NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
役柄で手話を習ったというべーさんが中居をイメージすると、 (多分ロックダンスを)踊っている中居とステージ袖で息切れしながら給水(或いは酸素吸入)している中居らしい。 ふふふふ、よく見てるなあべーさん。 前はよくライブを見に来ていたからね。 いつだったか札幌から帰れなくなってSMAPと一緒の飛行機に乗ればいいじゃないとみっちーに言われて同席したこともあったっけ。 7人目のSMAP?(笑) またそんな楽しい日々が戻ってきますように。 先日読了した本格風ラノベミステリ「呪殺縞の殺人」と「巫女島の殺人」(萩原麻里著) いまだに著者名が覚えられないというかピンとこないがモチーフは好みだった。 古来から呪詛と呪術を生業とする一族がその所業ゆえ島流しになり生きながらえてきた島が日本には幾つかあるという。 その島は呪殺島と呼ばれている。 という民俗学的設定はとても興味深い。 そこで起きる殺人は色々とツッコミどころがたくさんで一々言ってはいられないし、 そもそも私はそういうのをスルーする質なのでまあどうでもいいというか(いいのかい) それよりも語り手である「僕」ののほほんとした軽い独白に苛々してしまった。 それが緊張感を全部ぶち壊しにしている。 しかも「僕」の心の声が状況説明も兼ねていてくどい。 いちいちそこに説明を入れなくても読めばわかるよそれくらい想像できるよ、と言いたくなる(笑) 1作目は「僕」が記憶喪失になってしまったので彼本来の言葉なのかどうかは判断つかなかったけど 2作目でも言葉の軽さ=幼さみたいな印象を受けたのでこういうキャラなのかもしれない。 その割に何やら彼自身にも謎がありそうで。 あと、色々取りこぼしがあるよ。 ちゃんと隅々まで回収してくれないと。 呪殺島はあと幾つあるんだろう。 2作目の世界観は結構怖いものがあったのでそこは〇 このくらい入り込める世界を作れたら(そしてもう少し「僕」の口調が落ち着けば)次は期待できるかも。 ところで「僕」の幼馴染である古陶里(ことり)の立ち位置をもっと明確にしないと存在感がなくなってしまわないか。 いっそのこと彼女を主人公にした方が・・・・・とも思ったり。 脇キャラの久保田女史と准教授の癖が強いのでバランスが悪いかもしれないなあ。 面白くないわけではないから次も読むつもりではいるけれど「僕」の語り口をもう少し変えて欲しいなあ。 でも軽く読むにはちょうどいいから続編はチェックしておこう。
|