2012年04月01日(日)  2012年3月「月間たま語大賞」 

月に一本選んで、年末に年間たま語大賞を選びましょう、の3月編(5歳6か月〜7か月)。

まずは、この一か月のたま語(@tamago_bot822)をずらずらっと。挿絵代わりに月間【たま絵】もどうぞ。


「せらちゃんかわいいね、はいっ。たまちゃんたうえたのしそう、はいっ。たまちゃんちいさいころからかわいいね、はいっ。ままがぼんやりしてるかお、はいっ」スナップ写真を絵札に、字札の文章を即興で作って、一人かるた遊び。(3/1)

保育園のクラス写真撮影。紫のシャツの下に、黄色いシャツを着て「ちらみせしたいの」。チラ見せテクも覚えて、デニム地のビスチェも重ねて、下は紫のボーダーパンツにグリーンのチェックのスカートを重ね履き。ちょい悪コーディネイト上々。(3/2)

保育園にいつもぎりぎりに登園していたのが、今週はいつもより30分以上早い登園。「たまちゃんのおなかのなかに、ほいくえんはやくいけないおにがいたんだけど、たいじしたの」。保育園で遅めの節分をしたそう。わたしの中にいる同じ鬼も同時に退治された様子。(3/2)

「きょうのかあねえしょんね、さいごに、おおきくなったなおこのこどもがでてきて、あさやでっていって、いとこがおきて、としとりましたわっていうの。ほんとかどうか、みてみたら?」録画を確認。今週は年を重ねた人ほど胸に迫るものがあったのでは。(3/3)

「あついー」と上着とトレーナーを脱ぎ「しゃつをぬいだら、おっぱいみえちゃう」と自分で突っ込んで「あ、なかった。じゅっさいになったら、ちっさいのがぽこってでてくるんだよね」トドメに「しむ(=しぬ)ときはびよーんってなるの」つけ加えることはありません(3/3)

新しい上履きを買った。古い上履きを触って名残惜しそうに「ぼろぼろになっちゃったね。だいぶあそんだもんね」足代わりに両手を入れて右左右左と動かしながら「おにごっこしたもんね。まてまてーにげるぞー」生涯を全うしようとしている上履きの走馬灯を一人芝居で。(3/3)

古い上履きに足代わりに両手を入れ、右左右左と動かして「ぼろぼろになったね。だいぶあそんだもんね。おにごっこしたもんね…」ひとしきり名残を惜しんで「それで、これ」と新しい上履きを手に取る。成仏したかに見えたけど古い上履きは家でスリッパにするそう。(3/3)

しまじろうのDMを見て「おじぎそうせっとのおじくん、ほしいよう」。オジギソウなら花屋さんにあるよと言うと「しまじろうのおじぎそうせっとはありますか」と花屋に聞いて回る。しまじろう抜きでも3軒ともなし。春まきなので店頭に出るのはもう少し後のよう。(3/3)

「ぱぱがわたしっていって、たまちゃんがぼくっていってるゆめみたよ」それって、ぱぱがかわいくなるお話(→ http://t.co/YRBuvD8M )の影響?「えいきょうって?」お話の続きを夢で作ったの?「ああ、ぼくがわたしなら、わたしはぼくってね」(3/3)

自作自演ソング「♪まーまのおっぱい ふとっちょおっぱい ぱーぱのおっぱい ちびっこおっぱい たーまのおっぱい みえないおっぱい」当社比をうまく歌い表している。(3/3)

黒豆と梅干しでご飯を炊いて、懐かしいねとダンナと話していたら「たまちゃんなつかしくないよ。おなかのなかでは、ういんなーどんとかういんなーごはんとかたべてたもん」ウィンナーどん=ウィンナーごはんでは?「うぃんなーどんはうどんにうぃんなーがのっかってるの」(3/3)

テレビで琵琶湖マラソンを観戦。スタート風景を見て、選手が団子になってるねとわたしが言ったのを受けて、しばらくして選手がばらけてきたのを見て「だんごがながくなってきたよ。のびてきたよ」(3/3)

洗濯物を干し忘れているのに気づいて、パパが帰ってくるまでに干さなきゃと焦るわたしに「たまちゃんがほして、ままがほしたってやつにしとくから、ままはおじゃるまるでもみてな」そこまで母娘逆転しなくても…。(3/9)

