良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2004年10月29日(金).......ご褒美は何?
ユイマ君、お父さんからもらえるご褒美は何だろう、そわそわわくわく。
お父さんが帰ってくるのを待ちきれず、電話で聞いたらしい。
でも私には教えてくれない。

私は裏から(ウソ)そっとnoripに聞いてみた。すると、norip、

お金でもないし、お金で買うものでもないものを考えなさい。

と言ったそうだ。

うわ、難しいこと言ったのね〜〜
ユイマ君どうするんだろう??

norip涼しい顔で(顔は電話だから見えなかったけど)「考えて何か言ってくるでしょ。」だって。

でも、もし私がそんなこと言われたらどう言うんだろう、と考えてしまった。

私だったら、そうだなぁ。今だったら、良い音楽が聴きたい、良い絵が見たい。何か芸術に触れたいなー。
でも、でも。
音楽を聴きに行くにせよ、絵を見に行くにせよ、チケットを「お金で買わなくちゃならない」じゃないか。
ダメじゃん!

そこで、私の思考は停止してしまった。

夜遅くnoripが帰ってきた。ユイマが全然教えてくれないので、noripにユイマの出した答えが何だったのか聞いてみると
「日本橋にあるポケモンセンターに連れて行ってもらって、某ポケモンのデータを入手する」ということだった。

ポケモンのゲームの入ったゲームボーイを持っていくと、その通信機能を使って、ポケモンのデータを入れてくれる。すると、今まで使えなかったポケモンが使えるようになるのだそうだ。しかも、そのデータ提供は無料。

なるほど〜〜良く考えたね〜〜と感心してしまった。(またも、親バカ)

で、noripに、私は上記に書いたこと、結局お金で買うものだから、ダメだなーとあきらめたんだ、ということを話すと、norip曰く
「それは解釈の問題だから何でもいいんだよ。チケットは確かに買うかもしれないが、音楽とか芸術とか、そういうものはお金では買えないものだ、と言えば、それはそれでいいんだ。でもそのために結局チケットを買うことになるから、やっぱりそれはお金で買うものだ、と思えば、そういう解釈はなりたつからそれはそれで正しい。」
と。

つまり、ユイマが「お金でもないし、お金で買うものでもないもの」と言われてどう解釈し、何を考えてくるかな、と思って、そういう「公案」を出してみた、というわけなのだった。

そして、ユイマの出した答えに関しては、「いやー、ちょうどよくそういうのがあったよね。でも、本人も、これだ!と思ったんでしょ。嬉しそうに電話してきたよ。」とのこと。
もー、ユイマ君ったら、私には何も話してくれなくて!!

でもいい。自分なりに考えて、満足のいく答えを見つけたんだからね。

で、いつポケモンセンター行けるのかな??




■…2004年10月27日(水).......付き添いユイマ
今朝は熱も下がり、無事に学校にも行けたぷみぷみだったが、耳鼻科通いが続く。月曜はジュンコが付き添い、火曜は私。で、今日は・・・また私が早退??それともジュンコ??それともユイマに行かせる?

昨夜noripにメールで、

 >学童を休んでユイマに連れて行ってくれないかと頼んだんですが、自信がないみたい
 >です。
 >やっぱりユイマにはまだムリでしょうか。

と相談すると、こんな答えが・・・

 > 行けるでしょう。うまくいったら(成功報酬。ぷみぷみを優しくつれていってやら
 > ないといけない。)私が御褒美をやると言っておいて下さい。

このメールを見る前に、ユイマに打診したときは、「えー道分からないし、ボクやだよー!!」とけんもほろろだったのに、(そうでなくても今朝は機嫌が悪かった!)お父さんがご褒美をあげるって言ってるよ、と言うと、急に表情が変わって「え?ああ、D先生のところ、どうやって行くんだったっけ?」と前向き発言!「でもね、ぷみぷみちゃんに優しくしなくちゃだめだよ、お母さん、ぷみぷみに結果を聞くからね。ユイマは優しく連れて行ってくれたってぷみぷみが言ったら、ご褒美だよ。」と念を押す。

結局つきそいをしてくれることになり私は無事会社に行くことが出来た。

そして午後3時過ぎ、会社にいる私の携帯が鳴った。ユイマからだ。
「お母さん、今帰ってきたよ。聞く?ぷみぷみに。今代わるからね!」
早くもあいつはご褒美をもらうべく、ぷみぷみの証言を私に聞かそうというのだ。
何と自分中心なヤツ。
でもその電話口から聞こえるユイマの声からは、責任を果たした高揚感も感じられ、つい甘い母親である私は微笑んでしまう。

ぷみぷみが言うには、ユイマ兄ちゃんはとても親切に連れて行ってくれたそうだ。

これでユイマ、お父さんからご褒美ゲット決定!さて、ご褒美は何??



