Just for today !
re-invention



 ひたすら原稿書き

部活動は一日練習。3年生最後の練習。
それもコーチにお願いして,ひたすら原稿書き。
なんとも情けない話。今日が締切りではいたしかたない。
途中,お礼やお祝いの手紙や電話掛けをはさんで,
ひたすら集中・没頭。
評価規準を改めて作ってみると,形式的なものになってしまう。
以前も感じたことだが,本当にこれでいいのか。
授業が変わるのか。
17時過ぎになんとか完成し,宅急便の配送センターへ。
ようやく,来週からの発表準備に気持ちを切り換える。






2004年07月31日(土) 東海大学の公開講座へ参加


2005年07月31日(日)



 本気で取り組むこと

中体連県大会3日目。今日は女子個人戦。
会場セッティングを再度行い,練習。
注目はF中。やっていることが実に合理的。
顧問が今年赴任したばかりで,ちぐはぐな部分も見えるが,
書ける言葉の一つ一つが勉強になる。
「お前に今足りないのは自信。それだけだ。
 もっと堂々とした打ち込みをしろ。」
「力をもっと抜け。力を入れるほどスピードは鈍る。」
「今まで本気でやってきたんじゃないのか。
 本気でやっていない奴は,大きな舞台ではあがる。
 力を発揮できなくなる。」

練習の最後は,
同じ体勢から背負いと小内の崩し。
釣り手なしでもこれだけの技を掛けられる。
しかも前と後ろに崩す技。相手はひとたまりもないだろう。
背負いをくぐられることも想定し,背後に回って絞める技に変化。
勝つために何をすればいいのかを,計算して積み上げた世界。
かつては自分も本気で歩んでいた道。

試合の合間にI先生と数学夏季研の打ち合わせ。
かなり勝手な自分の思いをきちんと受け止めて,
形にしようとする姿勢。バランス感覚や安定感はさすが。
もっと形になったものを示したかったが,
今の仕事からはそれも無理。

熱戦が続く。
思いがけない大逆転で最後の試合が終了。
何事も諦めてはいけない。

帰宅後,車を車検に出し,早速原稿書き。
集中力を維持しつつ,無理を重ねていくことの難しさ。
7月も残り1日。




2004年07月30日(金) 新チームのスタート


2005年07月30日(土)



 ごく身近に科学はある

中体連県大会男子個人戦。
ちょっと早く登校し,プログラムの印刷。
本校からは2名の出場。
派手さはないが,地道に努力を重ねてきた生徒たち。
中体連は負ける大会。
でも,最後を飾って終わらせたいもの。
第一シードとの一回戦。
釣り手を取りに行くところを,一気に一本背負い。
技の切れがひと味違いすぎる。
わずか10秒あまりで一本負け。
もう一人は,磨いてきた内股で鮮やかに一本勝ち。
ベスト8を賭けた2回戦は,小さなポイントを取られるが,
もつれたところから袈裟固めに押さえ込み。
がっちり決まったかと思いきや,13秒で逃げられる。
最後は強引に行った大外刈りを返されて終わる。
大会は第一シードがいずれも優勝。

大会終了後,帰校しいくつかの仕事や報告。
ドラゴン桜9巻のほめ方についての話の一部を印刷し配布。
この夏の課題図書(?)として,職員室に1〜9巻を並べる。
数人の先生は,早速読まれていた。

帰宅後,仕事はあまり進まず。
校正を依頼された文書は予想以上に気になる部分があり,
時間が掛かる。

でんじろう氏の人間ドキュメントを見る。
「科学は教科書の中だけにあるものではない、
 ごく身近に科学はある」

という部分は同じだが,以前の情熱大陸とは違う迫り方。
「アイデアはそんなに生まれていない。
 今やっているのは、教師時代に蓄えていたものを
 出していてもう出し切ってしまっている」

という話に共感。
苦しんでいるから生まれるものがある。
それは自分も同じこと。
ここ数年の実践も,自分を追い込んでいるから生まれたもの。
また,
いつもショーで伝えきれないのは,
自分でやってみるという精神でした。

というナレーションは,
この手の実践にいつも自分が疑問に思っていたこと。
秋山仁氏の楽しい数学実践でも同様に感じていた部分。
見せるだけで終わっていては,楽しさを伝えることはできても,
そこから自分で考えることにはつながらない。
自分で何かをしてみないとつまらない。

2004年07月29日(木) 県大会男子個人戦


2005年07月29日(金)



 県大会団体戦

中体連県大会団体戦。
自分の学校は出場できないが,試合場係として協力。
この日のために,本気で戦ってきたチームが集まる。
熱戦が続くが,
会場のルール・マナーを徹底するのは難しい。
どこまで関わるべきなのか迷う。

終了後,帰宅して原稿書き。
数学教育の2本目の原稿がようやく仕上がる。
決めの言葉もあり,まずまず。
まとめていく中で,まだまだ書ける内容がいくつか出てくる。
今回は規定ページ数に収まらなかったので,カットしたが,
これらをもとに,この夏の発表ができそう。
何を主張すべきなのかによって,
いろいろな書き方ができるものだと感じる。

もう一つの原稿作成にとりかかる。
こちらのリミットもあと3日。

2004年07月28日(水) 県大会女子個人戦


2005年07月28日(木)



