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ぱるたの仕事場日記
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2004年06月30日(水)
退路を断つ

だれかがどこかで書いていた。とにかくやるしかない!という状況にするには、退路を断つんだ、と。

今日、私は退路を断つために、業務部のEさんと打ち合わせの日時を設定した。しかも今週金曜日。仕上げの時間が足りない!っていうくらいの状況へ自分を追い込むため。そして、目星をつけていた会社のひとつに直接メール攻撃!これでお返事が来ちゃったりしたら、動くしかない!
(我ながら低次元(苦笑))

今日メールした会社は某地方都市にある会社。先日来、ネットでシステム屋さんを検索しまくって、H社に良さそうな会社を10社ほどピックアップしていた。しかし東京近辺に限って検索したので、この会社は全くひっかからなかったのだ。

そのときは、「システム構築」「業務基幹システム」など、結構大上段に構えたキーワードで検索したが、別のキーワード、たとえば、「顧客登録」とか「商品マスター」なんていう、もう少し具体的な言葉で検索すると、地方の良さげなソフトハウスが自社の仕事に関して、熱心に解説したページに行き当たったりして、それはそれで、とても参考になる。

今日メールした会社も、ふとしたことでホームページに行き当たり、読めば読むほど、H社が求めているのはこういう会社なのでは!?という雰囲気がパソコンの画面から立ち上る(思いこみの激しい私(爆))ので、東京近辺ではないけれど、ブックマークしておいたのだった。

私も社長にだんだん似てきたのかな。(自分に都合の良い)期待ばかりに胸膨らむ。・・・ああ、期待しすぎないようにしよう、現実を見よう>自分

昨日の日記に間違い発見。国際小包の重量制限は30キロだった。もしも48キロの荷物を2つの箱に分けて入れていたら、3つに分けるより送料がほんのすこし安くなりそうだということも今日になってわかったけど、もう遅い。箱詰めしてくれてしまったので、そのまま郵便局に運ぶ。



2004年06月29日(火)
自己管理

自分で自分の尻をたたくのが苦手。できればずっとさぼっていたい。そのあたりの自己管理は大甘だと自分でも思う。あまり気の進まない作業となるとなおさら。でも、業務部のEさんも冷たい目で私を見るし(ウソ)もうそろそろちゃんと社長に見せられる紙を仕立てないといけないなぁ。
というわけで、上司から〆切を示されない仕事、業務システム再開発に向けて、私なりに、資料まとめに入った。今までもずいぶん見続けている現システム画面だが、やっぱりもう一度開いては確認作業。

全体概要から、各論に入り、一つ一つの各論の中をさらに具体的な項目で埋める一覧表。 前にも作っていたけれど、結局こういう資料が一番の基礎になるのじゃないかと思いながら、やっぱりもう少し詳しくしておこうと思い立ち、書き加えたり修正したり。多分明日いっぱいかかる予定。 今日から社長はまた出張。来週頭に帰ってきたときには何らかの提案ができるだろうか。業者のあたりはつけたので、あとは資料整備だけ。

さて、社長不在の間に台湾にH社資料3種をそれぞれ200部ずつ送っておいて、と指示を受けていたが、いざ荷造りしてみるとすごい量。1冊あたりの重さも大きさも3種3様のこの資料、何と総重量は48キロ!私の体重より重いのだ。国際郵便の1個あたりの重量は20キロ以下、とある。配送係に頼んで3つに分けて箱詰めしてもらうことにした。この3つの荷物を国際郵便で送る送料合計は、先日商品Xを100個あまり輸出したときに乙仲業者に支払った航空運賃+輸出諸経費より高い!こんなことなら、あのとき商品と一緒に資料も送れば良かったのに!



