Just for today !
re-invention



 何をχとするか

愛知教育大附属での研究会に参加したいのだが,
目の前のことを考えると,それは無理な話。
残念だが,しかたがない。

一次関数の利用を教科書を使って。
本当は,現実事象を素材にして,
生徒に自由に調理させたいところだが,
限られた残りの持ち時間では,それもままならず。
とはいえ,結局こちらの語りが多い授業に。



「何をχとし,何をyとするのか」
このこと一つをとっても,実は奥が深い。
そのあたりを生徒に問うが,満足な答えが返ってこない。
また,プロットした点を線で結ぶことの意味も,
大変深いのだが,やはりなんとなくの答え。

学校評議員からのコメントを全職員で聴く。
痒い所にお互い手が届いていない微妙な感じ。
まだまだ学校の取り組みを
見えるようにしていないことがわかるが,
具体的に,何をどうしたらいいのかは見えない。
こういう手法を身につけたいもの。

その後は,生徒の学級発表会の感想をまとめていく。
これは冊子にしなければと思う内容でうれしい。

2009年02月21日(土) 創造的な発信を
2008年02月21日(木) たとえ大海の中の一粒の塩であっても
2007年02月21日(水) 幸せな時間
2006年02月21日(火) 心の揺れを
2005年02月21日(月) 忙しさの中で
2004年02月21日(土) 教え子を招いて


2012年02月21日(火)



 火をつけるためには

少しずつ春らしさを感じる。
生徒もそんな気持ちだといいのだが。


授業はテストの返却。
等式の変形が,弱い状態なのは変わっていない。
一次関数の音声カードも,まだ不完全燃焼。
火をつけるためには,火がつくだけの温度にしなくては。

成績をつける季節になってきたのだが,
生徒の変容をとらえるところ止まりで,
それを見える形にできていないのが残念。

第5時は,学年発表会準備。
生徒の様子を一回りして見て,担任の気合を感じる。
壁新聞を印刷し,
学級発表会後の感想を,集約することに。
保護者会資料もようやく印刷。
やることがまだまだある。

2009年02月20日(金) 知識を理解へ
2008年02月20日(水) さすがと思わせるのは
2007年02月20日(火) ドキドキ感が人を伸ばす
2006年02月20日(月) 焦り
2005年02月20日(日) ジオシェイプスで多面体
2004年02月20日(金) テンションを下げる


2012年02月20日(月)



 雪の京都へ 人に会う旅

早朝から車を飛ばして妻と京都へ。
娘もいないのに,これで2回目の日帰り弾丸ツアー。
道中三重と滋賀の県境付近の雪が
少しだけ心配だったが,難なく通過。
あこがれの雪の京都へ。

本日の目的は3か所。
まずは,アイ工房の古田さん。
LEDを使った高い技術を応用し,
使い古しの西陣織の紋紙,友禅の型紙に正しく光を当て,
見事な行灯に。

長年共に歩まれてきた奥様も一緒に,
これまでの作品の経緯を説明をしてくださる。

形を変えること,
アイディアと技術で,ありとあらゆるものが形になる
お金にならないと言いながらも,人が集まるところに,
笑顔の輪が広がっていく感じ。
こういう方にお会いできてよかった。

そして退蔵院へ。
雪の残る庭の美しさは,紅葉のころとはまた一味違う。

雑誌社の取材に同行させていただく幸せ。
松山副住職から,貴重な話をたくさん伺う。
「自分の眼の黒いうちには評価されない仕事を」
「先生と呼ばれる職業は,安心を与えることが仕事」など,
今回も,ずしりと胸に迫るる言葉の数々。
もちろん,プロジェクトの絵師,村林さんにもお会いし,
最新の作品を拝見させていただく。
悩みぬいたことだろう。
何度も,山や谷があった中での今。
「自分だからできることを」という言葉が,
今日はキーワードのよう。
自分だからできることは何だろうか。

遅めのランチの後,
手摺りにより文様を写した紙を販売しているかみ添さんへ。
奥様が笑顔でお迎え下さる。
「伝統的なものは,理に適っている」という言葉。
伝統を読み説くことができた瞬間は,
古人と対話できた思いになることだろう。