■…2004年10月26日(火).......自己アピール?
日曜日から熱を出したぷみぷみは、月曜日になっても熱が下がらなかった。仕方ない。学校はお休みだ。しかし私は休めない。ジュンコがここのところ予備校をサボリ続けていて、月曜も行かないというので、ジュンコに留守番と通院の付き添いを頼む。
首尾良くお医者にも行き、私が帰宅すると、ぷみぷみはだいぶ元気になってお部屋で遊んでいる。しかし熱を計ると37度5分。とにかく早めに寝かせた。この調子なら、明日は学校に行けるかな、と思っていた。

がしかし。今朝起きるとぷみぷみの具合は昨日より悪くなっていた。鼻水、発熱が耳に来てしまったのだ。こうなると辛い。耳が痛い〜〜と大泣き。泣けば更に鼻が詰まるから泣いちゃだめ、と言っても、半分寝ぼけているのか、全然泣きやまないどころか、ますます大泣き。

今日も予備校に行かないとジュンコが言うので、今日も一日留守を頼んだ。
ぷみぷみの通う耳鼻科は午後2時からの診察だ。歩いて20分ほどかかる。お昼を食べて、1時半になったらもう家を出てお医者さんに向かいなさい。とにかく耳を診てもらって、場合によっては痛み止めなどの薬を出してもらいなさい、と ジュンコとぷみぷみに、よーく言い聞かせ、とりあえず私は会社に向かった。

そして、午後1時50分。私は会議に入っていた。遠くの方から私の携帯の音が鳴っては消える・・・何度も何度も・・・まずいなぁ、マナーモードにしてあったはずなのに、なってなかったのか・・・5度ほど鳴って消えたところで、会議をそっと抜けて席に戻り、とにかく携帯をマナーモードに切り替える。素早く会議に戻ると、今度は会社の電話が鳴り、電話番の女性が会議室をのぞいて、ぱるたさん、娘さんからお電話です、と告げる。
あああ。会社にまでかけてきたのか!
電話に出ると、ジュンコからで、「何を言ってもぷみぷみちゃんがお医者さんに行きたくないというんですけどー、どうすればいいですか?」と言う。そんなこと、何とかしろよ〜〜!と怒りモードになるが、そこはめちゃくちゃぷみぷみのことだ。理屈など通らない、行きたくないといえばとにかく行きたくない、何を言っても行きたくない。理由を聞いても訳が分からない、そういう意固地なところがあるのだ、ぷみぷみは。そんなぷみぷみパワーにジュンコが勝てる訳がない。

ぷみぷみに電話を替わってもらうと、泣いてしまっていて話にならない。仕方がない。会議が終わって少し残ってる仕事があるからそれが終わり次第、帰るから。とにかく帰るから、と言い聞かせるしかない。私もぷみぷみパワーに負けまくりだ・・・。

3時半、雨の中帰宅すると、ぷみぷみは眠っていた。4時過ぎに目覚めたぷみぷみを連れて医者に行き、耳を診てもらい、帰宅。往復雨の中を歩いた(ここでもわがままぷみぷみ。駅までのバスは酔うから乗りたくないと言うのだ)ので、私はぐったり疲れていたが、ぷみぷみはすっかり機嫌が直っていた。耳の痛みも朝ほどではないらしい。

だいぶ落ち着いたので、どうしてお昼にジュンコと一緒にお医者さんに行くのがヤダったの?と改めて聞くと、とにかくお母さんが良かったの!の一点張り。
日頃、どうしても忘れられがちな3番目。ここぞとばかり自分の存在をアピールしたんだろうか。



■…2004年10月25日(月).......どうして子供が産まれるの?
おしっこをすると、ブルブルってなるよね〜とトイレから出てきたユイマが言った。「ここがきゅーって縮むんだよ」と下腹のあたりを指していうので、私が、「膀胱が縮んだように感じるの?」とユイマに聞くと、横にいたジュンコが「縮むのはキ○タマでしょ」と不躾に言う。(慣れないのよね、そういうコトバを女の子が平気で口にするのって。少しは控えめに言えよ〜〜なんて思ってしまう)
意味が分かったのか分からなかったのか、「ねぇ、ここ、縮まない?」とユイマが再度私たちに聞くので、ジュンコと二人、「アタシたちは女の子だから、縮んだりしないの!そんなことはわからないの!」と声を揃えて言ってしまった。

そして、「どうしてそこが縮むか知ってるでしょう?熱を逃がさないように縮むんだよ」とやおら解説を始めるジュンコ。ユイマもそのことはお父さんからも習っていたので知っていて、夏熱いときは伸びるんだ〜などと応じる。
「そこで大切なものを作ってるんでしょ。冬は身を縮めて寒さから大切なものを守り、夏は伸びて熱を発散して。とにかくそこの温度を一定に保ってるんでしょ?」と私も続いて解説。(こういう言葉遣いなら得意だ(笑))

