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〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2004年08月29日(日).......自由研究@小学校1年生の舞台裏
どこのご家庭でも多かれ少なかれ小学生の自由研究には親がかかわっているのではないだろうか。
というより、親がかかわらないと小学生、特に低学年の場合は、ほとんど何もできないのではないか。

我が家もご多分に漏れず、ぷみぷみに自由研究はどうする?なんて聞いたって、全然本人分かっていない。自由研究って何?状態。

Z会で一度アイスクリームを作っているので、本格的(?)アイスクリームを作ってみない??と持ちかけてみた。お料理好きなぷみぷみのこと、アイスクリームをお母さんと一緒に作ろう、と言うだけでとても張り切ってくれたので、テーマはすぐこれに決定!

私は本を片手に作り方を指導しつつ、携帯で写真をぱちぱち撮って、レポートに備えることにした。

卵は黄身だけ使う。カラを割って白身をこぼす。お手本を見せると、当然ぷみぷみもやりたがる。家に卵が二つしかなかったので、本当はヒヤヒヤだったのだけど、思い切って、二つ目をぷみぷみにやらせてみた。幸いうまくいってホッとした。砂糖と水を煮立てて作ったシロップを足しながら泡立てる。

アイスクリームは、とにかく、黄身を泡立て、生クリームを泡立て、最後はその二つを混ぜて凍らせるだけ。実はすごく簡単なお菓子なのだ!

手で泡立ていていては埒があかないから当然電動泡立て器を使用。もちろん、ぷみぷみは面白がってやってくれる。でも、ずっと続けていると、1年生の腕力ではだんだんと器財が重くなってくる。
おかあさん、疲れてきた〜、というので、私が交代。後半はほとんど私が泡立てていたかも。
写真もだんだんと「やらせ?」みたいな雰囲気に(笑)だって、性能の良いデジカメじゃなくて、携帯で撮っているので手ブレがひどいんだもん!ちょっとそこで止まって!なーんて言いながらカシャッ!と撮る。

アイスクリームを凍らせている間に、レポーティング。画用紙を用意して、ここにはタイトル、ここを3つに区切るからここに材料、ここから作り方を書いたら?と提案してみる。
お父さんとは大違い。レイアウトから入る私( ̄▽ ̄;)

ぷみぷみはまあまあ素直に従って書いてくれた。材料と作り方で1枚終わってしまったので、もう一枚同じ画用紙を用意して、今度は二つに分ける。左半分が一番印象に残った場面の絵。右半分には、アイスクリームづくりの感想文だ。

勢いで絵は何とか描き上げるも、感想文のところにきて、勢いが止まった。 どうやって書き出すかですごく悩んでしまって、書けない書けない!疲れた〜〜と言い出す始末。何とか激励しようと思った私が、ここで失敗を犯してしまった。
「学校で9月になったら発表会もあるみたいよ。みんなにどうやってアイスクリームを作るのか教えてあげなくちゃ。だからがんばって書き上げよう!」
そう言ったとたんにぷみぷみの顔色が変わって「みんなの前で発表するの??そんなのやだ!恥ずかしい。いやだ〜〜」ついに泣き出してしまった。

ぷみぷみ、みんなの前でお話しするのがそんなにイヤなの?と聞くと、すごくイヤだ、嫌いだ、だって恥ずかしいんだもん〜!と言って涙を流す。私は、普段のぷみぷみの様子からは、まさかそれほどまでに人前で話すのが嫌いだとは思っていなかった。
何たる不覚。
レポーティングを始めて2時間近く、すでにかなり疲れていたところに、更に意欲を削ぐようなことを言ってしまったのだから!

そこに、お父さんから助け船。「アイスクリーム、そろそろ固まってるんじゃないの?食べてから書いたら?」
そうだ。それしかない。
幸い冷凍庫を「急冷」にしたせいか、もうアイスクリームは固まってできあがっていた。アイスクリームサーバーで丸くくりぬいて一人一人のお皿に載せる。
一口食べて、「おいしい!」Z会で作ったアイスクリームと比べると、本格的に泡立てた分、舌触りがとても良い。それに今回はアマレットなども入っているので香りも良い。すっかり機嫌を直したぷみぷみは「分かった!アイスクリームはふんわりしててしっとりしていてとってもおいしかったですって書けば良いんだ!」とニコニコ。
こうして、何とか感想文も書き上げて、本日自由研究、無事終了。

あ゛あ゛あ゛〜〜〜、疲れた〜〜!



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