良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2004年09月29日(水).......一人はコワイ
ぷみぷみが学童クラブから帰宅するのは5時過ぎ。お兄ちゃんが家にいるときもあれば、いないときもある。少なくとも水曜日と金曜日は塾の日なので、ユイマは家にいない。そういう日はぷみぷみは一人でお兄ちゃんもしくはお母さんとノイノイが帰ってくるまでお留守番だ。

家に帰ったら、まずランドセルを開けて、お母さんに渡すお手紙があればテーブルの上に出し、宿題があればやり、明日の支度をして、ピアノの練習をする。そして、Z会の毎日のドリルもこの時間にできればやる。(できなければお母さんが帰ってきてから)以上やるべきことをやったら、テレビを見たり、本を読んだり、お人形で遊んだり、好きなことをしてよい、という約束だった。1年坊主にはちょっと難しいかな、と思ったけれど、最初が肝心、と毎日励ましてやらせてみた結果、1学期は、本人もやる気があったし、ちゃんと全部できている日もあった。えらいねー、やっぱり女の子の方がしっかりしてるのかしらん、なんて感心したりしていたのに。のにのに!

2学期に入ってからはずっと、私が帰宅してみると、必ずテレビがついていて、宿題も明日の支度も何もやっていない。テレビばっかり見ちゃダメ!と一度叱ったら今度は、私が玄関に入る音を聞くと、急いでテレビを消し何食わぬ顔で出てくるようになった。でもやるべきことを何もやっていないので、今までテレビをみていたことはバレバレ。今日もそうだった。

宿題といっても音読カードなど、親がそばについてやらなければいけないものは私の帰宅後で良い。でも計算プリントやらZ会の毎日のワークなど、一人でできるものは、私が帰る前にやっておいてほしい。ただでさえ、帰宅後は夕食の支度やらお風呂の世話やらで忙しいのだから。なのに、最近は、すべて私の帰宅後に、しかも私にせっつかれてやっとのろのろと始める始末。

なぜすぐテレビをつけて見ちゃうの?と聞くと、ぷみぷみ「だって、一人しかおうちにいいないと寂しくて恐いんだもん。」と目に涙を溜め始める。
まただよ。涙を溜める女優ぷみぷみ。
テレビ見てれば寂しくないの?と聞くと「うん」と答える。音がするし、楽しいことをやっているから見ていれば寂しくないんだと。
それって、要するに、テレビが見たいだけなんじゃないの〜?と疑いのまなざしを注ぐと、ぷみぷみ「違うよ〜。一人で何もつけないで、宿題やってると、なんか後ろの方で変な音が聞こえたりしてこわいんだよ〜〜」と泣く。

塾からやっと帰宅したユイマも加わり「ぷみぷみちゃん、それって誰もが通る道なんだぞ。僕だって5年になるまで一人で留守番したんだ!」と兄ちゃん風をふかす。つい笑ってしまいそうになるが、ぐっと抑える。ユイマだって、いっつもジュンコが今日は早く帰るかどうかものすごく気にしていて、一人はサビシイサビシイ、早く帰ってきて!と私の携帯に毎日電話してきていたんだから!

なので、一人はサビシイというのは分かる。でもコワイというのはどうしたものか。
コワイと言われてしまうとどうやって解決してやったらいいのか分からない。
かといって、何もしないでテレビだけ見て家族の帰りを待つのを許してしまうわけにも行かないし。
ああ、どうしたものか・・・。

それにしても。
今のところ、一人でいるのが平気な子はジュンコだけだったんだな。
今度はノイノイに期待しよう。




■…2004年09月28日(火).......お月見
中秋の名月である。

ぷみぷみのZ会の体験学習のテーマ「お月見をしよう」で月見団子をつくることにした。
昨日夜、夕食の支度はしておいたので、今日は帰宅するとすぐ、団子作りに取りかかった。
上新粉を計る。砂糖を計り上新粉に入れる。上新粉180グラムに対し砂糖は30グラムとのこと。でもうちに残っていた上新粉は144グラム。ちょうど8割。なので砂糖も8掛けにして計量させる。砂糖と粉をなじませたら、こんどはそこに熱湯を120グラム(これも8掛けの量)入れてしゃもじでこねていく。さわれるくらいの温度になったらあとは手でこね、耳たぶほどの堅さになったら、13個に分けて団子にする。(今年は閏年だから12カ月+1日で13個なのだそうだ)
それを蒸し器に入れて強火で蒸すこと10分間。きれいな団子のできあがりである。

本来ぷみぷみが主役だが、兄のユイマも、妹のノイノイもやりたくて仕方がない。順番に一つ一つの行程を3人全員に体験させて作ったから時間は3倍かかったのか?
まぁとにかくすったもんだしながら大騒ぎ。

さて、団子ができたら、それを盛りつけ。残念ながら三方がないので、Z会のテキストを見ながら、お皿の上にきれいに盛りつける。お花はすすきやオミナエシ、リンドウなどの秋の七草をかざることになっていたので、日曜日に近所の空き地に探しに行ったものの見つからず。結局私が花屋で買ってきたものをかざる。
そして、もう一つは季節の野菜や果物。平籠に坊ちゃんかぼちゃや人参、ナシなどを飾り、最後にお水の入ったお椀を2つ置く。この水に映った月を愛でるのだそうだ。


準備万端整って、さて、お月様は?と見ると、ちょうど夜8時。厚い雲がかかって全然見えない!!

残念!

