雲間の朝日に想うこと


< 想いを喰らう生物でしょうか >


確かに、
其の存在は。


自身に多くの栄養を取り込んで、
成長すると同時に。

注がれる想いの大きさに、
呼応するかの様に、
育ち進むのかも知れないけれど。





もしかしたら。




互いの想いを削り取って、
食する事で。


自身の成長の、
糧にして居るのだろうか。






其れ故に。



互いの幸せが、
鎹に、
削られて行く事も。

許容されるのかも知れない。















其の、
見るからに健康的な姿が。

其の、
貪欲な食欲に由来するのだと、
十二分に理解しながら。





 「あのね。」
 「美味しそうに食べてたんだよ?!」



姫の悲鳴に、
思わず苦笑する。



















一年の区切りに、
姫に、
贈った花束を。


さも旨そうに。

娘は、
跡形も無く、
毟って喰らって了った。





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References
 Dec.07 2006, 「埋もれて了う日でしょうか」







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2007年01月04日(木)


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History
2006年01月04日(水) 警戒して居る筈では無いのですか
2004年01月04日(日) 理解から逃れたいのでしょうか
2003年01月04日(土) 気持ちを薄めて行けますか
2002年01月04日(金) 相手が違うと感じませんか





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