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2017年02月28日(火)
『19972016 LIVE & DOCUMENT』

BOOM BOOM SATELLITES『19972016 LIVE & DOCUMENT』上映会+トークセッション@T・ジョイPRINCE品川 シアター6

『19972016』限定盤収録の『LIVE & DOCUMENT』上映会。中野くんが来場する新宿バルト9のチケットはとれなかったので品川で観た。来ると言っていた友人が見当たらない。終映後ロビーで会ったが、シアター7だったという。盛況につきスクリーン増やしたのかな。上映前のトークセッションの模様は、ライヴヴューイングで観ることが出来ました。( )内の発言は司会進行の鹿野淳さん。以下印象に残ったところをおぼえがき。記憶で起こしているのでそのままではありません。

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(今回のボックスについて。中野さんのことですから相当いじくりまわしたのではと思いますが、作業内容について教えてください)
・『19972007』はリマスタリングのみ。『20082016』はミックスからいじくりまわしました
(曲順をリリース順にしなかったのは?)
・ひとつの作品として聴いてもらいたかったからです。四枚並べるとバンドの人格が見える……BOOM BOOM SATELLITESの人柄が出た作品になったと思います。十年後も二十年後も聴いてもらえるものにしたかった

(確かに、通して聴いても時代を感じさせないものになっていました。二十年の活動期間で録音環境やデータの扱いも変化していたでしょうし、たいへんだったでしょう)
・初期のものはDATだったりフォーマットもバラバラで、統一感を持たせるのに苦労しました
(へんな例えかも知れませんが、引っ越しのときとかに古い荷物が出てきて、ついそれを読みふけってしまって時間が過ぎる…というようなことがありませんでしたか)
・ありましたありました。セッションまるまる録ってるものとか出てきて、ついつい聴いちゃって。作業が進まなくて困った(笑)

(いつのフジだったか、終演後楽屋に挨拶に行こうとしたら入口でとめられて。なんだろうと思っていたら奥からドンガラガッシャーンとか聞こえてきたことがありました)
・二十年も一緒にやってきたからいいことばかりではなかったですし…お互いを理解するための二十年でもありましたね。出会ってからは三十年近くにもなるわけで。BOOM BOOM SATELLITESも最初はバンドというより音楽制作ユニットみたいな感じだったし
・ずっと仲が良かったわけでもないしぶつかることもありましたし。逃げるという選択肢もあった、いやになったら逃げてもよかった。でもふたりともそうしなくて、なんでも徹底的に話しあって。今はいいことしか思い出せないですね

(何故逃げなかったのでしょう)
・それは親友だからです。……親友という言葉だけで表現するのは難しいけど、家族よりも長く一緒にいて、いろんな経験をして。ひとりの人間とここ迄とことん向き合うことなんてそうそうない。お互い成長出来たと思う
・晩年の川島くんは、自分がいなくなったあとの僕のことを心配していた。そんなこと以前は考えられなかったことで
・出会った頃は毎日のように彼の部屋に遊びに行ってましたね。レコードも機材も沢山あって、おもちゃをいっぱい持ってるお兄さんみたいな存在でした

(川島さんって収集癖があったんでしょうか。僕が最後に会ったときかな、川島さんがもうすぐ引っ越すってときで荷物の整理をしていたら知らないギターが出てきて、中野さんが「そんなの持ってたの? 言ってよ!」と言っていたのが面白かったのですが)
・そうそう、あのときはもう川島くんも頭がぼんやりしてきていて、記憶が曖昧で「どうしたんだっけ〜」って。そんなのがごろごろ出てきて、こんなにあるんだったら(レコーディングとかに活かせたかもしれないし)言ってよ! って。今全部僕のところにあるんですけどそれがすごい量で、困ってます(笑)。奥さんに預けられちゃって。どうしようって

(僕もそうですし、ファンの皆さんも気になっていることでしょうが、今後についてお聞かせください)
・僕は音楽というものにまだまだ魅入られていて……音って空気の振動じゃないですか。ただ空気が振動するだけで、心が動かされたり涙が流れたりっていうことにまだまだ可能性を感じるし、追究していきたいと思ってます
・BOOM BOOM SATELLITESという名前をずっと背負って生きていきたい。これからもいろんな音楽をつくっていくと思うけど、名刺にはBOOM BOOM SATELLITESの中野、でいきたいと思ってます
(今の発言、ここにいる皆さんとてもうれしいと思いますよ)

(これから上映される映像について)
・映像に関しては全く口出しせずに、信頼しているひとに全部おまかせしました。自分が関わると全部消したくなっちゃう。いるでしょう、自分が写ってる写真きらいなひと。あれなんです。あっこれダメ、これもダメってなっちゃう

