三楽の仕事日記
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2012年08月08日(水) どこで学び合っていたのかと質問

 午前中は勤労センターへ。夏季研修「研究協議と授業分析1」に出席。国語授業ビデオを視聴。それをもとにして話し合い、名古屋大学の柴田好章先生から指導をいただくという研修会。

 小学校2年生の教室とは思えないほど、落ち着き、しっかりと話すことができる子どもたちばかり。先生も実に穏やかに、すべての発言を包み込むように進行。

 参加者からの気づき発表は肯定的なものが続き、対立軸がなかなか出てこない。例によって、黙っていられない性格で(笑)、つい発言。「授業の素晴らしさはよく分かっていますが、皆さんはこの授業記録のどこから、子どもたちは学び合っていると考えておられるのでしょうか。もともと力がある子どもが読みとりを発言しているだけで高め合っていると言えるのでしょうか」と。

 柴田先生からは、参加者の発言とからめながら、授業記録に基づく授業分析が続く。なるほど!確かにそうだ!という解説が続く。自分にはまだまだ記録から授業の深部にまで入り込む力量に乏しいことを自覚。

 午後は年次休暇をとって新大阪へ向かう。参加依頼を受けた会議に出席。提案の「(生徒の)学習観」という文言にひっかかり、皆さんに投げかけ。「望ましい学習観をもった中学生の具体的姿は何か」と。論議は続いていたが、つまり言いたいことだけを言った状態で、お約束のとおり中座。小牧へ帰還。

 19時から明日の研修会講師としてお呼びした宮城県登米市立登米小学校の皆川寛先生を囲む会を開催。メンバーはIT活用研究委員会の面々。学校におけるICT活用についての本質的な話が続く。実践家だからこそできる情報交換と論議。皆川先生は小牧の夏季研修体制を絶賛していただけた。小牧の皆さんは、この小牧の研修はいかに恵まれているのか、ご存じなのだろうか。学校支援システムをサクサク使っているが、全国的にはここまで整備されているのは、ごくわずかだとご存じだろうか。幸せすぎるといっても過言ではない小牧の状況を管理職として教職員に伝えていく責務を改めて感じたところだ。

 楽しい時間はあっという間。明日のこともあるので2時間30分ほどで囲む会を終了して解散。さらに楽しみが増した明日の研修会。原稿書きを少しして横になる。


2011年08月08日(月) 校長会研修と教頭研修
2010年08月08日(日) iPadとPDF
2009年08月08日(土) 学校広報研究会セミナー2009
2008年08月08日(金) 方針を決めて文書作り直し
2007年08月08日(水) 夏季休暇の1日
2006年08月08日(火) トヨタ「見える化」見学
2005年08月08日(月) 大きな仕事をやらせてもらいました
2004年08月08日(日) 福井講演の準備
2003年08月08日(金) GC実践紹介と本校の取組紹介