NM Syndrome

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2003年02月02日(日) たまには本の話2

坂本さん、「シェルブール」お疲れ様。
今日は千秋楽ですが、寂しいと思ってるのかそれともホッとしてるのか。
どちらも本当なんでしょうけれどね。
もっと観たかったなあ、と思わせてくれる素敵な舞台だった。
ありがとう。
これで全く興味のなかった私がちょっとは舞台を見たいかも、なんて思ったんだからスゴイと思うわ。
次はいのっち。あ、今日からだ。頑張ってね〜。

「別チュキ」
あんなふうに人を好きになれる人が羨ましい。
全身全霊を傾けてしまうのでその恋に破れた時の傷の深さはちょっと怖くなるけれど、
でも、好きになってもどこか必ず醒めている私には羨ましい限り。
少なくとも彼女のことを語っていた依頼人の方はすごく幸せそうだった。
楽しくて楽しくてしょうがない感じ。
結末は最悪だったけど、でも後悔しないで欲しいと思う。
盛り上がって中居と草野さんと3人で笑ったことも忘れないでね。
中居サン、やっぱり男の方だと楽しそうだわ。
そいでやっぱり日テレさんでのビジュアルはべりーきゅーとなのよね〜。なぜだろ?愛?(笑)

今日は大してネタもなく(苦笑)
ロバート・ゴダード「石に刻まれた時間」を読み終わったのでその感想なんかを書いてみますか。
何の先入観もなかったので何に期待したらいいのかもわからないし、何を求めたらいいのかもわからない。
そんな白紙状態で読んだ「石〜」
前半はまさしく寸暇を惜しんで読んだのに、後半少し失速したかな。
過去と現在の事件が混在し捩れて主人公を巻き込んでいくんだけど、
前半の謎の裏にも謎という展開が後半は一つの事件の謎解きだけに終わってしまったような気がする。
いや、それでも充分面白いんですけど。
きっと不満なのはアザウェイズという屋敷の存在が後半薄れたからだと思う。
あの屋敷に取り込まれていく時間は(私が、です)この上なく幸せだったんですけどねえ。
あの感覚は個人的で申し訳ないけどジョナサン・キャロルの「死者の書」を読んだ時以来の不可思議さだったのに。
きっとこれは好みの問題なんでしょう。
私としてはずっとあの屋敷に捕らわれたままでいたかったんだ。
感想ポイントが違うか?(笑)
うーん、ゴダードのファンの方はどういう感想を持ってらっしゃるのか知りたくなった。
とりあえず次の「永遠〜」を読んでから検索してみようっと。


伊波