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ぱるたの仕事場日記
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2004年07月30日(金)
あからさま過ぎ

今朝一番で宅配子会社のブロック長さんから電話。さきほど、遅延金の入金手続きを済ませました、とのこと。出社してきた社長に早速報告すると、あ、そう、と冷静を装って社長室に入っていったが、カバンをおいてすぐ部屋から出てきて「売上金はもともとうちのだからどうってことないけど、こんどのは、いいねぇ〜〜。得したね〜〜。こんなことなら、あと3年くらいおいておいていいですよ、って言わなくちゃぁ」なーんて、もう、手放しで喜んでいる。あまりにもあからさまに喜んでいるものだから、周りのスタッフ全員笑いを堪えきれず、最後は大笑い。でも社長は上機嫌なので、みんなも自分と同じ理由で笑っていると思ってたんじゃないかな。
幸せな人だ〜( ̄▽ ̄;)

今日は貿易アドバイザーのM先生と定例ミーティング。中国ビジネスの難しさについて、お話を伺った。
先生との業務委託契約は8月一杯。更新するかどうか社長に聞かなければいけない。今の状況だと、コンサルタントを雇うほどペイしていない状況なので、契約更新は微妙だなぁ。



2004年07月29日(木)
私の心配

前にここで書いた台湾ツアー企画、やっと実現しそうな状況になってきた。ツアープレゼント対象者リストも上がってきて、総勢25名ほどのツアーになりそう。困ったことに、ツアーの内容は私が作った原案がそのまま一人歩きしている。あくまでも素人が作った案ですよ。

出発予定日まで、あと1カ月半ほどしかない。そろそろ行程の確定や手配を始めない間に合わないのでは?と思い、さりげなく社長に話を振ってみた。

しかし、社長は、台湾現地のハク先生と特約店のSさんがツアーも含めて全部手配してくれるんだ、と思いこみ始めている。
え?ハク先生が担当するのは、セミナーと懇親会部分だけじゃなかったのか??
なんでそーなっちゃったの??私が誤解していたの??
でもSさんと昨日電話で話をした感じでは全然ツアーの準備なんてしていなかった! 本当に大丈夫なのか??
日本から大挙して台湾に押しかけるのに、日本の旅行代理店が一枚もかまないのは、色々と差し障りがあるのでは、というのが私の心配。

いつものことだが、最悪の事態を回避するため、少しは手を打っておこう。ムダになっても良いから。
で、台湾旅行に詳しそうな会社をしらべて、私が作った行程案を示して妥当性を聞いたり、だいたいの予算を尋ねるメールを出してみた。万が一、台湾で手配するのは無理ですよ、と言われたら、ここに頼んでツアーを組めばいいのだから。
それに、ツアーの企画に関して、専門家の意見を私も聞いてみたいのだ(^_^;



2004年07月28日(水)
暑中見舞い兼転居通知

昨日のK社社長さんは、K社のため、というよりは、全国の調剤薬局が入っている組合(協会?)として商品発掘をしているところだそうだ。
K社だけなら話は早かったかも知れぬが、相手が協会となると、まだ取引開始までにはいくつもハードルがありそうだ。で、連れていた若いお兄さんは、全国の調剤薬局で働く薬剤師さん向けにパンフレットやポスターを作るクリエーターさんだった。(道理でラフなスタイルだったわけね)

午後になって、件の宅配子会社のブロック長さんが来社し、すでに送ってある遅延損害金請求の意志確認をしていかれた。銀行口座が変わったからとか、そんな理由で一日二日入金が遅れたことはあっても、遅延損害金を請求されるほどの遅延をしたことがない。今回のことは何もかも会社始まって以来のことだそうで、何度も本社に足を運んで説明したり、許可を取ったりしなくちゃいけないのだそうだ。H社などより全然大きな立派な会社だ。たくさんの役員さんの間に稟議書でも回しているんだろうか。遅延損害金については、真摯に受け止めて対応させていただきたい、とのこと。

