2006年01月18日(水)  『子ぎつねヘレン』公開まであと60日

映画『子ぎつねヘレン』公開まであと60日。東銀座の松竹本社に行ったら、ビルに垂れ幕が。「最高の感動作 子ぎつねヘレン」と書いてあって、わたしも感動。ちなみに下の看板にある『銀色の髪のアギト』には勝地涼君と宮崎あおいちゃんの『パコダテ人』カップルが共演。

公開を前に関連グッズも続々登場。ノベライズ版『子ぎつねヘレン』(川口晴)はエンジェルワークス文庫より1/20発売。ビジュアルストーリーブック(DVD「子ぎつねヘレンが生まれたところ」付き)は2月中旬発売予定。さらに、文芸社から2月下旬発売予定の絵本『子ぎつねヘレンの10のおくりもの』は、いまいまさこ作。田中伸介さんのあたたかくて愛らしいイラストがとても素敵な一冊。「おくりもの」にぜひ。

吉本興業のお笑いスターたちが大集結(なんと西川へレンも出演)したスピンオフショートムービー5連発『子ぎつねヘレンとゆかいな仲間たち』と撮影の舞台裏や出演者インタビューを紹介するメイキング『子ぎつねへレンができるまで』は2/25発売予定。ただ今予約受付中。他にも検討中のグッズがいろいろ。2006年をきつね年にする勢いでヘレンが増殖してます。

2002年01月18日(金)  ショーシャンクの空に


2006年01月16日(月)  mixiに「脚本家 今井雅子」コミュニティ

いまいまさこカフェのお客様・ナルセさんが「脚本家 今井雅子」のコミュニティを作ってくれたのを機にmixi(ミクシィ)に入る。GREE(グリー)は入ってすぐは面白かったけど、思ったほど知り合いが見つからず、広がりもせず、最近はほとんどのぞいていない。mixiはもう少し首を突っ込んでみようと思う。色も明るくて居心地いいし。

ちなみに「脚本家 今井雅子」のコミュニティの参加者は現在10名と、とってもアットホーム。mixiに入っている人は、ぜひ参加してくださいね。

2004年10月30日(土) グリー(gree.jp)1か月

2005年01月16日(日)  サイレント映画『A Clever Dummy』『The Cheat』
2004年01月16日(金)  尽在不言中〜言葉にならない〜
2003年01月16日(木)  ど忘れの言い訳


2006年01月11日(水)  Salyuさんの『風に乗る船』

「ブレストの劇中とエンディングで流れていた曲は何?」の問い合わせが多数。検索ワード「ブレスト 主題歌」でいまいまさこカフェにたどり着いた人も多数。とてもストーリーに合っていて、いい曲だったので、わたしも気になっていた。プロデューサーに問い合わせて返事を待つ間に、カフェの掲示板で問題解決。質問の書き込みにお客さんが答えを書き込んでくれ、女性シンガー・ソングライターSalyuさんの『風に乗る船』だとわかる。昨年10月26日に発売された最新シングル。『風に乗る船』は風船のことのよう。オフィシャルサイトではPV試聴もできます。

オンエアが終わってからも発見がいろいろあって、おまけを楽しんでいる。山口摩湖(多部未華子)の弟の天才中学生・稔を演じた渡辺直樹くんは、ドラマ『クニミツの政』でわたしの中学時代の同級生の娘・HINOIチームの樋井明日香ちゃんと共演していたそう。

2003年01月11日(土)  おっと!ホットサンド
2002年01月11日(金)  親孝行


2006年01月08日(日)  『ブレスト〜女子高生、10億円の賭け!』放送

ブレーン・ストーミング・ティーン』ドラマ化の話が舞い込んだ夏からあっという間、半年も経たない間に『ブレスト〜女子高生、10億円の賭け!』という形になり、放送日を迎える。最初の打ち合わせから決定稿までが二か月足らず、撮影から完成までが一か月足らず、と映画では考えられないスピード。