2004年06月28日(月)
お客様二組

台湾への輸出が始まってもう半年以上経つが、関税の高さ、諸経費の高さから、なかなか思ったように輸出量が増えない。やはり現地で売ってくれる人を増やさないとお話にならない。
台湾との架け橋になっているH社の特約店Sさんが、先々週から先週にかけて10日間ほど台湾へ行き、ハク先生と一緒に全国行脚。台湾での販売店(特約店)開拓のため一汗かいてきてくれた。

Sさんは言ってみれば単なるH社の特約店なのに、台湾現地のルート開拓までしてくれるなんて、H社から何かお給料みたいなもの、出てるんですか?と貿易アドバイザーのM先生にも聞かれたが、これが全くのボランティアなのだ。
旅費、交通費、現地での接待費など、かかる費用はH社に請求してもらっているが、Sさんの働き自体には特にお金を払っている訳ではないのだ。

社長の人徳(??)なのか、このようにタダ働きしてくれる特約店さんがSさん以外にもいらして、今までも色々な局面で良く助けられてきた。

先週土曜日に帰国したSさんが、今日は台湾からお客様を二人連れてきた。新たに特約店になるお二人。私がH社の製品パンフレットなど資料一式を渡すと、「私がこんどこれを他の人に売り込まなくちゃいけないのよね」ととても意欲的な発言。日本語ぺらぺらのご婦人たちだ。 社長も歓待し、小一時間お話し、H社製品をいくつかおみやげに持たせ、お見送りした。

さて、今日は夕方もうひとり、お客様。といっても、今回新規採用内定者の最終面談だ。
直属の上司となるHさんが面談し、続いて、社長面談。
社長とは、給与辞令や入社にあたっての確認事項。これについては、給与の締め日や支払方法、試用期間などについて書かれた紙をもって話をする。作成は社長室。少し前までH社の試用期間は3カ月だったが、今回「6カ月以内の試用期間を設ける」という文章に差し替えた。
実は、3カ月すぎて本採用になったとたん、本性現し(?)、みんなが大迷惑被り・・・・、なんていう不幸な出来事が過去にあったものだから、試用期間が徐々に伸びている。今回採用した職種はH社の中でもキモにあたる職種。はじめから試用期間をたっぷりとって、双方(会社も新入社員も)ともじっくりお互いを見たいということなのだろう。

それとも、一般的に3カ月も一緒に働けばだいたいのことはわかる、と思っていた時代ではなくなっている、ということなのか。他社はどうなんだろう。



2004年06月25日(金)
何もなくはない

今日も留守番の一日。

昨日は、貿易アドバイザーのM先生との定例ミーティングや、カード会社の営業の人などがきて、それなりに、人の出入りがあったが今日は全社的に静かなもの。だれも来ない。何も起きない。(笑)

いや、何も起きないっていうのは言い過ぎだ。私に関しては、

C社のサイト修正について、Mさんから相談を受けた。新しくメールアドレスも一つ設定した。
台湾から小さな発注があった。でもこれはとても小さな発注で台湾に帰る人がハンドキャリーする、というくらいの量。しかも発注書に不備があったので、正しいものを送り直すよう依頼のメールを送った。
C社が新たに取引を始める会社から、覚書に印鑑を捺していないのに発注が来てしまい、九州にいるジュニアとTさんが電話で善後策を相談。それに合わせて私がジュニアのPCに入っていた覚書を引っ張り出して修正した。
古いコピー機のトナーが切れたので、その対応。
あとは、時間があったので、システム再構築に向けて社長閲覧書類に関して再度チェックを行う。これについては、少し頭使って考えた。
Jカード社からの電話で、もっと料率を下げるよう一発脅しを入れた(ウソ)理論的にその料率では契約が成立しないことを説明した(笑)

ま、会社にいれば何もないってことはないわけね(^_^;



2004年06月24日(木)
交渉の行方

カード会社のN社の営業からやっと連絡があった。電話では話をしたがらず、直接訪問するというので、午前中来てもらった。結論から言うと、先方が提示した数字は現状から0.5ポイント下げるというものであった。社長は2ポイントくらい下げてもらわないと!と息巻いていたので、きっとこの数字では全く満足しないであろう。

私は、他社とも交渉に入っていることをにおわせる。「私も今回のことでずいぶんと勉強になりました。ああ、クレジットカード業界ってこういう構造になってるんだ〜なんて。」となにげに話をすると、何だか向こうの顔色が変わるじゃないの。

「いや、隠していたわけじゃないんですが!いや、やっぱり隠していたのかな?・・・うーん。それを強みとして今まで交渉してきたってところは否めないですね。・・・」

何を慌てているんだ??