仕方がないので、団子をみんなで分けて食べました。うっすら甘くおいしい。

そこで、ぷみぷみが、あ!っと叫んで「何かいいことが書いてあったよ!」とテキストをひっくり返すと、お団子の食べ方いろいろ、という紹介記事にある、すりごまと砂糖をまぜたものをまぶして食べる食べ方を教えてくれた。全然気付かなかったよ。早速すり黒ごまをだしてやって、沖縄の三温糖を同量まぜて用意してやる。一人2つか3つしか食べられなかったけど、白いままとごまをつけたのと2種類の団子を楽しみました。
私よりちゃんとテキストを見ているぷみぷみ。感心しました。

さて、夕食後、寝る時間になった9時。ぷみぷみがもう一度見てみようとカーテンを開けて空を見上げると、何と!雲が晴れて月がその姿をくっきり現している!急いで外に出て、お椀の水に映してみる。ぷみぷみは見えたけど、ノイノイはうまく見えなかったようだ。お椀の中の小さな明かりがお月様だよ、と一生懸命見えるように教えたんだけどな。
そうこうしているうちに、また雲がかかってしまった。

もうだめかと思ったけど、タイミング良く明るい中秋の名月が見られて本当に良かった。ぷみぷみの執念勝ちだね。




■…2004年09月26日(日).......父子登山〜川乗山
今日は小雨が降っていたにもかかわらず、お父さんとユイマは、かねてから計画していた、奥多摩の秘境(?)川乗山登山に出かけていった。

二人で山登りに行くようになって1年ほどになるだろうか。最初は普通の運動靴で行っていたが、いつのまにか立派な登山靴を買ってもらって(お父さんとお揃い)厚手の靴下に登山靴で出かけるようになった。リュックも新調したし、ゴアテックスの雨合羽(これもお父さんとお揃い)や、汗を良く吸うシャツやら汗を吸っても冷えないシャツやら、色々買ってもらっている。

お陰でユイマは学校の支度は未だにやりたがらないが、山登りの荷物は自分から進んで完璧に準備できるようになった。遠足の前日、あっという間に準備してしまって涼しい顔していたことは以前にも書いたとおり。

お父さんはお父さんで、「ごつごつした岩の上でも座れる空気座布団」とか「いざというときのための小さくたためる寝袋」とか、最近は、小さいガスバーナーとかコッヘル(鍋)、食器まで買い込み、更に、「水だけで膨らんで食べられるご飯」や「カレー」まで。山用品が何気なく徐々に増えている我が家・・・。

前回の山登りのときは、このコンロを使えなかったものだから、今回はどうしても使いたかったらしい。

朝5時起きで6時過ぎに出発して帰宅したのは夜8時半過ぎ。

雨で大変だったんじゃないの?と聞くと、ほとんどずっと霧雨のような状態だったらしい。でも雨が降っている山はふだんと違う動物が出現するそうだ。ユイマに聞くと、ウシガエルほどの大きなカエルから指の先くらいの小さな雨蛙(緑色でとてもキレイだったそうだ)まで百匹くらいカエルと出会ったそうだ。

 


そして、山の上で食べたカレーはうまかった!とユイマ。チタンバーナーも最初ものすごく高く炎が上がると書いてあったけどその通りだった、とお父さん(家で試さなくて良かった!)。

何だか男の子二人して、楽しいことをして喜んでいる、そんな風情だ。何だかうらやましいぞ。



■…2004年09月24日(金).......ノイノイとお父さんの二人旅
昨日の遅い時間からお父さんがノイノイだけ連れて、お父さんのお母さん、つまりおばあちゃんの家@伊豆長岡に出かけていった。作ったおはぎを持って。おばあちゃんの家に一泊しておじいちゃんのお墓参りして帰ってくる予定だ。

お父さんは今日休暇を取っているけど、ユイマやぷみぷみ、ジュンコは学校があるし、お母さんは会社。なので、ノイノイ一人だけ連れて行ったというわけだ。
おかげで、今日は保育園の送迎が、無い!

朝すっごく楽だろうなぁと思って期待していたら全然違った。保育園に行かなくて良いというだけで私の気がゆるんでいたせいか。小学生2人にごはんを食べさせ遅刻しないように出かけさせるのにいつもより苦労した。全然言うことを聞かず、だらだらだらだら。こいつら、私を困らせようっていうのか〜〜!!(怒)

しかし帰りに保育園に行かなくて済むのは本当に気が楽だ。いつものくせで、あやうく保育園方向に曲がりそうになったが。

さて、帰宅してみると、すでのノイノイとお父さんは家に戻っていた。

お父さんとノイノイ二人の道中ってちょっと想像できないけど、どんなだったの?と聞くと「自然体」という答え。

とにかくノイノイはサバイバル能力が高いよ。よそに行っても、たくさん食べるし、たくさん寝るし、ウンチもたくさんして、道ばたでおしっこするのも平気だし。(お墓参りを済ませて昼食を食べるために近くの反射炉ビールまで行く徒歩30分ほどの道すがら、トイレに行きたくなったノイノイ。しかたがないので、イチゴ畑の横の道ばたでさせたらしい。)手が掛からないね。

だそうで。

それを聞いてなんだかぷみぷみが口を尖らせている。すぐにその顔に気づいたお父さんが、「ぷみぷみも手が掛からないよ。でもあなたはちょっと注文が多いでしょ。道でおしっこしろっていったら、きっと、やだーって言うと思うよ」
そう言われたぷみぷみ、やっぱりその通りだと思ったらしく、納得してましたが。

ところで、お父さんとノイノイが二人だけで出かけたと聞いて、ジュンコが言うには、その二人の図って「(美人な)妻に捨てられた変なおじさんが子供を連れている図」に人から見られないかな、かわいそうねーって同情されたりして、だって。
妄想炸裂ジュンコと私。(()内は私の妄想だから)

noripにそれを言ったら、全然そんなふうじゃなかったそうだ。知らないおばさんには「かわいいわねー」と言われるばかりで、可哀想なんていう目は全然向けられなかったらしい。

なんだつまらん(笑)



■…2004年09月23日(木).......公立中学の学校公開
高校の同窓会で二十数年ぶりに再会した友人Sさんが、何と、我が家のすぐそばの公立中学で理科の先生をしていることが分かった。その時に学校公開の話も聞き、その後、メールのやりとりで詳しい内容を聞いて、本日、行ってきました。区立G中学の学校公開。

ジュンコが通った同じ区立のS中学は、都内の公立中学教員や隣の埼玉県の公立教員にまでその名をとどろかせた「荒れた学校」だった。どう荒れていたかって、そりゃぁもう・・・。大きな声では言いたくないので、小さな字で・・・