 言葉かけ,姿勢を振り返ると

数学補習の3日目。
目の前にあることから逃げてしまうのは,
これまで,それで何とかなってきたからか。
その姿勢は正したいが,
自分の対応もそれを生み出しているのかもしれない。
言葉かけ,姿勢の一つ一つを振り返ると
反省すべきことが多い。

午後から北部体育館で,会場準備。
こういうときに,きちんと動く生徒でありがたい。
柔道も,人に支えられている。
数学夏季研の打ち合わせも。
方程式の応用で,何ができるのか。
できる生徒を育てたいが,それ以上にわかる生徒にしたい。
日本語の理解と文字式への変換。
数学というよりは,英語の学習のような感じかもしれない。
だとすると,ちょっとずつ変化させた英作文練習のようなノリで
文字式の学習を積み上げていくことが,大事か。
量についての感覚を,もっと育てたい。

帰校して,いくつかの報告を受け,電話掛け。
さらに書類作成。やることはいろいろある。

帰りに本屋へ。
初めての教育論文
ドラゴン桜9巻
ホメ方についての話は,説得力がある。
日常生活の中で,とにかくこまめに声を掛けること。
大切なのは結果を早く求めず,ちょっとした変化を連続させること。
途中で諦めず,コツコツと繰り返すこと。
それが必ず大きな変化につながる。
変わる時期は読めないから予想も立てられない。
でも変化は突然やってくる。それが人間の複雑で面白い所なんだ。
小河式プリント数学基礎編」「方程式と関数
現在の中学生の約9割が小学校段階でつまずいています。
で始まる帯の文言。
中学校の問題集でありながら,大半は小学校の内容。
分数,小数の計算に始まり,比,割合,速さ,濃度。
キーになるところを,きちんとまとめている。
練習のさせ方も具体的。
全貌が見えるページの構成,解答もセンスがいいレイアウト。
9月からの授業は,こんな所も参考にしていこう。

ノートパソコンのヒンジ部品を交換。もう3回目。
起動時画面が赤くなるのは,バックライトの問題らしい。
これも交換すべきか。

夜の原稿書きは気力なく,早々にダウン。

2004年07月27日(火) 勝つことの重さ


2005年07月27日(水)



 台風接近

台風が接近。
夏休みだという感じがしない気温が続く。

数学補習の2日目。
本当にできるようになろうとしている生徒は少なく,
その場逃れの対応をしようとする者が多い。
できる喜びを味わえないと,そうなっていくのだろうか。
今日は,台風が来ていることもあり,11:00に終了。

部活動はまだまだ気持ちが乗っていない。
今年のチームは,2年生が3人。1年生がどこまでがんばるか。

午後は,書類作成とはがきを書く。
内容が今ひとつ。気持ちがちょっとから回り。

原稿書きに深夜まで粘るも,
最後をどうまとめるのかでまとまらず。

2004年07月26日(月) 部活を通して育てたいものは


2005年07月26日(火)



 数学補習1日目

最近調子の悪いアドビのアクロバットを再インストール。
原稿をアクロバットに変換,無事送信できた。

部活をやらせつつ,数学の補習。
再テストにも合格しなかったメンバーに対して,
何をやればいいのか。
悩んだ末,夏休みの宿題の問題集への書き込みをさせ,
テストを実施することに。
放っておけば宿題すらやらないまま,9月を迎えることだろう。
ここを変えなければ,話にならない。
来ていない生徒を電話で呼び出す。
「私に逆らうことは許しません」ではないが,
ここぞという場面でこだわる教師でなければ,何もできない。
午前中のつもりが,遅れてくる生徒や,
なかなか進まない生徒もいて,昼を大幅に過ぎる。
差し入れをして,そのまま続行。
結局終日,数学補習で終わる。
がんばった生徒たち。
ここまで数学漬けになった経験はないことだろう。

途中,いくつかの報告やいくつかの書類を作成。
原稿書きは思うように進まず。
秋の授業研のための基礎資料を読む。

2004年07月25日(日) チャンスに感謝しているか


2005年07月25日(月)



 原稿書きの休日

今日は休日。
朝,仲良しメンバーとともに息子をフットサル会場へ送る。
帰宅して,原稿書き。
書き始めると,気力も時間も掛かる作業だが,
形になる充実感がある。
夕方,ようやく一本が仕上がる。

途中,Y主任からお借りしていた
少年A矯正2500日全記録を読み始める。
あきらめずに,心に向き合うことの大切さを感じる。

もう一本を仕上げようと,深夜まで粘るが,
まだ形にならない。

ノートパソコンの起動時画面が赤みを帯びる症状に。
左のヒンジもおかしく,そろそろ限界か。



2004年07月24日(土) 好きをシゴトに


2005年07月24日(日)



 気持ちを維持すること

夏休み初日の午前中は部活動。
メンバーがそろわない。
気持ちを維持させることの難しさ。
途中,事故報告の書類や,
いいことカードの集計を何クラスか。

自分の気持ちももう一つ。

夜,3月に転勤されたN先生から電話。
いくつか相談。いなくなってわかる存在の大きさ。
うれしい話も聞く。

2004年07月23日(金) ようやく最終日


2005年07月23日(土)



 夏休み前日



夏休み前,最終日。
玄関を彩るプランターが美しい。
夏休み中も管理するのは,
なかなか大変。
でも,事務のIさんや
用務員のTさんのことだから大丈夫。


授業は計算練習。









スタンドアップ方式は今日も快調。
今日は,立っている生徒同士の確認を容認。
教えている側が,何を教えているのか。
その質を上げていかないと,この方法も意味が半減。