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映画館の大きなスクリーンで、いい音響で観ることが出来てよかった。内容については素晴らしかったとしか今は書けない。冒頭のシークエンスに胸を衝かれ、ワイルドバンチの映像は初めて見たのでショックが大きかった。平井さん期の映像も沢山あってうれしかった。二十年の歴史の映像なのに、時間がとても短く感じられた。2012年を迎えると、ひたすら終わってほしくないと思った。でも終わりはくる。残るのは感謝ばかり。





・ブンブンサテライツ中野雅之インタビュー:仲間の死を経て、最後の作品『19972016』セルフリマスタリングに込めた思い|ギズモード・ジャパン
偏ってない、いいインタヴュー。バンドについて、自身のキャリアについて、音楽シーンとそれが聴かれていく環境について。これ迄と、そしてこれからについて



2017年02月27日(月)
PIXIES@EX THEATER ROPPONGI

PIXIES@EX THEATER ROPPONGI

「Where Is My Mind?」はじまり、終盤やるイメージだったんでびびった! ふいうちだったんでへんな声出た。「Debaser」も「Velouria」も聴けてうれしかった…新譜のツアー(なんだよね)ということで新しい曲も多く、アホな客から「新曲やるんじゃねえ」と野次がとんでましたがうるせーばーかばーか。そもそも日本語で野次とばしてて誰に伝えようとしてんねんばーかばーか。

というわけで観るのは2005年以来、およそ十一年ぶり? ひいーときが経つのははやい。キムが去りパズがやってきた。「Hey」でフランシスが中指をたてる相手はもういないが、これぞピクシーズ! という朴訥なベースと、よく通る女声コーラスは確かにここにいる。しかしヴィジュアルが全然違う。はなやか、ドキドキする。

そもそも十一年前にとてもハッピーなライヴを観て、うわーよかったね、バンドは今しあわせだなんて思って、その後『loudQUIETloud』を観てショックを受けたのだった。そりゃ人生ずーーーっと順風満帆ではない、浮き沈みがある。パズは助っ人ベーシスト(そしてヴァイオリニスト)として多彩なキャリアを持っている。過去いろんなバンドを助けてくれたし、逆にいえばひとところに長居しないタイプでもある。キムがもし帰ってきたら、そのときパズはどうするだろう。キムには元気でいてほしい。

今回のライヴもとてもハッピーだったけど、ステージを降りればいろいろ問題はあるのだろう。きっと誰でもそうなのだ。それでも新譜を出して、ツアーに出る。行く先々で笑顔に出会うし、ライヴはやはり楽しい。それが燃料になっているとすればリスナーとしてもうれしいことで、同様にこちらも笑顔になる。

二階席で座ってじっくり聴いたからか、カートの「ピクシーズをパクったんだ」という言葉の重みをひしひし感じてさめざめ泣いたりした(大丈夫か)。ほんと構成とか展開とか、音づくりの面においても、多大な影響を受けてたんだなあ……なんてことをしばし考え乍ら聴いた。Verse Chorus Verse、loudQUIETloud。ピクシーズからはじまったんだ。

いやーそれにしても格好よかった。セトリはその場でフランシスが決めていくのが通例なので、MCなしで淡々とすすんでいくんだけど、音の方は淡々とは程遠い。後述のセットリストを見れば一目瞭然だがこの演奏曲の多さ! とにもかくにもひたすら進む、ひたすら音を聴かせてくれる。ジョーイのフィードバックからリズムが生まれ、一段高い場所から流れを窺っているデイヴィッドがその一瞬を逃さずイントロを叩き出す。悠々とシャウトするフランシス、優雅に弾き続けるパズ。数曲メドレーのように展開してはぼそぼそ相談して次の曲、のくりかえしがスリリングなこと! 「まだやれる?」「手がいてえよ〜」「おまえクビ」「やっ、なおったよ! いけるぜ!」なんておっちゃんたちの小芝居も恒例、そこにパズが参加してる(というか輪の外側でジョーイとくっちゃべってたんで参加してないか・笑)という図もかわいいやらおかしいやら。

ピクシーズからはじまった、そしてピクシーズは今も音を鳴らしている。また聴けてうれしい、また来てくれたらうれしい。みな元気で。

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セットリスト(ログ速より拝借)

01. Where Is My Mind?
02. Greens and Blues
03. All the Saints
04. Here Comes Your Men
05. Winterlong(Neil Young's cover)
06. Mr.Grieves
07. The Holiday Song
08. Blown Away
09. Gouge Away
10. Wave of Mutilation
11. Bel Esprit
12. Monkey Gone to Heaven
13. Isla De Encanta
14. Talent
15. Oona
16. Caribou
17. All I Think About Now
18. Debaser
19. Magdalena 318
20. Velouria
21. Snakes
22. Plaster of Paris
23. Cactus
24. Brick Is Red
25. Break My Body
26. Vamos
27. U-Mass
28. Hey
encore
29. Planet of Sound
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・サポートアクトのBO NINGENは最後の一曲しか聴けませんでした……大江戸線が深いんじゃー地上に出る迄時間かかるんじゃー。しっかし低音がすごかったな、入場した途端鳩尾にドッと音圧がきてうっとかなりました。EX THEATERてあんな低音出せるんだ