最後は建仁寺へ。


見たかった綴りプロジェクトの龍の襖絵に対面。

何とも力がある見事な作品。
今のものと,何がどう違うのだろうか。



2009年02月18日(水) 出口が見えない
2008年02月18日(月) 二段階の宿題を
2007年02月18日(日) 仕事の休日
2006年02月18日(土) ビジョンが持てないのは
2005年02月18日(金) 根源はなにか
2004年02月18日(水) 馬場先生の教師としての姿


2012年02月18日(土)



 総合学級発表会

一点と傾きが分かっている直線の式を求める問題。
テスト前で,かなりあせっている。
クラスによって,表の理解の差がある。
復習していない生徒は,つなげる力も弱い。
とはいえ,つなげる力が弱いから,復習できないのかも。
この連鎖を,どこでどうやってたちきるのか?



進んでいるクラスでは,
切片が読み取れないグラフを式化する練習問題。

通る2点から式にするのだが,求め方は様々。
2種類以上の手法を身につけてほしいもの。

午後は,総合の学級発表会。

学級担任の裁量で,
様々な進み方。
でも,それぞれが精一杯
生徒を育てようとして,
突っ込んでいく。



訪問先の分野を学級ごと変えたことで,
ある種のまとまりも見える。
ここから学年発表会へ,どうつなげていくのか。



2009年02月09日(月) 伝統を継承するとは
2008年02月09日(土) 大舞台へ
2007年02月09日(金) 学ぶことの意味を
2006年02月09日(木) 容認できない一言
2005年02月09日(水) 安堵感と現実と
2004年02月09日(月) 久しぶりの学校で


2012年02月09日(木)



 2種類以上の解き方を

時間のあるクラスでは,直線の式を求める問題を出題し,
自分なりに求めさせる。
2点を代入し,連立方程式の計算で求めるもの,
傾きだけは出して,通る一点から切片を求めるもの。
表を使って傾きと切片を求めるもの。

いろいろ出させる面白さ,
比較してみるとわかるものがあるはず。
2種類以上の解き方を習得させたい。。
とはいえ,「切片って何?」という生徒もいる。

2点を通る直線の式の授業。

解説がどうしても多くなり,時間をとる。

2009年02月08日(日) 難しい判断
2008年02月08日(金) 何をχとしyとするのかで
2007年02月08日(木) 画面上で操作するよさ
2006年02月08日(水) 日本人は線対称が嫌い
2005年02月08日(火) ネットの闇
2004年02月08日(日) 思うようにはいかない


2012年02月08日(水)



 つなげて考えられるには

遅れているクラスは変域について。
解ってしまえば簡単だが,何のために何を求めているのかで,
混乱する生徒は多い。
実際の事象に当てはめて一次関数を学んでいないことが,
実は一番の原因なのかもしれない。

それでも,グラフと表で変域をとらえることが,
一番わかりやすいと思われる。
断片的,端的にしか理解できない生徒が多い。
物事をつなげて考えられるようにするには,
どうしたらよいのだろうか。

通る一点と傾きから直線の式を求める問題。


もうひとクラスも,変域について。


2009年02月07日(土) 区切りが付き
2008年02月07日(木) 瞬発力の持続
2007年02月07日(水) そんな中学生になりたかった
2006年02月07日(火) 限られた時間の中で
2005年02月07日(月) 式変形の美しさ
2004年02月07日(土) 川上さんから生徒宛に手紙


2012年02月07日(火)



 全員を目指したい

来週の定期テストに向けての授業。
通る一点と傾きから直線の式を求める。

いつものように,表を使った解説をメインに。
計算プリントや音声カードもあり,
解説の時間と,演習の時間のバランスが難しい。


遅れているクラスでは,式からグラフの練習。
プリント1を確認し,できたら後は各自で。

出来ることを目指しての一時間。
多くの生徒はできるようになるが,
全員がきちんとできるわけでもない難しさ。

2009年02月06日(金) 集大成の学年発表会
2008年02月06日(水) 突破できない苦しさ
2007年02月06日(火) テーマを鋭くすること
2006年02月06日(月) 75度の作図で楽しむ
2005年02月06日(日) 勝負はここから
2004年02月06日(金) 有田中にて


