雲間の朝日に想うこと


< 警戒して居る筈では無いのですか >


想いに、
馬鹿な物など無く。

想いに、
恥じる所など無い。



一つ、
一つ、
鏤められた想いは。


内実の伴わぬ、
紛い物では無くて。

全てが、
真摯たる意志で、
構成されて居るのに。








飽く迄。

其れ等は、
単体の想いに過ぎないから。






噛み逢う事の無い、
想いの。

個々の、
想いの深さが。



余計に。

自身を、
苦しめるのだろうか。














何故か。


 「泣いちゃった。」


僅かな言葉の欠片を、
俺の前に零して。

応えを、
待って居るのだ。












自身の想い人を。

決して、
振り向く事の無かった、
自身の想い人を。



俺に、
重ね逢わせて。







 「似てるんだ、小坊主。」
 「怖いよ。」
 「でも絶対に藪をつつかないぞっと。」



警戒心を、
露わにして居る筈なのに。


2006年01月04日(水)


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2004年01月04日(日) 理解から逃れたいのでしょうか
2003年01月04日(土) 気持ちを薄めて行けますか
2002年01月04日(金) 相手が違うと感じませんか





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小坊主
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