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Nekomar's Diary

2003年11月30日(日) のん、ちょっと不調

のん、昨夜からちょっと調子が悪そうに、だるそうにしていた。
鼻水もだいぶ出ている。
夜中、3時頃むくりと起きあがったので、そっと寝かせたら、
明らかに熱が高かった。
ありゃりゃりゃりゃ。

朝、起きた時にもちょっと熱っぽい。
体温計で測ると…ん?36.3度。
うーむ・・・。

が、確実に普段と違う。熱がこもっている感じ。
とりあえず今日一日、様子を見て、明日病院に連れて行こう。

できるだけ大人しく過ごさせたい…という私の気持ちをよそに、
熱っぽいからか着せておいたカーディガンをいつの間にか脱いでいたりする。
ダメだって。

鼻をずいぶんかむので、昨日の熱がこれで抜けてくれればいいのだけど…。
食欲は、ほどほど。
が、気分が落ち着かないのか、妙にはしゃいだかと思うと
とたんにぐずったり。起伏が、普段よりも激しい。

ああ、悪化しませんように……。

むつは元気。
一昨日の夜から、クリスマスツリーが気になって仕方がない。
そういえば、去年までは棚の上に飾っていたので、
こんな手の届くところに置いたのは初めてかも。
(というより、去年のむつはまだ「立てる」程度だった)

飾りの、キラキラした球が気になる、むつ。
「触っちゃダメよ」と言われると、更に気になる、むつ。
ウチワ(何故か2人が踊る時に使うので、我が家では常に出してある)で、
コソコソと突っついてみる。
ウチワを取り上げられて、大泣き。

またしばらくすると、かさかさと触ってみる。
「こら、むつ!」
私や父ちゃんの声がすると、声の方向を見ないようにする。
しばらくそのままカサカサ。
「決して、そんな声なんかには屈しないわ!」というのか、
それとも
「あちゃー、みつかっちゃった、どうしよう…」というのか。

そしてしばらく、私たちの視線を感じながらカサカサしたあと、
「てへ」という感じでこっちを向くのだ。
単純に「可愛い」とは思う。
が、
ダメじゃーーーーーーーっ!!!

のんの食欲、あまりない。夕食も、食べたくないと言う。
夕食前から始めていた、ワークブックのような冊子を、
ちゃぶ台の上に広げてひとりでやっている。
むつも隣で、メモ帳を使ってなにやら書いたり、折ったりして遊んでいたが、
ご飯を食卓に並べているのが目にはいると、そそくさとやめて
自分でエプロンをして、席に座ってきた。

体調が悪い時に無理に食べさせても…と、のんはそのままにしておく。
むつ、父ちゃん、私の食卓。
・・・。
何やら書き物をカリカリしている、のん。
受験生のお家のようだ。



2003年11月29日(土) のんの電話

一日中雨の降る土曜日。
週末はできるだけ、のんもむつも公園にでも連れて行ってあげたいのだが、
雨だとどうもしようがない。

オマケに、私は舌に大きな口内炎ができていて、
話をするのも、物を食べるのにも難儀をする。
その上、父ちゃんが職場のバレーボール大会に参加するために、
昼から出掛けてしまった。

雨。具合の悪い母ちゃん。父ちゃん不在。
元気のあふれる2人の幼児にとって、悪条件バリバリ。

しかたがない。家でままごと。
「お家ごっこ」と称して遊ぶ。

まず、携帯電話(オモチャ)で、のんから電話がかかってくる。
のん「もしもしー、○○(のんの実名・フルネーム)です!
   こんにちはー」
私「こんにちはー。」
のん「これからさぁ、遊びに行ってもいいー?」
私「いいわよー」
のん「じゃあ、何かおみやげ買っていく〜?」
私「いいわよ、手ぶらで来て!」
のん「わかったわ、今から行くね!」

そして、のんがやってくる。

のん、オモチャの電話だと饒舌だ。
しかも、なかなか達者なやりとりをする。
たぶん、私がしゃべっているのを聞いているのだとは思うのだが、
「そんなことまで聞いていた?」と思うような言葉を発する。

「夜遅くに、ごめんねー、今大丈夫?」
などというコトも言う。
そうかと思うと、
「お弁当買っていくから、一緒にピクニックに行かない?
 じゃあ、私餃子買っていくから!!」
・・・普段どんな生活しているのかがうかがわれる。わはは。

が、ホンモノの電話になるととたんに緊張するのか、
口下手になるのん。

夜、私の実姉、Kお姉ちゃんから電話。
K姉「今夜は何を食べたの?」
のん「・・・・ハンバーグ。・・・・と、・・・・おにぎり。」
K姉「風邪ひいてない?」
のん「・・・・・・・・・・・うん」

まあ、こんなもんなんでしょう。

夕方から夜にかけて、やけに咳と鼻が出る、のん。
来週の水曜日はついに、幼稚園のおゆうぎ会本番である。
風邪だけは、ひかないで・・・。



2003年11月28日(金) 早朝のむつ/Tくんとのん

昨日に引き続き、早朝のむつの様子。
今朝はむつに起こされた。
私のことをぐいぐい引っ張る。
「おにぎり?」と聞くと、涙ながらに「うん、うん」と頷く。
仕方ない。
おにぎりを作りに、台所のカウンターに入る。
炊飯器からご飯を出していた………ら。
見ると、布団に倒れて寝ているむつ。
時間は5時12分。

とほほ。

それならば、とパソコンに向かう。
かちかちかち。
すると30分後、むつ、再び起きる。
またしても「おにぎり」。
今度はちゃんとひとつ食べて、お茶を飲んで、ばったりと倒れて寝る。

なんなんだ。

さて、今日はTくんママの仕事の都合で、Tくんを預かる日。
Tくんとのん、とても仲良く遊ぶのだが、
ここ最近どうも、のんの態度がとても気になる。
偉そうなのだ。
Tくんに対しても、遊び方や、遊ぶ内容をこと細かく指示する。
自分の言ったようにやらないと怒る。
何度も注意したり、Tくんの帰ったあとに話をするのだが、直らない。

Tくんは特に気にしていないのか、我が家に喜んできてくれているようなので
安心はしているのだが、そのうちイヤになるのでは…と思うような
言い方をする、のん。

私が耳をそばだてているのがわかるのか、何となく、違う部屋で遊び出す2人。
それでも話は聞こえるのだ。
・・・どうやら、車(オモチャのハンドルがある)の運転で揉めているらしい。
Tくん「もう、のせてあげないから!」
のん「・・・。」
Tくん「もう、Tの車に、のせてやんないぞ!!」
のん「・・・。」

あらあら。大丈夫かしら。
のんの声が聞こえないのが気になる…。
Tくんが一方的に言うのも珍しい。のんは何をやらかしたのか。

見に行こう、と足を出した瞬間、また声が聞こえる。

Tくん「Tの車に、もう乗るなよ!」
のん「・・・。」
Tくん「聞いてンのかよ!!」(Tくんのこんな言い方は本当に珍しい)
のん「………聞いてなーーーい♪!!!」
…2人で大爆笑している。
その後、2人のきゃっきゃとじゃれつく笑い声。

なーんだ。ほっ。大丈夫か。
子ども同士の遊びに、口をはさむのもどうか…と思ったりするが、
どうも時折心配になり、一喜一憂してしまう。

夕方、クリスマスツリーを飾る。
父ちゃん、突然光ファイバーのツリーを衝動買いしてきた。
ツリーが2つ。
のん&むつ、大喜び。

のん「サンタさんがさ、『このお家には2つもツリーが飾ってあるなぁ、
   よぅっし、プレゼントもたくさんあげちゃえーー』ってなるね!!」

・・・そうか?



2003年11月27日(木) のんのケンカ

早朝にパソコンを立ち上げて、日記の清書をしたり、
あちこちのサイトを回るのが最近の日課なのだが、
つられてむつが起きてくることが多い。
にこにこ起きてくる時もあるのだが、どうも寝ぼけているのか、
わぁわぁ泣きながら起きてくることも。

泣きながら、私の手を取る。
そして、台所に連れて行く。
「ご飯?」と聞くと、「うん。」
「じゃあまっていてね」と言うと、大人しく座っていたりする。
オニギリを持って行くと、拍手喝采。
「待ってました!」とばかりに、ガツガツおにぎりを食べたりする。

今朝も、同様。
「じゃあ待っててね」と、むつを布団に座らせて、
オニギリを作って、カウンターを出ると…。
むつ、ばったり倒れて寝ていた。
なんなんだ。

最近、むつを連れて出ると声をかけられることが続いた。
ヨーカドーや、週2回行くようにしているプールなどで。
「いくつ?」
「1歳10ヶ月です(もうすぐ2歳です)」
「可愛いわねぇ、今が一番可愛いわよね」

のんの時にも、同時期、同じような会話が幾度となく繰り返された。
当時の私は
「そうですね、ありがとうございます」
などと言いながらも、
「何よ、『今が』じゃなくて、これからずっとよ!」
などと、青いことを考えていたのだが、
最近どうも
「イヤ、本当に」
と心から思ってしまったりする。わははははは。

あまりしゃべらなかったり、少し通じる言葉が出てきたりした頃って、
貴重だなぁ〜。と痛感。

そして、その痛感させる、のんが幼稚園から帰ってくる。ぐはははは。

「Kくんが、のんちゃんのこと叩いた」
帰り道に報告する。
おや。
もしかすると、こういうのは初めてかも。
今まで、女の子同士で口喧嘩したらしい報告は聞いてきたが、
男の子に直接何かされたという話は初めて聞いた。

私「どうして?Kくん、間違ってぶつかったんじゃないの?」
のん「ちがう。こうやって(真似をする)叩いた。」
私「その前は、何して遊んでたの?のんがなにかしちゃったり、してないの?」
のん「先にKくんがのんちゃんに悪いこと言ったの。」
私「ふーん?」
のん「それでのんちゃんがKくんに悪いこと言った」
私「なんて?」
のん「・・・」

どうも、口喧嘩で言いまかされたKくん、つい手が出たらしい。
が、特に「叩かれた」とのんが申告する場所は赤くなっているわけでもなく、
オマケに最後には、のんが先生に言いつけにいったらしいので、
「ケンカ」と言うよりも、私としてはKくんに対して甚だ申し訳ない気分。

ま、ね。いろんな経験をするのだとは思うのだけど。
口は達者な分、気をつけなさいよ、と、ちろりと睨んでみたりして。



2003年11月26日(水) お家でランチ

昨日とうって変わって良いお天気!!
早い時間から、洗濯機をがらがら回す。すっきり。

第4水曜日なので、のん、早帰りで11時30分降園。
Tくんママも仕事は午前中までとのことだったので、
久しぶりに我が家でランチすることに。

Tくんとのん、一緒にバスを降りて一足先に我が家へ。

Tくんママに餃子を買ってきてもらうことになっていたのだが、
店が混んでいたそうで、予定時間よりだいぶ遅くなる。

Tくんとのんは「まだー?遅いねぇ」などと言いながらも、
すっかりオモチャで遊んで楽しそう、空腹よりは遊び、と言う感じなのだが、
我が家にはひとり、何をおいても「食!!!!!」という子どもがいる。

むつである。

「ぱんー、ぱんーー」と、何か食べ物をくれと訴えるので
朝ご飯の残りを食べさせる。
餃子以外の料理は用意できていたのだが、テーブルに出してしまうと
さすがにTくんとのんも食べたくなるだろう。

ちまちまと与えていたら、むつ、怒り出した。
「っと!っと!!」(訳・もっとくれ!もっとくれ!!)

