NM Syndrome

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2016年03月27日(日) ストレンジャーの世界観

慎吾はいいドラマに巡りあえているなあ。
実に私好みのドラマであった。
萌え満載。謎があちこちに。薔薇と闇と美少女と古書店。とマーラー。
バックにマーラー流れる度に直江先生!となるのは仕方あるまい。
しかしクラシックがよく似合うドラマだこと。
耽美に偏るでなく2時間サスペンスの趣もあり、相反するようなそれらがギリギリのところでバランスを取って独特の世界観を作っていた。
これがテレ朝っぽい。
欲を言えばもう少し抑えたトーンの映像だと良かったかも。
OPやCM入る前の映像はすごくかっこ良くて映画みたいだったな。
慎吾のスタイルの良さが真理亜と釣り合っていたのも良かった。
三杉が美少女に跪くシーンや子供のように手を繋ぐシーン、真理亜から「私がいるのに?」と言われるのも全部萌える。

久しぶりにマニアックな萌えドラマをありがとう。


しかし見ている時は全く思わなかったけれども今思い返せば三杉の役を坂本さんでも見たいかも、と思ってしまった。
長身で黒づくめ。元医者で奥さんと娘を亡くしている。
年上の美少女にかしずきながらも守ってもらっているなんて坂本さんにもぴったりではないか。
薔薇も似合うと思うのよねえ。
大人だからこそ萌え転がれる。
一族の男として出てきてくれてもいいんだけど。



こういう設定はマンガっぽくなりがち。
それを何とか回避しつつ2時間サスペンスの馴染みやすさも盛り込みながら不思議な世界を作り上げるのはなかなか。
あまり期待しないで見たのに後を引く世界観だった。
自分の好みにドストライクだったということか。
またポーの一族の隠れテイストも所々あり確かに「原案」だなと。
三杉がアランで真理亜がエドガーだろうけれどもちろん別物として見るのが正しい。
欲を言えばもっと時間がゆっくり流れるような作りができたらなあと思う。
2時間SPじゃ端から無理な話だけれども。

段田さん演じる前島と稲村息子(って本当に息子なの?)の謎もあるし
次作があることに期待。







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2014年03月27日(木) 真実なんてどうでもいいんだよ
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伊波