学年集会で,楽しい夏休みの話をする。
午後は全校集会。
そして,今日もいくつかの対応。
書類も作成する。
できることをやるしかないのだが,
できることでも落としている気がしている。

夜は学校の懇親会。
「中学校の教育は,布石・先手をいかに多く打てるかだ。」
というY主任の言葉は納得。
自分の対応は,まだまだ先手先手にはなっていない。

2004年07月22日(木) 達成感のある授業


2005年07月22日(金)



 車椅子でお買い物ツアー

原稿書きの遅れが気になり始めている。

授業は計算練習。










スタンドアップ方式で教え合い,1時間で約10問。
従来ならもっとペースを上げてたくさん問題を解かせるところ。
これでいいのか不安もあるが,
「間違えやすいところがわかった」という生徒の感想もある。
あきらめない,自分でもできるという思いが,実は大事。
できた生徒同士が,答えを確認するのをSTOPしたが,
実はそれも自然な姿。
授業後に,
折り紙の多面体を
持ってくる生徒がいた。
正八面体の各面に
正4面体が着いている立体。
総合の福祉体験で老人ホームに持っていくらしい。



午後は,車椅子生活者のMさんご夫妻のお宅へ。













































今日はお買い物ツアー。歩道橋にも挑戦。
視線が低いと,スーパーマーケットも暗く感じる。
いつも見ているはずの風景が,いつもとは違う。
コンビニ前の何気なく置いている自転車や,
路肩に駐車している自動車がいかに迷惑か。
たくさんのお話も聞く。
最後に漏らされた一言が重く響く。
帰り際に記念撮影。
自分たちが見えなくなるまで,見送っていただく。

学校に戻って,いくつかの対応・報告を聞く。
やり残したことがいくつもある。
さあ,あと一日だ。

2004年07月21日(水) 可能性を信じる


2005年07月21日(木)



 午後から人間ドック

人間ドックのため,朝食抜き。

授業を3時間。



分配法則を丁寧に扱うが,それでわかる生徒ばかりではない。

スタンドアップ方式で
今日も全員に理解を図る。
これまでは全体を見て
関わりを促すことがメインだったが,
今日は一人の生徒について指導。
なかなか手強い。


写真はないが,分数の含まれた計算練習をしたクラスでは,
かなりの生徒がギブアップ気味。
教科書にないのだから,当然か。

生徒指導便りを印刷して,下校。
人間ドックへ。
さすがに朝昼抜きはつらいが,
昼からだとほとんど待つこともなく終了。



2004年07月20日(火) 選択授業6回目


2005年07月20日(水)



 3(n−1) と 3+(n−1)

3連休明け。中体連の地区大会がほぼ終わる。
それでもまだ,今週一杯は授業がある。

分配法則の練習の授業。

先週の失敗を反省して,解説に時間を割く。
 3×(n−1) は理解できても。
 3(n−1)  になると,突然式が見えなくなっていたので,
 3+(n−1) との区別を強調する。
それでも混乱がある。
同類項をまとめるところで間違えている生徒もいる。
宿題をきちんと出すスタイルに変えるべきだと痛感。




昼は,計算の再テスト。
10問中,分数の混ざった問題が5問。
教科書には,分数の問題がほとんどないのに,
問題集ではそれがメインになる。
内容が軽減されたようでいて,
現場では入試や学力調査で出題されるのだからと,
結局は軽減していない実態に自分も同調している。
学年の約半分が受ける。



スタンドアップ方式が
ずいぶん定着してきた。
こうしてみると,
理解していない生徒が多いことに,
改めて気づく。
通常の授業だと,
できない10人ぐらいの生徒を
平気で置き去りにしているのだろう。
その生徒の底上げが,
学びの共同体意識を生むのだと思い,時間を掛ける。

放課後は,再テストの採点。
不合格者は46人。
この生徒を相手にどこまで自分が粘れるのか。
方法を明確にしていこう。

さらに,久々の生徒指導便り。
迷いながらも思いを込めて,一連の事件について書く。
管理職はこれをどう読むのか。

堀田先生のサイトから,
三宅村立小学校教育IT化プロジェクト第2弾が,
無事終了したとの話。
わずかばかりのカンパしかできなかったが,
85人の賛同者の一人として報告をいただけるのは何よりうれしい。

2004年07月19日(月) 中体連市大会個人戦


2005年07月19日(火)



 割り切れない思い

中体連市大会個人戦。

様々な思いを抱いて大会に臨む生徒たち。
試合前の緊張感,怖さを,他の競技以上に,
生徒たちは感じているのだろうと思う。

それぞれが自分の鍛え上げてきた技とハートで勝負する。
思いがけないところで負けた生徒もいる。
粘って粘って勝ちにつなげた生徒もいる。

県大会には男子2名,女子1名という結果。
でも勝ち負けだけでは語れないものがそこにはある。
以前の自分には考えられないことだが,
この2年あまり,満足に部活の指導ができていない。
自分のメインの仕事は部活ではないと,
自分には言い聞かせているものの,
割り切れない思いは残る。

