雲間の朝日に想うこと


< 初めて繋がった日に為るのでしょうか >


手元に、
巻き戻らぬ記憶。

封じて、
決して開かぬ記憶。


自身の流れの内で、
跡切れた、
其の一時は。

大抵は、
然程の意味を保たぬ事が多いけれど。






恐らくは。

互いの其の想いの根源が、
其処に、
在るにも関わらず。



何故に。

何時迄も、
断端として留まり続けたのだろうか。










今。

其の扉が改めて開いた、
其の意味を。


必死に、
思案する。























初めて逢った、
其の日。


 「手を繋ぐ訳でもなく。」
 「小坊主は一歩先歩いてさぁ。」

 「彼の時は。」
 「距離感とか良く分からなくて。」

 「彼の頃はさぁ。」
 「こうなるとは思いもしなかったよね〜。」

 「やっと想い出した。」
 「初めて逢ったの御茶ノ水じゃ無いね。」

 「やっと繋がった?」
 「忘れてたなんて酷い人だよね。」


少し前を、
ぎこちなく歩いて居た、
俺の姿に。

あの子は、
何を映して居たのだろう。


















 「もう一回歩こっか。」

 「今度は手ぐらい繋いでよね。」



段葛の。

咲きかけの躑躅を撮した、
其の拍子に。


ずっと抜け落ちて居た、
其の日付が。

眼前に、
零れ出た。





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References
 Aug.15 2002, 「安堵しても良いのですか」
 Aug.02 2004, 「挑発の応えに成り得る質でしたか」
 Jun.02 2011, 「過去の真が垣間見えますか」







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2013年04月20日(土)


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History
2010年04月20日(火) 贈られた後に痛みませんか
2009年04月20日(月) 捨てたのは意志では無いのですか
2006年04月20日(木) 新芽は真芽なのでしょうか
2004年04月20日(火) 穿入の理由は何でしょうか
2001年04月20日(金) 今の二人に通じる意地ですか





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小坊主
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