自分で話を振っておいて、真面目な(?)話になってつまらなくなったのか、ジュンコが2階に退散していく。

と、いきなり、ユイマ君「ねぇ、どうして子供って産まれるの?」と私に質問。

おお、来たな、と思って、ここで慌ててはいけない、と心に言い聞かせ(笑)「え?ユイマ君、この間、学校で習わなかったの?」とまずは聞いてみる。(第一声がこれなんて、ちと情けね〜〜)
すると、「習ったんだけど、訳分からないんだよ。どうして、精子と卵子が合体するの?なんで、どうやって、合体するの?」
というので、「それは、卵子のある場所に精子を送り込むのさ。」と(平静を装って)言うと、「どうやったら送り込めるの??」と言うので、「挿入するのよ。」というと、「どうして入るの?」「どうやって入るの?」「信じられない?」「なんでそんなことが起きるの?」「自然に入るの?」と断続的にいろいろ聞くので、そのたびに、そうねぇ。信じられないけどねぇ、となどと相手のいうことに殆どオウム返し状態の相づちを打って煮え切らない態度をしていたら、そのうち、「子供でそう言うことが起きたら大変だね」というので、またも、そうねぇ、子供はまだそういうこと起きないねぇ、と答えると、少し安心したのか(?)「ホントに不思議だよ、訳分かんない」と言いながら2階に行ってしまった。

ああ、私、性教育の先生としては全然失格だ。

それにしても、昨年度の性教育の授業で「ペニスが勃起して膣に挿入される」ということを、イラスト付きスライドで解説されたはずなんだが、ユイマ君、きっと全く実感が湧かなかったんだろうなぁ。

ものすごく清純派のユイマ。邪な考え(?)が全くない、清らかなユイマ。

こんな清純派ユイマ君もいつか、内面から性的欲求とか、性の衝動みたいなのが湧き起こるようになるのかしらん。

健全な成人男子として、湧き起こって欲しいような欲しくないような・・・・母の思いはフクザツ。



■…2004年10月24日(日).......男の子の下着
久しぶりに晴れた休日。ユイマが移動教室から持ち帰ったたくさんの洗濯物を干す。物干し場には、ユイマのトランクスが3枚、はためいている。それを見ながらパンツについてこんなことを思い出した。

私は3人姉妹で育ったので、男の子のことはよくわからない。まして下着についてなど、自分の父親が身につけているものが男性用下着のすべてだと思っていた。

なので、結婚してもしばらく、トランクスが下着であることを知らず、noripがTシャツにトランクス1枚で家の中を歩いていても、アウターとしてのショートパンツをはいているものだと思っていた。
ある日、私が手が離せずにいるところ、玄関のベルが鳴り、noripに出て頂戴!と頼むとこんな格好だよ、今出られないよ、と断られたのをきっかけに、初めてそれが下着であって、人前には出られない格好であることを知ったのであった。
いくら私が知らなかったからとはいえ、そんな下着姿で、私の前を歩いていたのね、とちょっと怒ったりして。
当時はまだウブだったのね。

それはさておき。

ユイマもつい最近までブリーフをはいていた。保育園時代は、ウルトラマンティガやガイアがプリントされているいわゆるキャラクターブリーフを愛用。トランクスの方がいいぞー、とお父さんに言われても、やだぁとなぜか恥ずかしがってはかずにいた。小学校5年生になってから、あるとき、大きいお兄ちゃんがいるお友達の家に行ってどろんこ遊びになり、お洋服を全取り替えしなくちゃいけないような事態になったことがあった。そのとき、お友達のお母さんが親切にも、お風呂場でシャワーを浴びさせてくれ、さらに、お兄ちゃんらのトランクスからお洋服から一式貸してくださった。お友達お兄ちゃんの大きめなお洋服を着て、ユイマは別人の様な格好で帰ってきた。そのとき、ブリーフよりトランクスの方が穿き心地がよかったのか、それともお兄ちゃんたちがかっこよかったのか、以来、ボクにもブリーフ買って、と積極的に言うようになったのだ。

しばらくそのままになっていた新規トランクス購入計画は、移動教室を機に、一気に実現。新たに少年用のトランクスを4枚購入。ユイマは張り切って、出かける当日朝、わざわざブリーフをトランクスにはき替えて出かけて行った。ブリーフなんてダサイぜ。とばかり、持っていったパンツは全部トランクス。3枚のトランクスが洗濯物になって帰ってきたわけだ。

ユイマ曰く、トランクスだとお○ん○んがぶらぶらすーすーするんだよ〜〜、と変な腰つきで踊って見せてくれた。それが良いのさ、とお父さん。聞くとクラスの男の子も大半がトランクス派らしい。お○ん○んを健康な状態に保つにもブリーフよりトランクスの方が優れている、というのがユイマ父noripの持論。 すっかりトランクス仲間になったユイマもニコニコだ。
変な父子だ。





■…2004年10月23日(土).......ユイマ帰還
昨日、ユイマが移動教室から帰ってきた。気になって、夕方会社から電話してみると、もうちゃんと家にいて電話に出た。どうだった?と聞くと、楽しかった〜言って良かったよ!と即座に良い答え。でも声が枯れている。昨日からノドがちょっと痛くて今朝起きたらこんな声になっちゃったのだと。
雨がひどかった一日目はどうしたの?ときくと、えーあーとあまりはっきりしないので、宿にすぐ行ったの、妙義山は登ったの?とこちらから質問すると、山は登らなかった。確かすぐ宿に行ったと思う、とぶっきらぼうに答える。二日目は雨降って無かった?と聞くと、二日目は晴れたのだそうだ。三日目のことを聞こうと思ったら、ユイマから、「じゃね、バイバイ!」と一方的に電話を切られてしまった(涙)