・『Hostess Club Weekender』は中止と休止を経てどう変わる? - インタビュー : CINRA.NET
今回のHCWラインナップやら帰りにもらったレーベル案内フライヤーやら、ホステスの意気込みというか巻き返したる感がすごいのでもう見守ることにしたよね……先人がコツコツ耕してきたとこを耕運機でガーときたイメージがあるもんで、長年信用しきれなかったんだけど。今後も期待してます



2017年02月18日(土)
『足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜』

NODA・MAP『足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜』@東京芸術劇場 プレイハウス

言葉の劇作家。しかし視覚的な演出家でもある。

言葉で表現しえないものが舞台に載る。ト書きにも記されていないかもしれない光景が舞台に載っている。満開の櫻、闇にぽっかりと空いた穴。観客の記憶を呼び起こすそれらは、劇作家/演出家の記憶でもあり、その舞台にかつて立った役者の記憶へと結びつく。「向こう側」は、どこでもなくてここにある。

おまえの身体だけがほしいといい続ける人物。肉体の芸術はやがて朽ちる,そのことへの怒りと無念と執着。舞台で生きるひとたちは、舞台上で何度も死ぬ。偽物の死は何度でも演じられる。それも肉体あってこそ。死者の代行としての使命を作家は書き、演出家は光景を描く。今生きている役者たちはその言葉と光景に、まっすぐ向きあう。それは今ここにしかないものになる。

かつて「化けて出てこい」という名台詞を書いた野田さんが、ここまで言葉にしきれない混乱した思いを舞台にのせるとは。「化けて出てこい」に替わる言葉がまだ見つからないのだろうか、とも思ったが、「代行」の決意のまえにそんな邪推は霞む。

ご本人はまず初日を開けて、作品の評判をとらないと、と仰っていたが……観客は何をすればいいのだろう。観る側の肉体もいつかはなくなる。「観る側の代行」は、各々が探していくしかない。とはいえ、これは時間がいる。サさんと「再演を重ねていけばクリアになってくるのかも」と話したが、この剥き身な思いは今しか出てこないものかもしれない。そして、これをいつ迄「まだ受けとめきれない」と言っていいものか。

サウンドデザインの原摩利彦、音響のzAk。初参加となる音づくりのチームが異彩を放っており、NODA・MAPでこの手の音が聴けるとは、と新鮮でもあった。



2017年02月15日(水)
『虐殺器官』

『虐殺器官』@TOHOシネマズ新宿 スクリーン5

伊藤計劃による原作が書かれてからもう十年経つのか……という感慨もありますが、無事この作品が完成したことにもホッとしたというか。というのも、制作会社が経営破綻して一度頓挫していたのです。エンドロールに「引き継いでくれたジェノスタジオと、サポートしてくれた皆さんのおかげで完成しましたありがとう」みたいな挨拶が流れてきて、よかったねええとしみじみしました。

非常によくまとまっており(クラヴィス・シェパードの人物背景等はかなり思い切って省略してる)、ヴァイオレンス描写も直球。兵士がこどもを殺戮していくシーンがゲームっぽく見えてくる。それは感情をマスキングした兵士の感覚そのもの。ここと、痛覚のマスキングのくだりは絶対に観たいところであり、期待も大きかったところ。心のなかでガッツポーズ。つらい。

そしてこの作品の重要な位置を占めるのは、ヴァイオレンス描写と対をなすようなシェパード(中村悠一)とジョン・ポール(櫻井孝宏)の対話。舞台劇を観ているかのような明晰なやりとり、見事でした。聴けば聴く程「そのとおり」としか返せない。滅入る。目で読んでいた原作、目で見る絵。しかしこの作品の「言葉」を耳から聴けたことの感動がいちばん大きかったかもしれない。先日テレビで『ハーモニー』も観たのだが、ミャハが「みやは」と発音されていたのがどうしても気になってしまったことからも、伊藤計劃の書く言葉は理路整然としているのに感覚に訴える力が強いのだなと思った。

欲をいえばリーランドの最期の場面はもうちょっとじっくり観たかったかな。そしてこうなると実写も観たくなってくる。パク・チャヌクによる実写化の噂もあるそうなので、密かに楽しみにしています。

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・Project Itoh
公式サイト。伊藤計劃が遺した『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』全てをアニメ化するというプロジェクトでした。全て完成して本当によかった……

・パブ「虐殺器官」2月10日オープン!|ハヤカワ・オンライン


公開記念でこんなものも。ジョン・ポール・ピザとかなかなかキツいシャレ(笑)。しかしたべもの描写が妙においしそうだったんだよね。シェパードとウィリアムズが食べてたピザ食べたい