その時、やっと餃子到着。いや、もとい。Tくんママ到着。

むつ、やっと食べられるぅぅ〜!!と、テーブルにかじりついたとたん、
Tくんママが「じゃあ手を洗いに行こう!」と、
むつをすっとテーブルから抱き上げて洗面所に連れて行った。

やっと目の前にした食べ物から引きはがされたむつ、大泣き。
困るTくんママ。
こっそり、大笑いの私。

Tくんママは産まれる前からむつを見てきてくれているので、
そんな時でも、私はこっそり大笑いできる。
「やだー、悪かったわよ、私が悪かったよ」と謝る、Tくんママ。
えぐえぐ泣きながら、餃子を食べるむつ。

Tくんにつられてか、のんもたくさん餃子を食べる。
食べ終わって、遊び始める3人。
私たちはゆっくり食べて、のんで、おしゃべり。のんびり。

ああ、月曜日の食事、落ち着かなかった分、取り戻せたなぁと思ったり、
今日の雰囲気の何分の1でも、月曜日の食事にあれば
私はシアワセだったのになぁ、などと思ったり。



2003年11月25日(火) むつの言葉

朝から冷たい雨。
しかも風も強い。こんな日は、朝のバス停までの100メートルが辛い。
(…って、もっと歩いて通っている方もいるのですよね、スミマセン)
とりあえず、こんな日はむつをおんぶして、バス停まで。
長靴履きたい、傘を持ちたい、と、
背中でむつがキューキュー言うが、何とかなだめて外に出る。

のんはすっかり傘をさして歩くようになった。
レインコートは面倒なのか着ない。
が、傘をさすと車が通る道路を横断する時に手をつなげないし、
雨にもかかわらずかなりのスピードで車が通るので、
私としては気分的にひどく消耗する。

今はまだむつを背負えるが、背負えなくなった頃はどうなることか。
雨は困る。

お見送り終わって、片づけやら、むつの朝ご飯第2弾やらが終わって、
プールへ。
おんぶ、もしくは抱っこして、むつとだけ出かけるのは、楽。

1駅だけ電車に乗るのだが、乗っている間もご機嫌。
「ごとんごとん」などと言いながら、きゃっきゃと笑って乗車。

だんだん、発音のバリエーションが増えてきた…ような気がする、むつ。
まだまだ(のんの同じ頃に比べれば)言葉は遅いのだが、
それでもいろんな発声が出るようになった。

それぞれ、意味はわかっているらしく、自分なりに変えているらしい。
(と思う。)
オニギリをさして、「ぎ」
もっとちょうだい、は、「…っと。」(プラス指を立てる)
見て、は、「て!」
紙に菓子パンヒーローの絵を描いて欲しい時には、「ぱん」
同じ作品の、敵対女の子キャラがお気に入りで、
それを描いて欲しい時には「き」。
プールでAちゃんのママをさして、「まま」
ばあちゃん、バアバのことを「ば、ば」。

うーむ。
なかなか難しいよ。むつ。

のん、連休明けの幼稚園。
「幼稚園よりもお家にいる方が楽しい」などと言っていたのだが、
意外にスムーズに用意して、さっさと出掛ける。

今日は体操の日。
(毎週火曜日に、体育の専門の先生が来てくれる日があるのだ)
鉄棒をやったらしい。
「のんちゃん、ぐるりっと回れたよ」
ええーーーっ。それはすごいねぇ。
「T先生が持っててくれて、のんちゃん回ったの」

前まわりをやったらしい。ふーん。
こうして、私の知らないところでいろんな事を覚えていくんだなぁ。

むつの咳も、ほとんど無くなった。
来週はいよいよ、おゆうぎ会。それまでどうか、体調を崩しませんように…。



2003年11月24日(月) お祝い

のん&むつのジイジ、こと義父が、昨日で60歳を迎えた。
せっかく「還暦」なのだから、どこかできちんとお祝いしよう、と計画。
本日、都内のホテルで昼食会とあいなった。

とはいえ。我が家には1歳児と4歳児。
都内…とはいえ、電車で丸々1時間かかる位置のホテル。

最近、むつだけを連れて、お友達とお出かけはあるが、
2人を連れて、都心方向に向かう電車はついぞ乗っていない。
(2人を連れて行く時にはできる限り逆方向にお出かけしている)

車で行くか、混むだろうか、電車はどのくらいか、
バタバタと打ち合わせした結果、我が家は電車でホテルに向かう。

のん&むつ、バアバに買ってもらったお揃いのジャンバースカート。
とてもお上品な色合いで、のんはすっかり「お姫様」気分。
「こうやって座るのよ」などと、むつに教えている。

むつ、家を出てすぐにベビーカーに乗せるつもりでいたら、
意外に「乗らない」「歩く」と意思表示。駅の階段も自分で上り下り。
(その為にだいぶ予定時間を超過し、ギリギリに到着したのだが…)

ありがたいことに電車も空いていて、ずっと座って行かれる。
のん&むつはテンションが高くなっているのか終始ご機嫌で、
2人でつつきあって笑いあったり、とても楽しそうに座っていられる。

到着して、早速食事。
フリーオーダー制の中華のバイキング。
とにかく、むつのためにチャーハンとスープを注文。
料理長にココロの中でお詫びしながら、チャーハンとスープを混ぜて、
むつの特製ご飯出来上がり。

さすがにとてもいい味。鼻息も荒く、食べるむつ。
私が冷ますのが先か、「と!」「と!!」(「もっと!」の意)のむつの声が先か、
と言うくらいのスピードでどんどん追加。

のんは、ひととおりバアバにとってもらって、かなり食べていた…と、思う。
もう、むつの食スピードに追われて、正直な話私はのんが何を食べていたのか
はっきり知らない。わははは。

そんなわけで、ひととおり腹がふくれると、
そのままテーブルで大人しく…と、言うわけにはいかない。

そもそも、最近お友達などと行っていた新宿やら舞浜やらのホテルは、
子どもが行きやすい構造になっていたんだなぁと痛感する。
それくらい、今日の会場はテーブル同士の間が狭く、席も狭い。
店に入るには、長い階段を下りないと入れない。
ベビーカーは畳んだりして移動したのだが、これは車椅子はどうするのだろうか
などと考えたりして。

そんなわけで、食べ終わった子どもを連れ出して、店の外、
長い廊下でクリスマスツリーを見せたり、歩いてみたり。
父ちゃんやバアバも連れ出してくれるのだが、なにせむつが、
私が行かないと承知しない。

「お母ちゃん、まだご飯食べてないのよ」と言うと、
むつに両手を持たれ、無理矢理手を合わさせられた。
「たーいたい」と、「ごちそうさまでした」の意のポーズと台詞を言うむつ。

仕方ない。
遊んで、しばらくして帰ってきて、テーブルで3口くらい食べるとまた外へ。
数回繰り返して食事が終わった。

ま、こんなもんでしょう。わっはっはっは。
・・・しくしくしく。

帰りも、順調に座れて帰宅。むつはすっかり寝たまま帰ってきた。
お疲れさまでした。



2003年11月23日(日) 幼稚園/レストランごっこ

昼間、父ちゃんの実家(大人の徒歩で我が家から20分くらい)まで
行く予定だったのだが、諸事情で中止になる。
何も予定のない、本日。

以前ほど、のんが「外へ行こう!」と言わなくなった。
やはり、幼稚園で思う存分遊んで発散できているのだろうか。

「今日は幼稚園休み?」と聞いてきた。
「そうだよ」
「やったーー!」

あれ?やったーー!なの?
聞いてみる。

私「あれ?幼稚園の方がお家よりもいいんじゃないの?」
のん「ううん、幼稚園イヤなの、お家の方がいいの」さらりと言う。
私「ふーん。」あまり過剰にならないように反応。
私「なにがイヤなのよ」とりあえず、聞いてみる。

のん「お着替えするでしょう、めんどくさいのよ」
・・・・。

まぁね。確かに。
のんの幼稚園は必ず制服で登園なので、
朝行ったら制服からスモックに着替えて、
体操するとなったら体操着になって、終わったらまたブラウスにスモックで、
降園時には制服になる、という日もあるらしい。
(基本の活動の時には、冬はブラウスにスモック、らしい)

何度も着替えをして、しかも年少児だとかなり時間をとると聞いたので、
うっとおしいのだろう。
しかし・・・。
それで、「幼稚園イヤ」とは。
なんと反応するものか。

ま、そんなに根の深いものでもないし、
別にそれで朝「行かない!」などと言っているわけでないので、
「ふーん」ですませる。
まこと、子どもがどう考えているかというのはわからないもので。

一昨日あたりから引き続き、「ままごと」「レストランごっこ」が
大流行の我が家。
のんがすることを逐一真似するのが、むつである。
「レストランごっこ」は、雑誌の付録の「レストランのメニュー」と
「食べ物のカード」を使う。
私がメニューを見て注文して、そのカードをお盆に載せて持ってきてくれて、
私が食べる…という仕組みなのだが、
どうしても、カードをどんどんむつが持って行ってしまう。

同じコトをやっているつもりらしいのだが、
のんにしてみれば、
自分の方に入った注文の品物なのに、むつが持って行ってしまうのが
どうにも我慢ならない。

カードの取り合い。ぎゃーぎゃーわーわー。
のん涙目。
むつ、力ずくでカードをひったくり、おまけにのんに向かって、
「ばー、べー、べー」(バーカ、あかんべー、と言うニュアンスらしい…)