あの野郎〜〜こっちが心配してたっていうのに。ったく、またテレビでも見てるのか!?とちょっとむくれた私であった。

帰宅すると、疲れたよ〜眠いよ〜と不機嫌なユイマが待っていた。

思い出すのはイヤなことばかり。おいおい。電話では行って良かった楽しかったと言ってたじゃないか

このリュックは小さすぎて荷物がボクでは全部入りきらなかった。やっぱりこのリュック小さいんだよ!と怒る。先生にボクにはムリですって言ったら、そんなことないでしょ!って無理矢理押し込んで。すっごい先生が感じ悪かった。キライだよ、あの先生。
一緒だったO小学校の奴らがバカだった。すぐ挑発してくるんだ。それで背が高いヤツが一人もいないんだよ。みんなちっちゃいんだ。お風呂でお湯をばしゃばしゃやったり、食事の時も感じ悪くてさぁ。アイツらバカだよ、本当に。

などなど沢山いやなことを思いだし暗くなっている。

眠いしお腹空いているとネガティブな気持ちになるものよね。リビングの真ん中にごろんと寝転がってしまってなかなか起きてこない。辛抱強く食卓に誘って、やっとこさっとこ座らせて、ごはんを食べさせて、我慢強くネガティブ話を聞き続けると、だんだん機嫌もなおってきて、バスの中のカラオケのこととか楽しかったことを話し始めた。ほっ。

ところで、おみやげはお菓子三種。1500円のおみやげ代のうち1480円使って買ってきてくれた。長野限定リンゴ饅頭っていうのがユイマイチオシ。私が帰ったらもう3個くらい無くなってました。おみやげと言いつつ、 自分が食べたいものばかり買ってきたのね(笑)

帰宅後一夜明けて、ユイマだいぶ落ち着き、移動教室を通じて、先生がいつもよりも優しかったんだよ、と話してくれた。
ふーん。そうだったんだー。多分、子供たちにしてみれば3日間親元離れる訳だから、先生方は親代わり。だからいつもよりも優しかったのかもね、と私が答える。
そうかな。親代わりってことは親分ってことだよね、と訳の分からん反応したあと、ユイマ君何事かを考えこむ風でもあった。
あの先生大っきらいと言っていたのは気の迷いだったのだろう。やっぱり落ち着いて考えてみると、随分この3日間先生方に良くしていただいたのだと思い直したらしい。
良かった。ユイマはやっぱりバカじゃない。(親バカ)



■…2004年10月20日(水).......また台風が来て・・・
またまた台風来襲で、東京は朝から雨。でもユイマは今日から2泊3日で軽井沢に移動教室だ。
昨夜から大騒ぎで荷造り。山行きの準備は難なくできるのに、泊まりとなると、いきなり出来なくなるユイマ。というか、できるのに、衣類を1日目に着る分と2日目に着る分と分けて袋に詰めたり、洗面道具の袋を作ったりする作業を面倒臭がっているのだ。
わかんないよ〜〜とすぐ言うので、分かれよ!とつい声を荒げてしまう。

今朝もさんざんああだこうだと不機嫌そうに文句を言う。例えば、ああ、もう遅刻だ!とか、何だよ〜〜○○が無いんだよ〜〜とか。どうでもいいが、思ったことをいちいち全部口に出さないで欲しいんだよなぁ・・・
そして、何とか7時6分に家を出ていった。
昨日の話では6時50分には出ないと間に合わない!なーんて言っていたくせに、結局7時過ぎてるよ。7時半集合なんだから7時15分に出れば間に合うよと私が言っているのも聞かず。一人で早く早く!と思っているから余計、自分で自分をイライラさせてしまう。

文句垂れユイマが出かけて、やれやれと思っていると、電話が!
すわ、この雨風で移動教室は中止か!?と電話に飛びつくとさにあらず。
「今ユイマ君が校帽を忘れてきたと申し出てきましたので、早急に届けていただけないでしょうか」
ユイマ担任の先生からだった。
仕方がないから行きましたよ。ノイノイやぷみぷみに朝ご飯食べさせなくちゃいけないところ、二人で食べているよう言い聞かせて、この雨の中、合羽を着込んで自転車で。

集合場所の体育館に入ると、私が見つけるより早くユイマが近づいてきて、「悪い悪い!忘れちゃったんだよ」と照れくさそうに謝る。家でのユイマと随分違ってまともなお子さまじゃないか。
体育館には見送りの親の姿も結構あったが、私は見送るヒマがない。担任の先生に挨拶してすぐ家に引き返した。

さて、夕方4時。今度はぷみぷみの学童から電話。この台風なので、大事をとって保護者が児童を迎えに来るのが望ましい、というようなお話。しかし私は迎えに行くことはできない。そこで、学童の先生には、5時を待たずに、一人で帰宅させるようお願いして電話を切った。

ところが、すぐにまた会社に電話が入り、一人で帰るようお母さんが言っているとぷみぷみに伝えたら、ぷみぷみが泣き出してしまったというのだ。他のお友達には続々と迎えが来ているらしく、それを見たらますます悲しくなってしまったみたいだと学童の先生。「ぷみぷみちゃんの気持ちも分かるので、どうぞお迎えに来てあげてください。6時過ぎても一向に構いませんから。お待ちしていますから。」と逆に頼まれてしまった。

