雲間の朝日に想うこと


< 強く想える刻ですか >


嘗ての、
刻み付けられた想い。

行く末の、
目指す想い。

日々の、
寄り添う想い。




真に、
自身を支える其の、
動力源は。


過去、
未来、
現在。

果たして、
何れの想いなのだろうか。













先の視えぬ孤軍に在って。



自身の限りに、
事へと向かった嘗ての経験は。


其処に。

強靱な胆力を、
付与してくれるのだけれど。






飽く迄。

其れは、
限りの想いを注いだが故に、
得られる礎で。


漠然と通り過ごした刻に。

然程に、
力は注がない。





















 「夢見てた。」
 「何故か小坊主の実家にお邪魔してて。」

 「此処に来た事在るんだもんな。」

 「付き合っても居なかったのにね。」

 「付き合う所か初めて逢ったのに。」
 「何で実家になんて連れて来たんだろう。」

 「甥っ子が来てるって言ったから。」

 「でもそうだとしても。」
 「もうちょっと気の利いた所とかさ。」



十数年も過去の。

頼りなく、
余裕無く、
唯、
過ぎて流れた半端な刻を。

















 「でもそうだとしても。」
 「もうちょっと気の利いた所とか。」

 「二十代なんて嫌な思い出ばかりだから。」
 「結構楽しかったんだよ。」


あの子は。

殊更強く、
想って居るんだね。





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References
 Aug.15 2002, 「安堵しても良いのですか」
 Apr.20 2013, 「初めて繋がった日に為るのでしょうか」
 Aug.02 2004, 「挑発の応えに成り得る質でしたか」







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2015年01月04日(日)


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History
2009年01月04日(日) 理解するのは何時なのでしょうか
2007年01月04日(木) 想いを喰らう生物でしょうか
2006年01月04日(水) 警戒して居る筈では無いのですか
2004年01月04日(日) 理解から逃れたいのでしょうか
2003年01月04日(土) 気持ちを薄めて行けますか
2002年01月04日(金) 相手が違うと感じませんか





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