大会終了後,同じコートで審判をしていた
刑務官をされている方から,握手を求められた。
「学校も大変だろうけれど,がんばってください。
 自分のところも,定員の130%も入所者がいて大変。
 でも,同じ人間を相手にしている。
 道徳教育を,中学校ではしっかっりやっていますか?
 よろしくおねがいしますね。」


2004年07月18日(日) 中体連市大会団体戦


2005年07月18日(月)



 思いを込めて団体戦

中体連市大会団体戦。
それぞれに思いを込めてこの日を迎える。
計量・会場係と,縛られるが,大事なところでは
コートサイドについて声援を送る。
登録メンバーを入れ替え自由にできるのは,
ありがたい限り。

初戦は接戦の末勝ち上がる。
二戦目は第一シード,無理をせずメンバーを入れ替え,
午後から決戦の敗者戦。
先鋒,次鋒と勝ち,中堅は引き分け。
そこからの逆転負け。
軽量級のみのチームの悲しさ。
勝ち上がれば,ドラマが待っていると思っていたが残念。
がんばった生徒たちはどんな思いか。
勝負の世界はそんなに甘くはないが,
明日の個人戦での活躍に期待。


夕方,病院にお見舞いに。

思うように原稿書きが進まない中,情熱大陸を見る。
年に一度来るミシュランのためにではなく,
毎日来るお客さんを大事にする若きシェフの姿勢に共感。
授業でも,同じようなこと。

2004年07月17日(土) 大会前日


2005年07月17日(日)



 懐の深さ

午前中は部活動。
いよいよ明日が大会。3年生は早めに上げる。
コーチの思いを知り,自分を反省。
いろいろな生徒がいる。
それぞれに悩んでここまで来ている。
勝ちにいくだけでない懐の深さ。

娘を体育館に迎えに。
妻の父が肺炎とのこと。義母も当然再入院。



2004年07月16日(金) すっきりしない


2005年07月16日(土)



 難しい時代

生徒集会で話をする。
痴漢・変質者が近くにも出ている。
残念ながら,世の中は優しい人ばかりではない。

一時間目は,「マッチ棒で数学しよう」ラストのクラス。

3×(n−1) でも×を省いて
3(n−1) と表すことを説明し,
分配法則の計算練習をさせてみると・・・大混乱!
スタンドアップ方式どころではない状況に。
式が見えていない。
5(2x+7) を,
5+(2x+7) と勘違いしたり,
同類項でないもの同士を計算したり,
2xのみを掛けられたり・・・・エラーが多く解説を入れる。
そう言えば昔,自分もそうだった。
式が見えてくるまでには時間が掛かる。
ここでは,分配法則と合わせて,イメージ化して,
きちんと説明した方が良いようだ。


前半の計算で時間がかかる。
スタンドアップ方式をすると,
できない生徒を残して進むことを,教える生徒が許してくれない。
これはうれしい話。同時に,これまでの自分を反省。
文字を図でイメージしようという生徒がいるのもいいが,
結果として分配法則について,時間が不足。


考えてみるとこのクラスはラスト1時間しかない。
時間差があることに焦りを感じる。

午後は,いくつかの対応。
誠実に対応することで,ご理解いただける方もいる。
学校サポーター(ファン)を増やすのは,こういう地道な取り組みから。

電話でのやりとりもいくつか。
さらに家庭訪問。少しは前進か。
本当のところを聞くのは難しいもの。

大会前だというのに
部活もほとんど見れないまま。
戻ってみると,また対応。

思いがけない話も聞く。
・・・・・・・・
自分だけが苦しんでいるわけではない。
それにしても,難しい時代だと感じる。


TVの「ドラゴン桜」は,原作とは違う設定。
メディアが違うと,
設定を変えないと見てもらえないと言うことか。
前回「だまされ,搾取される」という桜木の話で,
原作にはあった携帯の話が出てこなかったのも,
スポンサーを気にしてのことか。

2004年07月15日(木) 他を否定するのではなく


2005年07月15日(金)



 様々な学びを楽しむ

朝・昼と大きな対応。
根っこの部分に触れることは出来たのか。
失敗を糧として,成長してくれることを願う。

そんな中でも授業は快調。


遅れていったが,教科係がしっかり授業を進めていた。
ありがたい限り。
前時の生徒の感想を見ると,同じことをやっていても当然違う。









文字式の計算イメージを,図で表す生徒がいるのはうれしい。
デジカメで撮っているので,
この図は次のクラスでも早速紹介。
一つのクラスで出たアイディアを,すぐに次に生かせるのもいい。

この日も,計算練習は
できた人から立って教える
命名!「スタンドアップ方式」で。
隣に誰かがいることは,大きな力。
全員が取り組んで理解度もUP。
もっと早くから,
これをやりたかった。




午後から,
車椅子生活者のMさん宅へ。
リクエスト通り,車椅子で向かう。
小さな段差や,
道路の傾きが大きな障害。
地域の方からも,
「いい勉強だね。」と声を掛けられ,
生徒もうれしそう。