やはり何かやましいところがあるらしい(笑)

今やどんなカード会社もジョイントカード化していて、VやMはどこの会社の加盟店になっても使える。だからN社にはこだわらない、と社長は言ってるんですよ。だから私もそのつもりで交渉しなくちゃいけないんですよね。

事務方は御社とのお取引にもう慣れているので、正直、今更カード会社を替えたくないんです。

でも、社長は違いますよね。そこは経営者の判断ですからねぇ。

などと、つらつら話していくと、N社の営業担当者、だんだんと旗色が悪くなってくる。もう一度本社に戻って上とも相談してきます。と言って帰っていった。

次回は社長にも見せられるような数字を書面にして持ってくるそうだ。



2004年06月23日(水)
上級特約店研修会議

私の仕事柄、部署柄、H社の本業の流れに触れないことが多いが、実は今日はH社は、東京以北の上級特約店を集めて研修会議。次々と集まってくる特約店さんたちに会えばご挨拶はするが、基本的に事務局は部長部隊なので、私はほとんどノータッチ。

会議が10時過ぎに始まったのを見届けて、午前中はまた法務局登記所巡り。炎天下を2箇所まわると、かなり体力を消耗するようだ。お昼までかかってしまった。タイミングが悪いので(今戻ると、会社の大会議室ではまさに会議参加者の昼食が始まる直前くらい。お茶だしだの弁当配りだので、ごったがえしている)近くの公園に寄って、木陰でお弁当を広げる。冷たいペットボトルのお茶を飲んで一息ついた。

会社の近くにこんなに良い公園があるのだから、たまには、足を伸ばすのもいいかもしれない。

さて、研修会議は明日は関西方面、明後日は九州方面へと場所を移動して行われる。社長、部長部隊とジュニアは揃って出張だ。H社は今年に入って業績が上向いている。社長も更に力が入るってものだ。C社もSドラッグとの取引が増えてきて上向き傾向。良いことだ〜



2004年06月22日(火)
クレジットカード会社の不思議

こちらで書いたクレジットカード会社調査の件、社長からは、Jカードに加盟できるかどうか、その場合、手数料率はどれくらいなのか調べよ、との指示も併せてもらっていた。

Jカード社に電話すると、ビジネス形態によって、細かく受付窓口が分かれているらしく、たとえば、同じ通販でも、オフラインでの通販とオンラインでの通販では担当部署が違うという。

Jカード会社、オフライン担当は女性のKさん、オンラインの担当は男性のKさんだ。私はオンラインであろうがオフラインであろうが、H社が行う手続きは同じなので、(お客様からカード番号をいただき、端末を操作して与信処理し、決済が確認されれば、商品をお出しする)ネットからのお客と電話やファックスからのお客とで、カード手数料が異なるのが納得いかない。

が、今日男性のKさんから電話が入り、詳しく聞いてみると、ネットの場合は、自社サイトにシステムを組み込み、与信管理から決済管理、売上管理まですべてネット上で行うこと前提での料率だそうだ。(J社としては作業が自動化されてコストダウンにつながるので料率も下げられる、という論理)一方、オフラインでの通販は、言ってみれば素人さんが簡単に事業を始められるわけで、Jカード社としては、リスクが大きい。よって、料率も高めに設定しているとのこと。(非関税障壁みたいなものね)
オンライン通販で、自社サイトにシステム組み込みの場合、初期投資がかかる。それを行わずに契約するとなると、すべてオフラインでの契約とみなされ、料率が2ポイントも高くなるのだ。

ふう。交渉の余地はあるのか、ともう一度聞くと、今までの通販実績やメディア露出の実績等を勘案して、違う数字をご提示することは一応はできますが・・・とヒジョーにもってまわった返事が返ってきた。では、H社として具体的にどんな書類を用意すればいいのか一覧表をくれ、と頼み、ファックスで送ってもらうことにした。

カード会社、N社の方も料率を下げるよう投げかけているのだが、営業担当者からはまだ連絡がない。早くしないと、カード会社替えちゃうぞ!(でも、替えたら今のN社より料率高くなりそうだ(__;))