ったく、泣くなよ〜〜そんなことで〜〜〜!!>ぷみぷみ
ウソ泣きしてるんだから騙されるなよ〜〜〜>学童の先生

結局、私が学童にたどり着いた6時過ぎの時点では、かなり雨風が強くなっており、帰るのも一苦労だった。
やっぱり 雨足が強まる前の4時の段階で帰るのが一番良かったのだ・・・。

そのぷみぷみ、図工で「好きなものに囲まれて」というテーマで絵を描いているそうだ。何を描いたかと言うと、ヨン様とチェリンとサンヒョクとユジンを描いたの〜〜だって。
冬のソナタ@韓国ドラマがこんなに好きな一年生っているんだろうか。



■…2004年10月16日(土).......保育園の運動会
昨日の晴天とはうって変わって寒い曇天。でも今日は保育園の運動会だ。雨でないかぎり決行。朝お弁当を作って、ぷみぷみも一緒にノイノイと出かけた。(ユイマは塾。終わり次第保育園に寄るという約束で)

ノイノイが保育園に入園したのは2年前だが、その年の運動会では、ゼロ歳クラスの出番もあったように記憶している。親が子供を抱いて登場し、園庭の真ん中で円陣になって座る。子供も一緒に向き合って座らせ、布を使って遊ぶのを見せる、という内容だった。子供の顔に布をかぶせていないいないばーとやるような。あんなにいつもと違う状況に置かれていたのに、ふしぎと、泣いている子がいたようには記憶していない。何だか訳分からんまま、なされるがまま、誠に自然体。子供は親の顔を見つめていただけのような 記憶がある。

1歳の時はもう少し高度(?)になって(なにしろ、みな歩いたり走ったりできるのだから)親と一緒に手をつないで入場し、リズム遊びをしたりするが、ゼロと違って1歳ともなると、この場の雰囲気を良く感じ取り、いつもと違う!コワイ!と言う感情もわき上がる。ノイノイなんて、その最たるもので、親と向き合うことすら拒否。ひたすら機嫌悪く泣いていたような、と思ってみたら去年の日記にも確かにそう書いている。

昨年はゼロ歳児の出番が無くなり、今年は更に1歳児の出番も削られてしまった。運動会に参加するのはノイノイのクラス、つまり2歳児クラス以上となってしまったのだ。更に人員削減が進んだ結果か。赤ちゃんクラスはテラスから見学するのみ。でも、見学者もちらほらしかいないのはとてもさびしかった。

さて、ノイノイ。大好きなお散歩をテーマに演目の内容が練られている。

今年は、親と一緒に登場ではなく、まず子供だけで登場する。お散歩に行くと虫が沢山。子供たちはトンボになって、トンボのメガネの曲に合わせて走り回ったりトンボのポーズをしたり。去年と違ってどの子もものすごく張り切ってやっている。「芋虫もいた〜」ということで、前の子の肩に手をかけて列になり、芋虫になってよいしょよいしょと進むと、「あ、コワイ虫が来た〜」と先生のアナウンス。これは大変とばかり、園庭の端に逃げると、今度は親が大きな芋虫になって登場。(やりましたよ、前の人の肩に両手をかけて、よいしょよいしょって(笑))子供らは最初は何が起きたかって顔をしていたけど、そのうち、あ、これは自分たちの親がやってるんだ、と気づいたとたん、歓声を上げたり笑ったり。(早く気づけよ(笑))

大芋虫がよいしょよいしょと園庭の真ん中に到着すると、先生のアナウンスがいきなり「眠くなっちゃった!みんな寝ましょう!」(おいおい、園庭に寝転がるのか?!と思ったらさにあらず。両手を合わせてほっぺたにあて、ねんねのポーズ。)子供たちも眠りましょう!と先生のアナウンスで子供たちも寝始める。

すると、「あ!お母さんお父さんたちが綺麗なお花を咲かせてますよ〜〜〜」とまたいきなりアナウンス。えー、花ってどうやるんだ?!と思っていると、やっぱり手を使って花を作り、そのまま芋虫の隊列をほどいて園庭に散らばれ、という。
手でお花を作ったまま、ばらばらになると、今度は先生が子供たちに「お母さんお父さんのお花の所にチョウチョになって蜜を吸いにに行きましょう!!」と呼びかける。子供たちは一斉に立ち上がってチョウチョになりきって自分の親の所に飛んできた。ノイノイはすっかりその気になって、私が手で作ったお花に顔をつけて「ちゅうちゅう」と蜜をすう仕草までしている。
その後、親子でリズム遊びを2種類くらいやって、最後は手をつないで園庭を一周したのち、退場・・・・

以上が2歳児の出し物。
ぶっつけ本番の親は、先生のアナウンスに従って、それはそれは、がんばりました(笑)子供たちは、最初から最後までやる気満々で楽しげだったのが印象的。随分と大きくなったものだ。
先生の上手なアナウンスによる誘導、BGMは子供たちの様子を見ながらのピアノの生演奏by先生、何とも不思議なストーリー展開なのに(笑)、子供たちがそのままその世界に入り込んで身体を動かしているという、不思議な時間を体験したのだった。