授業中脱走する生徒を追って先生方が走り回る。学校の設備は常に壊される。修理しても修理してもまた壊される。夜の町をうろついて補導される。そのたびに先生は呼び出される。学校内でたばこを吸うなんてことも日常茶飯事。だから常にだれかが校内巡回している。でも人が足りず、PTAの親御さん方まで当番で昼間校内巡回する。先生方は、授業準備どころじゃなくて、1〜2割ほどのそういった荒れた生徒(たった1割か2割の生徒のために!)の対応に追われ、顔つきもげっそりだ。授業参観に行っても、生徒のみならず、先生方に覇気がないっていうのがとても気になったものだ。生徒たちの雰囲気も、どことなくぴりぴりとしていて、大人なんて受け入れないぞ、信用しないぞっていうような無言のオーラに満ちていた。問題になっている生徒もそうでない生徒も同じように、とげとげしい雰囲気があった。そんな中で、ジュンコは、といえば、嵐が自分の頭の上を去っていってくれることだけ考えて、じっと身をかがめて3年間すごしたようなものだった。

最近の公立中学の印象がこの記憶のまま止まってしまっている私は、今日G中学に行って心底驚いた。
なんて落ち着いた静かな学校なんだろう。子供たちがなんでこんなに穏やか顔つきをしているんだろう。
何年生と限らず、子供たちが、学校に来ている親たちに、「こんにちは!」と、何気なく挨拶して通り過ぎる。
学校紹介のビデオを上映する部屋では、先に来て見ていた生徒たちが、私とユイマをみて、どうぞ、と席を譲ってくれる。
おりしもビデオでは運動会の組体操が映っていて、見ていた生徒たちは、まさにその組体操をした子供たち。上半身裸になって挑戦した人間やぐら(?)で、一度は失敗するが、二度目に成功。チャイムが鳴り次の授業が始まる時間になっているのに、成功した自分たちの姿を見届けてから、走って教室に戻っていく。かわいい。

現役の中学教員をしている別の友人から、その学校が荒れているかどうかの一つの目安に、生徒が上履きのかかとを踏んで歩いているかどうかを見る、と聞いて、子供たちの足元ばかり見てみるが、一人も、本当に一人も、上履きのかかとを踏んでいる生徒を見つけることは出来なかった。

廊下で、ある先生が、あるお母さんに「家に帰ったらよく誉めてあげてくださいね。すごくよくがんばったんだから!」と声をかけていく。言われたお母さんも「はい、そうします。がんばったんですね!」と答えてニッコリしている。そんな会話がごく普通に聞かれる。他の階では、先生をつかまえて何か相談ごとをしているお母さんもいる。

授業時間中には、どの教室も静かに授業が進んでいる。ジュンコの中学では、どの教室にも一人や二人は必ずいた、後ろの方で足を机の上に投げ出し、漫画を読んだり、げらげら笑ったりする生徒は、この学校にはどの教室にも一人もいない。
まぁ、後ろの方で、こっくりこっくり船をこいでいる子がいたのはご愛敬(^_^)

4時間目は理科室で授業をしている、と聞いて、Sさんの授業を見に行く。高校時代と変わらぬ爽やかさに、母のような優しさが加わったまなざしで生徒たちをまっすぐに見て授業を進めている。ちょっとした実験の場面になると、ユイマも興味を持って身を乗り出して見ている。20分ほど見学したあと、やはりSさんオススメの3年生の音楽の授業を見に行くために移動。G中学は、毎年秋に区の文化会館ホールを借り切って文化発表会という催しを開催しているようだ。その発表会が10月2日に迫っていて、音楽の授業も合唱の練習に熱が入っている。3時間目は2年生の歌を聴いた。そして、4時間目は3年生。Sさんが上手ですよ、と言っていた通り、とても上手だった(Sさんのクラスなのね)。ユイマと二人、一曲聞き終わった後、G中学を後にした。

帰宅後、ジュンコに、「子供が知らない親たちにすれちがったとき「こんにちは!」って挨拶してくれるんだよ!」と教えると、「え〜そんなことあるの?やらせじゃないのか?」と人聞きの悪いことを言う。
いや、あれはやらせとかそんなんじゃないよ。その日だけやれって言われてやれるものでもないし。やっぱり日頃からそういう雰囲気だってことなんじゃないかな、と答えると、そんな中学もあるのか〜〜〜!と、とても驚いていた。
ジュンコの中学は1学年6クラス、対して、G中学は2〜3クラスだ。規模の大きさも関係があるのか・・・。

この区では、来年度から学校選択制度が始まる。ユイマも中学に上がるときは、区内の中学どこでも行きたいところを選べるのだ。Sさんは色々な所を見て、納得して行くことが大事だ、と言っていた。きっとそうなんだろうな。機会を見つけて、もう少し近隣の中学も見学することとして、今日見た限りでは、G中学はユイマには向いていそうな良い中学であった。



■…2004年09月21日(火).......色Tシャツ
先日私が欠席したぷみぷみの保護者会、あとから受け取った資料に「運動会用に色Tシャツとバンダナを*21日に*持たせてください」と書いてあった。
うっかりどころか全く記憶から抜け落ちていたこの「色Tシャツ」
その資料を見たとき、ああ、これは意味がわからんから、だれかに電話して聞いてみなければ、と*そのときは*思ったのに。すっかり忘れてしまっていた。

ぷみぷみが家に帰って言うことには、「あのね、Tシャツもっていかなくちゃいけなかったの。持ってきなさいって先生に言われた。」

ああ、そうだ!そういえば、そんなことが書いてあったね、お友達はどんなの持ってきていた?と聞いてみると「袋にいれて、机の横とかにかけてるから見えなかった。」とぷみぷみ。