2004年06月21日(月)
採用は難しい

午前中、C社とD社の役員変更登記の書類を届けに登記所へ。C社はM市、D社はS区に登記しているので、それぞれ、2箇所回る。S区の登記所で、商業法人登記のオンライン化というチラシを取ってきた。法務局のホームページを見ると、指定を受けた登記所のみ、とのこと、M市はまだのようだ(T.T)

午後からは台風の影響で雨風が強くなってきた。午前中に登記所を済ませてしまって良かった(^_^)
会社では、社長とジュニアがバックヤードで荷物の整理。大汗かいて作業中だ。私は、登記所に提出した書類に不備があると電話をもらう。前回とまったく同じ文章なのに、登記官によって、チェックするポイントが違うのかな?よくわからないが、言われたとおり、直すしかない。確かに言われてみれば、日本語としておかしいと言えばおかしいものね、この文章・・・。今後は、直したものを雛形にしよう。
それにしても明日もう一度M市の登記所に行かねばならない。明日は天気は持ち直すのだろうか。

内定通知を出した二人のうち、一人の方から辞退の電話が入った。実は、社長も部長も、その人を本命と思っていて、でも、本命さん一人では、線が細いので、サブとしてもう一人採用したのだとのこと。確かにその本命さんはとてもおとなしそうな人だったからなぁ。しかし、サブの方が一人入社となると、これは微妙だ、と社長も困り顔。

これだから採用は難しいのだ。大企業の大量採用なら少々当たりはずれがあっても影響は小さいが、小さな会社で、大きなリスクをかけて、一人、二人と厳選して採るのだから、その一人が欠けてしまうと、バランスは大きく崩れる。

この件、部長に伝えて何というか聞いてきて、との指示。にわかメッセンジャーガールとなった私は部長席へ。一緒に面接したヘルスカウンセラーKさんも一緒にしばし話をする。

内定通知を出した上で、取消、というのはちょっと問題が多すぎるでしょ、とにかくやってみないとわからないから、やってみるしかないのでは?と部長。バックヤードに戻ってその言葉を社長に伝えると、汗をふきふき(社長まだ作業中)、またあとで(部長と)話してみるよ、どうするかなぁ、と独り言のように答えた。



2004年06月18日(金)
社長の指示

月曜日に二次面談を受けた3名のうち、2名を採用することに決定した。早速内定通知を送付する。

社長とシステム再開発について話をする。相変わらず現システムの修正&追加開発をしてくれる業者は無いかなどと(未練がましく?)言うので、ありません、ときっぱり答えてしまった・・・。
しかたがないですね、では、いつでも発注ができるように、準備しておいてください、と指示されたが、いつまでにしますか?とは、やはり聞けなかった。

いつ、どこで、だれが、なにを、どれくらい、どのように、など、要所要所おさえながら仕事をするのが基本だ。昨日私が少々腹を立てたのも、スタッフが数字を曖昧にしたまま、思いこみで社長に説明したりするからだ。物事クリアにしてから提示しないと、経営者が判断を誤るじゃないか、と。

しかし、今日になって、何でもクリアにすればいいってもんでもないよな、と思い直している。

戦略として、わざとグレーのままにしておく場面だってあるのだもの。

このケースはクリアに、こちらのケースは限りなくグレーに、はたまたあちらのケースはややグレーに、などと状況に応じて使い分けるのが正しいビジネスマンの在り方なのかも、と思ったり。

社長はあえてはっきり言わないことが、ままある。なるべくなら「やりたくない」ことである場合が多いが(笑)、そんなときは、私も深追いしない。システムの案件については、私も気が重いが、社長だって同じなのだ。お金のかかる話でもあるし。

しかし。

それを良いことに、いつまでも期日を明らかにしないでいたら、半年、ずるずる来てしまったわけで・・・。

確実にツケが回ってくるのだから、そろそろ、先に手を回して、業者にあたりを付け始めないと、本当に手遅れになるかもしれません。ある日現在のデータベースがクラッシュするってことだってあるのだし。

書いていてこわくなってきた(__;)
はぁ、どうかそんなことにはなりませんように!私が仕事に手をつけて、そして、無事新システムが構築されるまで、現システムさん、どうか動き続けてくださいませませ!