2012年02月06日(月)



 関数授業を見直す必要

学年便りは,結局3枚に。
写真も学級分だけそろえて。
道徳も見たいのだけれど・・・。
生徒との距離を詰めるべきなんだろうと思ったり。

そうこうしていると,娘から連絡あり。
ホッとして,膝の力が抜ける感じ。
親の心配はなかなか届かないものだろう。
昔の自分を思い出してみる。

授業は変域。
遅れていたクラスだったのだが,進んでいることに。
関数の授業をもう一度シェイプアップすべきなのだろう。



もうひとクラスは,直線の式を求める内容。

まずは,教科書のグラフを読ませ,
次に傾きと通る一点が与えられている問題。
グラフでイメージを持つこと,
数式で計算して求めること,
最後は,表で求める方法を説明。




2010年02月03日(水) 三平方の定理の演習
2009年02月03日(火) 視点の違い
2008年02月03日(日) 生徒から勇気を
2007年02月03日(土) 過去最高!
2006年02月03日(金) 大きなズレ
2005年02月03日(木) 本気で向き合う大人で
2004年02月03日(火) 旬


2012年02月03日(金)



 つながっている糸

一昨夜見つけた娘のFBへの気になる書き込み。
内容から状況を総合的に判断すると,
いたずらという答えが出てくるが,
さあ,どうしたものか。
連絡が取れないことが,何より心配なこと。
祈るような気持ちで,待つことに。



実技教科テストが3時間。
テスト監督をしながら,
総合的な学習の校外学習の生徒感想を元に,
学年便りを。
最初は各クラス一班のつもりが,
読んでいくと,止まらなくなり,
全部の班を取り上げてしまうことに。
静岡でも,やりがんなを使っている方がいることを知り,
これにも感激する。
つながっている糸を辿って,自分の時間も昔に戻る感覚。
西岡棟梁との出会いを,今バージョンで再現しようと思う。

数学授業は1時間。

前回の反省を生かして,変域の意味を。
お金が限定されると,お菓子を買う数量は限られる。
変化できる範囲を求める意味を,こんな例から伝えてみる。
χとyの関数関係的には逆の話なのだが,
まあ,それでも通じるかな。
不等式を本気で扱っていた以前は変域について,
以下と未満などをかなり厳密に扱っていたが,
現行の教科書ではあっさり。
そこまで求めても,それ以前でできない生徒にとっては,
意味がないこと。
本当は,粘り強さを,育てたいものだが,
出来ないことの繰り返しの生徒にとっては,無理な話。

午後は,総合の壁新聞づくり。
生徒の取り組みはおおむね良し。
それは,いただいたエネルギーに比例しているのだろう。














ここから先の発表会・討論会も楽しみ。

2010年02月02日(火) 立方体での角度
2009年02月02日(月) 関連を示すと
2007年02月02日(金) 宿題をきちんとやらせたい
2006年02月02日(木) 「小さな一歩」を認める手だて
2005年02月02日(水) 中学校の枠
2004年02月02日(月) 距離があった方が


2012年02月02日(木)



 多くの生徒が求めているもの

いよいよ2月。
自分の感覚では,1月はそうでもないのだが,
2月になると,時間が一気に過ぎていくような気がする。

一次関数のグラフをプリントで。
基本的な問題を○付け法で行い,
出来たらさらに進み,ワークまで。
わかってくると,ここは楽しい。
楽しいから自分でどんどん進めていく。
こういう状態を,求めている生徒は多い。

もうひとクラスは,遅れているクラスなので,
解説とプリント練習を混ぜた授業に。

やってみると,これで十分なのかもしれない。


2009年02月01日(日) 余裕のなさ
2007年02月01日(木) 証明の難しさ
2006年02月01日(水) 見える化
2005年02月01日(火) 「土づくり」
2004年02月01日(日) 銀杏木のベンチで考えたこと


2012年02月01日(水)
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