年末の完成試写を逃したので、仕上がりを見るのは今日のオンエアがはじめて。朝から「朝日新聞に大きく広告出てるよ」とあちこちから知らせてもらう。ラテ面のこのスペース、けっこう高かったはず。カラー料金と日付指定料金を入れると、数百万? 原作も写真入りで紹介されて、ありがたい。

放送の二時前になると「これから見ます」のメールが続々。オンエアは「わー動いてる」という感激でいっぱいで、夢を見ているよう。録画を再生してもう一度味わっているところに、「見たよー」の電話とメールが次々。原作とあわせて楽しんでくれた人が多くて、映像化を自分のことのように喜んでくれている。「クレジットを見て、じーんとしました」という人も。オンエア前は21000台だったamazonの売り上げはオンエア直後に4桁になり、30分後に203位まで上昇。

「ドラマのほうがよかった」「原作のほうが好き」とどっちを持ち上げられても喜べるのは、原作者兼脚本家の特権。最初の原稿を書いたのは文芸社で本を出す6年前の1998年だから、戦略企画室の6人とはもう8年のおつきあい。出版、脚本のステップを踏んで成長した彼らは、映像になっていちだんと魅力を増し、ドラマの時間の中でさらに成長を遂げた。クライマックスのプレゼンのシーンでは「摩湖、大きくなったなあ」としみじみ。キャストもとてもはまっていた。

観てくださった方、ぜひいまいまさこカフェへ感想をお聞かせください。感想ページにブレストのページを近々オープンします。テレビ朝日特設サイトでも感想を受付中。

2005年11月28日 『ブレスト〜女子高生、10億円の賭け!』制作会見

2003年01月08日(水)  ベトナム料理
2002年01月08日(火)  Georg Jensen


2006年01月01日(日)  いいことありそな初日の出

大阪一高い山・金剛山中腹の宿、香楠荘で布団に入って、紅白を見て、ゆく年くる年を見て、あけましておめでとうして寝る。大阪の日の出は7時5分。6時半に起床し、近くの広場へ。おしること甘酒がふるまわれ、続々人が登ってくる。7時半頃、雲間から太陽がのぞく。少し位置は高いけれど、ご来光を拝めた。「ここ五年ぐらい毎年来てるけど、こんなにきれいに見えたことなかった」と両親。

2005年01月01日(土)  英国旅行6日目 嵐とプリンと美女と野獣
2003年01月01日(水)  2003年の初仕事
2002年01月01日(火)  幸先
1999年01月01日(金)  テスト


2005年12月31日(土)  大阪一高い山・金剛山で年越し

ダンナを連れてはじめての正月帰省。大阪一高い山・金剛山に両親とともに登る。山好きの父イマセンに連れられて子どもの頃に百回以上登った思い出の山。登るのは、十年以上ぶり。標高1125メートルとはいえ、けっこうキツイ。新雪を踏みしめて歩くのは、いい気持ちだけど、霧氷が見られなくて残念。

昭和17年7月10日生まれのイマセンは、昨年平成17年7月10日に900登頂を記念して山頂に石碑を建てた。どう見てもお墓なんだけど、本人は「ええ買い物したわー」といたってゴキゲン。

山頂から少し下った山の中腹にある香楠荘(こうなんそう)で年越し。ここも子どもの頃に何度か泊まった宿。千早赤阪村の経営だけど、グルメ杵屋が指定管理者として入っていて、夕食(かなり豪華)には年越し蕎麦が出る。大晦日はすぐに予約が埋まるけれど、ふだんの日はけっこう空いているらしく、「つぶれたら困る」と両親。檜風呂も気持ちいいし、食事もおいしいので、山好きな方はぜひ。

2004年12月31日(金)  英国旅行5日目 ロイズとパブと年越し
2003年12月31日(水)  年賀状でペンだこ
2002年12月31日(火)  大掃除に救世主あらわる
2001年12月31日(月)  祈り
2000年12月31日(日)  2000年12月のおきらくレシピ