むつ!!と怒る私。同時にのんをなだめる。
私と目を合わさずに、カードを父ちゃんの部屋に持ち去る、むつ。
ひどいや、ひどいや。



2003年11月22日(土) ジョリーか、マックか

むつの咳も、だいぶ落ちついてきた。
夜中咳で起きるようなことはなくなって、あとは鼻水だけ。

天気も良い連休初日、お出かけしよう!
とはいえ、この後2日間は予定があるので、
おとなしめに、どこかに食事に行こうと言うことになる。

さて、どこにいこうか?
のん、どうやら「マクドナルドの店内で食べる」のがお気に入りらしい。
…と言うより、あまりそういうことがないから、
(マクドナルド自体はよく食べるのだが、ほとんどの場合、買ってきて食べる)
「憧れている」と言うべきか。

我が家の、こんな「外食計画」の定番はジョリーパスタ。
バスに乗って行って、子どもの様子によっては少し遊んで帰ってくる。
バスは駅前に着くので、買い物もして帰宅…というパターンなのだが、
のんが
「マクドナルドに行って食べたい!!」と言い出す。

・・・。
うん、マクドナルドは決してキライではないのだが、
せっかくの外食、マクドナルドじゃあ………。という気分の、私と父ちゃん。

「マクドナルドのお店に行って食べたい!!」頑張るのん。
「うーん。バスに乗ってジョリーパスタ行くのと、
 歩いてマクドナルド行くのと、どっちがいいの?」
ジョリーパスタに行きたい私。

「・・・・・。マクドナルド。・・・。ダメ?」

ダメ?って聞かれちゃうとなぁ〜。
仕方ないか、と思ったあたりで、
のんが「あっ!のんちゃんピザ食べたい!ジョリーパスタがいい!!」と
言い出した。

えっ。いいのか?私に、気を遣っている?
「いいの?マクドナルドじゃないの?」
「うん、ジョリーパスタで、ピザ食べるの」
「いいの?」
さっきとは逆で、何やらマクドナルド擁護っぽくなってみたりする私。

結局、ジョリーパスタに行きました。
のん、ここのところ食欲の波が高い方に来ている。
朝ご飯になめたけご飯を2杯も食べたにもかかわらず、
大きなピザの半分をぺろり。
私のパスタを、「もっとちょうだい、もっとちょうだい」とせがみ、
1/3くらいを食べる。すごい。
こういう時もあるかと思うと、本当に小食の時もある。
気分に負うところが多いようだが。

言うまでもなく、むつは大食漢。
食事がテーブルに届くまで、ちょっと不機嫌でいたのは
お腹が空きすぎていたらしい。
(ちなみに、こちらも朝は大きなおにぎりを1つ食べている)
ピザに、どんどん手を出す。
スパゲティもずるずる。

いやぁ、見ていて気持ちが良いくらい。
だが・・・。そろそろ、注文数を変えないと、親がお腹が空くかもしれない。
…でもそうすると今度はあまり食べなかったりするものなんだけれど!



2003年11月21日(金) 赤ちゃん/ままごと

金曜日。
別に私が通っているわけではない幼稚園なのだけど、
やっぱり、朝、支度に遅れないようにとか、行事やらお迎えやら、
いろいろせわしない気分が続くので、
金曜日、と言うと何となくホッとする。

のんがバスに乗るバス停。6人の子どもたちがそこで乗り込むのだが、
その中のひとり、年中組のYuくんのお家に、赤ちゃんが生まれた。
Yuくんの下にGくんという、来年入園する弟がいるので、
3人目のお子さん。女の子が産まれた!

先週の土曜日、11月15日に産まれた。
Yuくんママは水曜日に退院してきていたのだが、
お祖父様、お祖母様がお手伝いにいらしていて、送り迎えもされていた。

今朝、退院後初めてYuくんママが姿を見せる。
赤ちゃんは、まだお家でお留守番。
あらためて、みんなで「おめでとう」と喜んで、
出産の時の話を聞いたりして、すっかり幸せな気分。
お名前も教えてもらった。略してごめんなさい、Anちゃん。

ああー、早くAnちゃんに会いたい〜。
だけどこれからどんどん寒くなるし、子どもがごさごさいる場所だから、
デヴューは遅らせた方がいいかも…。とか、
おっぱいあげていて間に合わなかったら、Yuくんをお家まで送っていくよ〜、
などと言いながらも、やっぱり会いたい〜!!

うーん、生まれたての赤ちゃん。いいなぁ。

のん、「どんな赤ちゃんだろう??」と、にこにこ。
むつは…そうか、自分よりも小さい子って、あまり会ったことがないかも。
どんな反応だろう?
ちなみに、Anちゃんが入園する時に、むつは年長。
・・・うはーーーー。
想像できん。

夕方、のんが「お金がない」と言い出した。
もちろん、ままごとのオモチャのお金。
一時期財布にたくさん入れていたのだが、
のん&むつがいろいろあちこちにばらまきながら遊んでいて、
すっかり貧乏になってしまった。

特に捨てたりしていないし、探せばあるはず。
ままごと用品の箱を出して探っていると、かなりざらざら出てくる。
箱を棚から出してさらっていると、必然的にままごとに発展する。

私がお金を探し、ゴミを拾い、要るもの、要らないものを分けている間に、
せっせと横で料理する、のん&むつ。
むつは「切る」コトのできる食べ物のシリーズにはまったらしい。
ひたすら、包丁を動かす。
のん、奥の方にしまってあった食材を見て、
「こんなの初めて見た!」と歓声を上げる。いやいや、そんなこと無いって。

嬉しそうに、次々「お弁当」を作って届けてくれる。
うん、いいんだけどね。お母ちゃん片づけてるんだけどさ。

のんのままごと遊びも、ずいぶん進化した。
以前は上手く組めなかった「ハンバーガー作り」も上手だし、
「お弁当」は、「お母ちゃんは何が好きかなぁ〜?」などと言いながら、
中身を検討して入れたりしている。
やたら詰めたり、重ねたりするのは卒業したんだね、のん。



2003年11月20日(木) 気分の違い

朝から冷たい雨が降る。
昨日は日中は、風が冷たかったものの、トレーナー1枚でもOKくらいの
気温だったのに。
こんなに変動が激しいと、やはり体調を崩しそうになる。

薬が効いているのか、むつ、夜中に起きるほどの咳をしなくなった。
日中時折咳き込んで、私はつい「吐くか?」と、かまえてしまうのだが、
そんなこともない。
朝からパクパクご飯を食べ、元気。

のんは、あまり食欲がない…のだが、
こちらはどうにも具合が悪くて食べない、というわけではなく、
乗り気ではない、と言うことだけらしい。
好きなおかずだと、パクパク食べたりするし、
食事の前にちょっと気分の良いことがあると、
昨日は「きらーい」などと言っていたおかずを、
「のんちゃん、これだーーい好き!」などと言ってみたりする。

なんなんだ。

昨日の日記で、むつがクラブのコーチに話しかけられて、
すっかりシオシオになる…というコトを書いた。
こういうことも、むつ、のんが一緒だとずいぶん態度が違う。

どこか・・・例えば、買い物などに行って、話しかけられたとすると、
のんが真面目に、相手が何を言っているか聞いて、
返事をしようとかまえているのに対して、
むつは横でへらへら踊っていたりする。
のんの後ろにちょっと寄り添ったり、まとわりついてみたり。

あら、仲が良い…なんて思ってみていると、
あっと言う間にむつが離れてしまい、
のんが「手を繋ごう」などと言いながら、手を取りに行くと
「んん!(訳・いーの!!)」
などと言って、手を振り払う。
のん、むくれる。

逆の時もある。
むつが一所懸命に「手を繋いで・・・」と、のんを追いかけると、
のんはわざと違う方に行ったり、走っていってしまったり。
うわぁうわぁ泣きながら、私に訴えに来る、むつ。

本当に、気分ひとつ。
難しいんだなぁ。

夕飯後、のんがむつに投げキッスを教えた。
両手で口を押さえてから、「んーー、ちゅっ!!」
2人で何度も繰り返し、もらってしまった。



2003年11月19日(水) Tちゃんと遊ぶ

昨夕突然吐いて、びっくりさせたむつだが、その後はとても元気。
食欲も、モリモリある。

とりあえず、病院でもらってきた薬を飲ませて寝たのだが、
効果があったのか、昨晩〜今朝までは咳で起きることもなく。
朝も、非常にご機嫌よく起きてくる。

私も、昨日までの「何となく体調が…」という感じもなくなり、
すっきりした朝。

とりあえず、Tちゃんママに電話して、今日の予定を検討。
Tちゃんはすでに「嘔吐下痢」の風邪は先週にすませたので、
お互い元気ならば行こうよ、ということになり、
今日もプールへ。

実は通常、火・金曜日に行っているのだが、
今週Tちゃんママは仕事の都合で火・金両日とも来られない。
そんなわけで、水曜日に私がおつきあいすることにしたのだ。
今までのプールと違い、スイミングクラブなので、
会員になっていればいつでも行かれるところが利点。

プールで先に一泳ぎしてから、久しぶりにTちゃんと遊ぶ。
Tちゃん、保育園に慣れてきたらしい。
もう泣くこともなくなり、食事も、散歩も、とても楽しんでいるとのこと。

よそのお子様とはいえ、生後2ヶ月から(正しく言うとおなかにいた時から)
一緒にプールで会っていた仲なので、
どうも他人事と思えず、そんな話を聞くととても嬉しくなってしまう。

気分的に落ちついているのか、Tちゃんとむつ、とても良く遊ぶ。

本を見たり、歌を歌ったり。
ちょっと時間的に遅くなったので、Tちゃんのママが持ってきたお芋や、
うちが持っていったオニギリを、2人で並んで座って、ぱくぱく食べる。

うーん、とてもいい光景。

お腹いっぱいになったところで、むつが寝てしまったので、
Tちゃんだけとじっくり遊ぶ。

シール帳を持っていったので、それを貼って遊んだり、
プール(一応観覧席なので、よく見えるようになっている)でやっている
アクアビクスを見て、くねくね真似したり、
歌ったり、床掃除したり。
(…床掃除は、Tちゃんがウエットティッシュを出してしまったので
じゃあ掃除しよう!!ともちかけた。喜んでやってくれる。)

コーチたちとも、すっかり顔見知りになって、
「Tちゃん!」などと呼んでもらい、嬉しいTちゃん。

ちなみにむつは、コーチに「むつちゃん」などと呼ばれ、
話しかけられ、それまで楽しく遊んでいたところが
すっかりブルーになり、
「おかあちゃん…あの人、私に何か言ってくるんです………」
と言う感じでしなだれかかってきて、寝てしまった。

ま、大人しくて、静かで、良いんですけれど。
もちっと、社交性があっても、楽しいんじゃないか?と思ったりして。



2003年11月18日(火) 今度はむつ?