Mさんからは,
生徒の素朴な質問に,
一つ一つ誠実に応えていただく。
心にしみる。

楽しみは
人に与えてもらうものではない。
自分で楽しくしていかないと,
楽しくならない。

助けてもらえると思うから,出掛けられる。
行動範囲が広がった。

車椅子生活になって,得したと思うことは,
優しい人に多く出会えていること。
昔は感じられなかった,人の優しさを感じることができた。


放課後も,いくつかの対応。
さらに家庭訪問。
そしてまた,対応。
こんな中でも,明るくいられるのは,
生徒のおかげ。先生方のおかげ。
感謝して明日もがんばろう。

娘が録画していた,話題の「電車男」を見てしまう。
なるほど・・・ネットの中に沸いたオアシスのような話。
はるか昔の,ドキドキした思いに重なる。

2004年07月14日(水) 親として


2005年07月14日(木)



 認識の甘さ

お便りを早速印刷して配布。
かみ合わない話もいくつかある。
やるべきことはいくつかあるが,どれから手をつけるべきか。

計算テストは,予想通り時間が掛かる。
10問15分にしてよかった。

授業は今日も快調。


出された意見を比較をさせてみる。
どれがいいのかを挙手させたが,
それよりも,どこがいいのかを言わせた方がよかったか。

計算では,教え合いをさらに活性化。
「できたら立て」という指示。
これにより,できていない生徒が明確に。
これはいい!
関わりを持てない生徒にも
こちらの指示が出せ,
関わらせることが可能になる。





放課後はいくつかの対応。
認識の甘さを感じる。手を打たなければ。

計算テストの採点。合格者は約半数。
再テストでどこまでできるようになるか。
前期テストから,立ち直った生徒もいる。
生徒を励ましていこう。

2004年07月13日(火) 迷いの中で


2005年07月13日(水)



 生徒の発想を楽しむ

以前に比べると,遅刻者はかなり減っている。
気になることはいくつかあるが。

授業は,文字式の計算を考える場と,計算をさせる場を
組み合わせて行う。

やはり,エックスをきちんと書けない生徒が多い。
どのクラスでも,書き方講座(?)を実施する。


3n+1という文字式を,
飴の袋3つと,飴1個というたとえは,なかなか好評。
マッチ棒で文字を導入しているだけなのに,
文字式活用の幅を広げてくれるのは,塾等のおかげ?。
それとも,生徒の発想?

「こうしたらどうなる?」という発想をほめたところ,
同様の発想ができる生徒が広がってきていい。
このクラスではついに,
「先生,Voyage貸して。計算してみたいから。」と言う声も。
なかなか面白い。
本当に知りたい,学びたいという思いが見えるのはうれしい。

最後の授業は両角先生が参観。

4×n−(n−1)が,3n+1になるわけを考える。
−1+1になるところで,本気で悩む生徒たち。
そのうちに,2段階に引くという発想が生まれる。おもしろい。
 4n−(n−1) で,まずだけ引くと
=3n−(−1)  さらに−1を引くと
=3n+1
減法を加法に変える発想も出てきた。
これを説明したところで,計算練習へ。

両角先生からはこの点について,
教科書などに記載されている方法よりも
「どの点がわかりやすいのか、あるいは生徒たちに共鳴したのか」
という点がさらに聞きたくなった
というメールをいただく。
意見を出してお終いではなく,
出された意見を二つを比べ考察することもすべきなのだろう。
出された意見の顔をつぶさずに,考察できるか?
まずは,挑戦してみよう。

放課後は,生徒の対応をしつつ,明日の計算テストを作成。
さらに,夏休みの生活についてお便りを作成。

メールをいくつかもらい,返事を出す。
MLのメールにも応えたいものがあるが・・・

2004年07月12日(月) 面談スタート


2005年07月12日(火)



 心を尽くすこと

朝から気になる話。
誰もが自分を大事にしてほしいと願っている。
どこからずれてしまうのか。

授業は,3種類。
残りの授業が限られていることもあり,
クラスによりペースを変えていく。

遅れているクラスでは,ちょっと自分が引っ張る展開に。


このクラスでは,1+3n4nにしてはいけないわけを
きちんと扱っていなかった。


エックスを上手く書けない生徒がいて,ちょっとびっくり。
以前は小学校で扱ってくれた話。
英語でも,あまり書かないアルファベットなのだろう。

計算練習を絡めながら文字式を考えていく展開は,今のところ順調。
まだ塾等でも学習していないようで,
生徒の反応がダイレクトで面白い。

午後はいくつかの対応。
さらに出張。
できることは何なのか。
心を尽くすということしかない。

2004年07月11日(日) 矛盾が感じられない仕事に


2005年07月11日(月)



 まだまだ考えるべきことは多い

午前中は部活動。
練習前に,金曜日に提出されたノートを点検。
いよいよ中体連市大会が来週に。
目標を持って,それぞれががんばる。
2年生の伸びが頼もしい。
大会を通して大きく成長する生徒もいる。
あきらめてはいけないことを伝えたい。
緊張感を持たせながらも,明るいムードを醸し出すコーチ。
こういう器が自分には欠けている。
昇段審査の結果も気になるところ。
夏休みの生活設計表を修正・印刷し帰宅。

ドラゴン桜の8巻を購入し読む。
考える授業をしたいし,同時にできる生徒にしたいもの。
追求する気持ちが欠けている,生徒の気持ちをどう揺さぶるのか。
まだまだ考えるべきことは多い。

数学鑑賞館というサイトや,
岐阜の学習プリントを集めたサイトを見つける。

2004年07月10日(土) やれることはやろう


2005年07月10日(日)