2005年12月24日(土)  ラクーアのクリスマス

夕方までパソコンに向かっていて、「せっかくのイブ、なんかクリスマスらしいことしよう」と思い立ち、歩いていけるクリスマススポットということで後楽園のラクーア(LaQua)へ。

お目当ては、数日前の新聞に紹介されていたイルミネーション。行ってみると、電飾とLEDのまばゆい競演で、地上に星が舞い降りたよう。ショップめぐりも楽しくて、本屋+雑貨屋のヴィレッジヴァンガードや駄菓子屋を冷やかしたり、食材屋でパスタソースを買ったり。クリスマスのうきうきした気分を味わえた。

イルミネーションは「東京ドーム ウィンターイルミネーション」と銘打っていて、ラクーアはその中心地として「ラクーアルミナスタウン」と名乗っている。ラクーアから東京ドームへ続く道にはツリーがまたたいていた。80万個の電飾が2月14日までキラキラとのこと。

2003年12月24日(水)  PLAYMATE#03『ワンダフルボーイ』
2001年12月24日(月)  イベント大好き


2005年12月20日(火)  シナリオ作家協会の忘年会

シナリオ作家協会の忘年会へ。脚本家の知人友人が数えるほどしかいないので、こういう集まりに顔を出すときは、いつもドキドキする。行ってしまえば何とかなるものだけど。今年は作協のシナリオ講座で教えている教え子さんも来るというし、『子ぎつねヘレン』『天使の卵』のプロデューサーの榎望さんもいらっしゃるというので、ちょっと心強い。でも行ってみると、すごい人、人、人。なのに照明が暗くて、知り合いを見つけるのはひと苦労。去年までは日比谷の松本楼が会場だったのだけど、今年は新理事長・西岡琢也氏就任の年ということもあり、銀座のマイハンブルハウストーキョーというライブハウスに場所を移しての開催。物珍しさもあってか、例年以上に人が集まったよう。

薄暗い会場を回遊していると、ぽつりぽつりと懐かしい顔を見つける。デビューする前に函館の映画祭でお会いした小川智子さんは、シナリオコンクールで受賞したわたしの作品を読んで「面白かった」と励ましてくれた人。その言葉がとてもうれしくて、書き続ける力になった。「フリーになりました」と報告したら、「あなたなら大丈夫」とまた力づけていただく。パコダテ人を観て直接連絡をくれて以来のおつきあいの森岡利行さんは、監督・脚本作品『問題のない私たち』で銀幕デビューした沢尻エリカさんが『天使の卵』出演と聞いて喜んでくださった。

勤めていた会社の先輩の友人で映画評論家の小張アキ子さんとも再会。小張さんの紹介で、ずっと気になっていた小松與志子さんにやっと会えた。映画『宣戦布告』『油断大敵』ラジオドラマ『カーン』『奇跡の星』など、手がけた脚本も素晴しいけれど、ご本人もとても人あたりのやわらかい素敵な人だった。

理事長の西岡琢也氏には榎さんに紹介していただく。『新しい朝が来た〜8月15日のラジオ体操』『陽はまた昇る』など、印象に残る脚本を手がけられている大先輩を前に緊張したけれど、物腰はとてもやわらかくて気さくな方だった。

さらに今夜の収穫は、2005年最も感銘を受けた作品のひとつ『いつか読書する日』の監督・緒方明氏、脚本・青木研次氏、プロデューサー・追分史朗氏の三氏にお会いできたこと。直接感想を伝えられて、よかった。

2003年12月20日(土)  SLばんえつ物語X’masの旅 1日目:山都〜鹿瀬
2002年12月20日(金)  生爪様
2001年12月20日(木)  幸せの粒