明け方近くまで何度か気分が悪くて起きたりしたのだが、
朝になる頃にはだいぶ回復。
大丈夫そうだ。

朝食は、のんと父ちゃんの分は普通に作って、
私はレトルトのお粥をすすっていたら、むつが食べたがる。
少しあげると、指を立てて、「っと!」と言う。
最近覚えた言葉。「もっと」の意味で人差し指と親指を立てて、
「っと!」と言う。
私が、「もう一回?」と、人差し指を立てたのが始まりらしい。

・・・。
それにしてもむつ、言葉が遅い。

「うちの子、遅くてどうしよう…。こんなことじゃ幼稚園にも…。
 発達に何かあるのでは…。どこかで診てもらった方が…。」

などと心配するキャラクターではないのだが、
のんが同じ頃にはすでに「おなかすいた」「おかいもの?」
「いらっしゃいませー」などという言葉をあたりまえに発していて、
歌もかなり歌えた記録があるので、
それと比べると、…あらあら、くらいには思ったり。

まぁ、静かで良いのだが、(←いけませんね、こんなコト言っては)
言葉が出ないために、私と意思の疎通が上手くいかず、
お互い「キーーー!」となることも多い。
早く言葉が出れば、それも減るのでは…と、期待をかけたりする。

午前中、私の調子もだいぶ回復したので、
いつもの予定通りプールへ。
Aちゃんママと交代で、とりあえず昨夜からの様子を考えて、
歩いたり、スカーリングしたりするのを中心に、時間も短めに入る。

でもプールに入って、ちょっとすっきり。

これで一通り風邪の猛威が去ったか……?
と、思っていたら、夕方。
むつ、いきなり吐く。

吐く直前は少しぐずぐず言っていて、
「ハイハイ、それじゃ少し抱っこしようか…」と、手をさしのべた瞬間に
吐いた。
うひゃあ。

大騒ぎになったのだが、当の本人はすっきりしたのか、その後元気。
慌てて病院に連れて行くが、またしても病院で踊るむつ。
(何故踊る??)
ご機嫌良いこと、この上ない。

どうも今年の、いわゆる「子どもの冬の風邪」、嘔吐と下痢の風邪は、
吐いてしまえばオシマイ、という感じらしい。
のんの時にもそう言われた。

水曜日にTちゃんのママと約束していたので、夜電話したのだが、
どうもTちゃんも先週末(のんと同じ頃)に、1晩だけ吐いて、
その後ケロッとしていたらしい。
「水曜日の約束は、むつの朝の様子を見て決める」と言うことにさせてもらう。

むつの様子を案じるのだが、
病院から帰ってきたむつ、ご飯を欲しがり、小さいおにぎりを2つも食べる。
いやーん。

そんなわけで、元気な様子です。
この日の日記も、19日の朝、記す。



2003年11月17日(月) 異変なし…のはずが。

16〜17日にかけての夜も、のん、特に異変なし。
やはりむつは3時頃咳をして1度起きる。

病院でもらった四角いシール状の薬…どうも気管を広げる役割らしい…を
貼っているのだが、効果があるのかなんなのか。
最初胸に貼ったら、
「お?(訳・お母ちゃん、何かくっついていましたが)」
と、ベリッとはがされたので、背中につけることに。

朝、起きてきたのん。
何やら、ダラダラしている。
だが、最近の朝、特に月曜日の朝は、土日の楽しさの余韻があるのか、
ダラダラ、ずるずると支度をすることが多い。
こういう時、風邪の影響で具合が悪くてだらだらしているのか、
ただ気分的にだらけているのかがわからなくて、困る。

私はハラハラ。
実は、Tくんママとちょっとお出かけして昼ご飯の約束をしている。
幼稚園を休むくらいに具合が悪い様子なら、
早めにTくんママにも連絡しておかなければいけない。

・・・。
具合が悪いのかどうか、をきちんと聞いてみる。
具合が悪いのだったら、今日幼稚園をお休みするが、どうしようか、と。

「幼稚園行く」

それなら、ぱっぱと用意しなさい!!!

・・・幼稚園好きな子どもで、ありがたい。
もしも私自身が幼稚園の頃、そんな風に親に聞いてもらったら、
絶対に具合が悪いから休む、と言っていたはずだ。

そんなわけで、のんを送り出し、ぱたぱたと用意して、
お出かけして昼ご飯。
行く道でむつが寝てしまい、これはゆっくりランチできる…と思ったら、
店に入ってテーブルに着いたとたんに、
「む?何か良い匂いがしますが?」という感じで起きられた。
ショック。わはは。

そんなわけで、とても久しぶりにTくんママと、むつ、私の3人でランチ。
のんびり、ゆっくり。

・・・ゆっくり食べ過ぎたのか、(ブッフェ形式の店だった)
それとものんの風邪がうつったのか、
夜になり、私、気分が悪くなる。
とりあえず子どもと父ちゃんに夕食を食べさせ、早々に寝る。

そんなわけで、この日記。19日の朝、記す。



2003年11月16日(日) のん&むつ、元気に遊ぶ

のんの容態。
15〜16日の夜は、一度も咳もせず、吐かず、下さず、
無事に朝を迎えた。
むつは一度ひどい咳で起きたが、日中はほとんど咳をせず。
(どういうことだろう?)

いろんな方にご心配いただいたのが、申し訳ないくらい、
日中ののん&むつ、2人とも元気。
のんは昨日の午前中、さすがに少し食欲が無かったが、
今朝からは「お腹空いた」と訴え、うどんやお粥では嫌がって、
ロールパンをぱくぱく。

また悪化するのを恐れて、私が
「急に食べるとお腹がビックリするよ、少しずつ、ゆっくりね…」と
言っても、かなりの勢い。
「もうもらえないの…」などと、ガッカリした顔をする。

昼ご飯は肉まんを蒸かし、油を使わずに焼きそばを炒め、あんかけにする。
あれよ、あれよと言う間に、いつもよりたくさん食べた気がする。
いやーん。

ご心配いただいた皆様、ありがとうございました。
月曜日も登園できそう。…良かった〜。

ただ、とりあえず今日まで、大人しく家で過ごすことに。
本当はちょっと風が強いが、暖かな日差しで、
公園にでも連れて行ってやりたいところなのだが。

2人で遊ぶ。
早速、取り合いでケンカ。
でもどうしても、同じ遊びをする。

のんがシールと塗り絵のできる塗り絵ノートで遊んでいると、
テーブルの反対側にむつが座る。
ノートと、シールを出してやると、なぜか向こう側から伸びてきている、
のんのノートの端っこにシールを貼る、むつ。
怒るのん。

粘土をするのん。
隣に座って、粘土を分けてもらうのを待つ、むつ。
思うように分けてもらえずに、ケンカ。

ボールで遊んでいる、むつ。
のん参入。転がし合って遊ぶ。むむむ?なかなか、うまくいく。

のん、お絵描きが一通り終わる。
「紙芝居見たい人〜」
むつが返事。「あーい」
「じゃあここに座ってくださーい」のん上機嫌。
自作の紙芝居をむつに読んであげる。
「アンパンマンと、だんご3兄弟がやってきました。」
むつ、いちいち頷く。「うん」
「そこに緑のボールちゃんが来て、……」
「うん」「うんー」。
なかなか、いい光景。

でも、そうかと思うとじきにお買い物ごっこが始まり、
どっちの買い物籠をどっちが持つかで、きーきー、きゃーきゃー、
涙ながらに争ったりしている。
・・・。どっちでもいいじゃん、と思うのですが。



2003年11月15日(土) 病院へ

14〜15日にかけての夜〜朝、1時から4時過ぎまでにかけて
3度ほど吐いた、のん。
朝は比較的すっきり起きる。
むつの咳もあったので、朝一番に2人とも病院に連れて行くことに。

病院の待合室で、大人しく本を読む、のん。歌いながら踊る、むつ。
土曜日の朝は子どもよりも、大学病院からの専門の内科の先生を目当てにした
年配の方がとても多く、むつに笑いかける。

人見知りなんだか、そうでないんだか、
見られると更に踊るって、ポーズをつくって見せたりする、むつ。
「何歳?」と聞かれる。
むつ、指を1本出してみせるようになった。
そのうしろで、本の影から指を4本立てて、黙ってにこにこする、のん。

最近、2人のこんな光景がよく見られるようになった。
のんの方には気付いてもらえないことが多い。
思わず私が「のんは4歳なんだよね」と、フォローを入れたりして。
ま、仕方がないのだけれど、ちょっと可哀想に思ってみたり。

診察の結果は、この時期によくある、お腹の風邪だそうで、
下すのと、吐くのがいったん落ちつけば大丈夫、とのこと。
吐き気さえなくなれば、月曜日には登園できるでしょう、と、言われる。
薬ももらって、一安心。

むつのボタン好き、日に日にエスカレート。
診察の時にも、聴診器を背中に当てるために、
私と向かい合わせになるように抱っこしたら、私の上着のボタンを留め始める。

のんとものの奪い合いになった時にも、
ふとした拍子でのんのカーディガンのボタンが留まっていないことに目がいき、
やわらのんの胸に飛び込み、ボタンを留め始める。

眠いが、腹が減った…と、最悪の状態でぐずり始めた時にも、
私が抱っこすると、上着のボタンが目にとまる。
ちくちくと留め始めたので、上着だけをその場において、私は夕食の準備…。

今「幼児ボタン留め選手権」があったら、「集中しましたで賞」くらいは
受賞できると思う。

食欲はあまりないものの、元気なのん。
吐いたり、下したりと言うこともなく、1日を過ごす。
寝不足のせいか、やはり体力も落ちているのか、昼寝はかなり長め。

病院では「たぶんむつちゃんにもうつるよ」と言われた。
が、いっこうに食欲の衰えない、むつ。
のんのように急に吐かれたら…などと考え、
つい食事をセーブしたりしたくなるのだが、そんなことは不要らしい。

ま、とりあえず元気と言うことで、良いのだけれど。



2003年11月14日(金) むつとボタン/のんダウン…

むつの咳、13日夜は1度。やはり、起きるほどの咳だったが、
朝はご機嫌。
様子を見るが、食欲もあり、元気もあり、咳も出ないので、
とりあえずプールに行くことに。

金曜日はAちゃんママと2人で交代に泳ぐ。
私が先に1時間泳ぎ、Aちゃんママと交代。
やはり場所に慣れていないからか、むつ、後半私が帰ってくると
私にべたべたくっついて、せっかくAちゃんと遊ぼうと思っても離れない。

後でAちゃんのママに聞くと、
私がいない時、むつはしっかり自分の靴を下駄箱にそろえて入れたり、
Aちゃんをリードして遊ぶような態度をとるそうである。
あらあら。その差は、どこから?

