穀雨という二十四節気の一つである本日、晴れ渡る暖かな日でございました。
弘前の桜が満開になったというニュースにはびっくりしました。
昔友人と高速バスに乗って弘前の桜を見に行ったことがありましたけど、それってGW期間中でしたよ。
桜祭りもその頃でしたし。
そういえば盛岡の石割桜が咲いたというニュースを見たのも先々週でしたか。
トニコンを見に盛岡に行ったのは15日あたりだったかなあ。
その頃咲いたか咲かなかったかくらいの記憶があるんだけどどうだったかしら。
うちでもびっくりするほど早く牡丹も咲いたし季節の進み具合が半端なく早いですね。


仰天まで時間があるから昨日読了した「奇面館の殺人」の感想備忘録。
下巻はあっけないほどスルスルと進み謎解きされてしまったという印象。
残り半分というところで始まってしまったのでこんな筈はないでしょ、これはダミーよねと思っていたらそのまま終わってしまった。
よく考えたら上下巻だから下巻の残り半分からの謎解きはそれほどおかしなものでもなかった。
だからこんな薄い本を2冊に分冊するなってば。
感覚鈍るでしょ。
でも久しぶりの本格推理のトリッキーなネタは堪能したかな。
そうそう、こういう仕掛けが好きなのよ。
とはいえ、ちょっと強引というかご都合主義的な設定は納得できない。
どう考えてもそうそうないと思うよそんなこと。
まあそれがある前提で話しが進むから仕方ないけど、そこなあ、案外話の肝のような気もするが........。

しかし鹿谷が出ずっぱりだったのは嬉しい。
この飄々とした雰囲気が好きなのよ。
どんなに凄惨な場面でも安心できるわ。
館シリーズは次巻でおしまいとか。
それがいつ出るのかは不明だけどそれまでに暗黒館を読んでしまわないとね。
確か1巻で挫折してる......（内容も忘れ果てている）