今日は部長用に暑中見舞いのハガキをつくってくれ、と社長から頼まれた。
全国の特約店から、自宅あてに、米やら野菜やらお菓子やら何だかいろんなものを沢山送ってくる。でもみんな新しい住所を知らないので旧住所で送ってくる。そのたびに、宅配センターに留め置きしてある荷物を取りに行ったりして結構手間がかかる。かといって、転居通知を出すのは、ものを送って頂戴と言ってるみたいで嫌だ。なので、暑中見舞いでさりげなく転居を知らせたい、と。しかも、社長名ではなく部長から出す形で。 (社長らしい発想だな(笑))
というわけで、デザインサイトからダウンロードしてお洒落げな暑中見舞いを5種類ほど仕立ててみた。
これ、私が個人で使っても良さそうだなぁ。



2004年07月27日(火)
有望な取引先候補

ここに書いた調剤薬局K社の社長さんが今日来社した。 思ったより若い感じの人だった。そして、もっと若そうなお兄さんも連れてきた。二人ともカジュアルウェアなので、余計に若く見えるのかも知れない。

しかし、おそらくこの若手の社長は、H社社長とはずいぶんとタイプの違う経営者のはずだ。

つい先日、帝国データバンクからC社に調査が入った。C社にしてみれば、この時期こんな調査を入れるとしたら、おそらく、このK社以外にないだろう、というのが社長達のもっぱらの見方である。だとしたら、K社社長さんはかなり手堅い経営をする人だろう。
実は、H社社長は一度としてそんな調査したことがない。つきあってみればある程度のことはわかる。怪しければ途中でつきあうのをやめればいい。と、いつも言っている。

だから、C社はK社の調査なんてしていません!そして、きっときっと有望な取引先になるぞ、とものすごく期待しています!(笑)

さて、この取引、本当に双方にハッピーな形で成立するといいなー。



2004年07月26日(月)
嵐の後

社長が出社し、静かな日常が戻ったH社内。私が準備していた遅延損害金請求書はすぐに宅配親子会社に送付することになり、入金されてきた大金の処理の仕方についても経理に指示があったようだ。

社員に臨時ボーナスは??・・・なーんて、そんなムシのいい話はないよなぁ(ため息)

さて、社長自宅住所変更に伴い、必要な手続き先一覧を作るよう指示された。代表取締役として、だけでなく、社長個人としてのリスト。住民票から、免許証から、NHKの受信料支払いから、引っ越しに伴って変更しなくちゃいけないものは沢山ある。しかし、会社契約のものは経理に尋ねればある程度わかるが、社長個人で契約している生保やクレジットカードなどに関してはさすがの私も情報がない。

社長に尋ねるてみると「資産管理ファイル」と金箔の文字が入った分厚いファイルを引き出しの奥から取り出して渡してくれた。

クリアホルダーになったそのファイル、開いてみると、まず社長の手書きの文字が目に飛び込んできた。
自分がいなくなったときのことをちゃんと言葉にしてしたためてあるのだった。
なんだか、ふだん社長が秘密にしているものを見てしまったような気分に・・・(¨;)
じろじろと見るのも何となくはばかられて(いや、渡してくれたんだから、見ても良いのだろうけど)すぐ次のページをめくって、作業に入った。
さまざまな保険の契約書やらクレジットカードの利用規約などがきちんと整理されている。社長ってマメなのよねぇ。一つ一つ確認しながらリストアップ。連絡先は別に調べたりして、一覧表を完成させた。

ちなみに、生保の住所変更、私が代理でできるかと思って、いくつかあるうちの1社に電話してみたが、やはり、本人確認が必要とのこと。本人がちゃんと電話しなくちゃいけないのだ。社長に資産管理ファイルとともに、作ったリストを提出し、その旨伝えると、自分で折を見て電話してみるとのことだった。結構大変だなぁ・・・。



2004年07月24日(土)
事実は小説より奇なり4

ここまで続くとかなりしつこい「事実は小説より奇なり」シリーズ(笑)