さて、お父さんもユイマもいないので、この様子をビデオで撮ってくれたのはぷみぷみでした。
そのために簡易三脚を買って、カメラの扱いも教えて。一生懸命カメラで私たちの姿を撮っているぷみぷみはとてもかっこよかったです。何というか、賢そうな顔になるのね、そいういうときって。
家に帰ってみんなで見てみたら、とても上手に撮れていました。ありがとう!ぷみぷみ。




■…2004年10月11日(月).......赤ん坊の扱い
お昼に近所の中華料理店(いわゆる町のラーメン屋さん)に行ったときのこと。
そのお店、座卓が6つおいてあるお座敷が奥にあって、我々のような大人数かつ子連れ家族はそこに通される。出てきたラーメンやチャーハンをみなで食べていると、隣の卓にやっぱり我が家のような子連れ家族が座った。子供は3人、4才お姉ちゃん、2才弟、0才末弟といった感じ。
で、0才の末弟赤ん坊は、おとなしく座って床や座布団の研究に余念がない。

そのうちその家族の卓にも料理が運ばれてきて、みなの前に皿が並ぶと、赤ん坊君、泣き出した。自分の前に料理が無い!と怒っているのだな、きっと。しばらくお父さんが片手であやしたりしていたが、そのうちお母さんの方からミルク瓶が出てきて、ミルクをあてがわれた。こうなるとミルクを飲むしかない。赤ん坊はミルク瓶を抱えて寝転がり、しばらく静かになった。
ミルクを飲み終わると、また、座布団の研究、壁の研究に戻っていった。

さて、その赤ん坊に注目した我が家の元赤ん坊ノイノイである。

あまりお腹がすいていなかったことも手伝って、ラーメンそっちのけ。
まずじっと注目。でもときおり目をそらして相手に無用の緊張を強いることなく赤ん坊を観察。
そのうち赤ん坊もノイノイに見られていることに気付き、何となくこちらを観察し始める。
ノイノイ、じわじわと近づき、また遠のく。
ここですぐ近寄らないところが心憎い心遣いだ。
しかし、次の瞬間には、もう赤ん坊のすぐ目の前に座っているノイノイ。
おお、いつの間に!!

それでもすぐにさわったりはしない。赤ん坊の真ん前に陣取って自分を観察させる余裕を彼に与えているようにも見える。しかし、大抵、子供は子供が好きだ。ご多分に漏れず、この赤ん坊も、それほど警戒心も抱かずにノイノイに対してニコニコし始めた。

こうなるともうノイノイのペースである。

ちょっと手を伸ばして赤ん坊にさわり、すぐ手を引っ込める。赤ん坊は驚かないし泣きもしない。さらにもう一度触って、こんどは顔をじっくりのぞき込む。それでも赤ん坊は泣かない。同じようにノイノイをのぞき込んでにらめっこ。
すっかり仲良しだ。

さすが、保育園っ子は違う。赤ん坊の扱いがうまい!

しばらく遊んでいるうちに、私たちの食事も終わり、そこでバイバイ、となった。

それにしても、後で良く考えたら、あの子の親御さんが、よその子の振る舞いを寛大に見守ってくれていたから、そして、うちも、うちの子がよその子に近づいていっても、よほどのことがない限り好きにさせていたからこそ、あんな風に面白い場面を見られたのだ。
下に行けば行くほど、こういう場面を面白がって見られる親たちなのであった。

いや、あちらの親御さんが子供らにどのくらい注目していたかは知らない。
つーか、ご自分たちのお食事に結構集中されていたような気もしないでもないが(笑)

そして、ノイノイは、結局ラーメンは半分くらいしか食べなかった。
でもすごく満足していたよね、赤ちゃんと遊べて。
良かったね、ノイノイ。



■…2004年10月07日(木).......ブランド志向なのかそれとも・・・
私の友人Nちゃんの友人Hさんが、陶芸家になった。Hさんは大学では数学を専攻していたというから、全く違う分野への転身である。 そのHさんが、私の会社のすぐ近くで個展を開く、とNちゃんが教えてくれた。 私はNちゃんとは同じクラスになったことがあるが、Hさんとは一度も一緒になったことが無く、顔を知っている程度、という間柄。
でも、せっかくおしえてもらったのだから、今日は天気も良いのでお弁当を早々に終えて、歩いて個展に出かけてみた。

陶芸というと器をイメージするが、もうちょっと大きな作品、ライトとか置物や、小さな植木を入れられるような置物などが展示されていた。素人なのでわからないけど、信楽焼のような肌合いの作品である。これをみんな手で創ったのか?とびっくり。かわいらしいおとぎの国のような世界。

運良くご本人にも会えてお話してきた。
先日の同窓会でもお目にかかっていたせいか、高校が一緒でしたよね、とすぐに認識してもらえた。すぐに自己紹介して、お話してみたら、思いの外楽しかった。
どうして数学専攻からこの道に入ったのか、ご主人を結婚1年と1日で事故で亡くしたことや、そこから陶芸家になろうと決めたことなど、波瀾万丈の今までを、いともからりと語る。
きっとものすごく大変だっただろうに、大変さとか暗さとか重さとか、そういうネガティブなものを微塵も他人には感じさせない人だ。