うーん。色Tシャツって何色でもいいのかな。バンダナとは色を合わせなくちゃいけないのかな。
やっぱりわからん。

金曜日のれんらくちょうには持ち物の所にTシャツって書いてなかったよね、書いてないと忘れちゃうよね、とちょっとばかり学校を責める発言をしてみると、ぷみぷみからは「お知らせに書いてあることだから、連絡帳には書きませんでしたって先生が言ってた。」と、とどめの一言。
忘れ物は親の責任、という学校の声だな、これは・・・ああ。

困ったときのコウヤ君お母さん頼みの私は、コウヤ君のお宅に電話して聞いてみた。
コウヤ君ママ「ああ。あれね。ひょっこりひょうたん島だから、明るくて楽しい色ならいい、って言ってましたよ。単色で、縞でもいいようなことも言ってたけど。」
1年生は運動会で「ひょっこりひょうたん島」の曲に合わせて踊るのだ。話を聞きながら、ひょっこりひょうたん島って、オリジナル版かな、それとも、モーニング娘。版かな、などと関係ないことを妄想する私。
ああ、そんなこと考えてどうする。
あわててもう一つの質問、バンダナと色を合わせる必要があるのかを聞くと「うちなんてぜーんぜん違う色よぉ」と笑って答えてくれた。

よし。とりあえず、明日は、バンダナだけ持たせて、Tシャツは昼休みにどこかで仕入れなければ。だって、ぷみぷみの持っているTシャツってみんな柄物だったり、女の子っぽいレースや刺繍がついていたりするんだもの。


ところで、ひょっこりひょうたん島というと、私は自動的に「とらひげ」を思いだす。私の記憶の中ではとらひげは黄色と黒のボーダー柄のお洋服で赤いバンダナなんだが(私が見ていたのは白黒テレビ・・・)しかし、実際は、赤と白の結構太いボーダー柄に青緑のバンダナなんだよねぇ・・・ってこれは余談でした。




■…2004年09月19日(日).......2歳児の好み
ごはん日記にも書いたけど、昨日はお母さんのお友達が江古田のおいしい餃子屋さんに集まるというので、子供を連れてお邪魔した。子供たちには、大人の人の集まりなんだし、他にもお客さんがいるのだから、絶対大人しくお行儀良くすること!と何度も何度も固く約束して出かけたのだった。
最初のうちは、ちゃんと約束を守って大人しく自分たちのテーブルにいてお食事をしていたのだが、お隣に、やはりグループの方の息子さんとそのお父さんの二人が座った頃から、だんだんに場にも慣れてきて・・・。

まず、メンバーの息子さんN君はユイマと同い年なので、ほら、自己紹介しなさいよ!と私が言うと、ユイマが「初めまして。ユイマと申します!」とお侍みたいなお辞儀をしたら、N君も「初めまして。Nと申します!」とそっくりなセリフとともに同じお侍お辞儀を返し、そしたらまたユイマも更に深くお辞儀して、N君も同じようにに深いお辞儀を仕返して・・・そのおどけぶりに、まわりのお友達@働くお母さん方は、「5年生の男の子ってまだかわいい〜〜ね〜〜」とため息。

そのうち、唐揚げに添えてあったレモンを食べられるか、みたいな話になってユイマもN君もレモンを口に入れてマウスピースみたいにして踊り出しました。ああ、Nくんがユイマと同じようなピュアなハートの持ち主でよかった!
初対面にもかかわらず、二人、とても気があってました(笑)

ノイノイは、というと、N君にちょっかいを出したりしているうちに、こんどはN君のお父さんに飛びついた。N君のパパはすごく優しい方で少々ノイノイが背中に乗ってもいやがらずに受け容れてくれる。ますます図に乗るノイノイ。すっかりムスメ気取りだ。

寛大なお振る舞いをいただき本当にありがとうございました>N君お父さん

ぷみぷみは、N君とも仲良くしていたし、お母さんのお友達のおばさま方にも愛想を振りまいていた。何度かお会いしたことのあるメンバーもいたことだし。最もリラックスしていたのはぷみぷみかもしれません。


さて、一夜明けて今朝、ノイノイに聞いてみました。どうしてあんなにN君のお父さんが好きになっちゃったの?

ノイノイちょっと考えて

「だって〜。だって〜。だって、メガネかけてたんだもん!だからノイノイちゃん、あのおじちゃん、好きになっちゃったんだよ〜」

好きな理由は、メガネでしたか・・・!




■…2004年09月17日(金).......メアリー・ポピンズ
ふとしたことから、私が小さい頃の愛読書がメアリー・ポピンズであったことが話題になった。とても興味を示したぷみぷみは、図書館に本を返しにいったときに(一人で!)本棚にメアリー・ポピンズの本をみつけ早速借りてきた。

その夜から、毎晩、一章ずつ母が読んでやることになった。(漢字が多いので、さすがのぷみぷみも一人で読み進むのがちょっと困難)

ファンタジーが大好きなぷみぷみ。とても嬉しそうに聞いている。特に色恋物も大好きなぷみぷみは、メアリー・ポピンズの恋人バートが出てくると、いいなぁ〜〜とそれこそ夢見るような顔つきだ。

メアリー・ポピンズって一体何なんだろう。魔法使い?魔女みたいなもの?

と想像(妄想?)はつきない。

今日は赤牛が月を飛び越すお話。角に星がささったために踊りが止まらなくなった赤牛が、王様の教えに従って月を飛び越すとやっと星が取れて踊りがおさまったは良かったが、時が経つに連れて、あのときの楽しい気持ちが忘れられない自分に気づき、また星を探して世界中旅をしている、というお話。月を飛び越す牛のイメージは、実は、ジュンコに、
丑年の年賀状の絵を描いてもらったときに、伝えたお話だ。それで、当時、ジュンコもメアリー・ポピンズは読破したが。

古風な訳文だけれど、今読んでも変わらぬ魅力に溢れているメアリー・ポピンズ。久しぶりに再読して、私も楽しい。(一話一話が結構長いからノドが痛くなるけど)



■…2004年09月16日(木).......虫取り
今日の1年ボウズは近所のS公園で虫取りだったそうだ。「生活」の時間らしいが。
(生活っていう科目も不思議な科目だ。社会と理科がごっちゃになったような。家庭科もはいってるのか?今度教科書を良く見てみよう。。。。)

前日から結構楽しみにしていたようだったので、夕食の仕度をしながら、虫取りどうだった?どんな虫取ったの?と何気なく聞いてみると、ぷみぷみ「聞かないで!」とつれない。
「ちっとも面白くなかった」と言って、目に涙を溜め始めた。(さすが女優ぷみぷみ)
しかし、そういうことならますます聞きたくなる。

どうしたの、一体。何がそんなに面白くなかったの?しつこく聞いてしまう私。

「いやだったの!言いたくない!もうっ!」あーあ、本当に泣き始めちゃったよ。

もしかして、全然虫がとれなかったとか?