・マングローブ破産から『虐殺器官』の復活劇を山本幸治Pが語る! | アニメイトタイムズ
「(倒産時)完成度でいうと2割しか作れてなかった」。修正作業もかなり多かったとのこと。
そういえばアニメ化が決まったころ書籍のカバーもアニメのものになったんだけど、その絵にはちょっと違和感あったんです。髪型とか、随分幼いシェパードになったなと思って。本編ではそのあたりスッキリしてたんですが、シーンによってキャラクターの顔立ちがバラついてるように感じたところもあって。このあたり、制作中断と関係あるのかな

・虐殺器官 無事劇場アニメ化よかったね ネタバレと思しき部分アリ| コンシューマゲームが死んだら俺も死ぬ
「『虐殺器官好き』に特化した映画」。お、おう



2017年02月11日(土)
LITE『PAST 7DAYS』

LITE『PAST 7DAYS』(DVD配信もあるでよ|iTunes

10年つかずはなれずのリスナーでいたバンドに今ハマるとは……自分の日記で過去観たライヴを確認してる始末ですが、もともと掘ってるシーンが近いのでエピソードには事欠かないという。マイク・ワットとハグしてるメンバーを「時計から出て来た七匹のこやぎとおかあさん」とか書いててうまいこというな! とか自分の書いたものに笑う有様です。このタイミングでtwitterのTLにこれが流れてきたわけですけど、これか? こういうことなのか? 間近で演奏見るとやられてしまうな……後ろでばっか見てると気付かない(脳内補完出来ない)こといっぱいあったわ! 同時に己の耳の節穴っぷりにも愕然としたわ!

そんなわけで? あわててこれを観たのでした。2015年9月リリース。同年3月、SXSW出演後にアメリカ東部七都市をまわったツアードキュメンタリーです。結成10年を経て海外でのライヴも相当数こなし、アメリカに至っては5回目のツアー。何故この時期にドキュメンタリーを撮ったのだろう? という素朴な疑問もありました。監督は松沢征典。

成程、アメリカでの初のヘッドラインツアーだったんですね。「マイク・ワット肝入りの」が通じない不安が序盤に吐露されています。そしてやはりアメリカは手強い。単純にいうと土地が広い。移動距離が半端ない。ヨーロッパで手応えを感じたバンドが次なる一歩と進出し、そしてだいたい潰れるのがアメリカです。長距離移動セッティングリハ本番バラし移動の繰り返し。過酷な環境のなか、大概ダウンするひとが出る。専任ドライバーがいないときさえある。交通事故を起こすバンドも多いし、亡くなったひとも少ないとはいえない数いる。それで思い出したけど、eastern youthがアメリカツアーしたときタモさんが運転してて車が横転する事故あったじゃないですか……未だに吉野さん根に持ってるよね、「あのとき田森『あ、ダメだ』つったんだよ」「言ってねえよ!」ってさ。もはやネタみたいですが、ネタで済んでよかったよ!

現地のスタッフとのコミュニケーションがうまくいかないことは日常茶飯事。「DIY精神」に甘えた呼び屋がいるのも事実。その昔、日本の呼び屋のヒドさにジョー・ラリーがツアー途中で帰っちゃったことがありましたね……そのとき駆り出されたのが54-71とmouse on the keysでさ(苦笑)。

・ジョー・ラリー来日ツアー中止の真相 - 大正おかん座

まあスティーヴ・アルビニとかは寝袋持参すっから宿はおまえんちな! とかいう豪傑だったりしますが(そしてLITEも過去のツアーでそういうこともあったと話してますが)、やっぱり呼ぶ側としてはそれがあたりまえだと思ってはいけないし、熱意だけがあればいいというわけでもない。敬意と信頼あってこその招聘ですよ!

閑話休題。そんなこんなで5回目となっても慣れないことは多く、現地PAスタッフと一触即発な空気になったり、環境が揃わずVJを中止せざるを得なくなったり、客が入ってる状態でリハする羽目になったりとハプニング続きです。バンドのギャラ最低値を更新する日もあり、こりゃキツいわ……という場面も。ただ呑みに来てるひととバンドを目当てに来ているひととの区別がつかない。前回来てくれたひとがまた来てくれているとは限らない、動員が読めない。アメリカは難しい。弱音を吐きそうになる(いや、ちょっと吐いてる)姿もカメラはとらえる。とりつくろってる暇はない、隠してる場合でもない。こういうのがつもりつもって崩壊するバンドが多いのでしょうが、このドキュメンタリーを観た限り、LITEのメンバーはネガティヴな要素をポジティヴに転換するためのコミュニケーションをお互いしっかりとっているようにも感じました。長続きの秘訣かな。

