雲間の朝日に想うこと


< 今の私は何方でしょうか >


唯一つの鎹で、
総てを、
接いで了える程に。


安易な構造では。

決して、
無いのだけれど。






僅か一つの鍵だけで。



幾つかに裁断された、
烏合の欠片は。

少なくとも、
一筋の糸で縫い逢わせる事の出来る、
言の葉に換わるのか。





















あの子の定めた解約の、
其の期日が。

何時の間にか、
一月、
早い事も。




自棄の真の姿など。

全く、
理解して居なかった事も。




音信無く姿を消して。

足取りの追えぬ、
中断期間が在る事も。








十数年の欠片に。

一瞬にして、
一条の流れが炙り出された。





























 「あのね。」
 「携帯が変えられてたの。」
 「知らない人が登録されているよ。」






















あの子が。

あの子で在って、
あの子で無い刻に。


俺は。

如何に在れば良いのだろう。





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References
 Feb.22 2015, 「私は誰でしょうか」
 Feb.05 2015, 「一月早まったのは何故ですか」
 Jan.04 2002, 「相手が違うと感じませんか」
 May.04 2011, 「其の身体の因は何処ですか」
 Oct.22 2003, 「何を残して消えたのですか」
 Jul.14 2013, 「一生残る華でしょうか」







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2015年02月27日(金)


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