むつ。
ここ2日ばかり、ボタンに夢中。
押すボタンではなく、洋服に付いている、ボタン。
子どもの服だと、例えばオーバーオールの肩のところなどに、
3センチくらいの大きいボタンが付いている。
それを、たまたまきちんとはめられたのがきっかけ…だった気がする。

ボタンと見れば、留めたがる。
大きめのボタン、しっかりしたボタンホール、と、条件がそろえば
あっと言う間に留められるようになった。
私の上着などのボタンも、ほどよい堅さのものならば
時間をかければ留められる。

何か他の遊びをしていても、ボタンを見つけるとスイッチが入ったように、
ボタン留め、はずしに取りかかる。
ジーーーーっと、黙って、背中を丸めてボタンに集中している姿は、
ちょっと異様。

まぁ、指先の器用さも養われるし、その間とても静かで、
下手をすると20〜30分くらい黙々とボタンに向かっていたりするので、
助かると言えば助かる。
夕食の準備も、電話で何か用事を済ませるのもはかどるのだ。

が、はめられなかった時が大変。
自分の着ていたブラウスでも、一度全部ボタンをはずして、留めているので、
上手くはめられないとかんしゃくを起こして、
ブラウスも脱ぎ、ついでに何故かズボンも脱いで、それらを投げ捨て、怒る。

仕方ないので、留めやすいボタンの服を与える。
自分で上手く留められると、気分もいいらしい。

さて。
珍しく、昼寝をしたのん。
起きたら「お腹が痛い」と言い出した。
しばらく様子を見ていると、吐いた。
ありゃりゃりゃ・・・。

どうも、ここのところ流行の風邪らしい。
夜中も、3度ほど吐く。お腹の調子も良くない。
むつ、その度にすっかり起きて、遊びだしてしまう。
部屋はかなり早めに暗くして、布団についたのだが、
そんなわけでみんなで寝不足。

この日記も、15日昼に記す。



2003年11月13日(木) むつ、ご機嫌で病院へ

昨夜、むつがひどく咳をする。
2度ほど、いったん起きてぐずるほどの咳。
熱は特にないのだが…。
とりあえず、朝、のんを送っていく時に準備をして家を出て、
見送ったそのまま、病院へ。

むつ、お散歩気分。
ベビーカーを押していったのだが、「乗らない」という。
病院まで、歩いていく。元気だし、機嫌も良い。

小児科は全く混んでいなかったのだが、内科・リハビリ科の診療で混んでいる。
あまり迷惑になると困るので、少し離れた椅子で待つことにしたら、
そこから本棚まで絵本を取りに行くのがとても楽しかったらしい、むつ。
持ってきて、パラパラめくっては、また取りに行く。

寝不足でハイなのか、少し踊りながら取りに行き、
本棚の前でリハビリに来られた年配の方に「可愛いねぇ」なんて声をかけられ、
とたんに表情を硬くしてみたり。

診察では、特に喉も赤くないし、他に気になる症状もないことから、
とりあえず咳止めに繋がる薬などを処方していただいた。
これから悪化する感じもないようで、普段通りで様子を見ていていいという。
ちょっと安心。

帰りも元気にお散歩。こんな元気な様子を見て、更に安心。
薬局がとても混んでいた。
むつも元気だし、処方箋だけ出しておいて、
一回り散歩してから、薬を取りに行くことに。

むつ、どうやらすっかり「こっちがヨーカドー」というのがわかっているらしい。
いや、たぶん「ヨーカドー」とは認識していないと思うが、
「こっちに来れば楽しいものがたくさんある」という感じか。
ずんずん、私をヨーカドーに引っ張っていくが、残念ながら10時の開店前。
開かない扉に、怒るむつ。
もともとヨーカドーで買い物するつもりはなかったので、いいんだけど…。

ぷーぷー怒るので、「じゃあ、他の入り口さがしてみよう!」と誘う。
素直について来るむつ。
他の入り口に到達する前に、パン屋に入り、パンを買う。
むつの握りこぶしよりも少し小さな、甘めのパンを幾つか買い、
ベビーカーで食べさせるとすっかりご機嫌。
「入り口はどこか」なんて忘れた様子。

そのまま、薬局に戻る。
ピークが過ぎたらしく、待っている人も少なくなり、薬もできている。
いいなぁ、こういうの。
なんで今まで、こうしなかったんだろう?と思ったら、
そうか、たいていの場合は具合が悪くて来るのだから、
「一回りお散歩〜♪」なんて、できないんだ。

その後、帰宅してから昨夜の分を取り戻すように3時間ほど寝る、むつ。
起きてまたご機嫌。



2003年11月12日(水) むつと買い物、のん幼稚園へ

やっと晴れ!!
数日ぶりのお日様に、朝早くから思いっきり洗濯。
あまりにも量が多くなってしまっていたので、3回も洗濯機を回してしまった。

洗濯が一通り済んだら、買い物へ。
むつ、珍しくベビーカーに乗っていくという。
ベビーカーに乗せ、まずは銀行やらの用事を済ませ、ヨーカドーへ。
開店時間少し前に行ったので、むつをベビーカーから降ろして、しばし待つ。

オープンと同時に入店。
みんなでどっと入店したのが楽しかったのか、
笑いながら、小走りに売り場を駆け抜ける、むつ。

日用品売り場では、ちょっと落ちついて歩き始めたのだが、
いろんなモノが目について、目につくたびに私に「て!て!!(訳・見て!)」と
指をさす。

家の中では、最近、そう言って人に見せた後の品物を、
ポイと投げるクセがあるので、気が抜けない。
皿などの近くを通るたびに、ドキドキ。
そんな母の心中を察したか、売り場のものに関しては、指をさすだけ。ほっ。

時間いっぱいまで、そんな感じでウロウロ遊んでから帰宅。
ほどなく、のんのお迎え。今日は11時30分降園。

急いでご飯を食べて。
本日は、12月最初に行われる、のんの幼稚園の「おゆうぎ会」についての
説明会がある。
幸い天気が良いので、のんが自転車で、私はむつのベビーカーを押して
行くことにした。

ぞろぞろと、慎重に移動して、20分弱で到着。
うん、まぁ、のんを歩かせるよりも時間は短いし、
私が2人を自転車に乗せてくるよりは、精神的な負担が軽い。

とはいえ、午前中から遊び回って、20分もベビーカーで揺すられたむつは、
すっかり夢の中にいってしまった。

のんは着くやいなや、もう友達と園庭で遊んでいる。
かと思うと、私より先に部屋に入っていたり。どうにも、落ち着かない。
ふと見ると、Tくんがのんの教室をのぞいている。
私の顔を見るとにっこり。どうやら、のんと遊ぼうと誘いに来てくれたらしい。
のんに知らせると、2人でぴゅうっ、と園庭へ。良いカップルだわ。

むつができるだけ寝ていられるように、最後の方に部屋に入り、
後ろの方でむつをタオルにくるんで抱っこしているつもりだったら、
最後にはいったら先生のお隣の席しか開いていなかった。わはは。
恐縮しながら、先生のお隣で膝にむつを寝かせて話を聞く。

のんの園、おゆうぎ会の衣装などは、「園や家庭にあるものを使って」が原則。
使い回しだが、とても可愛い衣装がたくさん園にある。
見せてもらって、ちょっと感動。
ふうーーん、こんな衣装を着て、踊るのか。

帰りも、もちろん、のんの自転車とベビーカーで大移動。
いろんなところにこの形態で行っているので、のんもかなり慣れてきていて、
「一列に!」と言うと、すっと私の後ろについて走ったりできるようになった。

お友達のママさんに、「のんちゃん、自転車で来たの!」
「すごーい、エライねー」などと言われ、鼻が3センチくらい高くなって帰宅。
疲れたのか、数分で昼寝をし始めてしまいました。



2003年11月11日(火) 天気は悪いが、調子は良い。

11月から、新たにスイミングクラブに入会したのだが、
およそ火・金曜日が都合がつきやすい。
そんなわけで、火・金曜日が、プールの日に定着しそう。

あいにくの天気。雨が小雨になったり、本降りになったりの繰り返し。
東京地方はずっとこんな感じで、寒い日、曇りの日ばかり。
洗濯物が、限界に達している。

そんな中、むつを連れてプールに向かう私。
むつ、長靴とレインコートがすっかりお気に入り。
とてとてと手を繋いで歩く。
…のだが。
スイミングクラブに行くには、最寄り駅から電車に乗る。
駅に向かっていたところ、むつは近くのヨーカドーに行きたいらしく、
どんどんとヨーカドーの方向に向かって歩いていく。
未だ開店前なので、入ることもできないのだが、
むつにいくら「駅に行くんだよ!」「まだヨーカドーやってないよ!!」と
言っても、ずんずんヨーカドーに向かっていく。
通じないのだか、あえて無視しているのか。

結局、これ以上つきあっていては目的の電車に乗り損なう、
ギリギリの時間で「じゃあ抱っこして電車に乗りに行こうか」と言うと、
するすると「抱っこ」の姿勢をとった。なーんだ。

ただ、長靴はやっかい。
すっぽ抜けるために、抱っこと同時に拾って、ビニール袋に入れて持つ。
傘もある。
荷物も、普段と違うバッグ1つに全部詰めてきた。
(普段はヒップバッグに貴重品、小物を入れ、
スイミングの用具・むつのおやつやお茶、着替えなどを手提げで持っていく)
おかげで、駅で切符ひとつ買うのにも一苦労。

ああ、そう言えば、のんがこのくらいの時、やっぱり雨の日も出掛けて、
やっぱり荷物がたくさんで、大変だったなぁ、と思い出す。
・・・が、
確実に、同時期の、のんとのお出かけの時よりは荷物が少ない。
要領が良くなったのか、はたまたズボラになったのか。

今日はTちゃんも、ママが仕事がお休みなので参加。
もう3日も保育園に行っているという。
(Tちゃんママは11月からパートを初めて、
Tちゃんはその間保育園の一時預かりに入園している)