2005年12月10日(土)  5年物のモエのマグナム

結婚祝いでいただいたまま開けそびれていたモエ・シャンドンのマグナムの栓を抜く。「大勢お客様が来たときに」と出し惜しみするうち、掃除をしない上に料理の下手なわが家に客人が寄りつかなくなり、五年経ってしまった。気が抜けてるのでは、味が変わっているのではと怖くなり、ますます「開かずの栓」となっていたが、今夜遊びに来たのが応援団の後輩たちということもあり、「石油ポンプでサッポロソフトを飲んでいた仲だし」と安心(?)して栓を抜く気になった。ところがいざ開けてみると、心配ご無用、ちゃんと立派にモエの味。「飲みきれるだろうか」の心配もよそに、5リットルのボトルは気の抜ける間もなく空き、続くワインや日本酒のボトルもどんどん空いた。男3人女3人の仕業とは思えない飲みっぷり。

応援団という世界は、学年間の身分格差が激しく、学年が1年違うだけで言葉遣いから責任感から出すお金の額から何もかもが大違い。だけど大人になってしまうと、いい感じの酒飲み友だちになれて、応援団時代の共通の知り合いの噂話をしつつ仕事の話や社会の話もできたりする。昔よりはいいお酒を、昔より大人の飲み方をしながら、年齢を重ねた分だけ増えた引き出しをのぞきあえるのが楽しい。

2004年12月10日(金)  エコアス馬路村の間伐材商品【monacca】
2002年12月10日(火)  美人計画


2005年12月07日(水)  『陽気なギャングが地球を回す』試写

今井雅子の脚本映画デビュー作『パコダテ人』を撮った前田哲監督の最新作『陽気なギャングが地球を回す』(公式サイト近日オープン)の試写を観る。パコダテ人関係者や前田さんつながりの知り合いが多かったせいもあるけど、試写に行くと見知った顔の人を見つけやすくなってきて、少しは顔が広くなってきたのかなと思ったりする。

5月に撮影所にお邪魔して見たのは、『ロマン』というカフェバーのシーン。その内装のあまりのかわいさに悲鳴を上げ、「わ、わ、これ欲しい。これどこで買うの?」と大騒ぎしてしまったが、銀行強盗の話だと聞いていたので、最初バーカウンターを見たときに「銀行のカウンターじゃないみたい」とボケたことを言ってしまった。隣のスタジオで準備中の銀行のセットも見せてもらったら、そっちはちゃんと銀行に見えた。

美術も凝り凝りで楽しいのだけど、衣装(『子ぎつねヘレン』の大沢たかおさんのスタイリストだった小林純子さんが担当)もとてもわたし好み。撮影所で見たときは一着だったけど、映画の中では次々と変わってファッションチェックにも大忙し。

美術と衣装は見学したときにある程度イメージが出来ていたけど、役者さんの演技、編集、音楽は本編を観て、「おおっ」の連続。オープニングからとてもスピーディで、ノリのいい音楽とともに映像が駆けていく。空撮もやってるし、カーアクション派手だし、前田監督がこんなゴージャスな映画撮ってるなんてすごい、と感心しているうちに物語はポンポンと展開。他人の嘘を見抜いてしまう男(大沢たかお)、超正確な体内時計を持つ女(鈴木京香)、演説の達人(佐藤浩一)、若き天才スリ(松田翔平)のキャラクターもはじけてるし、彼らが組んで「ショー」のような銀行強盗を働くという発想もぶっ飛んでる。映像も大いに遊んでいて(しかもよくできていて)、徹底的にエンターテイメントに徹して突っ走る。この疾走感が気持ちよくて、まさに痛快娯楽ムービーという感じ。木下ほうか、田中要次、粟田麗、大蔵省とパコダテ人出演者もあちこち出没。原作(伊坂幸太郎)はまだ読んでないけど、読んでない人にも楽しめるし、観てしまうと、原作はどんなことになってるのかとても気になる。松竹系で2006年5月公開予定。主題歌はSkoop On Somebodyの「How We Do It!!!」。

2004年12月07日(火)  俳優座劇場『十二人の怒れる男たち』
2003年12月07日(日)  どうにも止まらぬ『剣客商売』

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