そして、難しいけどアメリカは面白い。「5時間かけて来たよ!」「この街に来てくれるなんて!」と興奮気味のファン、ライヴ後「iTunesに曲はあるかい?」と訊いてくるひと。マイクのことを知ってかしらずか「ミニットメンみたいだね」という感想を話すひとがいれば、「今朝新聞で見て知ったんだ、僕は寿司職人だよ」といった日本文化への興味からやってくるひともいる。音響がドリームシアターを手掛けたPAスタッフだったと帰りのバンのなかで聞かされ「ええっ?!」「マジで?」「タムがすっごい鳴ってて(マイク・)ポートノイっぽい(笑)」なんてメンバーが盛り上がる楽しい夜も。「散々な演奏だった」日でも観客の反応がよく「内容はよかったね」。ライヴはプレイヤーだけがつくりあげるものではないのだとつくづく思う。

2017年の今観て感じ入ったところは「移民の国だからアジア人がいたからってそんなに珍しくない。特別かまわれないのでこちらも自然でいられる」というような言葉。これからのアメリカもそうだろうか、そうであってほしい、と思う。

ライブの様子、移動風景(一瞬映る原子力発電所が印象的)、オーディエンスのコメントで構成。ライヴ映像は楽器にとりつけた小型カメラからのショットもあり、観ていて飽きない。演奏に熱が入ってネックで「自分の頭なぐっちって」ひっくりかえる井澤さんの映像とか、臨場感あるー(笑)。ライヴ後のオーディエンスはテンションが高く、こちらが戸惑うくらいの賞賛が並ぶ。これもアメリカならではかもね。ストレートな賛辞はこそばゆいほどですが嬉しいものです。

motkの『irreversible』もそうだが、こういう過酷な海外ツアーものにどうしても惹かれてしまう。どんなにキツくても、現地で待ちに待ってたオーディエンスの反応、ライヴ後の交流、ああいうのがあるとね。とりつかれてしまう気持ちもわかる気がする。というか、その「とりつかれる気持ち」に少しでも近づきたくて、こういう作品を観るのかもしれない。ボソッと書くと、終盤ふいにブンブンのことを思い出してしまった。彼らもしんどいアメリカツアーをしてた。ストレスからの胃痛と歯痛に悩まされ、市販薬はアメリカ人仕様でキツくてますますへろへろ、とかそういうの。もうあのバンドはツアー出来ない。中野くんはライヴが大好きだから、また演奏してまわる機会があればいいとは思うけど、次それがあってもブンブンではない。正直まだ実感がわかない、そろそろツアーがはじまるのではないかなんて思ってしまう。そういえばLITEの近年のサウンドエンジニア、三浦カオルさんなんですわ。なんだかんだで繋がってるな。

それにしてもLITEの面々、結成から名が出る迄が早かったからなのか、シーンの立ち位置から受ける印象よりずっと若くてびっくりした。motkもだけどそれこそ54-71とかtoeとかと同世代だと思ってたよ……。たのもしいわ〜(としよりの発言)。

はー昔話も沢山しちゃったな(としよりの仕様)。motkとの北米ツアーももうすぐ再開。気をつけて、無事に帰ってきてください。そしてケアを頼むぜTopshelf Records

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・LITE US TOUR 2015 Documentary "Past 7days" Trailer


そして今月のものですが、丁度海外ツアーについての興味深い記事ふたつ。「アメリカだけ違う」って話もしてますね。助成金をうまく使う知恵も紹介されています。

・【インタビュー】LITE「海外からどう見られるかは行かないとわからない」DIYスタイルが導き出す世界の現在地|BARKS
「motkは初めてのアメリカでも関わらず、みんなネットで知ってて最初からお客さんがいる。一方で俺らは何回も行ってて、それこそさっきの白髪のお客さんとか、行かないと得られなかったお客さんももちろんいて、それも面白い」

・インタビュー:LITE 国産インストバンドの雄に、世界中がアイラブユー|TimeOut TOKYO
「フィジカルの負担が半端ない」(DVDの特典映像でも言ってたけど過去には「ヘルツアー」もあったそう)けど、「若いときに思い切って海外に出ておいて、良かったなと」



2017年02月08日(水)
mouse on the keys『OUT OF BODY TOUR 2017』

mouse on the keys『OUT OF BODY TOUR 2017』@Shibuya WWW X

レコ発ツアーですよ〜と言っても昨年からずっとツアーやってる感じですよね、海外でのライヴ含め。そして『OUT OF BODY』は昨年既に入手しており聴き倒しているのであれっレコ発まだだったっけ? という感じ。

しかしライヴが観られるのはいつでも嬉しく、しかも直前にLITEの出演も決まったもんで舞い上がりましたよね。昨年秋からアメリカツアーを続けているmotkとLITE。一時中断を挟み、三月からまた渡米です。お互いの曲をカヴァーしたスプリットEPもリリースしており、国内でもこのツーマン観られればいいのにと常々思っていました。願ったり叶ったり、舞い上がって最前列で観ましたよね(いや、整理番号順に入れなかったにも関わらず行けたんだよね…端っこだけど……物販に寄ってたひとが多かったんだろうか)。

というわけで先攻LITE。最前なもんで井澤さん(B)かぶりつきでございました。冒頭から音圧でむせる(咳き込む)という珍しい体験もしました。胸をドッと衝かれる音の塊! たまらん!