長靴を、自分できちんとロッカーに入れる、Tちゃん。
「おお!さすが、保育園にいく子は違うね!!」と言うと、
とても嬉しそうに笑う。可愛い〜。

Tちゃんの保育園での様子、
初日はどうやらめそめそしていたらしいが、次からは昼寝の後少しぐずる以外、
とても元気に楽しくやっているとのこと。
Tちゃんもお腹の中にいる時からのお友達なので、
保育園での様子を聞くと、何やらとても安心したり、感心したり。
我が事のように喜んでみたりしてしまう。

むつとそう大した諍いもなく、無事にママたち1時間ずつ泳いで、帰途につく。

火曜日は、Tくんママが仕事の日なので、お迎えは、Tくんとのん、一緒。

Tくんが来ていてくれると、のんがTくんと遊ぶのに忙しくて、
私に何か言ってくることがほとんど無い。
そんなわけで、私ものんびり。

のん、夕食もぱくぱく。ここのところ、食事がとても早い。寝つくのも早い。
良い循環だ。



2003年11月10日(月) もぎ店参観

のん、数日前から
「月曜日だよ!!ドキドキするね!」などと言って、楽しみにしていたイベント。
今日は幼稚園の「もぎ店」の日。
園全体で「お買い物ごっこ」の日である。
子どもたちが紙のお金を持って、役員のお母さん方が園庭に出した
「お店屋さん」で買い物をして回るのだ。
弁当は不要。
アメリカンドック、お寿司、ヤクルト、ミカン、おやつが出るという。

前回は6月23日に開かれた。
その時、いろいろ想像して「どんなことになるんだろう…」と思ったのだが、
今回はなんと「参観日」として催される。
ばっちり、「もぎ店」の実態がつかめるというものだ。

そんなこんなで、時間までに園に到着。
あいにくの、雨が降ったり止んだりの天候のため、ホールで催されるという。
ええっ。
あのホールの中を、子ども全部が行ったり来たり…それは大変だ。
(と、いらぬ心配をしたら、やはり学年ごとだった。)

今回、参観日と言うことで「弟や妹の分も買いたい人は事前に」という
通知があった。
むつの分をあらかじめ頼んでおいたので、
受付で「むつの分」の紙のお金をいただく。
色分けされた、5枚のお金。むつ、しっかり握ってホールへ。

ホールではすでに、のんの学年(年少児)が買い物を始めていた。
お店が、前述の食べ物それぞれのお店、5店。
みんな首からリボンに通して、お金の紙を持っている。
片手には手提げ袋。買ったものはそこに入れることになっているらしい。

おっ、のんだ。
並んでいる間、とても楽しそう。前後の子と話をしたり。
でも、自分の番になると、とたんに真剣な顔。
慎重にお金を選んで出し、品物を受け取る。
お店屋さんに「ありがとうございました」と丁寧なお礼。ふふふ。

「お母様方、兄弟の方も一緒にどうぞ」という声があったので、
子どもがちょっと空いているお店を選んで行ってみる。

なるほど、5色のお金は、それぞれ店によって色分けされていて、
赤いお金だとアメリカンドック…と、決まっているのだ。
(そうか、だから飲み物だけ10本も買ってしまう子がいないのだ。)

むつの手に赤い「お金」を持たせて、「あそこに行って出してごらん」と指示。
とてとてとて。
緊張しつつ出すと、アメリカンドックを渡してくれた。
ぎゅーっとアメリカンドックを掴んで帰ってくる、むつ。
次はヤクルト。みかん…。

次々ともらえるうちに、持ちきれなくなった分だけ、私に渡す。
でも、仕組みはわかったらしく、最後は自分からお金を持って渡しに行く。
楽しそう。

子どもがみんな買い物が済んだら、部屋に戻って食べるという。
むつがアメリカンドックを食べ始めてしまい、遅れて部屋に入ったら、
子どもたちはもう着席して「♪もぎ店、もぎ店、うれしいな〜♪」と、
お弁当の歌を歌っていた。

しばしの間、楽しく食事。
のん、すごい勢いでアメリカンドックも、
お寿司(稲荷1つと、のり巻き2つだった。年長児になるにつれ量が増えるらしい)
も、ぱくぱく食べる。
すごい。なんだ、こんな勢いで食べられるのか。



2003年11月09日(日) 父ちゃんのいない日

我が家の父ちゃん。
仕事柄、朝はほどほどの早さだが、とにかく夕方の帰宅が早い。
職場が近いこともあって、18時頃には帰宅している。
また、バイク通勤で、酒も飲まないため「友達と飲みにいく」ことも皆無。

そんなわけで、職場の人の歓送迎会など、
年数回あるかないかの、よほどの事情がない限り、
父ちゃんは18時に帰宅して、夕食を共にとる。

そんな父ちゃんが、本日はちょっとイレギュラーな仕事が入ったために、
朝は5時出勤、夜は22時過ぎないと帰宅しないという。

まぁ、少し以前は残業もある仕事だったために、
私としては子どもだけにご飯を食べさせたり風呂に入れたりすることも
特にどうというものでもないが、
そんなことは露とも覚えていないのは、のん。

朝から興奮しまくり。
「父ちゃん、もういないの?」と聞いた時に、
私がちょうど父ちゃんの部屋の前だったために、ふっと開けて「いないよ」と
言ったところ、怒り出した。
「のんちゃんが見てみたかったのに!!!」
いや、誰が見ても居ないもんはいない。

午前中はだらだらと。
特に何をするでもなく、のんもむつもそれぞれ遊んだり、
ちょっと小競り合いをしたり。
本当は一日どこかに出掛けるか…?とも思ったのだが、
いつ雨が降ってきてもおかしくない天候のため、あきらめる。

「どこか行きたーい」のんが言い出す。
よし、それでは、選挙に行こう。わはは。
「お母ちゃんのご用事があるんだけど、一緒に行く?」
「いくいく!!!」とのん。「やーーー!(わーい、ということらしい)」むつ。
2人でいそいそ用意。

うちの選挙会場は、のんが通う予定の小学校。
子どもが歩いて…10分くらいだろうか。

以前も選挙に来たことがあるはずなのだが、当然覚えていないらしい、のん。
「学校に来た」ことで興奮する。
「なにするの!?」「通うの?!」
いやいや、今日は選挙、って言って…。と説明するが、どこまでわかったか。

投票の後は、校庭の遊具で遊ぶ、のんとむつ。
ジャングルジムをするすると登る。
あら。そんな風に遊ぶようになったの。のん。うわぁ、すごい。ひやひや。

むつはのんの真似をして、ぶら下がってみたり、足をかけてみたり。
が、他の子がちょっとでも近づくと、ピーピー言って私を呼ぶ。
ジャングルジムの中に入っている時に、他の子がジャングルジムに近づいた時は
大変だった。
まるで閉じこめられたかのように、出たがってウロウロするのだが、
慌てているので出口にたどり着かない。
変なところから頭と手足を出して、私の方に半泣きで訴える。
大丈夫か、そんなことで。

夕食時も興奮ののん。
「父ちゃんがご飯の時にいないなんて!!初めてだね!!」
いや、そうでもないのだけど。
「お風呂も、父ちゃんが居ないなんて!!お母ちゃん、大丈夫?」
いや、私はそんなに頼りないか?
寝る時も。「お父ちゃんが居なくて寝るなんて…」とつぶやいたかと思ったら
グーグー寝ていた。
興奮しすぎて、疲れたか。



2003年11月08日(土) ドーナツを食べよう

このところ、むつの返事、「はい」(もしくは「あい」もしくは「ぁはい」)が、
どうにも楽しくて、何かというと返事をさせてみたりする。へへへ。
そしてまた、本人も「返事」というのが了解の印と言うことを
わかってきたような感じである。

のんと何かの取り合いになる。
…というより、のんが持っているモノを横から引っ張る、むつ。
「むつちゃんのはこっちでしょう?」もしくは、
「ちょっと待っていなさい、後で貸してもらえるから」
などと声をかけると、
「あい!」と返事をして、素直に手を引っ込めたりする。
あらあらあら。
なんて良い子なんでしょう。

…と、思うのだが、少し経つとまた同じコトでケンカしていたりするので、
とりあえずその場は…と言うことなのだろうけれど。

さて。
本日は珍しく、休日出勤の父ちゃん。
昼ご飯は、のん&むつと3人で、ドーナツを買いに行く。
本当は「お店で食べたい!!」とのんが主張していたのだが、
最近ののん、どうしても外食中に1度はトイレに行く。
我が家の近くのミスタードーナツは、どうにもトイレの出入り口が狭く、
のん&むつ、2人連れて易々と行かれる感じのトイレではない。
かといって、テーブルにむつだけ待たせてトイレに行くなんて、不可能。
のんだけをトイレに行かせるのは、まださせたくない。
(治安の意味からいって、かなり大きくなるまでさせたくない)

そんなわけで、のんには諦めてもらって、買って帰る。
母親だけだと、こんな理由で諦めることもあるのだ。
外食産業、特に子連れが来るタイプのお店のプランをされる方、
もし見ていらしたら、ご一考を。

帰宅して、もしゃもしゃとドーナツを食べるのん。
むつは行き〜ドーナツやさんで待つ間まで、ずっとベビーカーに乗らず、
のんとうひゃうひゃ歩き回って遊んだ結果、
家に着く直前にくたびれて寝てしまった。

ドーナツ、選び放題で(そんなにたくさん買ったわけではないが)
「うーん…次は、これ!!」と楽しそうに食べる、のん。
久しぶりに2人で食事。
せっかくなので、いつもは父ちゃんが座る、のんの隣の席に座ってみる。

月曜日にのんの幼稚園で「もぎ店」が開かれる。
その話やら、今度12月に行われる「おゆうぎ会」の話やら、
いろんな話をしながら、ドーナツを食べる。
楽しい。ふふふ。
のんと2人で、穏やかなひととき…。

でもしばらくすると、
「あれ!何故私は寝ていたんでしょうか?何故2人だけで食べているんですか!?」
と言う調子で、むつが起きて走ってきて、ぐわし!とドーナツを食べ始めたり、
のんが「何かみたい!」などと言いながら
ドーナツの粉をまき散らしてテーブルを離れ、
「コラァ!」と怒られて、(私が)床を掃除することになったり、
騒がしい日常に戻るのだけれど。



2003年11月07日(金) スイミング/予防接種/早寝

水曜に入会したスイミングクラブに、今日はAちゃん親子と行く。
実は今月から、Tちゃんママはお仕事をはじめたので、
一緒に行かれるのは火・水曜日しかなくなってしまった。
残念ではあるが、仕方ない。

