良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2010年05月20日(木).......コイバナその後
昨日、晩ご飯の支度をしていると、ノイノイがやってきて、今日クラスのKH君から好きですと書いた紙をもらったんだと教えてくれた。

え?え?それって、ラブレターじゃない?と言うと、うん。でも・・・・。と口ごもっている。

見せて!というと、びりびりに破いて捨てた!と答えるので、なんでー、見せてよーと再度お願いすると、ゴミ箱から破片を拾い集めて復元して見せてくれたのだがしかし。なぜ、びりびりにした?

曰く「休み時間にもらったんだけど次の授業は落ち着かなくてちっとも集中できなかった。どうしよう。好きっていわれちゃったどうしよう。困ったなぁどうしようってばっかり思って。だから次の休み時間にMちゃんに相談したんだよ。そしたら、『あ、それ、Kちゃんももらったって言ってたよ!』って言われてさー。」

結局HK君は、ノイノイのほかに、Kちゃんと、さらにAちゃんにも同じ文面で書き送っていたのだった。

一度に3人の女の子にラブレター??
何を考えてるんだHK。

それですっかり馬鹿らしくなったノイノイは、その次の授業はすっきりと集中して受けられたんだそうな。

そして、ノイノイがしんみり語るには、「手紙もらったときはどうしようって思ったけど、やっぱりアタシはあいつが一番そばにいて安心できるんだってことが分かったよ。」

わはは。倦怠期だと思っていたけど、ひょんなことで最初の頃の気持ちを思いだしたってわけね。よかったじゃないの。災い転じて福となす?





この話を聞いていたぷみぷみが不機嫌になったのは言うまでもない。
なんで、あんたばっかり。アタシなんて好きなんて言われたことすら無いよっ。ったくノイノイって男みたいな格好してるくせに、結構女の子なんだよね。ぷんぷん!

まあまあおさえておさえて。君だっていつかはきっと。となぐさめると、

うるさーーーーい!

と返された。失礼しましたー。



■…2010年03月25日(木).......雨の卒業式
ぷみぷみの学年はなにかと行事の日に雨が降るような気がする。
遠足も運動会もよく雨に降られた。
そして今日、卒業式。

朝から小雨が降りしきる。しかも、寒い!

当初着物を着ようと思っていたのだが、この雨と寒さに早々と断念して洋服で出かける。ぷみぷみはこの日のために買ったHiromichi Nakanoブランドのかわいいスーツを着て登校した。式はジュンコやユイマのころと大して変わらない。粛々と進む。
門出の言葉(よびかけ)は、さすがに上手で学芸会のよう。歌もあいだに3曲も入って大サービス(?)だった。

終了後は晴れていれば校庭に在校生(5年生)がアーチを作って6年生をお見送りするのだが、雨だったので校舎内を練り歩く。最後は結局、卒業式会場だった体育館にみんな戻ってきて、先生にサインをしてもらったり友達同士で写真を撮ったり。親子揃って1枚の写真に納まる姿もあちこちで見られた。私もぷみぷみと一緒に写真を撮りたかったのに、結局1枚も撮らなかった。撮ってくれなかった。。。

ぷみぷみは親のことなど眼中にないんだなぁ。

午後は近所の焼き肉屋を借りてクラスの懇親会。子供たちは大きい個室に押し込まれ、親は4人掛けのテーブルに分かれて食事をする。卒業式の後だったので先生も出席されるのかと思ったら親と子供だけ。ユイマやジュンコのときには無かった行事なので参加してみたけれど、これなら今後は不参加だな・・・。



■…2010年03月11日(木).......Sさんへのメール
Sさま

お元気でいらっしゃいますか。ぱるたです。

長いことご無沙汰してしまってすみません。上の娘はすっかりドロップアウトしてしまいましたが(現在休学中)お嬢さんは順調に通われていらっしゃいますか?
Sさまは今どちらにお勤めなのでしょう。

さて、長男ユイマは高校に進学し、こんどは次女ぷみぷみが中学入学を迎えることになりました。上のお姉ちゃんお兄ちゃんと同じく、自分もS中学に行く!と申しますので申請を出したところ、やはり今年も抽選。そして落選。再申請するも不承認ということで、すっかり落ち込んでしまいました。気持ちをもり立てるために先々週の日曜日に大急ぎでK中、N中、G中をまわって本人に見せました。(今まで抽選にもれても再申請すればどうにかなると甘く見ていたので、どこも見学に行っていなかったのです。)

