埋める事の出来ぬ、
何らかの存在を。


暗示して居る様で、
怖いのだ。
















娘が、
父親に似た。

其の両者の、
何処に違いが在るのだろうか。









 「愛子様は。」
 「皇太子似で羨ましいなぁ。」


画面を観ながら。

そう口にして居た筈の、
姫は。





 「此の子は。」
 「小坊主似で可哀想だよ・・・。」


掌を返して。

俺へ、
刃を向けて来る。






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2006年03月14日(火)


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2005年03月14日(月) 無言は想いに成り得ぬでしょうか
2004年03月14日(日) 必要の無い格好良さでしょうか
2002年03月14日(木) 挑んでも良いですか
2001年03月14日(水) もう少し待ってみますか





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