 のんびりと

今朝も,カイロプラクティックへ。
午前中はそのままのんびり。

体調が戻り,午後から原稿書き。
T^3の原稿が完成するも,写真を入れたので6MBの大きさ。
アクロバットがご機嫌斜めで,送れない。

夕方から夜にかけて強烈な雨。

2004年07月09日(金) 打てば響くメンバーに感謝


2005年07月09日(土)



 授業の楽しさを

疲れは残るが,やるべきことはある。
朝は学年集会から。
学習の話に加えて,生活面の話をする。
生活面と言うよりも,友達とのつきあいという話。
話し出すと,時間がかかる。
もう少しコンパクトにしていきたい。
思いをぶつけるだけでなく,笑いをとれるようになりたいもの。
「優しさが伸びているか」の一言が出なかったのは失敗。

両角先生に見ていただいての授業。

マッチ棒での文字式の計算から入りつつ,文字式のルールに触れ,
さらに一気に負の項を含む計算まで。
塾でもここまでは先行して学習していないようで,
素朴な反応がうれしい。
「わかった!」「そうか!」の声も飛び交う。
いつもは見えないものと戦っていることを感じる。

このクラスでは,文字を「飴の袋」と置き換える生徒も出る。
これは面白い発想。他のクラスでも紹介しようと思う。
1+3×n4×nにしていけない理由」も,
この説明でより明確になる。
文字だけでなく,具体的な数で説明したがる生徒たち。
自分のわかっている領域で説明するのは大事なこと。
しかし,文字の世界にもドップリ浸らせていきたい。

生徒に問題を考えさせている間に感想の点検をするのは
時間的には短縮されるが,今日の本題は別のところにあり,
授業者としてはなかなか難しいもの。
このクラスでは,
1+3×n4×nにしていけない理由」で,
いい流れの発表に。
計算のルールだから。
→ルールを守らないと答えが違ってしまうから。
→それは表しているものが違うから。
積み重なっていくのがいい。
授業の面白さを,
生徒と共に味わえる展開になるとうれしい。

頭が痛く,ここで早退することに。
お世話になっているカイロプラクティックの治療院へ駆け込む。
ここに来るときはいつものことながら,
「相当疲れていますね」の声をもらう。
しばし休息。

2004年07月08日(木) ハートのある人に


2005年07月08日(金)



 優しさの種

朝,大きな声で挨拶できるということは,
充実した思いで登校できている証拠。
そんな生徒を増やしていきたい。
そんな学校でありたい。

授業は文字式の計算

乗法の記号を省く文字式のルールまで。
「こうなったらどうなる?」
素朴な疑問が飛び交うのはいい。
でも,素直に感じたことをつぶやく生徒は限られている。
もっとつぶやきが出せるようにしたい。
それをひろうことも,授業を活性化する大きな要素。


板書を記録し続けると,板書がうまくなっているように感じる。
その時限りの消えてしまうものと思っていた時ころとの差は大きい。

そして出張へ。
大事なところで何が言えるのか。
相手の受け止めもせずに思いを語っても響かない。
「あなたには,優しさの種がたくさんある。」
心にしみる一言を聞く。
帰校後もいくつかの対応。
ここでも,結局何もできない。
自分の未熟さを痛感した一日。

生徒を理科室に残して,やり残した課題をやらせる。
いっしょに付き合うこと,時間をとってあげること。
心で向き合って,誠実に対応していけば人は伸びるもの。
基本は心,技術ではない。

同好会に遅れて参加。
教材論を語ることは,もちろん大事なことだが,
授業を構成している要素は,それだけではない。
どこまでを共有化して研鑽できるのか。考えることは多い。
参加者が増えず,
なかなか盛り上がらないのも気になるところ。
「忙しい」という現状を追認し,
変えるための方策を本気で考えていないところが,
一番の問題なのだろう。
疲れもピークに。


2004年07月07日(水) どちらがいいのか


2005年07月07日(木)



 心を揺さぶる話題に

今朝も登校状況がいい。

今日は実技教科のテスト。
職員会議のための資料を作成。
構想図に,実践項目を並べて一覧性を高めた。
とはいえ,そんなことで人は動かない。
主任会では,気になる生徒の話題がたくさん出るが,
対応が追いついていない。

授業は午後の一時間のみ。


本当に生徒の心を揺さぶる話題かどうかは大事なこと。
今日は1+3×n=3・n+1となるわけの部分で
時間をとりすぎたか。
とはいえ,時間をとることで,じっくり式を見て,
結果として文字式の構造が見える契機になったかもしれない。
このなかで,
「4つの式とも,正方形がn個のときのマッチ棒の数を表しているのだから,当然同じになる。」
という意見を言う生徒もいて,うれしい限り。
でも,それが多くの生徒には通じていないのも見える。
教え合う場面の作り方がまだまだ不自然。
自然に関わるようにしないと,
結局は,だらだらしたムードをつくる原因になる。
後半の「1+3×n=4×nとしてはいけないわけ」
では,活発に意見が出る。
特にいいなあと思ったのは,
意味が違うと主張した図を書いた意見と,
文字式に代入して違うと主張した2人の意見は,
見かけは違うが,実は同じことを表していると
つぶやいていたTくん。
こんな話が聞けるとうれしい。
早速これを明日は紹介しよう。

放課後は,職員会議。
さらにいくつか電話でやりとり。
思いがけない話もあり,明日に向けて気合いが入る。

次回からの授業では,
文字式の読み解きと,計算練習を連動させようと決意。
×→・→省略も,一気に語ってしまおう。

2004年07月06日(火) 選択授業5回目


2005年07月06日(水)