「ぷみぷみちゃん、一匹も虫取れなかったんだよ!」ついに大泣き。

取れないこともあるでしょー、それはー

「だって、みんな取ってたもん〜〜〜」泣き泣き泣き。

みんなって、クラス全員に確かめたの?(←お決まりのセリフで我ながらつまらん!)

「一人か二人くらいだよ、取れなかったのは〜。でもぷみぷみちゃん一匹も取れないのが恥ずかしかったんだ〜〜」泣き泣き泣き。

恥ずかしいったって、取れなかったものは仕方ないよなぁ。。。取れなくてくやしかったとか?

「え?何?何それ?×△●※▼!!」

なにって? 泣いてるから何言ってるかなかなかわからないよ。

「くー何とかって、お母さん言った〜〜あああああ」(←最後は泣いて言葉にならない)

く??ああ、くやしかったの?って聞いたんだよ

「そう。ぷみぷみちゃん、くやしかった〜〜〜!!1匹も虫取れなくてくやしかった〜〜〜友達はウソをつくし(ひっくひっくとしゃくり上げる)。1匹頂戴って言ったら、いいよって言うから、バッタ頂戴って言ったのにくれなかった〜〜2匹も持ってたのに、バッタくれなくてカメムシくれた〜〜(大泣き)カメムシなんて嫌いだもん!臭いし〜〜〜(もっと大泣き)だからいらないって言ったんだよ〜〜バッタくれるって言ったのにバッタくれなかった〜〜〜(また大泣き)1匹も取れないから先生に言いに行ったらもっと草がたくさんあるところに行って草の所見ればいるよっていうから草のたくさんはえてるとこ行ったら、ハチとかいて、こわくて、へんな虫しかいなくて〜〜〜(大泣き)全然虫取れなかった〜〜〜学校なんてキライだ〜〜〜虫取り楽しいと思ってたのに、全然楽しくなかった〜〜〜あーあーあー!!」

と、泣きながらも一気に言葉を吐き出すと、ちょっとしたカタルシスがあったのか、しばらくすると泣きやみ、そのうち、べつの遊びに入っていたよ・・・

そーかぁ。先生が草のあるところに行けばいるよ、って言ったんだ。だけどハチとかいて怖かったのね。そりゃ大変だったねぇ。カメムシは臭いわなー。アタシがその友達でも、バッタは上げたくないなぁ。カメムシいらないから上げちゃうよきっと(笑)けど、カメムシなんていらないもんねぇ。ぷみぷみはおうちのお庭では上手にバッタとか取ってたのにねぇ。今日は残念だったねぇ。

やっと私の話も聞いてもらえました。

1年生って面白い。っていうか。。。。ぷみぷみって・・・面白い。




■…2004年09月15日(水).......予定が立つ
noripがメールで今後のスケジュールを知らせてきた。何日には××へ出張、何日には××に滞在、東京にいつ戻り、この日は休暇、この日はどこそこ、と向こう2週間強、全部予定が書かれている。

結婚したての20代の頃、noripがまだ京都で大学院生をやってるころは、いつ東京に帰ってくるのかさっぱり分からなかった。予定は?と聞いても大抵、「予定は未定、約束はできない」がお決まりだったnorip。私も若かったから、そんな返答に納得するわけが無く、何でちゃんと予定を立て(てくれ)ないのだ、と怒ったものだった。

だが、怒ったって暖簾に腕押し。彼は予定を聞かれて答えたとたん、その予定に縛られてしまう、それをきっと嫌ったのだろう。今なら分かるそのことも、当時は分からず、勝手なヤツ!と怒ってばかりいたなぁ。わたしとジュンコのことどう思ってるの?!なんて言葉を投げつけたこともあったっけ。あはは。

でもどんなに怒ったってやっぱり暖簾に腕押し。

イライラしたり怒ったりするだけこちらが損だ。そんな風にして「予定は未定」状態にいつしか慣れ、それほど、うるさく予定を確認することに固執しなくなり、むしろ、帰ってくるときは帰ってくる、事前にたまたま、いついつ帰るよ、と知らせてくれれば、あら嬉しい、と思えるようになっていったのだった。
恐るべし、noripの時間をかけた教育的態度!!(笑)

でも、そんなnoripも社会人になり、学生を指導する立場になり、4人の子供の父親になり、生活者としても成熟したのかな・・・かどうかは全然知らないけど、こうやって、こちらは求めていなくてもちゃんと予定を知らせてくれるようになったのね。ほほほ。結婚20年の年輪がこんなところにも・・・なんちゃって(笑)

子育て日記が今日は夫婦育て日記になってしまった。恥ずかし〜〜〜





■…2004年09月14日(火).......たった1日の芸祭効果(__;)
朝の早起きは昨日だけだった。今日はまた寝坊に逆戻り。
なんなんだ、ジュンコは・・・(怒)



■…2004年09月13日(月).......芸祭効果?
先週まで素描がずっと続いていた予備校カリキュラム。今週から油絵に戻るそうだ。

そのせいなのか、それとも、昨日芸大芸術祭に行ったからだろうか。

今朝は、妙に・・・・いや、「妙に」などと言ってはいけない・・・・「正しく」早起きのジュンコ。
私よりも早く家を出ていった。

このところ、あまりにも、寝坊・遅刻が多いので、「バイトだけ時間通りに行って、予備校には時間通りにいかないとは一体どういうことだ、約束違いだ、バイトなんてやめちまえ!」と怒鳴ったのが、確か、先週中頃。
でもその翌日も11時頃出かけていったというから、全然効き目がなかったのだ。