最近、むつがTちゃんと、おやつやオモチャをめぐって
つかみ合いのケンカをするようになってきていた。
前回の時も、それで何度かむつやTちゃんを制止したりしたのだが、
(基本は見守るのだが、あまりにも…だと、制止するようにしている)
本日は大人しいAちゃんと2人。
2人で穏やかに、スリッパを履いておどけてみたり、歌を歌ったりして過ごす。

私は2度目のプールで、まだ場所やシステムに慣れていないところがあり、
ドキドキで気疲れ。泳いでいるよりも、そちらの方が疲れる、小心者である。

帰宅して、むつの昼寝もすんで、のんのお迎え。
バスから降りてきたのんに、「どうする?」と聞くと、
「そのまま行く!」という。
どこへ行くかというと、予防注射である。

このところ、ほぼ1ヶ月ごとにのんとむつ、順番に咳をしたり熱を出したりして、
夏が終わった頃にするはずの注射の予定がすっかり延びていた。
朝、その話をして、「今日行こうね」と、のんと約束していた。
「良い子でできたら、帰りにおやつを買ってあげる」と約束。

幼稚園で、言いふらしたらしい。
「○○組のN先生にも、S先生にも(注射しに行くと)言っちゃった」と言う。
「がんばってね、って言われたよ」と、何やらご機嫌。

本当にがんばりました。
「先にする!」と、まずはのん、日本脳炎・追加1。
それを見ていたむつ、するすると席について、きゅーとも言わず、
三種混合の追加をチクリ。

先生が褒めてくださって、まずのんにアメを2つ、握らせてくれた。
むつが終わった後にも、また2つ、むつに渡してくださる。
のんは先に待合室に出ていたのだが、
むつ、待合室に急いで行って、2つもらったアメのうち1つを
「あい、あい(訳・はい)」と、のんに差し出す。
あら、まぁ。
むつ、どうやら「2つあるものは1つお姉ちゃんのもの」というのが
染みついているらしい。
「ああ、ありがとう」と、なんの感動もなく、ポンと口に入れるのん。
えええーーー!!!
だってのん、2つ持ってるじゃない!!と言う私の言葉は、不要らしい。
一緒に飴をなめて、幸せそうなむつ。いいのか、それで。

すっかり、のんの「昼寝ナシ」生活が定着した。
(参照・2003.10.26日記)
夕方18時前くらいに「ちょっと眠い…」などと言って
ごろごろし始めたりするが、
その時に夕飯を食べさせてしまえば、眠さのピークは過ぎるらしく、
19時台に風呂、20時台に少し遊んで、
21時になる頃には自分から「もう眠くなったから、寝ていい?」などと
言うようになった。
ありがたい。

そしてむつ。むつは、大凡、昼ごろに2時間ほど昼寝をするのだが、
夜ものんと一緒に寝ついてくれるようになった。
一時期よりも肌の調子がよいらしく、
以前のように「ぃたい、ぃたい(痒い…という意味だと思われる)」などと
言って、長々眠れない、と言うことも、ここ数日ない。

ありがたい。ありがたい。
そして、私もつられて早寝してしまったりするのであるが。



2003年11月06日(木) のんびりと雨の日・のん&むつのいたずら

昨夜から、雨が降り出した。
朝も雨が残る。しとしとと、細かい雨。

最近の送り迎えの時に、雨だった場合には、のんに傘を持たせ、
むつは抱っこ、またはおんぶで行っていた。

雨の様子を見る。…あまりザーザー降りではない。
これなら、大丈夫かな?と、むつにレインコートを着せて、長靴を履かせる。
うん、良い感じ。
長靴も、いつもベランダで履かせているものなので、ちゃんと歩ける。
何よりも、本人が喜んでいる。…と、思われる。

長靴で、慎重に、でもずんたかと歩いて、バス停まで。
のんも普段よりゆっくり歩いて、むつに合わせてくれる。
うーん、ご機嫌だと、こんなにも妹に優しくできる時もあるのにねぇ。

帰りも、ご機嫌で一所懸命歩いて帰宅。
帰宅したは良いけれど、まだまだ長靴・レインコートで遊びたいという。
予想はしていたので、そのまま玄関前で三輪車に乗って遊ぶ。

だんだん暑くなってきたらしい。レインコートを脱ぎ捨てて、
それでもまだ遊ぶ。
そう言えば、ここのところバタバタと用が忙しかったりして、
じっくりむつの遊びにつきあってやっていなかった。
今日はなんの予定もない。
じっくり遊ぼうじゃないか。

しばらくすると、今度は家の中に入りたくなったらしい。
入ると、そのまま本棚に直行。
本を取り出して、何故かオモチャのレジ(スーパーのレジのオモチャ)の、
バーコードを読みとらせるところに当てて、ピッ。
にっこりして私に本を渡してくれて、自分の本はまた取りに行く。
また、ピッ。

もう買ったから、並んで読もう、ということらしい。
ふーーーん。そんな遊び方をするのか。のんがやってみせたのか?

むつがとったのは「うたえほん」。
1ページあたりに1曲ずつ、きれいなイラストと共に童謡が書かれている絵本。
のんも、同じ頃これが大好きだった。
めくる度に私が違う曲に切り替わるのが楽しかったらしく、
何度も、何度も歌わされて、のんも何度も歌った。

むつも同じように遊ぶ。むつはまだはっきりと歌わないが、
手振りを真似したり、同じような声を出したり。
ああ、もうすぐ、もっとしゃべるようになるかなぁ。

のん帰宅。
ウェットティッシュを使って良いか、と聞いてきた。
昨日も同じコトをしたのだが、渡すと、何故かのんとむつでせっせと拭き掃除。
テレビ、タンス、床。
…すみませんねぇ、掃除の行き届いていない家で。

静かになったのでそっと見ると、なぜかタンスの取っ手のところに、
1枚ずつティッシュをはさんでいる。
しかも、むつがティッシュを持ち、のんがむつを腰のところで抱えて、
高いところの取っ手まで。

うわぁ。初・2人で共謀していたずらだ!!
何やら感動。ふふふ。何故「そうしよう」と言うことになったんだろう。
ああ、混ざりたい。
「コラァ」と、軽く声をかけると、
のん「だってむつちゃんが…」と困ったような声を出す。
ふふ。「ちゃんとあとで使ってね」と声をかけた。



2003年11月05日(水) のんの手紙/初スイミングクラブ

のん、朝、急に「Hちゃんにお手紙あげるの」と言い出した。
ああ、そういえば先日は「Aちゃんからもらった」と、
可愛いメモ用紙に何やら書いてあるのをもらってきたと見せてくれたっけ。
どうやら、「お手紙」と称して、メモ用紙を1枚を折りたたんで
友達同士交換するのが流行っているらしい。

「へぇーー、Aちゃんがくれたの?」と聞くと、
「ううん、AちゃんがYちゃんにあげて、Yちゃんがのんちゃんにくれたの」
・・・。果たしていいのか、それで。

ま、いいらしい。
そんなわけで、メモ用紙を1枚あげると、何やらごそごそ描いている。
「しょくぱんまん」を描いたという。うむ、確かにしょくぱんまん。
(でも何故?)
自分の名前をサインして、折りたたんで。

バス停に着いた時、何やらごそごそやっている。
どうしたの、と声をかけると、手紙がないと言う。
ポケットに入れていなかったの?と聞いても、よくわからないらしい。
ここについた時にはあった?と聞いても、わからない。
まるで迷子のまいごの子猫ちゃん、だ。

仕方ないよ、また明日持って行きな、と送り出す。
帰宅すると、床の上にぽろりと落ちているもの。
Hちゃん宛の手紙だ。
ふふふ。
むつがいじらないように、上の方に保管しておく。

バタバタと支度して、むつを連れてでかける。
昨日行った、スイミングクラブ。
今日は入会手続きをして、時間が大丈夫ならば、
さっそく交代で泳ごう、と言うことになった。

開館になる10時集合。
少し前についたので、先に手続きを済ませる。
フロントの方には「親子水泳」の申し込みだと思われて、話を進められる。
「イヤ、入会は私なんです」と言うと、「あら」。
そりゃそうだ。
何やら、申し訳ない気分になったりして。

実は、このスイミングクラブはTくんのお姉ちゃん2人が
小学校に上がった時からずっと通っているクラブ。
ちなみに、2人は、ここでシンクロナイズドスイミングを習っている。

そんなわけで、Tくんママから「子どもたちはここにいればいいよ」という
場所を教えてもらっていた。
他の観覧席とはちょっと離れたところだが、
プレハブの1室のようになっていて、プールがとても良く見える。
泳いでいても、部屋の中の様子がわかるし、
外へ出るのにはドア1枚。階段もない。

とりあえず、場所を確認して、「ここなら安全、安心だね」と
話がまとまる。
飲食もOKらしい。
さっそくそこを拠点にして、とりあえず今日は様子見で、
1人ずつ、1時間弱泳ぐことにする。

部屋はほとんど他の方が来なくて、とても居心地がいいが、
コーチ室からプールへの通り道になるので、何人かのコーチに声をかけられた。
私たちが「預けっこして泳ぐ」と知ったコーチ、
「すごい、協力体制だ!」…褒められたのか、呆れられたのか。

むつ、慣れない場所で興奮したのか、
Tちゃんとのおやつの取り合いでくたびれたのか、
帰り道あっと言う間に寝てしまい、家についても起きない。

とりあえず、また金曜日に泳ぐ予定。
細くとも、長く続けたいと思うのだけれども、どうなるだろう。



2003年11月04日(火) スイミングクラブ見学

のんを送り出したあと、家のことをすませ、10時半に家を出る。
目指すは、隣駅にあるスイミングクラブ。

せっかくここまで泳げるようになったのに、
プールの閉鎖と同時に泳ぐのをやめてしまうのは惜しい、と
Tちゃんママ、Aちゃんママと話がまとまり、
どこで泳ごうか検討していた。

できるだけ早い時期にきちんと決めないと、なんとなくなあなあで
泳がなくなってしまうのもイヤだよね、と、
今日、さっそく隣駅にあるスイミングクラブに見学に行くことになったのだ。

実は、私がのんを産む前数ヶ月通っていたところ。
その時には会社帰りだったので、スイミングはほとんどせず、
フィットネス・マシンジムの方に毎週通っていた。

ほぼ5年ぶりに来館。
一通り設備を見て、むつたちを居させる予定の場所を考え、
料金表を見て説明をしていただき、
Tちゃんママ、Aちゃんママと、休憩室で検討する。

今までのように毎週2回、3人で…というのは難しいかもしれないが、
週1回は来られるだろうと言う話しになる。
もう一度、それぞれが家族に頼んだり、
時間の都合をつけて約束して来ることができれば、充分に元が取れる。