いやさ……LITEをこんな前で観たの初めてだったんですよ。プレイヤーの足元とか手元がちゃんと見える位置でってのが。まずベースのエフェクターの量にひいっとなりましたよね。えっここギターの立ち位置じゃないよね? とか思いました。そして演奏が始まってみればえっあの音ベースが出してたの?! シンセじゃなかったの? と思われる箇所の多いこと。腰が抜けました。エフェクトだけでなく、16ビートをピックでガツガツ弾くわ(「Parallel Universe」のフリーを思い出してみよう! 指弾きじゃないのよ!)スラップもバッキバキだわ山本さん(Drs)から熱い視線を受けてるのがよく見えるわ。あれな、リズム隊の阿吽の呼吸がよく判りました。いやー、あんだけ弾ければさぞ楽しかろうな……実際すごい楽しそうに弾きなさる。楽器が唄う唄う。演奏終わるとペコっとおじぎしてマイク通さないで「ありがとうっ」とかいう。おまっ、これ前の方じゃないと聴こえんわ!…ほ、惚れた……。いやーよかったなー。よかったなー(うわごと)。

ちなみにLITEは四日前にもここWWW Xでワンマンライヴをやっており、「デジャヴかなー」と武田さん(G)。「ツアー続いてて、明日は広島なんです。今夜車で出発なんですけど、マウス先輩から出てって言われて」。マウス先輩…ね、鼠先輩……。鬼か鼠先輩。しかしここではたと気付く、あれっmotkの方が先輩? LITEは2003年で、motkは2006年の結成なのでmotkが下あるいはおない歳くらいだと思ってた。まああれか、川さんたちはmotkの前にnine days wonderやってたしな。この界隈のnine days wonderに対するリスペクトって結構なものを感じるので、川さんは番長みたいなポジションなのかもしれないと勝手に妄想。それはともかくLITE、最後の「100 Million Rainbows」ジャム部分で武田さんが「The Arctic Fox」のリフ入れてきましたよ! ワッとわくフロア。これは粋だったなー! ネモジュンのうたも聴けてよかったです、イエ〜。

さて鼠先輩(ちがう)。転換もガッツリ見ていたわけですが、ドラムのセッティングシートがあるのが面白かったな。他のバンドでもそうなんだろうか? フロアにバミリ張るんじゃなくて、バミリを張ったシート(絨毯みたいなの)をまず敷いて、そこに各パーツを配置していくの。毎日のように違うハコ、現地のスタッフとのやりとりになるトラヴェリングバンドならではのアイディアかなと思いました。便利というか機能的。そしてガーン、目の前にモニター置かれてしまった。せっかくの最前なのにスネアが見えん。

とはいうものの、こんだけ近くで観られることってなかなかないので発見も多かった。ツーバス? と思ってた箇所があった「Earache」、キック(ツインペダルではなかったと思う)の強弱と返りでトレモロみたいな音を出してたわ。クリーンとゴーストトーンの使い分けで音程つくったり、チューニングも厳密(だと思う。「Toccatina」の一音目とか)。毎回書いてる気がするが、パワーヒッターのイメージで聴くと(実際その特性はあるが)こまやかな音づくりに驚かされます。演奏の合間に「ふう」とか「はあ」とか言うてましたが(笑)これからますます歳をとって体力的に厳しくなっても、この表現力とスキルがあれば息の長いプレイヤーになるんではないかと思ったり。

いやその、先日友人がパンクの高齢化について話してまして。やる方も聴く方もな。で、motkはハードコアが根っこにあるという確信を持っているのでやっぱり健康面を心配したりもするんですね……この日も川さんがMCで「アメリカツアーは二時間睡眠で移動だったりするのに呑んでた」「特に井澤と構造(楠本。LITEのG、Syn、PC)とは毎日呑んでた」「酒呑めない清田が呑めるようになって、帰国後も毎週金曜日は居酒屋に……」「こんなことしてるからかくれ脳梗塞になるんですよ…シーンとしちゃう話じゃないですよ」なんて言っててさ……シーンとなるわ! いやホント気をつけてくださいねマジで! まだまだ演奏聴きたいから!