しかし、昨日芸大に行ったくらいで、朝、こんなにすんなり自主的に早く起きて出かけるなんて。

やっぱり親(特に母親)なんてもうお呼びじゃないのだな。




■…2004年09月12日(日).......ジュンコ、芸祭へ行く
金、土、日と東京芸大の芸術祭、通称芸祭開催。
日曜日に予備校の無いジュンコは予備校のお友達と連れだって午後から出かけていった。

今年芸高からは例年になく沢山(5人?)も芸大に進学している(音楽科は6人だから、合計11人!)。そういう先輩たちに会うのも目的の一つだったらしい。
現役時代は話したことの無かった先輩Tさん(男性、去年予備校で同じクラスだった)とも初めて話したら、何とジュンコのことを、友人に紹介してくれたのだそうだ。ただし、本名は知らなくて、友達同士で呼び合っているニックネームで(^_^;
(予備校時代は恥ずかしいから挨拶もしなかったそうだ。当然相手は自分のことを知らないと思っていた。が、友達もろともちゃんとチェックされていたのね)
そうか、芸高だったんだねー、髪切っちゃったんだー、なんて、随分サバけていた先輩。

「やっぱ大学の方がいいなーーー楽しそうだし。
 予備校はやっぱり所詮受験絵画だもんなー
 あーあ。」

以上、ジュンコのぼやき。

そりゃ、芸大行けばそう思うわよね。

まずは一次試験がんばってくれ。



■…2004年09月10日(金).......保護者会に出席できない
小学校の保護者会は、大体各学期毎に2回ある。学期が始まってまもなくと、学期の終わる間近の2回。夏休み明けの2学期始めの保護者会は、子供たちの夏の作品を展示しているので、親たちにそれを見せるという目的もある。

私はできれば、授業参観と子供の作品が見られる機会には学校に行きたいと思っている。でも今年は、会社の都合で、平日の行事だと全然参加することが出来ない。

今週は昨日の木曜日が5年生、そして今日が1年生の保護者会だった。5年生は軽井沢移動教室を控えていたからその説明会も兼ねていたらしい。1年生は何をやったんだろうなぁ。

資料は後からもらうけれど、テーマぐらいしか書いていなくて、具体的に何が話されたか全然分からない。

ジュンコの時代から不思議に思う学校の情報伝達の在り方。

保護者会に出席できない親と出席できる親との情報格差。

結局その格差が元で損害を受けるってことは今のところ無いから(気づかないだけ?)良いようなものだけど、何だかなぁ・・・・と今日もぼやいてみる。



■…2004年09月07日(火).......ハンバーグ対決
急にハンバーグが食べたくなったので、お父さんに頼んで牛挽肉を買ってきてもらった。(今年のお父さんは夏休み期間中、かなりまとまって東京で仕事をしてくれているのでありがたい。でもこれもあと数日・・・)
ユイマと、ぷみぷみも自転車に乗せて出かけ、帰りは台風のため大雨に降られて帰ってきた。タイミングの悪いこと!
みんなびしょぬれ!寒い寒い!とやせっぽちのぷみぷみは泣いていた。
すぐにお風呂に直行。こういうのもおもしろいかと思ってね、とお父さん。自転車をこいでいるお父さんとユイマはそれほど寒くないのだけど、ただすわっているだけのぷみぷみは相当寒かったようだ。風邪をひいてはいけないので、お風呂でよくあたたまらせる。

やっとあたたかくなりキレイになって機嫌良く二人とも出てくると、こんどは下ごしらえの済んだハンバーグの材料が目に付く。

なにしろ挽肉が900グラム近くあるものだから、ボウルを2つ用意。それぞれに炒めた玉ねぎを入れてさましているところに、お風呂から上がったユイマとお父さん。よし!ハンバーグ対決だ!と言って、二人でハンバーグの種を作り始めた。
私は、それぞれのボウルに塩を入れたり、ナツメグを入れたり、ケチャップ、ソースを入れたりして、ちょっとだけお手伝い。こねるのは二人。丸めて成形するところで、ユイマはハート形を一つ作っていた。ものすごく大きいのは自分のに。

さすがに焼くのは難しいのでお父さんがやったけど、例のごとくフライパン2つ並べて全部を同時に焼いていく。
ユイマが作った方は焼き色を付けた後オーブンに放り込んだ。お父さんが作ったのは最後までフライパンで焼いてみた。

さて、できあがりは?

ユイマ君は「お父さんの方がおいしいよ。やっぱり僕はまだまだだ」などと謙遜していたけど、練りが甘い分、ユイマの方が挽肉の食感が良く残っていておいしく感じた。お父さんのしっかりこねたハンバーグは、焼き方の違いも手伝ってユイマのとはまた別の味わい。どちらかというと、ミートローフのような感じ。
両方おいしいけど、お母さんとしては、今日はユイマの勝ち〜と判定を下したらちょっと照れていた。

約10枚焼いたハンバーグのうち、3枚は明日のお弁当用にとっておいた。
ありがとうねユイマ君。



■…2004年09月06日(月).......女の子菌
小学校5年生になると、移動教室というのがある。
夜、肝試しをするそうだ。

で、それはいいんだけど、男女一組で「手をつないで行かなくちゃいけないんだよ。やだなーー!」と言っているユイマです。

なんでやなの?と聞くと、

「だってーーー女となんか手ぇつないだら女の子菌がうつっちゃうよ!」

うふふ。5年生の男の子って面白い。




■…2004年09月05日(日).......共同幻想
久々にNちゃんからお誘いの電話がかかり、ぷみぷみは今日、Nちゃんと遊ぶことになった。
うちの片づけをしていたところだったので、ぷみぷみにも手伝わせ、終わったら我が家に呼んでも良いということになった。