2004年06月17日(木)
社長の誤解

以前B社との解約について書いたが、この解約に伴い、C社サイトを修正する必要が生じた。以前から取引のある制作会社S社に見積もりをたのみ、段取りが整ったので、社長の決裁を仰ぐべく、MさんとジュニアがS社あての発注書を作成、社長の決裁印をもらおうと社長室へ。ところが、社長はB社との解約について「忘れて」いて、しかも、大きな誤解をしていた。

C社は、クレジットカードに関しては、N社と加盟店契約を結んでいる。B社は、ネット上で与信処理を代行してくれる、というだけの役割だ。社長の誤解は、B社にお金を払えばN社には手数料を払わなくて良い、となぜか思いこんでいたところにあった。しかもMさんとジュニアの説明が悪いものだから、全体としてどうコストダウンするのか知りたい、はっきりしないうちは判を押せない、などと言われてしまったのだ。

すごすご戻ってきたMさんとジュニア。私はMさんとジュニアに、B社に払っていればN社に払う必要はない、なんてことは無いのであって、ちょっと前の明細書や請求書を出して調べてみれば具体的な料率を含めてわかりますよ、と伝えた。何しろ、C社立ち上げをしたのは私なので、経費のかかり具合、構造だけは憶えている。N社には何%かは忘れたが、加盟店手数料を売上に応じて払っている。B社には固定的に基本料15000円と、売上に対してやはり何%かは忘れたが手数料を払っているのだ。

しばらくして、今度はEさんまで連れてジュニアとMさんが社長室に入っていった。
が、しかし。またしても、社長室から私が呼ばれる。Mさん、また間違ったことを社長に伝えている。

「え??さっき説明しましたよね。ちゃんと明細を確認したんですか?!」とつい語気が荒くなってしまった私。「はい。あのー、私はB社を通したときはN社には手数料を払わなくて良いと思ったんですけど・・・。」とMさん。しかし、彼女が手にしているN社からの支払い明細書には、はっきり加盟店手数料が記載されているではないか!(怒)

今、社長スタッフとしてやらなくてはいけないことは、正しい数字と裏付けをもって社長の誤解を解き、B社との解約についてもS社への発注内容についても、経営的に正しいと、判断をしてもらうことだろうが!
ったく!責任者のジュニアは一体何やってるんじゃ?!

ということで、時間ばかりかかった割には、全然事態を収束できていなかったので、改めて、私が説明しなおし、即、社長の決裁印をもらったのであった。

やっとB社とN社に関して正しく理解した社長は、改めてN社に払っている加盟店手数料率の高さに驚く。そして私に、すぐにN社に対して料率引き下げ交渉をせよ、また、N社以外に料率の低いカード会社があれば乗り換えするよう、情報収集せよ、との新たに指示を出したのであった。そういう交渉はいつも社長室が担当しているのですものね。がんばりますよ、私。

ところで、今日のことで、改めて、私は仕事をする上で「〜と思ったんですケド」なんてあやふやなことを言うのは大嫌いだったんだ、ということがよ〜く分かった。社長スタッフたるものそんないい加減なことをいっちゃいかん!と思っているのだな、きっと。数字は数字だし、構造は構造だから、明確にしないと。これも堤商店(仮名)でたたき込まれたのかもしれません。



2004年06月15日(火)
メールフォーム

この日記につけたメールフォームから初めてメールをいただいた。でも、私のミスでメールアドレスの欄が入っていなかった!
ああ、お返事が書けない!!(T.T)!!
でも、嬉しかった〜。読んでくださる方がいる、そして共感してくださる方がいる、と実感できたのは嬉しいことでした。

メールフォームのタグ、早速修正しました。

さて、今日は私用で会社を休んだ。朝一番と10時過ぎにもう一度会社に電話を入れたが、特に何もなく、嬉しいような、悲しいような( ̄▽ ̄;)
恐らく全く問題なく一日平和に終わったことと思う。



2004年06月14日(月)
どうしたものか

今まで見ないふりしてきた、システム再開発、そろそろ知らんぷりもできなくなってきたな、という感じになってきた。システム発注先をいくつかピックアップしたり、基本となるフローチャートを作ったりはしてきたけれど、でも、最近、何だかわからなくなってきた。