 授業空間を作る上で

今朝の登校状況は,ずいぶん改善される。
一日限りのことかもしれないが,うれしい。
先生方のご協力に頭が下がる。

授業は,2種類。

文字式に数値を代入することを示し,
最後はVoyageを使って。


こんな大きな数を代入しようと思うのは,Voyageならではの話。
もっとも,代入している感覚を生徒がどこまで持っているのかは,ちょっと怪しい。













ゲーム形式で,正方形の数を当てさせるのは,
今日もなかなか好評。



別のクラスでは,文字式の計算を考える。
Voyageで文字式を計算。
昨日は生徒に操作させたが,
今日は画面をプロジェクターで見せるだけ。
「なんで?」という生徒のつぶやきを板書。
n+(n+1)+n=3・n+1となるわけを考える。
さらに,「3・n+1=4・nではないわけ」も。
このクラスでは3種類の意見が出る。
多様なとらえ・見方ができるのはうれしい。

Voyage画面を教材提示装置→プロジェクターで見せるとき,
操作していると,教師は下を見ている。
結果として生徒の反応をとらえにくい状態。
あたかも黒板に向かうときと同じように,
プロジェクター画面上で操作できるといい。
小さなことだが,授業空間を作る上では大事なこと。

生徒指導関連の出張あり。
情報交換の中で,様々な思いに。
やるべきことは見えてきているが・・・。
同級生とも少しだけ会話。

帰校し,久しぶりに部活に顔を出す生徒を見る。
処理すべき仕事は思うようには進まない。

帰宅後,メールをいくつか。
飯島先生はじめ,
自分の動きを見ていてくださる方がいることに感謝。

2004年07月05日(月) 重い雰囲気


2005年07月05日(火)



 Voyageで学ぶ文字式の良さ

朝の登校が遅い生徒が相変わらず。
生活習慣のリズムを,保護者と一緒に変える運動を起こさなければ。

授業は,3種類。










これまでの反省から,
正方形の数が6〜10個のときのマッチ棒の数は,
それぞれ手計算で求めさせて,
50,100,147個のときは,Voyageを活用させる。
変化する数字を言葉の式にして,そこから文字式を導入。
文字式の表している世界を説明する流れ。



文字式を使うと題した授業。
文字式に代入することの意味や書き方を説明した後で,
Voyageを使って数値をどんどん代入させる。

こんな感じで代入。
文字式で表すことの良さを感じてもらえただろうか。
Voyageが20台。
生徒は32人。
人間関係がうまくいっている生徒同士なら問題はないが,そうでないペアもいる。
通常の授業以上に,
生徒が活動しているか
いないかが
かなりはっきりと明らかになるだけに,気になるところ。









ペア活動は苦手だが,
Voyageを一台与えると,生き生き学ぶようになった生徒もいる。


明日出張があるため,このクラスは特別2時間。
それでもがんばる生徒たちに感謝。
マッチ棒の数から,正方形の数を当てる活動をした後,
文字式の計算に。
Voyageに文字式の計算をさせると,すべて3・n+1になる。
「ホント?」「なんで?」という言葉が出てきて
これを拾って,なぜそうなるかを考えさせる展開に。
まずは,3・n+1 から。
生徒の大半は「答えなのに項がなぜ一つではないのか」に
注目していた。
ここは大事なところ。すかさず,
「なぜ,1+3×n=4×nでないのか?」を問い,確認する。
「文字は数字と別世界のもの,天国と地獄ぐらい違う」
などという言い方も出てきた。
集団での追求の限界も感じている昨今,次回の感想が楽しみ。
Voyageを使う場面と,そうでない場面の使い分け肝心か。
勝手に使っていても,授業がうまく流れるようにできれば,
ホントは面白いのだろうが,なかなかそうはいかない。
教材提示装置と,
プロジェクターを
ロングケーブルで結び,
こんな配置。
座席も,
熊本の堀尾先生に
教わった隊形。
Voyageを使う場面ではいいが,
集団で追求する場面では
もう一息か。
これは集団の質にも因る。
また,キーになる生徒のつぶやきを,板書して残す
筑波大附属の山本先生の手法もいい。
いいものは,どんどん真似していこう。

生徒の家庭学習ノートにこんなものを見つける。




















文字式にするとみんな同じ。の一言がおもしろい。
「一つですべてを表せる」と言う授業での自分の言葉を,
こういうとらえ方をしていたとは。自分にとっても新鮮な思い。
明日は,これを是非紹介しようと思う。

この日は,テストノートを出していない生徒を残す。
残してみると,わかる生徒も出てくる。
「全員がやる」・「全員やらせる」というムードを
これからも大事にしていこう。

多くのメールが届くも返事を出せず,この日はダウン。

2004年07月04日(日) 目先の結果も


2005年07月04日(月)



 やりたいことは

昨夜予約録画しておいた公庄先生のわくわく授業を見る。
暖かい語り口。
芋掘りから証明の話になるとは思わなかった。
強烈な計算式はTI-92を活用しているからこそ。
法則を見つけるのことは,生徒は大好き。
楽しい学びが起こったことを実感。