午後になってNちゃん登場。ノイノイも大喜びで歓迎。3人で2階に上がってリカちゃん人形遊びを始めた。
私とnoripは、おやつを買いにそっと家を出る。近所のケーキ屋に行くと見るからにおいしそうなケーキが並んでいる。ちょっとだけ喫茶コーナーでお茶をしてケーキをいただき(せいぜい15分ほど)子供らのために焼き菓子を買って帰ってみると、家はもぬけのカラ。

ジュンコに聞いてもいつ出ていったか知らないという。やっぱりコイツ使えない(怒)

仕方なく、noripは自転車を走らせてT公園やS公園のあたりまで探しに行くが見つからない。ノイノイも一緒というところが心配だ。仕方なくNちゃんのお宅に電話すると、ぷみぷみ、ノイノイがちゃっかりお邪魔しているじゃないか!
どうして勝手にいなくなるの?鍵はあけっぱなし、どこに行ったかわからない、そういうことはしちゃいけないって前にも教えたでしょ!と叱りつけ、すぐに帰ってくるよう厳命した。だってNちゃんの家は都合が悪いから、今日はぷみぷみの家に遊びに来てもらったのに、ノイノイまで一緒に押し掛けるなんて!

近くまで迎えに出てみるとNちゃんも一緒だった。まだうちで遊びたいというので3人を連れて帰る。道すがら、なぜこんなことをしたのか聞いてみると、遊んでいるうちに、お母さんもお父さんもいないことに気づいた。ノイノイも泣き出すし、もし泥棒が来たらどうしよう、とすごくこわくなり、3人で相談した結果、Nちゃんの家に避難することにしたのだ、と。

なんで、まずジュンコに声をかけなかったの?(怒)と聞くと、ぷみぷみ「ジュンコがいるかどうか知らなかった」といい加減な答え。全くもー!!
泥棒なんて来るわけないでしょ!家に鍵をかけておけば、安全に決まってるじゃないの!第一、あんたたちが勝手に出かけた後、家の鍵、かかってなかったよ!それこそ泥棒がきたらどうするのよ!
泥棒が来るなんて誰が言い出したのよ、ぷみぷみでしょ!?

すると、「Nちゃんが言い出したんだよ。」とぷみぷみ。でもNちゃん「そうだったっけ?」と素知らぬ顔。

とにかく、3人が泥棒という共同幻想にとりつかれて、後先考えずに場所を移動した、というわけね。

ジュンコもいるし、すぐに帰ってくるつもりで黙って外に出かけた私たちが悪かった。相手が似たもの同士のNちゃんだったのだから、容易にこういう状況になるであろう事は予測していなければいけなかった。はぁ。ユイマなら絶対しないことも、ぷみぷみは簡単にしてしまうのだ。

反省。

しかし、ぷみぷみもいけない。
夏休みの宿題終了のご褒美にと思っていたリカちゃんママ人形はしばらくお預けだ(怒)



■…2004年09月03日(金).......自由研究発表会2
ユイマ君のクラスでも、昨日、自由研究発表会があった。

何と、この夏休みに立山に行った子が、クラスにユイマを含めて3人もいたんだって!
もちろんみな立山関係が自由研究のテーマだったそうだ。

一人は黒部ダム。
ユイマに言わせると、内容は「あそこ(パンフや現地の掲示板など)に同じことが書いてあったんだよー」(同じ内容を引き写しただけでずるい、という感じではなく、全く同じことをその子が書いたのだと思っているような口振り(笑))
そして、(父)でも悪いけど、黒部ダムってさ、あんまり面白くなかったよね。それまでの景色や環境が、何というかすごいから、黒部ダムを見ると何だか単調なんだよね。(ユイマ)うんうん。そうなんだよね。自然の力には負けるっていうかなんていうか。やっぱり人工のものだなって感じ。(父)そりゃぁあのダムを造るために、結構な人が死んだり怪我したり犠牲の上に作り上げられたんだろうけどね。(ユイマ)え、そんなに死んだの?!そうだったの(ちょっとショック。この手の話にめちゃくちゃ弱いユイマ君)・・・などとお父さんと二人で会話してました。

もう一人は酸性雨の研究。
市販の酸性雨調査キットを使って、東京と立山を比較する研究だったそう。もちろん、東京の酸性雨の方がひどいという結論。
これについても、ユイマとお父さんで、酸性雨も問題だけど、むしろ立山の問題は温暖化なんだよ、と言い合う。これは、立山に行った直後に、某テレビ局でやっていた番組を見たからなのだが、それによると、温暖化により、以前はいなかった虫が立山に生息するようになり、その虫が運んできた病原菌のために、雷鳥が病気にかかってしまったりしている、というもの。自分がつい最近行ってきた立山の、知らなかった問題、見えなかった問題を取り上げている番組、ユイマ君は食い入るように見たのだった。

さて、そして最後はユイマ君。
ボクは、旅行のことしか話さなかったよ。どこを歩いたかとかそういうこと。
だそうで。研究というか、報告というか・・・。

後で見た番組のことも触れれば良かったのに、とお父さんに言われていたけれど、「いや、ボクはダメだよ」と首を振っている。研究発表なんてどうやればいいんだよ、と、ぷみぷみ同様、いやがっていたユイマ君。最小限の発言のみで終わらせてしまったらしい。

みんなの前で発表できなくても、この旅行と通じて、また、その後にあのようなテレビ番組をみて、そして更に他のお友達の発表を聞いて、色んなことを感じたり考えたりしたのは確か。だから自由研究をやって良かったんだろうなあとお母さんは思いましたよ、ユイマ君。これからも色んなことを見たり聞いたり体験したり調べたりして、色んなことを考える人になって欲しいなぁ。



■…2004年09月02日(木).......自由研究発表会
今日ぷみぷみのクラスでもユイマのクラスでも自由研究の発表会があったそうだ。
あんなにいやがっていたので、どうだった?大丈夫だった?と聞くと、ぷみぷみ、けろっと「うん。大丈夫だったよ」と答える。