どこまで準備したらよいのか。
今作っているものが、これでいいのか。
これで、本当に思ったとおりのシステムを作ってもらえるのか。

もうプロの方に見積もり依頼方々相談しちゃった方がいいのかしらん。
業務の責任者Eさんには、実務をやる立場から、入力フォーマットの検証や項目整理をしてもらっている。ほとんど出来つつあるので、実際の進行管理を担当する私が重い腰を上げなくちゃいけないのだけど・・・。
今度社長にきちんと相談してみようかな。任せっきりにされるのも辛いから。

本日は、採用面談二回目。3名の方が二次面談に臨んだ。今日は部長とスタッフのKさんも同席。



2004年06月10日(木)
上手な説得

C社商品Sが、Sドラッグでの全国展開を続けている。明日からジュニアが関西方面の支店に出張。土曜日には社長も合流する。

以前も書いたが。社長はまだポスターにこだわっている。
SドラッグはTさんの古巣だから、Tさんの言うことが一番正しいと私は思うのだが、社長はあきらめない。今日もジュニアとTさんを前に、ポスターを店に貼るよう力説。

しばらく様子を見ていたら、ついにTさんが沈黙を破った。
社長は10万人の人が店の前を通ればポスターは10万人の人の目に触れる、というような例を挙げて話すが、Tさんは、10万人通るかも知れないけれど、その中の何人がポスターをまず見るか考えてみてほしい。10万人全員が見るわけではない。Sドラッグに来るお客さんは最初からSドラッグを目指してやってくる。Sドラッグとはそういう店。 もう10年以上の経験からポスターに効果はあまり無いという結論が出てしまっているので、各支店の店長も貼りたがらない。。。等々

Tさんは非常にソフトな方なので、こんな身も蓋もない言い方ではなかったけれど、社長も徐々にトーンダウン。

結局、絶対貼るようにとは言わなくなった。

でも、社長のミニセミナー&販売会の時には会場に貼るように言いますから、と最後にTさん。

さすが、ツボを心得ている。社長を絶望のどん底に落とすことは、しない。



2004年06月09日(水)
縦のものを横にする

輸出用の新しいダンボール箱(サンプル品!)がやっと来たので早速商品を詰めていると、社長がやってきて、難色を示す。

台湾に出す商品Xは幅18センチ、奥行き12センチ、高さ7センチほどの箱に入っている。

私はその側面(12センチ×7センチの面)を下にして縦に置いて横6個縦に7個合計42個敷き詰めそれを3段積み上げて合計126個になるよう計算して箱を作った(内寸で740×500×530)のだが、社長は気に入らない。要するに商品を縦に入れるのが気に入らないのだ。

やはり、18センチ×12センチの面を下にして、それを積み上げるべし。とのこと。

社長に言わせると、本来この商品はそういう向きに置くものであること、そして、その向きが一番強度がつよいこと、がその理由。二番に関しては??だが、一番目は確かにその通り。箱のデザインがそうなっているし、台湾で段ボール箱を開けた瞬間にまず、製品の表面が見えるっていうメリット(?)もあり。

私に自社商品に対する愛が少しばかり(?)足りなかったのだ。(美意識の違いもあるが(負け惜しみ))

で、今日の段ボール箱は幸いサンプル品だったので、本製造に向けて寸法を考え直すように社長にいわれ、また頭を抱える私。空間認識能力さびつきまくりだ。でも、しばらく箱を見て考えているうち、な〜んだ、今、蓋になっている面を変えるだけでいいんだ、と気付いて、内寸740×530×500で発注し直した。(オバカ)

でもね、こういうところに、社長と社員の差が出るんだろうなと、ホント、マジで反省いたしましたよ、私。



2004年06月08日(火)
札幌出張?手配

ちょうど北海道が良い季節になるころ、社長とジュニアが札幌に出張に行くことになった。土曜日にアポが入っており、その前後は特にスケジュールはなかったはず。だが、私への指示は、金・土・日の3日間。
よくよく聞いてみると、金曜と日曜にゴルフをしたいというのだ。
しかし、この時期は北海道のトップシーズン。週末ともなると、飛行機もホテルも満杯。社長は“変なホテルには泊まりたくない”人である。さまざまな手をつくてして希望のホテル、希望の便を取ってみたら、結果としてお値段がとても高くなってしまった。(高いというのはあくまでも社長の感覚。この時期のこのホテルのこの便でのツアーとしては良心的、いや、安いと言えましょうぞ(-_-メ))