「たまちゃんがぱぱとけっこんするのは、けえこがじいじとけっこんするのとおなじことだよね」けえこ=パパの妹。関係性をよくわかってる。「やっぱりそれはだめだから、ぱぱはままとだけけっこんしてください」(3/10)

起きてきたパパに「ぱぱのうえのかみのけが、したのかみのけにこんにちはしてるよ」と寝癖を指摘。さらに「したのかみのけが、そのしたのかみのけにこんにちはしてるよ」。おはようかもね。(3/11)

パパと保育園ごっこ。「このこ、ねつがあるのでおねがいします」と赤ちゃん人形を押しつけ、お熱の子は預かれませんどパパに言われて「えいがにつれていったらかぜがうつるので」なおのことダメですとパパ。(3/11)

風邪で熱のある赤ちゃんを保育園に預けて映画見に行くお母さんを演じて「きょうしめきりなんですぅ」今日終映の映画をどうしても見たいらしい。そんなママいるのと聞いたら「ままのまね」人聞きの悪い!(3/11)

「あのね、たまちゃんはおしっこからうまれたの」くまのこウーフみたいね。「ままはうんちからうまれたの。うんちさーん。へんじしてよ」やだよ、もっときれいなものにして。「ばれえおどってる、うんちさーん」(3/11)

「じしんのとき、たまちゃんのしゃしんがおっこちて、おままごとのうえにおちたの」一年経ってようやく揺れたときのことを口にした。じいじばあばの家の鴨居から写真の額が落ちるのをストロボ焚いたみたいに見てたのかも。(3/11)

原稿送信。よーし明日こそ確定申告するぞっ。「のりきだねー、まま」いや乗り気というか焦ってますよー。明後日までだと思ってたら明日までだったって今朝知ったので。(3/14)

スープに卵落とす?と聞いたら「ひよこさんがないちゃう」。卵の中にひよこはいないと思ってるはずだけど、落とす→痛そう→泣いちゃうと連想したのか。(3/14)

洗い物をしながら、早く着替えなさいと背中向けてるたまを急かすと「もう、まま、いまたまちゃんがどうなってるか、わかってる?」どうなってるって、着替えてない状態でしょ?「たまちゃん、さびしいんだよ!」このパターン、意表突かれる。(3/14)


NHKみんなのうた『ろくさいのバラード』を、まるでたまの歌だ!とパパ。「ちょっとちがう。ごさいだし、あかちゃんのときのこといわれるのすきだし、すきなたべものははんばーぐだし、ぱぱとけっこんするし、ままとおなじぐらいびじんになりたい」それ以外は一致(3/15)

わたしが歌っている横でおならをして「りずむにあわせて、おならしちゃったー」おならより照れ隠しがぶりぶり。(3/15)

「ひざのなみだは、ちだよ」膝の涙は血。なるほど。(3/15)

「はがおわったところの、あかいところがいたい」まだ歯茎という言葉を知りません。奥歯の奥の歯茎が痛むといえば、親知らず。でも早すぎ。(3/16)

録画してあったおじゃる丸を観ると言ってたのに、ちびまるこちゃんを観ているので、おじゃるじゃなかったの?と突っ込むと「おじゃるまるこちゃん」。タイトル合体させて、気を遣ってるつもり。(3/16)

「いま すれちがったひとと めがあっちゃったー。ぱぱよりかっこよくて びたあしゅがあのあきらくんより かっこわるいひと」。ビターシュガーの耕太朗より旭がいいの?「こうたろうは、なさけない」どこまでわかってるんだか。5歳女子は手強い。(3/16)

たまちゃんが寝てる間にチューしちゃったとパパに言われて「きすをもらったはずはありません」身に覚えがなということかしら。子どものほうがオトナな反応。(3/17)

「ぱぱに、おそとでばんごはんたべたっていっちゃった」また手抜きしてって言われちゃう。「だいじょうぶ。いえになんにもたべるものがなかったっていっといたから。それならおそとでたべるしかしょうがないでしょ?」かばうつもりが追い詰めるパターン。(3/17)

「ねえ、どうやったら、ままみたいにびじんになれるの?たまちゃん、ままみたいにびじんになりたい」ママがいちばんなのは、うれしいけど、電車の中で大きな声で言わないで。乗客のツッコミ視線が…。(3/17)

「あー、あー、たまちゃんからおしらせがあります」スピーカーにしているのは、タジン鍋のフタ。(3/18)