思い切ってジュンコが美大目指して浪人していることを話すと、彼女の答は、こうであった。

芸術の道で生きたいと思うのなら、1年浪人するメリットは無いと自分は判断した・・・

彼女にもジュンコと同い年の娘さんがいて、やはり美術系に進みたいと言ったらしい。そして、今春、AO入試という手段で某美術系女子短大に入れてしまったそうだ。
理由は、短大から4年制大学(勿論美大)に編入したり、そのあと、芸術系の大学院に進む方が進みやすかったりするからなのだそうだ。

がーん!ジュンコはその4年生大学目指して浪人してるよ・・・

続きを聞いてみると、彼女自身が美大出身ではないが、創作の道に生きているという事実。回りのアーティストを見ても様々な経歴であってむしろその方が面白かったりすること。大事なのは、何かを作りたいという意欲であって、浪人することによって(特に予備校で朝から晩まで缶詰になって絵を描くことで疲弊しきってしまって)意欲がそがれることの方がコワイ。
それよりも、創ることに何かしら近いところに身をおいていることの方が大事。
芸大とかそういうアカデミックな世界に行きたいという人なら別として、芸大に行ったからといって、創作活動を一生続けているかというと実態はそうでもない。

そんな内容だったと思う。

人それぞれ考え方はあると思う。でも、実際にアーティストとして生きている人の言葉には説得力がある。少なからず動揺してしまった。

私はもしかしたら芸大って言うブランドに惹かれているのだろうか。
大学っていうブランドに惹かれているんだろうか。

勿論、行くのはジュンコ本人なのだから私が動揺したって仕方がないのだが。


ジュンコは最近、予備校が嫌で嫌で仕方がないらしい。みんな受験絵画を描いていることに息苦しさを感じるそうなのだ。
受からないと始まらない。でも受かるために受かるように絵を描くのは嬉しくない。
そんなところかな。


まだHさんの話をジュンコにはしていない。




■…2004年10月06日(水).......子供も宿題、親も宿題
運動会が終わって、5年生には早速作文の課題が。ユイマ君、作文は追いつめられないと書き始められない。やっぱりその日には全然手をつけておらず、提出日の朝になって早起きして書く。
しかし今回のテーマは、機嫌良く参加できた運動会のことだ。筆が進むときの特徴としては、ニコニコしていて、「ああ、あのときはこうだったんだよ「●●●は××であった!」なんちゃって〜!」などと独り言を言いまくって書く。今朝もそうだった。

そして、書き終わると、「お母さん書けたよ、読んでみて」とわざわざ持ってきた。自分から見せてくれるなんて、よほど気に入った風に書けたのだろう。読んでみると、ほんとうに機嫌良くすらすらと書けていた。自分が出た種目のことはもちろんのこと、一番印象に残った種目、6年生の組み体操の感想も書かれていた。いつもユイマがしゃべっているように(笑)。
ほぉ〜なかなか良く書けてるじゃない?と言いながら返すと、まんざらでもない顔で作文を受け取る。

さて、1年生は、運動会の前日に、親への「招待状」を持ち帰っていた。
画用紙が四つ折りになっていて、上段左側に、1年生のプログラム、横の面にはかけっこの走順とコースや踊りの列などの配置図が印刷されている。その配置図の中で自分がどこにいるのかぷみぷみ自らまるをつけている。
そして、下の段左には子供から親へのお手紙。そして、下の段の右が空欄になっていて、「ひとこと」と印刷されている。何と、これは、運動会が終わった後、親から子供に手紙を書くのであった。

運動会が終わって最初の登校日に持っていく物らしかったが、当然私は気付いていなくて、忘れました。

ぷみぷみに言われて、慌ててお手紙を書く。「かけっこが1とうで、すごかったね。」とか「ひょっこりひょうたんじまのダンスをとてもたのしそうにおどっていたね。みているこちらまでたのしくなったよ。」などなど。

しかし、それをぷみぷみが学校に持っていって先生に提出するのだから、親も宿題を出されているようなものなのであった。やれやれ。

さて、下の子に行くほど、親の出番が増えているような気がしてならない小学校。私のようなずぼらかつ忙しい親は、落第しそうである。



■…2004年10月05日(火).......みんなでお留守番
昨日から仕込んでいたミネストローネスープを今日仕上げ、夕食に。実家の母の所にも届ける。夜になって雨が上がったので大急ぎ。
夕食が済んで8時半に家を出て自転車で約10分で到着するはず。だから、3人でいい子でお留守番しているのよ、すぐ帰ってくるから、ごはんが全部終わったら、2階に行ってみんなでお布団に入って寝て待っててね。
そう言い聞かせて家を出た。

実家に行き、スープを置いて、少し母の顔を見て帰る。父が母に言われてお茶の仕度をしていてくれたけれど、子供たちが待っているから、とお茶を断ってすぐに実家を後にした。

そして、家に戻ると9時。何だかものすごーく静か。1階には誰もいない。しかも、テーブルの食べ残しのお皿にはラップがかかっている。まだ帰っていないジュンコのお皿にも。今日私が間違えてジュンコの分まで盛りつけてしまったものだ。ラップしなくちゃ、とおもっていたところ。何も言っていないのに、ちゃーんとしてあるじゃないの。