息子をサッカーの試合に送り,
妻と買い物。

夕方,ベネッセの教育発見隊のサイトから
陰山英男校長と藤原和博校長の公開トークセッションを見る。
DVDのように,7つのパートに分かれていて,
それぞれを見ることができるのはありがたい。

教育はサービス業ではない。
ちょっとしたことで子供が挫けると,すり寄ってしまう。
アスファルトの道に赤い絨毯を引いて通ってくださいというのが,
果たしていいことだろうか。
卒業したところからは,道なき道になる。
教育の目的は自立ではないのか

自分のしたいことは,何か?食うためじゃ。それでもいい。
思ったように人生はいかない。
やりたいことは,やらなければいけないことの向こう側にある

成熟社会に向かっていく中では,正解が一つではない。
自分が納得する正解を見つけ,
他人を巻き込んで納得させていく力が必要。

小中学校で身につけてほしいものを一つ挙げろと言われれば,
迷わず,「集中力」だと答える。
大人になってから,社会に出てから,
集中力がついたと言う話は聞いたことがない。
集中力を鍛えるためにやり遂げた方法がある。
何の方法でもいいので,身につけてほしい。


メールをいくつか出す。

2004年07月03日(土) 真摯に生徒と向き合う


2005年07月03日(日)



 勝者も敗者も

朝から学校へ。
部活前に山と積まれたテストノートを1クラス採点。

部活は大会までいよいよ2週間。
気持ちのはいる生徒がほとんどだが,
ここへ来て参加できない3年生もいる。
結果が出ないと,無駄な努力と思ってしまう。
勝者も敗者も共に苦しんで伸びてきた仲間。
勝ち負けだけでないところに価値を持たないと,つまらない。
2年生の成長が目につく。
1年生も,思った以上にがんばる。
夏休みの予定を作成。動静表も記入。
まだまだやるべきことはあるもの。

午後は,テストノートを採点。
まだまだ内容が甘い生徒が目立つ。
追求できる生徒を,育てたい。

夜は柔道部の懇親会。
いつものことながら,保護者がこれだけ集まるのは,
父母の熱心さとコーチの人柄の賜物。
部活を中途半端にしか見れない今の自分ではあるが,
熱い思いをしっかり受け止めていきたい。

2004年07月02日(金) 大事なことは何だろう


2005年07月02日(土)



 Voyageでつかむ文字式の世界

今日から7月。
今月締切りの原稿を3本抱えているのは気になるところ。

朝は,全校集会。
校長不在で,各指導部からの話。
こんな場がもっとあっていいのだろう。
3人の先生が,思いを込めて語る。
いい学校にしていきたい。


このクラスは文字式の第3次。
Voyageを初めて操作するクラス。
TI-Presenterで画面を見せるのではなく,
教材提示装置を使ってプロジェクター投影。









見せたいのは,Voyageの画面だけではない。
キー操作と画面の両方一度に見せられるこの方法はいい。
画面は多少見難くくなるが圧倒的に説明しやすい。
操作して画面が変わることをストレートに見せられるから,
わからなくなる生徒が少ない。
これは,作図ツールのパソコン画面で感じていたこと。
操作された画面を映し出すだけでは,わからない。
画面上で操作を見せていけば,何をしているのかが,
ずいぶんつかめる。

文字式に代入する操作を教え,
最後に,
「マッチ棒が3750本あるとき,正方形はいくつできるか?」を問う。
式のみでは,不等式の問題。
でもVoyageがあれば,適当に代入して,
生徒は求める値を発見していく。
操作を教える時間が必要で,
おもしろを全員に伝えるまでには行かなかったが,
生徒はアクティブに活動する。
文字式のよさを実感できるのではないかと思う。
生徒が何を感じているのか,つかみたい。
ノートに書かせている感想を,次はしっかり見たい。

文字式の第2次のクラス。両角先生参観。


前時,正方形の数が7〜10個のときの式までいかなかったクラス。
グループの隊形で進める。
わかっているようでいて
わかっていないことが,
よくわかる。
18+4程度の簡単な暗算が
スムーズにできない生徒もいる。
全員ができることを目指しながら,
進めることの難しさ。
でもそんな生徒も参加できる授業を目指したい。

次のクラスでは,
正方形のクラス50個,100個のときのマッチ棒の数を,
求めるのに,Voyageを使いたいと生徒の声。
さっそく許可すると,ムードが変わる。
計算力はつけたいが,計算力をつける学習ではない。
代入することを実感できればいいのなら,Voyageを使えばいいのだ。










そうなると,50や100というきれいな数ではつまらない。
147個のときなんていう問題も生き生き取り組む。
各班に3台のVoyageをわけたが,
結果を聞かされたのでは納得しない生徒も多い。
やはり自分で操作したくなる。
この操作をさせた上で,文字式への代入に持ち込めば,
文字式の世界をよりよいものとして感じられるはず。

午後は,いくつか電話連絡。情報交換。
先手先手で手を打っていこう。
いいことカードが,今日はかなりの数に。
たわわに実った稲の穂のようでうれしい光景。

夜は分会長会議。
個人情報問題と教員の多忙化について意見が紛糾。
お金で解決できることは,お金で解決すべき。
個人情報の管理については,自分自身も再検討すべき問題。
それにしても組織としての対応は,かなり甘い。
賤北の佐藤先生と,ちょっとだけ話ができる。

2004年07月01日(木) 分母の有理化で


2005年07月01日(金)
目次