何だか拍子抜け〜・・・ま、そんなもんなんだろうが・・・

発表会といっても一年生だ。まずぷみぷみの作品(レポート2枚)は黒板に貼られ、ぷみぷみは前に立つ。すると先生が「ぷみぷみさんはアイスクリームを作ったそうですよ」とみんなに紹介してくれて、いくつかぷみぷみに質問をしてくれるのだそうだ。「何が大変でしたか?」とか「何がおもしろかったですか?」とか。
ぷみぷみはそれに答えるだけ。「全然恥ずかしくなかった!」ということでした。
そして最後に、アイスクリームはとってもおいしかったと言ったら、教室じゅうから、いいなーーー食べたいな〜〜という声が上がったのだって。何だかぷみぷみ、嬉しそうに話してくれました。良かったね。

しかし「でもね、今日、一つだけ悲しいことがあったの。」と急に顔を曇らせて言うので(こういうところ、ぷみぷみらしい。明るい話の後に暗い話。お姫様には不幸が降りかかるものなのだ!)、「何が?」と聞くと、クラスでもう一人アイスクリームを作って自由研究にした人がいて、その子がお休み時間(発表会が始まる前)にぷみぷみのところにやってきて、あなたのアイスクリームの作り方は正しくない。正しい作り方を教えてやる、と言ってきたそうだ。ぷみぷみ、別に知りたくもないのに、教えてあげるなんて言われて面食らい、なおかつ、自分のアイスクリームの作り方が否定されたような気持ちになって悲しかったんだって。

そして、私に、ぷみぷみちゃんのアイスクリームって正しくないの?と聞くので、その子の作り方を聞いてみた。ゼラチンを入れて、凍らせている間に何度かかきまぜる方法だ。「確かにそういう作り方があるのをお母さんは知ってるよ。で、そのやり方で作ったこともある。でも、難しいの。うまく行かないことが多いのよ。だからベターホームの本を見たとき、ああ、こっちの方がいいな、と思ってぷみぷみにはその作り方でやってもらったんだよ。そしてね、大事なのは、何が正しい、なんてことはなくて、いろんな作り方があるってことだよ。」と説明すると、やっと安心したのか、にこりとした。
もし同じような立場になったとしたら、ぷみぷみには、ふーん、自分のと違う作り方があるんだなー面白いなーって思ってほしい。違うものに対して好奇心を持って欲しい。というようなことも話した。

この話をしているあいだ、ユイマ君は、えーアマレット入れたりしたからじゃないの?その子入れてた?入れてないんだろう?とか、何が正しいんだよ!とか、結構妹を弁護するような発言をたくさんしてました。やっぱり兄妹ね。妹がけなされると兄は怒るのだよ(笑)一番上のジュンコ姉ちゃんは、ひえ〜〜そんなこと言いに来るんだ〜〜すっげ〜〜こえ〜〜(コワイ)しかも、人の作品をちゃんとチェックするなんてそれもすごい!と驚いていました。確かに、おっとりぷみぷみでは考えれらないことではありますね。

で、発表会のとき。ぷみぷみの方がその子より発表順が早かった。そのせいかどうか知らないが、ぷみぷみには色々質問したのに、その子のときは先生が「●●さんはアイスクリームをつくったそうです。」と言っただけで終わり。全然質問とか無くて終わっちゃったのだそうだ。(それもかわいそうだが)思わず、みんなで、イジワル言ったからバチが当たったんだ、と言ってしまったよ(ああ、なんて親ばかな私(恥))

長くなるのでユイマの話はまた明日。



■…2004年09月01日(水).......2学期始まる
昨夜気づいたぷみぷみの絵日記もう1枚。今朝少し早く起こして描かせるが、やはり時間切れで完成しなかった。別件で先生に連絡することがあったので、連絡帳に「絵日記3枚ということでしたが、今日は2枚だけ提出します。3枚目は明日持たせます。」と書き加えて、学校に送り出す。

実を言うと、絵日記を描くぷみぷみの横では、ドリルの丸付けやってなかった〜というユイマが、電卓片手に(解答集が見つからず)丸付けをしていた・・・。

今朝までかかって、しかも終わらなかった夏休みの宿題。ああ、情けなや。(ユイマは一応終えたようだが・・・)

帰宅後、ぷみぷみに聞いてみると、提出物のうち、絵日記1枚のほかにプリント(算数と国語3枚ずつ)も忘れていたと言う。探してみたら、入れたはずのプリントがなぜか食卓の椅子の上に・・・(涙)

それに、自由研究の付属として「夏休みチャレンジ大作戦」というプリント(子供ができそうなお手伝いのリスト。チャレンジした日を書き込むようになっている。学校からは14項目例が挙がっていて、さらに11行空欄も用意されている)もぎりぎりになってやったので、14項目の中でただ一つ「くつをあらう」を8月29日、空欄に「アイスクリームをつくる」を書いて、やはり8月29日、と記入して出したのだった。

が、先生の字で「ここもかいてきてください」と記入されたその欄とは「やってみたかんそう」そして

「お家の人からひとこと」

ぐあ゛〜〜〜〜!!また見落としているよ。もうダメだ〜〜私(号泣)(ウソ)



ところで、今朝のぷみぷみ。なかなか起きなくて、絵日記を描かせるのも一苦労だった。朝ご飯のときもなんだがぐずぐず言うので、お父さんが「ぷみぷみはもしかして自由研究の発表会が今日あると思ってるんでしょ?だから絵日記もいや、起きるのもイヤ、ごはんもイヤってぐずぐずしているんでしょー。今日は始業式だからそんなのないよ。」と言う。するとぷみぷみ、すっかり明るくなっちゃって。また絵日記の作業に戻ったのであった。

うう。子供の心にも気づかず、とにかく宿題を全部出させることばかりに気を取られていた私。そのくせ、親の仕事(お家の人からひとこと)を見落とすわ、3枚なのに2枚と思いこむわ、プリント忘れさせるわ・・・ほんとバカ母。




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