で、ゴルフをすること自体にジュニアも難色を示したため、最終的には遊びはナシということになり、出張は土曜日一日だけの日帰り。しかも、東京ー札幌の往復はお金が勿体ないからマイレージの特典予約でとのこと。

全く極端から極端に振れる。
最初からこの時期に北海道でゴルフという発想が間違っとるんじゃ!(▼▼メ)

それにしても。

こんな平和な毎日で私にもちゃんとお給料が出ているなんて本当に本当にありがたい会社です。



2004年06月07日(月)
ゆるゆる過ごす

今日も余裕の一日。(「暇」と書くとやはり精神衛生上あまり良くないですからね。物は言い様です(笑))
でも、ゆるゆると幾つかの案件を処理していきました。

台湾がらみでは新発注に関して各方面への連絡やら調整など。結構時間をとられる。乙仲業者、段ボール業者、台湾のリンさんとハク先生、貿易アドバイザーのM先生、と多方面に連絡やらお願いやら。

国内がらみでは社長とジュニアの出張手配や、先週の採用面談で不採用になった人への通知作成、二次面談に進む人たちへの連絡など。

ゆっくりとしたペースで仕事をしているので、もう二度と、修羅場には戻れないと思うワタクシ(少々自嘲気味)。



2004年06月04日(金)
募集広告の不思議

今日は久しぶりに台湾からまとまった量の発注があった。うれしい。

午後からは、採用面談。4人来社した。

前から不思議に思っているのだが、 本当に必要なときに出す募集広告には、それなりの能力がありそうな、適格者が集まってくる。ま、いい人がいれば取るしいなければ取らないからね、というようなノリで出す広告には、大した人(失礼!)は来ない。

毎回同じようなデザインの広告なのに、紙の向こうから漂うオーラでもあるんだろうか。

今回も面談に至ったのは4人だけだが、それぞれに、長所や見所があったりH社にとって役に立ちそうな経験のある人たちばかりで、社長もすぐには結論を出せない様子だった。

来週中に二次面談をする予定だ。



2004年06月03日(木)
暇なときには

今日は(も?)暇だから、懸案の中国語フォントについて研究。台湾から送られてきた商品ラベルのデータ(今時フロッピーで持ってくるなよ〜あれだけCD-ROMでお願いしますって言ったのに・・・。わざわざちょっと古いウィンドウズマシンで読んでもらい、メールで転送してもらう)を開くと、文字化けのオンパレード!台湾は中国語の繁体字(旧字体みたいなの)を使っているが、言語ソフトやフォントはいるのだろうか??

どうしたものか、と某ネットコミュニティでアドバイスを求めると、こんなサイトを紹介してもらえた。

こういうときは、ネットの掲示板は本当にありがたい。使い方を誤ると大変なことになるが・・・

ウィンドウズXP、MacOSXだと、最初からマルチリンガルだそうだが、私は諸般の事情からまだOS9.2。しかし、OS9の場合は、Language Kitというのがあり、その中から、言語を選んでインストールできるということが分かった。早速OSインストーラを取り出し、ついでだから、中国語の繁体字のほかに簡体字、さらに韓国語まで入れてしまった。これでいつでも韓国、上海OKだ!(笑)

さて、商品ラベルは無事繁体字でプリントアウトできた。社長に見せると、他の商品ラベルや、先日のフォーラムのために作った資料もプリントアウトしておきたいからデータを取り寄せておいて、と言われてしまいました。他の商品についてラベル作っていたかなぁ・・・そこから尋ねる手紙を書かなくちゃいけないな。



2004年06月02日(水)
他力本願:中国視察旅行不参加の顛末

昨日私は、台湾はスローペースでよい、中国、韓国などの足がかりを作り始めた方が良いのでは、と書いた。そのきっかけに好都合だと思っていたのが、某大手旅行代理店が某雑誌社とが共催している、『中国上海5日間 ビジネスチャンスをつかむ視察旅行』であった。