日曜にもかかわらず、K中は部活をしている生徒がいた関係で副校長先生もおられ、自由に校内をまわって見せていただくことができました。一方、本来の学区域校であるN中は部活もなく、先生もいらっしゃらず、シルバー人材センターから派遣されているらしい主事さんがお一人。自分はよくわからないからどうしようもないと断られ、校舎と校庭を外から眺めるだけ。

気を取り直してG中に向かうと、やはり部活等は行われておらず、職員の方はひとりもいらっしゃらなかったのですが、同じくシルバー人材センターのジャンパーを着込んだ主事さんに事情をお話しすると、では自分が案内しましょうっ!と鍵を持って出てきてくださいました。

上の階から順番に、鍵のしまっている専科の教室も開けて中を見せてくださり、教室の壁に貼ってある展示物なども丁寧に見せてくださいました。
下の方におりてきて、図書室に入りました。主事さんもこの図書室はすばらしいと自分も思うとおっしゃるとおり、小さいながらも品揃え(?!)がよく、本好きの娘がいきなり興奮!ああこの本もある、あの本もある!と書架のまわりをかけまわるようにして、今までのどよよーんとした気分がちょっと明るく変わった瞬間でした。

昨年春に開館したM図書館と連動して専門の司書さんが派遣されてきているそうですね。ユイマのときにうかがったときは、図書室にはあまり注目していなかったので(ユイマは全然本には興味の無い子だったので)立派な図書室がとても新鮮でした。

K中には保育園のころから仲良しだったお友達が行くことになっていたので、本人は最後まで迷ったようですが、最後はそのお友達の一言「ぷみぷみが同じ中学に来てくれれば嬉しいけど、でもぷみぷみが本当に行きたいところに行くのがいいと思うよ。」に背中を押され、S小学校からただ一人、G中学校に入学すると本人が決めました。

今年は人数が少なく50人ちょっとだと副校長先生(たぶん、Sさまがいらしたころとかわっておられない。4月もまだいらっしゃるかなぁ。。。)がおっしゃっていました。Sさまが異動されてしまった後ではありますが、Sさまのおかげでできた縁だと思っています。紆余曲折経てぷみぷみが自分で決めることが出来たわけですからこれから3年間、良い方向に行くようサポートしていってやりたいと思っています。

一つだけ気がかりなのは、ぷみぷみは本当は美術部(姉の影響か、イラストを描いたりオブジェを作ったりするのが好き)に入りたかったのにG中には美術部が無い!ということです。
それも、副校長先生に伺うと、美術の教師がいますから活動場所を提供することは可能ですとのお言葉を頂戴したので、入学してからクラブを作ればいいんだよ!と励ましていますが、どうなりますことやら。

私のまわりでは、S中に再申請して、不承認後、どうしてもS中に行きたいと再々申請中のお子さんが一人いらっしゃいます。そのお母さんに先日お会いしたら、最悪3月31日まで決まらないかも、と悲壮な覚悟でいらっしゃいました。なんでもS中学校エリアの私立進学率が例年より下がったとか。O高校が中高一貫になったので、受験者数は増えたけれど、実際に私立含む外部に進学する人数は減ったのだとか、そんな噂も聞きました。
公立中の選択制度っていったいなんなんでしょうね。

クラブ立ち上げのことでもなんでもぷみぷみに何かアドバイスがあれば是非お願いしますね。自分の子供のことばかりになってしまいましたが、ご報告したかったのでメールさせていただきました。
すっかり長くなってしまってすみません。最後まで読んでくださってありがとうございました!