やってみよう、と言うことになる。
明日、午前中に入会手続きをすることに。

知らない場所でくたびれたのか、むつ、帰り道で寝てしまい、
電車に乗り降りしても(とはいえたった2分の乗車だが)起きない。
家についても起きない。
おかげでお迎えの時間まで、少しのんびり。

火曜日はTくんを預かる日。
一緒に帰ってきて、「おやつ、おやつ」とうるさい、のん。
それなら給食を残さず食べてくればいいのに。…と、つい思う。

のん、給食はどうも残さず食べる、と言うことがほとんど無い。
以前1回だけ「残さず食べた印」の赤いハンコをもらってきたが、
それ以降はずっと「残した印」の青いハンコ。
話しによると、年長児にあわせて、白いご飯がかなり多いと言うので、
量的にも多いのかとは思うのだが…。

ミカンと柿とリンゴでおやつ。
どんどんむいても、どんどん無くなる。
むつも負けずに食べる。

ぺろりと平らげ、それでも「おなかすいたー」といっている頃に、
Tくんママ帰還。

前回のようにぐずることもなく、スムーズに見送り。

実はこの、見送りの時ののんの態度を一番心配していたので、一安心。
その時によって、本当に差があるなぁ。



2003年11月03日(月) 最近ののん&むつ

三連休の最終日は、冷たい雨が降る。
私も父ちゃんも、昨日までの疲れがピークに達していたので、
その点で恵みの雨。
一日、のんびり過ごす。

のんは先日動物園でおみやげに買ってきた、
シールを張り合わせていってパズルにする形式のシール帳が
すっかりお気に入り。
ぴったりに貼って、見本の絵と見比べると、間違い探しもできる。

5つ間違いがあると言うが、かなり細かい。
私や父ちゃんのところに持ってきて、
「あたしは、ここと、ここと、ここを見つけたんだけどね、
 あと2つ、どこだと思う??」
などと聞いてくる。

…そういえば、ここ最近、のんが自分のことを
「のんちゃん」ではなく、「わたし」「あたし」などと言うようになった。
幼稚園でもお互いそう言っていたりするのだろうか。
いっちょ前のいい方で、何やら可笑しい。

ここ数日、よく食べるようになった。
昨日のジイジのお家では、遊ぶ方ばかりが楽しくて、
「本当にご飯、食べないわねぇ」などとバアバに心配をかけ、
「これ食べないと○○してあげない」などと、
バアバに「にわか躾」をされたりしたが。
 …時折、バアバは何かあると責任感を感じるのか、
  そう言ったことを口にする。が、結局それをしなくても
  何かあげたり、のんにとって良いことをしてあげたりするので、
  中途半端なことになる。
  そんなことをわざわざ言わなくて良いのになぁ、と
  思ったりする。……てへへ。以上、つぶやきでした。

が、家では本当に、朝ご飯も含めてよく食べるようになった。
また数週間経つと、「食べない」と思う時期が来るので、
ただ単に「今は食べる時期」なのだと思うのだけど。

むつ、はっきりとキャラクターを指さしで区別できるようになった。
「○○は?」と聞くと、「れ!」と指をさす。
なんのキャラクターかは、悔しいので割愛。わはは。

いろんなオモチャを自分で出して、いつの間にかひとりで遊んでいる。
のんの動向も見ながら、
のんが本を出すと、自分も出して隣に行って、読んでいたりする。
(読む、と言ってももちろん眺めるだけだが)

一日家にいたために、体力があまってしまったのか、
むつが昼寝をしないまま18時を過ぎてしまった。
いつ寝てもいいように、と先にむつだけご飯を食べさせてから、
夕食の支度をしていたら、
ベビーラック…
(のん、むつの小さい時に使っていた、ゆりかごにもなるハイ&ローチェアー。お友達が来た時に使う以外は、現在もっぱら洗濯物置き場になっている)…の、
洗濯物をみんな床に落として、その中でむつが眠っていた。

あらあらあら。

そして、みんなが夕飯を食べ終えた頃に、元気いっぱい起きる、むつ。
風呂に入っても、のんが寝ついても、まだ元気なむつ。
勘弁してくれ。



2003年11月02日(日) テニスしましょう

日曜日はほぼ毎週、バアバはテニスをやっている。
区立の公園に併設されたテニスコートを申し込んでやっているらしい。
だいたい全員で10人ちょっとのテニスサークルで、
うちの父ちゃんの同級生のパパ・ママ、そしてそのお友達で構成されている。
(お互いの子どもが小学校時代からのお友達だという。)

時々、子ども(と言っても我が家の父ちゃんと同じ年)が一緒に来たり、
その嫁や婿が一緒に来たり、はたまた孫が遊びに来たり。
そして、年に1度以上はみんなで旅行に行く。

とても…羨ましい、と言っていいのか、そんな関係。
できれば私たちのプール友達も、
そんな風につきあっていきたいと思ったりする。

さて。
その「テニスサークル」。
Tくんのママがずいぶん以前から「混ざりたい、テニスしたい」と
言い続けてきた。
いやはや、すごい人だ。わっはっは。

ちなみに、私は、自分が少し知っているくらいの人の間に交ざって
スポーツをしようなどとは、夢にも考えないタイプである。
知らない人同士の間に交ざって…など、なお考えられない。

なので、何度かそのテニスサークルもお誘いをいただいていたのだが、
ずっとお断りしてきた。
のんやむつを連れて遊びに来たらいいのに、とも言われていたが、
どうにも(のんは特に)人見知りがひどく、
青ざめた顔になって帰ってくるのが明らかだったので、
それもお断りしてきた。

が。ついに。Tくんママがそのテニスサークルに参加することになる。
とりあえず、Tくんママの紹介に、私は行かなければならない。

子ども2人を父ちゃんに頼んで、公園に行って、紹介して、
さっと帰ってくるつもりだったのだが、
Tくんと真ん中のお姉ちゃん(小3)も行くというので、
父ちゃんも一緒に行くから全員で行こうと言うことになる。

早起きして、公園に。9時スタートである。
とりあえずTくんママを皆様に紹介。
むつはあまり皆様にお会いしていなかったので、こちらも抱っこして挨拶。
のんは挨拶もそこそこに、Tくんとお姉ちゃんとの3人で
ウハウハ遊びはじめる。

テニスが始まる。
Tくんママのことは、自分から「混ざりたい」などと言う人なので
何も心配いらない。
それでは帰ろうか…とも思ったが、のん、すっかり遊んでいて
到底連れて帰れる雰囲気ではない。

結局、テニスの時間3時間、むつを抱っこしたり、遊ばせたりして
公園で過ごすことになる。
くたびれた!!!
のんも3時間以上みっちり遊んでくたびれたのか、帰宅して久しぶりに昼寝。

夜は夜で、先日の運動会のビデオを見たいというので
バアバのお家に行くことになる。
あまりに疲れたので、徒歩ではなく、自転車で。
父ちゃんが私の子乗せ自転車にのんとむつを乗せ、
私はのんを産む前に使っていた古い自転車を引っ張り出してきた。

すると帰りに私の自転車のタイヤがパンク。
私だけ徒歩で帰る羽目に。!!!!!!

Tくんママからメール。
「とても楽しかった、来週もまた朝の9時に!」というので、
「ひとりで行きなさい」とメールしたら、
「(;_;)」というメールが来た。わはははは。



2003年11月01日(土) 動物園に行こうよ

少し前から、のん&むつを動物園に連れて行きたい、と
父ちゃんと言っていた。
いろいろあって、なかなか実現できなかったりしたのだが、
今日、やっと実現。

11時頃に出発。
のん、「動物園に行く」と聞いて張り切る。跳ねながら歩く。
到着前に疲れてしまうからやめろ、などと言っても、耳に入らないらしい。

我が家から最寄りの動物園というと、上野動物園。
昼少し前に到着したので、とりあえずは昼食を先に済ませる。
上野駅を出てすぐのところのファーストフード店。

外食の時も、家で食事の時も、私たち4人はほぼ100%、
むつと私、のんと父ちゃんが隣り合わせに座っている。

それが、そのファーストフード店のテーブルに着いた時、
のんとむつがするすると隣同士の席に座った。
…。一瞬迷ったが、ファーストフードだと、むつはもうしっかり自分で持って
食べられるし、特にこぼすような汁物は買っていない。
いいだろう、とそのままに座らせて食事。

あら。新鮮。
テーブルをはさんで、顔を正面から見て食事するなんて、
本当に初めてかもしれない。
むつはこんな顔をして食べるんだ、なんて、ちょっと感動したりして。

さて、動物園。
2人とも、予想以上に喜んでくれました。
動物のいる公園、はよく行くのだけど、
動物園は本当に久しぶり。
前回を思い出しても、のんが全然違う。

「次は?」と次の動物を楽しみにしたり、
「もっとよく見たいの」と、気に入った動物は長々と眺めていたり、
「もう一度見たい」と順路を戻ったり。
むつが途中寝てしまうと、のんと父ちゃんでモノレールも乗りに行ったり、
小動物園に入ってヤギを撫でてきたり。
まさに、フル回転で遊び回る、のん。

『夜の動物』と言うことで夜行性の動物が集められ、暗くしてある部屋がある。
前回ののんはここが気に入って、帰宅後もずっと中の様子を話していた。
が、今回、どうもすっと入ろうとしない。
結局は入ったが、ビクビクしている。
「どうしたの、なんでもないよ」と言うと、
「子どもには、この部屋はちょっと怖いってコトだよ」などと、
まるでピグレットのようなことを言う。

一通り全部見て、遊んで、閉園の17時の音楽で退園する。

のんが一番長く見ていたのは猿とワニ。
猿山は飽きずによーーーく見ていました。
ワニは…何が気に入ったのか、一度出口から出たのに、
「また見たい!」ともう一度、ワニのいる展示室に入り直すほど。

むつは…なんだろう。
クマとペンギンが、長く見ていたかなぁ。
そして、何故か動物ひとつひとつに手を振る、むつ。
寝ている動物がいると、「ねんねー」と檻にしがみついてみるのに、
むくり、と起きあがってくると、「ひーーー!」と私にしがみついてくる。
大丈夫だよ、来るわけないよ。うふふ。

2人のおみやげは、シール帳をそれぞれと、
腕にはめるちいさなウサギ型のコインケース。
何故か、それをおでこに当てて喜ぶ、のん&むつ。????
まぁ、仲良く楽しくやっていたら、いいけれどさ。


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