新譜からは「Intro」以外全部やったかな。川さんが珍しく楽譜見乍らやる曲(「Afterglow」だったか)も。そんだけ構成が複雑な曲が多いんですが、それにしても最前でガッツリ見たのにどう叩いてるかわからんとこが多々あり。手数も多いけど抜きが絶妙なんだよね、連打してるどこに休符を入れるかっていう。頭おかしい(ほめてる)。そして「Spectres De Mouse」の前半、清田さん全く鍵盤見なくて川さんずーーーーーーと見てるのな。これも何度か書いてる気がするけどその顔がまーエロい。ときどきふたりでニタ〜と笑いあったりしてな。セックスしてるのかと言いたくなる。まあ川さんが話した現代音楽史における二大アーティストのひとつ、ビートルズのポールも「ジョンとの曲作りはセックスと同じ」とか言ってたしな!

閑話休題。ミスタッチなんぞ許されない空気もあった初期と比べてインプロも増え、そこから崩して展開する場面も増えた。演奏技術があがったからこそ生まれた自由だろうな。ちなみに今回の編成は「11年目の活動につき、初期ツアーメンバーで構成してみた」とのこと。motkの三人+佐々木さん(Tp)とネモジュン(Sx)ですね。 「このメンバーでまわった欧州ツアーの模様はDVDにもなっていますし、YouTubeにも全編アップされてるので(苦笑)観てみてください」と言っていたけど、このときから比べても演奏が格段に上達していると感じます。この時点でも相当だったのに、まだまだ可能性を秘めてるバンドで怖い。

「『OUT OF BODY』は身体の外、幽体離脱のことも表す。立花隆の『臨死体験』を読み乍ら、同じテーマでつくられたNHKの番組がYouTubeにあがってるんでそれを見乍ら聴くといいんじゃないですかね」だそうです。ほらーそういうこというからまた心配になるー。しかしいつの間にやら十年聴き続けてて、発言もあれこれ聴き/読み続けていると、こういう匂いに惹かれてるって自覚もあります。これをハードコアというならそれもよし。そう、それでいいと自分でも思っているし、川さんもそうなのだろう。思い込みかな。

WWW(元映画館)なら映像使うかなと思ったけどそれはなく、効果は近年のライヴで使ってる照明のみ。この照明、バンドのモノトーンを際立たせて美しく、ステージそのものがアートのように映ります。衣裳はシャツがジャージっぽいものに。前回話してたすぐ乾くあれですね。い〜や〜いつも格好いいな〜。ユルいMCとのギャップももはや芸だな〜。欲を言えば、せっかくLITEとのツーマンだったのだからお互いのカヴァー曲もやってほしかったです〜(ぜいたく)。LITEは移動のため早退しちゃったかなと思ってましたが、終演後ロビーで話し込んでるメンバーを発見。motkの演奏もちゃんと聴いてたんだなー。気をつけていってらっしゃいまし!

客出しの音楽が流れても拍手はやまず、最後はときどき恒例? の新留さんDrs、川さんVoの「You Suffer」三連発(やりなおし込み)で〆。満足!

はあ〜自動書記な趣で思いついたままに書いてもうた。長い。勢いが伝われば幸いです。

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・LITE / mouse on the keys US East Coast tour teaser


・mouse on the keys、自主レーベルより新作ミニ・アルバムをリリース|インタヴュー|OTOTOY
臨死体験の話も詳しく。つかれてますねー(…)

・そうそう、たまには清田もしゃべってよってことで川さんが振ったらゆ〜っくりマイクを持ち、「アメリカツアーは、お酒をたくさん呑みました……」とそお〜っと喋る清田さん。身を乗り出して聴きいる客。フォローのつもりか川さんがしゃべりを加えだしたらそお〜っとマイク置いたのにもウケました。そうか、それ以上喋りたくないか
・「喋りと演奏は別ですからね。イメージ違ってもね」と川さん(笑)



2017年02月04日(土)
『ダークマスター』

庭劇団ペニノ『ダークマスター』@こまばアゴラ劇場

岸田戯曲賞受賞後初の関東公演になるのかな? 再々演くらいらしいですが、今回は関西プロジェクトとして大幅に改定が加えられたとのこと。原作は『オールドボーイ』の狩撫麻礼、書籍は絶版ですが電子書籍で読むことが出来ます。

・泉晴紀、ダークマスター『オトナの漫画』ビームコミックス Kindle版
(第0話。「ダークマスター」はタイトルではなく、狩撫麻礼の別名義)

とある洋食屋。店主の腕は一流、しかし偏屈で接客が下手。そして重度のアルコール依存症らしい。ある日ひとりのバックパッカーが店に迷い込んでくる。その男は職に就かず、日本中を旅している。携帯も身分証も家においてきていると話す。そうだ、こいつに仕事を代わってもらおう……。店主は男の耳にイヤフォンを仕込み、階上の部屋から料理の手順を指示するという。そのとおりにつくればおいしい洋食が出来あがり、客は喜んで帰っていく。やがて店は行列が出来る程の評判になるが、店主はあの日以来部屋から出てこない……。