手紙「ままいつまでもありがとういつかおはかれのときがくるだろおけどまたあえるからね」(3/18)

「きょうのかあねえしょん、なつ、どうしちゃったんだろね。なまえもなくなったし、もしかしたら…。でも、よくなって、おうちにかえったのかもね。そしたら、ふぁっしょんしょーできるね。いとこはあかで、なつはしろで」理解させて想像の余地も残す贅沢なドラマ(3/21)

「さむいとき、かつやくするのが、そう、まま!なかに、あったかーい ちが ながれているから ほうら せなかに てを いれると あったかーい。はなれたくなーい」テレフォンショッピング風にテンポよく。あっしはオイルヒーターですかい。(3/22)

「もう、かあねえしょんでないてるばあいじゃないよ。たまちゃんのとうきょうたわーみてよ!」ごめん今は、あやとりより糸子から目が離せない。(3/24)

「たまちゃん、ぎゃくのことになるまほうにかかってるから、かわいくなあれっていわれたら、あふろになるからね」かわいいの逆はアフロ!?(3/28)

「がっちりがーど、がっちりがーど、がっちりがーど、はむ!」と保育園で習ったガッチリガードの替え歌。ハムをガードってどういうこと?「ぱんがうたってるの。ぱんははむをぎゅってはさむでしょ?」サンドイッチを歌っているらしい。(3/29)

今朝のカーネーションを観て。「ままー、かほうものってなあに?」果報者というのは、みんなにごほうびもらって幸せってことよ。「じゃあ、たまちゃんもかほうもの。あめちゃんとかもらってる」(3/29)

「ああっ、つばさだ!あのおとこのひとによっかかってるの、つばさだよね?」川越へ向かう途中、巣鴨駅でライアーゲームのポスターを見て。(3/31)


この日記を書いているのは、間もなく6月になろうとしている5/30で、3月のことはずいぶん遠く感じられる。たまはまだ年中組で、朝ドラはまだ「カーネーション」だった。わたしを夢中にさせたカーネーションは、たまも虜にして、今でも初回と最終回に流れた「なまえを〜おはらいとこともうします〜ららららららら」の歌を口ずさんでいる。

3月のたま語でいちばん反響があったのは、

新しい上履きを買った。古い上履きを触って名残惜しそうに「ぼろぼろになっちゃったね。だいぶあそんだもんね」足代わりに両手を入れて右左右左と動かしながら「おにごっこしたもんね。まてまてーにげるぞー」生涯を全うしようとしている上履きの走馬灯を一人芝居で。(3/3 5歳6か月)

これを3月の月間たま語大賞に決定。ちなみに、1月の月間たま語大賞は

おもらしパンツを「ぎゅうにゅうこぼしたの」と主張。牛乳こぼしてパンツだけが濡れるの?「たまちゃんがおきがえしてたら、おともだちがこぼしたの。へんなぎゅうにゅうだから、とちゅうからおしっこのにおいがするかもしれませんってせんせいがいってた」(11/12/27 5歳4か月)

2月の月間たま語大賞は

「ごじにおむかえくるっていって、こないとがっかりするから、これるじかんをいって」出来ない約束はするなと娘に教えられる。(2/17 5歳5か月)

番外編で、たまが川越の「ラジオぽてと」に飛び入り出演した模様が、たま語ファンの間で話題に。「自由なお子様たまちゃん」と命名された奔放ぶりをustream配信のアーカイブでどうぞ。


まずはオープニング。開始1分頃からブース近くをうろうろし、開始5分50秒頃にマイク前へ。開局を告げる生ジングル「ラジオぽてとのじかんだよ」を告げる大役を仰せつかったものの、ふざけてばかり。


開始20分30秒頃からちょろちょろ。前の出番の方の背中をツンツン。わたしへのインタビューのはずでしたが、マイクを奪い、暴走。いったんマイクを離したものの再びマイクをつかみ、熱唱。

2010年04月01日(木)  たま、3歳児クラスで上履きデビュー。
2009年04月01日(水)  (ホームレス)公田耕一氏と(アメリカ)郷隼人氏
2008年04月01日(火)  今井雅子作品『これコレ』と『アテプリ』届きました
2007年04月01日(日)  歌い奏で踊る最強披露宴
2004年04月01日(木)  「ブレーン・ストーミング・ティーン」刊行
2002年04月01日(月)  インド料理屋にパコの風

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