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NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
今日も寒さが身に沁みる.........。 さて、連日の読了はどうしたことかと思うでしょうが単に読みかけの本が何冊もあったということ。 なんならまだあります。 読み始めたものの気分が乗らなかったりコレジャナイ感で断念したり。 そりゃもう何冊もありますわ。 でも今ならなんとなく他のも行けそうな気がするので今月は怒涛の読了祭りに・・・・・・なるかどうかは気分次第(ダメじゃん) 「ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密(ポール・アダム)」 クレモナ郊外でヴァイオリン工房を構えるジャンニと年は離れているけれど友人の刑事アントニオがパガニーニの謎と二つの殺人事件を追う。 殺人事件を推理するというよりは発端となった金の箱に入っていたらしい黄金のヴァイオリンを巡る歴史の狭間の物語の方が主題な気がする。 パガニーニがどんな人物でどんな人生を生きたのか、その周辺にいた人々がどんな風に関わったのか。 それが徐々に紐解かれていくのが興味深かった。 一つの手がかりがもう一つの謎へ。 イタリアの歴史は周辺国、フランス(ナポレオンの時代)、オーストリア、ロシア(エカテリーナの時代)と複雑に絡み合っているから時々こんがらがって困る。 というか、この時代イタリアという国はなくて幾つもの小国が乱立している時代だっけ。 もう一度イタリア史を勉強しなきゃないかな。 こういう歴史ミステリという側面を持ちつつ、頻繁に出て来るジャンニの家が癒しでね。 気の置けない友人達が時折集まって四重奏を奏でたり 事件でろくに休めないグァスタフェステ(アントニオ)が訪ねてくるとささっとパスタを茹で自宅の庭で育てた野菜のサラダを添えて食べさせる。 勿論ワイン付き。 豊かな時間を過ごしてるなあと羨ましくなる。 穏やかで暖かいジャンニの人柄のせいか、このシリーズを読むと誠実なミステリーという言葉が浮かんだ。 いいシリーズだと思うのに、これでおしまい。 残念だなあ。 さて、次は何を読もうか。
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