社長はその情報を見たとき(10日ほど前だ)とても乗り気で、すぐに旅行会社に電話を自ら入れた。そして、「参加するかもしれないから、折り返し連絡をくれ」と担当者に伝言を頼んでいた。がしかし。その担当者から全然電話がかかってこない。いい加減な担当者だなぁ、と私も思っていた。

しかし、貿易アドバイザーのM先生から話を聞いて、その考えは変わった。この対応は当然なのだ。今や、中国、上海、ビジネスチャンス、このキーワードだけで、黙っていても企業からは参加のオファーがあふれるほどやってくるのだそうだ。M先生も、別の会社と組んで中国視察旅行(先生は食品関連ビジネスだが)を企画しているそうで、その人気にびっくりしているとのこと。ツアーに先立ってセミナーを開いたら、立ち見が出るほどの盛況ぶりだったという。

つまり、わざわざ名も知らぬ会社の名も知らぬ社長(先方は社長だとも思っていないかも知れぬ)に、折り返し電話で参加意志を確認するほど旅行代理店は暇じゃないのだ。だって、ちゃんと参加申し込みをしてくる企業が沢山あるのだから。何もわざわざ参加してくれと頼む必要など全然無いのである。(でも、私が担当者なら、電話くれと言われたらちゃんと電話するよ(ちょっと怒))

私が改めて、某旅行代理店の該当ツアーページを探し出して、スケジュール詳細や参加申込書などpdf書類をダウンロードし、参加状況を電話で確認したりして、情報を整えて再度社長に確認を迫ると・・・。 上記のような状況から、すっかりやる気を無くしていた社長なのであった。

連絡くれ、と言っているのに全然電話がない、と怒っている。しかも、わかっていたことなのに、高いよね、このツアー、なんてお値段にケチまでつけている。

何かに迷ったとき、決定を他力本願にゆだねることがままある社長。またも、それだな。もともと、昨日も書いたように、台湾ビジネスが(彼の)思った通りのスピードでは進んでいないことで、心にひっかかりがあったのだ。それで、もしもツアー担当者からすぐに電話があれば、これ幸いとツアーに申し込みしたに違いない。でも電話がない。だから参加できない・・・

あーあ。もっと早く気付いてあげればよかった。そしたら、気分良く行けたかも知れなかったのに!!
うーん。残念。



2004年06月01日(火)
揺れる心

昨日のM先生との定例ミーティングについて社長に報告した際、先生が出番が少なくて大変恐縮されていました、と伝えると、社長、しばしだまって、「まだ、あちら(台湾)が本格的な販売体制ができていないからね・・・。」と話し始めた。

7月のイベントについても、まだ現地の特約店の数が確保されていないので、もしかしたら時期尚早かも知れない。いま様子を見ながら、場合によっては10月くらいまで延期するかもしれないと思っているところだ、と言う。

いつもは強気で、こんなこと無理じゃないの〜〜!?、と思うようなことも、何となくできそうな気にさせるのが上手な社長。無理そうなことも、なんだかんだ言いながらできてしまう(やってのけてしまう?)ところがある。彼は強運の持ち主でもあるのだ。

しかし、そんな社長も、たま〜〜に、冷静に自分を振り返って、自分自身をモチベートしきれなくなるときがある。心が少しだけ揺れるときがあるようなのだ。
そんなときは、ふと、不安そうな、寂しそうな、悲しそうな、そんな表情を一瞬見せる。
経営者は孤独なものだ。

ま、そんな殊勝な(?)表情をヒラ社員の私に見せるのは、1年に1回くらいだけどね(^_^;

私は、台湾についてはもう少しペースダウンしても良いと思っている。人間関係はできているのだから、じっくりと腰を据えて、日本のマーケットを開拓したように、じわじわ進めていけば良い。むしろ、今せっかく貿易のノウハウが社内に蓄積しつつあるので、ここは、更に、中国上海や、韓国などの貿易相手を捜して輸出していく動きに入った方が良いのではないかと考えている。その場合は、人間関係に依存はできないから、きっちりとビジネスライクに物事を進める必要があるけれど。