ぱるた



■…2009年12月11日(金).......のど元すぎれば
ユイマの病気がある程度落ち着いてしまったので、新しく移った病院初診日の様子について記録しようと思いながら今日になってしまった。のど元過ぎればとはこのことだ(苦笑)。

11月27日、国分寺駅でユイマと待ち合わせ、5時45分の予約時間より15分ほど早くクリニックに到着。

ビルのエレベーターを下りるといきなりそこはクリニックの中だ。案外小さいビルなのだな。
診察室は2つ、検査室らしい部屋も奥に一つ。待合室は細長く、なんとも狭い。スタッフの陣容としては、おそらく、医師が二人、検査技師と思われる人が一人、事務方は女性が三人に、事務長と呼ばれる男性が一人だ。

初診票を記入し待つこと1時間。さすがは専門病院だけのことはある。待つ間にも患者さんはひっきりなしに来る。ユイマ以外は皆再診の患者さんだと思われ、院内放送で名前を呼ばれては診察室に消えていく。ユイマもそんなふうに呼ばれるのだろうと耳を澄ませて待っていたら(結構、奥の第一診察室からかなりお年を召した先生が顔を出した。そして、○○ユイマ君、初診の○○ユイマ君、と待合室に向かって声をかけられる。返事をして診察室に向かうユイマの顔を確かめるように見てから、部屋に戻った先生はこれから新しくユイマの主治医になってくださる、院長のO先生その人だった。

O先生は初診患者にはいつもこういう対応をされているのだろうか。
予約電話時に、院長に関しては初診を自分がみるかどうか自らお決めになるので、ユイマがどちらの先生になるかはわかりませんと言われたんだった・・・そんなことを思い出しながらユイマと一緒に診察室に入ると、先生はすでに紹介状を見ながら新しいカルテに書き込み始めている。一通り話をした後(萩山の先生が書いてくださった紹介状は本当に詳細なものだったことがわかる。私がしゃべったこと、ユイマがしゃべったことがほとんど書かれていたのではないか。なので、今回はその繰り返し。確認のような感じであった。)、MRIを見る。きれいだね、異常はないな。次は脳波。
脳波のファイルはすでに事務長がUSBメモリーの中に移してあったようだが、どのファイルかわからず、結局事務長を呼んで開いてもらう。(事務長、さすが)
たくさんの折れ線がずーっと続く画像を先生は横スクロールしながらずっと見ていく。私たち素人にはちんぷんかんぷん。ただの複数の折れ線にしか見えない。が、2度ほど往復して見た後、うーん。特に脳波にも出ていないようだねえ。と言いながら一ヵ所選んでプリントアウトする。そして、それを私たちに見せながら「ここにちょっとだけ見えるけれどま、ほとんど出ていませんね。」とおっしゃるのだ。
すごい。一回か二回見たくらいで分かってしまう。いや専門家だから当たり前なんでしょうけど、順天堂のあれ(脳波の結果がまだ出ていない)はいったいなんだったのか?

診断はやはりてんかんだった。
今後は薬を飲んで治療していくことになるけれど、心配は要りません。大丈夫ですよ。J大附属病院が最初に出した薬は正しい判断だったと思う。しばらくこれでいく。もしダメなら投薬量を最大まで増やす。それでダメなら薬を変えることになるが、でも大丈夫。心配は要らないですよ、とときどき鋭い目をこちらに向けながらお話しする様はまさに名医のそれ。

次回は一ヶ月後。血液検査をして薬の血中濃度を見るそうだ。その間、小さいものでも気になったものでいいから何か発作らしきものやその兆候などがあれば記入すること、と3ヵ月分の表をもらってきた。日付と服薬状況、発作の具合などを記号で記入する。

薬も変わらずに済んだので安心して帰途についたのだった。



■…2009年11月03日(火).......公文とピアノをやめたノイノイ
繰り返し練習が大嫌いなノイノイだったが、このほど、某S塾の入塾試験を受けてめでたく合格、11月からS塾に通うためにピアノと公文をやめることになった。

さっそくもらったS塾の課題は算数のドリルで、一日一枚の構成になっている。
もちろんしらないことも出てくる。

たとえば、立方体の図があって、それぞれの名称はなにかを問う問題。

習ってないから知るわけがない。

で、お父さんに聞いてもお母さんに聞いても、真面目に答えてもらえない。だって、知らないことがあったっていいんだもの。無理してやらなくていいよ。考えてみて思った通りにやればいいよ、と。そんなふうに放っておいたら。



なかなかよく考えましたね。えらいぞ、ノイノイ。

だって、立方体の面は四角いし、頂点は角に違いないし、辺だって線には違いないものね。

でも。

今日になって、次のページのこの問題を見てさとってしまった。



せっかく書いていた答えを消して、正しい答えに書き換えてしまって、ちょっと残念(違)

(というか、あの答えをみてS塾の先生がどんな反応をするか知りたかったんだよね−(笑))



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ぱるた