昨日は、お金も無事に振り込まれ、浮かれ気分のH社内。社長は今日が引越仕上げの日なのでまたもお休み。

そんな中、一連の動きをずっとそばで見ていて、社長不在のこの数日、要所要所、的確なアドバイスをしてくださっていたTさんが、遅延損害金の取り決めは契約の中になかったんですか?と聞く。さすが、某社元取締役。冷静な指摘だ。調べてみると、支払日の翌日から支払い完済の日まで、日歩4銭の遅延損害金が請求できる、と書いてあるじゃないか。ほえ〜。さっそくTさんのご指導で、例のエクセルの表で、遅延日数を割り出し、計算させてみると、○○○万円に!請求する権利が認められているのだからもちろん請求せねば。

そうこうしているうちに、T某から電話が入った。

子宅配会社のブロック統括長氏の話によると、T某は、2月に一度H社に電話をしており、子宅配会社からのお金は“あなたが作ったホームページをH社が使って売り上げたものなので、あなたの取り分としてどうぞ受け取ってください”と言われている、と主張していたという。

さて、ここは面倒なことにならないようにしなければいけない。最初はかなり感情的な言葉をなげかけるT某。しかし、私もT某とは面識があるので、何とか相手の気持ちをほぐしつつ、何が言いたいのかを聞き出していくと、やはり、どうもつじつまの合わない主張ばかり。

T:ボクが作ったホームページをH社さんが借りてH社のホームページにしたからその利用料みたいなものだと言われたんです。だから受け取っていいと。
私:それは、おかしいですね・・・。実は、私はH社のホームページを立ち上げた人間なんです。でもTさんのサイトをお借りしたことは一度もありませんでしたが・・・。
T:いや、もう昔のことだから・・・細かいことはボクだって忘れましたよ・・・沈黙・・・・

T:でもボクが2月の時点で御社に電話したとき、Sさんがそう言ったんです。SはH社の社員さんでしょう?だからそれを信じるのは当然じゃないですか?
私:はい。確かにSは弊社の社員です。ですが、単なる社員ですから、会社を代表してTさんに何かを言う立場でもありあません。なぜ、そんなに大事なことをそのとき*社長に*確認されなかったんですか?
T:いや、そのとき社長はいなかったから。
私:社長室に伝言してくだされば、社長とは連絡はつきましたよ。
T:沈黙・・・・

私:Tさんは2001年2月に弊社との契約を解約されています。一方、子宅配会社から間違ってTさんの口座に入金が始まったのは2003年1月からです。それをなぜH社に確認なさったのでしょうか。本来なら入金元の子宅配会社の方に確認すべき事なのではないでしょうか。

T:でもとにかくSさんがそう言ったんです。Sが自分が担当だって言ったんですよ。だから、Sさんと話がしたいんです。
私:申し訳ありませんが、この件につきましては、私にすべてが任されておりますので、Sについては私から確認をして、改めてTさんに私からご連絡させていただきます。
T:・・・・・わかりました。じゃ、そうしてください・・・。

最初はかなり攻撃的だったT某も最後はかなりトーンダウン。

1時間ほど時間をおいて、私から電話をかけ直したときには、すっかりおとなしくなっていて、「もういいです。ボクが子宅配会社に返済すればいいだけの話なんですから。」と自らの主張を全面撤回したのであった。

どちらにしても、T某と子宅配会社との問題であって、H社に責任があるなんてことは法的にも全く根拠がない、とTさん(同じTでもこちらはC社のTさん!)が太鼓判をおしてくれていたので、安心して対応することができた。ありがとう>Tさん@C社



2004年07月23日(金)
事実は小説より奇なり3

ブロック長さんの上司殿は「ブロック統括長」だった。とにかく会議室に座ってもらいお茶を出し、あわただしく名刺交換など済ませると、まず統括長殿が「この度は御社には多大な御迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした。決済会社としてあるまじきことが起きてしまい、誠に申し訳なくお詫び申し上げます。」と深々と頭を下げる。両サイドに従えた部下たちも一斉に頭を下げる。

