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不穏な風。 でも涼しいから助かる。 ラーシュ・ケプレルの「催眠」はデビュー作らしい。 覆面作家の触れ込みだったそうだが今では純文学系作家ご夫婦の共作ということがわかっている。 そのためか文章の滑らかさ(翻訳家が上手い?)表現の豊かさなどストレスなく読めていい。 心理面も丁寧だしリーダビリティも抜群だから読み始めればぐぐっと進むのだが、如何せんミステリとしてはやはり粗はあるかなあ。 いわゆるツッコミどころだ。 しかし、そこを上回る魅力があれば私には全然無問題だ。 マイケル・ロボサムなんかその典型だもの。 今回はそれはヨーナに尽きる。 ヨーナが活躍してくれればワタクシ無問題。 だからヨーナをもっと出してくれと思うわけで、今回はそこがちょっと残念だ。 まあでも流し読みはしたくないのでゆっくり丁寧に読んでいくつもり。 その代わりといってはなんだけどイタリア物でP分署シリーズに取り掛かった。 北欧物よりもう少し手軽に読める筈。 エド・マクベインの87分署シリーズをリスペクトしているらしいので好みだと思うんだけどさて。
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