そーっと2階に上がってみると、電気も消えていて、少しひそひそ声がした。

ゆっくり10センチくらい戸を開けて覗くと、暗がりの中、3人ともちゃんと銘々のお布団に入ってるじゃないか。でもきっと私が帰ってきたことは分かっていたのだろう。みんな一斉に私の方を見て、でも、我慢して、じっとお布団に入っていること数秒。ついにノイノイが我慢しきれなくなって、「おかあさん!帰ってきた〜」と布団から飛び出してきた。

ちゃんと片付けしてあったでしょ。自分たちで考えてやったんだよ、とユイマが報告。ぷみぷみも、こうした方がいいかなーってことをやったの、と布団の中から答える。

ラップまでちゃんとしてあって、お母さん感激しちゃったよ。それに、こうやってみんなお布団にきちんと入って寝てるから。すごいねー。お母さんがいない方がみんないい子だね!

と誉めると、ユイマ「そんなことないよ。やっぱりお母さんがいないとダメだよ」だって。うふ。

でも、みんなでお留守番の何と心強いことか。 お母さんがいなくても、3人の子供たちは団結して危機を乗り越えた!(笑)



■…2004年10月02日(土).......運動会
台風が去って昨日今日と秋晴れ。折しも今日はS小学校の運動会だ。
今年はぷみぷみが1年生、ユイマ5年生。見る競技数が2倍に増えた。

まずは、1年生の50メートル走。背が一番小さいぷみぷみの走順は1番1コース。足が速いので余裕の一等だ。こんなに足が速いのになんでリレーの選手じゃないんだろう。(親バカ)
いくつかプログラムが進み次はユイマの100メートル走。ぷみぷみが1等だったからか、ユイマもがんばりました。がんばってギリギリ勝利! 小学校に入って運動会で一等を取ったのは初めてなんじゃないか?良かった良かった。
すぐ後は一年生の表現種目。例のひょっこりひょうたん島byモーニング娘。に合わせて色とりどりのTシャツの一年生たちが踊る。ここでもぷみぷみは最前列の最左翼にいたため、私たちの席からよく見える。身体が小さいので体育ズボンが妙にでかく感じる(笑)
午前種目の最後から2番目は5、6年生による騎馬戦だ。最初は一対一の闘い。ユイマは身体が軽いので馬ではなく騎手だ。素早い動きで相手方の騎手の帽子を奪う。勝利したあとしきりにガッツポーズを取っていたので、ちょっと目立っていた。(親バカ)団体戦はもう誰が誰やらわからない。でも後で聞いたら団体戦では後ろから帽子を奪われたそうだ。残念。

お昼はなぜか親と子供別々に昼食をとる。これだけはこの小学校に入って不満なところ。
運動会といえば、親類縁者集まって遠足気分宜しくお昼は校庭で弁当を広げ、それまで競技をしていた子供たちも戻ってきて一緒に食事をするもんじゃないか?
少なくとも、ジュンコが最初に通っていたY小学校ではそうだったのに。ぷみぷみもそれが不満で「お母さんたちと一緒に食べちゃいけないんだって。なんでだろう。小学校ってケチ!」と朝怒っていたが!小学校がケチなんじゃなくて、あなたの小学校がケチなの、なんて私も答えたのであった。

ノイノイは会場について、ぷみぷみのかけっこが始まっているのに、「うんどーかい、見る」と言っている。運動会見ながらまだここが運動会だとは実感できていなかったらしい。これが運動会なんだよ、と言うと「これが運動会」とつぶやいていて、そのうち運動会を見てる気持ちになったようだ(笑)。
保育園のお友達にも何人か会い、体育館に入り込んで走り回るなどのイタズラはしていたけど、基本的にはなかなかお行儀良くお兄ちゃんお姉ちゃんたちを見ていた。

午後は一年生の玉入れに続き、ユイマが張り切って練習していた表現種目。調子の良い音楽に合わせてストリートダンスっぽいダンスを繰り広げる。担任の先生にクラスで4番目くらいに上手と誉められて以来、俄然やる気を出して練習してきた種目だ。家でも踊っていたもの。さすがに上手でした。彼はけなされると全然やる気を失い、ほめられるとすごくやる気を出すタイプ。しかし、それがとっても極端(笑)

ユイマのダンスを最後に、一応我が家の子供らの出番は終わり。まだあと数プログラム残っていて、特に最後の2種目、中学年リレーと高学年リレーが、何と言っても見ごたえがある種目。でも、昼寝の時間を過ぎて、だいぶ眠くなってしまったノイノイを連れて帰ることにした。午後2時。
朝9時から2時までずっと外にいて紫外線を浴び続けたのでさすがにちょっとくたびれて、みんなで昼寝してしまいました。

今日運動会を見た感想。ユイマもぷみぷみも、どの種目も機嫌良く楽しんでやっていて本当に良かった。
勝ち負けをつけるのはいけないから、かけっこをしない、なんていう馬鹿な学校じゃなくて良かった。
でもでも、やっぱりお昼は一緒に食べたかったな。



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