ペニノの公演を心待ちにしていた昨年、こんなエキストラ募集の告知がtwitterに流れてきました。「舞台上で美味しい洋食を食べませんか」……??? ペニノを観るようになったのは2013年からなので、このときは『ダークマスター』の存在を知りませんでした。関西の公演を経てやっと東京での上演がはじまり、さてtwitterに流れてくるのは「腹が減るので食事してから行った方がいい」「(劇場近くの)キッチン南海でごはん食べて帰りたくなる」「でもソワレ終了後は南海もう閉まってる」「あああ!」という感想。おいおい楽しみすぎるがな。お昼をしっかり食べていきましたが……。

噂に違わずお腹のすくこと(笑)。実際に食事をつくるのです。舞台上から漂ってくるいいにおい。視覚、聴覚だけでなく嗅覚まで刺激されちゃあたまりません、客席のあちこちから生唾を呑みこむ音、お腹の鳴る音。いやあ、鳴るよね…身体は正直、抗えないよね……いやはやこれぞ演劇の強み、アゴラ劇場という閉塞感に満ちた場も効果的です。あまり広いところだとこの臨場感は出ない。

客席にはイヤフォンが設置されており、観客は男と同様店主からの指示をイヤフォンから聞きます。バターをひとかけ、揚げるように焼く、ブランデーをふりかける、隠し味に豆板醤、ピーナッツを砕いたものを入れて食感に違いを出す……さ、参考にします! といいたくなるレシピの数々。調理は時間との勝負。同時にいくつもの作業をこなさなければならない。切り方は? 道具はどれ? 盛り付けは? 段取りに四苦八苦しているところに話しかけてくる店の客。う、うるせえ、集中出来ない! 話しかけんなああああ!!! いやーウケたウケた、舞台と観客が一体になるような、ライヴ感覚の盛り上がりを見せた場面でした。てかワンオペの料理人のすごさをも思い知りましたよね……。調理、セッティング、会計。まさに職人技。それを演じる役者もすげえな! 別に料理人じゃないのに!(笑)そうよね役者ってなんでも演じるのが役者なのよね。うーんやっぱりすごいな役者って。なんてこと迄考えてしまいました。

しかしこのまま楽しく終わるわけないのがペニノです。いわれるがまま動いていた男はやがて指示がなくても料理をつくれるようになり、店主と同化していく。比喩ではなく。身体の不調を訴える店主に請われて薬を服む、飲めなかった酒を呑む。店主が呼んだデリヘルを抱き、イヤフォンからは店主の喘ぎ声。「誰が」料理をつくるのか?「誰が」いくのか? 原作は30頁弱の短編ですが、加えられたエピソードの芳醇なこと。フィールドワークの成果も反映される。再開発されていく大阪という都市、外資産業の参入。レシピ通りにつくれば街の姿は同じになる。画一化していく資本社会を一筋縄ではいかない表現でタニノクロウは描きます。酒はマッカラン1939、この時代、日本は何をしていたか。店を訪れる中国人との対峙に都市の風景を重ねて観る。

帰宅後、このツイートどおりにGoogle Mapを開いてみました。

・大阪|オーバルシアター周辺

このあたりだったのか……再開発進む阿倍野地区だ。画面上を散歩してみる。作品にもう一歩踏み込んだ気分になる。いいこと教えて頂きました、有難うございます!

終演後、劇場近くにあるキッチン南海(近所にキッチン南海があるってのがデキすぎてる〜)を横目に帰った。夜は洋食店に行った(笑・いや偶然だけど。もともと行く予定だったんだよ〜)。劇場にい乍らにしてつれまわし演劇を体験した気分だったが、観劇後もそれは続いた。いやはやペニノはクセになる、異世界へつれていってくれる。

最後に、参考になれば。時間は気にならない面白さとはいえ、背もたれなしの狭い席での観劇になるのでちょっと体力いります。いちばん後ろの列か壁際の席に座ると寄りかかれるところがあり、少し楽です。しかし後ろ/前過ぎる席だと、天井を利用した映像が見づらいかも。見えるのが勿論いいんだけど、それが見えないからといって展開が判らなくなるということはありません。

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・庭劇団ペニノ「ダークマスター」東京公演感想まとめ - Togetterまとめ

・タニノクロウ展/東京篇
翌日行ってみました。京都の展示より規模はちいさいかもしれないけど、作品世界は体験出来ますよ。ちなみに会場のパラボリカ・ビスは、池波正太郎が愛した洋食大吉のすぐそばです。ふふふ

・デリヘル嬢役の坂井初音さんがいい味出してた。元(になるのかな)維新派の井上和也さんが出てました。初めて白塗りじゃない井上さん観たわ

・作った料理はオムライス、ヘレステーキ、コロッケ定食、ナポリタン、野菜炒め定食、ハンバーグだったかな。そうそう、ナポリタンは炒めあわせた麺の上に茹で上げの麺を少し盛り、最初はその麺だけを食べるってのやってみたい。「デュラムセモリナは小麦そのものがうまいんや〜」