更に統括長殿、「本日、弊社の方でもこの件に関しまして、すべて弊社の落ち度によるものであったことが確認されましたので、すぐにでもお金をお返しさせていただきますことを、まずご報告申し上げます。ご理解賜りたいのは、T某様からお金を返してもらっていないからお支払いしないとかそういうことは一切無いということでございまして、これはこれ、それはそれ、と切り離して考えてございます。あくまでもH社様へのご入金分といたしまして、まず全額お返しさせていただく所存でございます。」

「それにしましても、これほどの長きに渡ってこのようなことが続くということは、弊社としましても初めてのケースでございまして・・・実は、私ども、御社様には大変感謝申し上げておるのでございます。つまり、これは、何よりも、御社様が弊社に全幅の信頼を置いてくださったゆえに起きたということでございまして・・・その意味では大変有りがたいことだと思っております。」

まるで歌舞伎役者のようなセリフ回しの統括長殿。H社のずさんな入金管理も子宅配会社への信頼が厚かったからこそ、ですか。そうきましたか( ̄▽ ̄;)
そして、しばらく沈黙の後「実は、先ほどT某様にお会いしてきたんですよ。」

話がやっと本題に入った。

T某が言うには、今年に入って商売をやめたから今年の分は全額すぐにでも返済する。しかし、 昨年の入金分は自分が売り上げたものに対するH社からのインセンティブだから、これは自分の取り分だ。何か文句があるなら、来週月曜日までに調べてこい。納得できるような証拠がなければ、返済はしない。
子宅配会社のブロック統括長殿、こんなことをT某に言われてしまったために、どうしてもH社に協力を仰がなければならなくなったわけだ。
つまり、T某が言っていることが大ウソだという証拠をH社に出してもらいたい、というのだった。

まず必要なのは、昨年当初からの配送伝票、受注票。これにより、すべての代引き配送は、T某からの依頼ではなく、間違いなくH社からの依頼で行われたことが証明される。そして、T某とH社との間が契約解除された状態であることを証明する書類・・・・これがあれば、いくらT某がH社からのインセンティブだ、と主張しても理屈が通らないことになる。契約が結ばれていない相手にH社がインセンティブなど支払う訳がないからだ。

26日月曜日までと区切られている。時間がない。とっくに終業時間はすぎているが、構わず、業務のEさんに頼んで昨年の配送伝票を探してもらう。

その間に私は引越で自宅にいる社長の携帯に電話を入れて、事情を話し、社内にあるこれらの証拠品を子宅配会社に提示する許可を得た。しかし社長もT某の言い分にはあきれかえり、証拠物件については「どんどん持っていってもらって頂戴。場合によってはオリジナルを渡してそちらでコピーしてもらっていいですから!」と快諾。

さて倉庫の奥の段ボールをいくつか取り除くとH14〜とマジックで書かれた段ボール箱を発見!開けてみると、半月〜1カ月ごとにとじひもで丁寧に綴じられた配送伝票と受注伝票が出てきた。とてもきちんと整理されている。業務システムにT某の名前を打ち込み、履歴を調べると、解約日も一発で分かる。解約書類のファイルが仕舞われているロッカーを開け、当時のファイルを見つけだす。ページをめくっていくと、T某自筆のメモ(簡単なお礼が書かれたもの)がステープラーで留めてある解約届けが出てきた!このメモとともも、解約書類もコピーを取った。

夜7時近くになってやっと証拠物件が揃い、子宅配会社の面々に無事手渡した。明日入金のためには改めてH社の代表社印が捺された契約書類が必要だったが、それも社長の許可を得て私が代理で印を捺し先方に渡し事なきを得た。

やっと長い一日が終わった。

明けて本日、午前中、ブロック統括長殿から私に電話が入り、無事入金手続きを済ませたとご報告いただいた。(すごい!いきなり○○○○万円が通帳に!もちろん全部H社のお金だったわけだけど、何だかすごく得した気分になるから面白い。私のお金でもないのに!(笑))

果たしてT某はどう動くのか。H社は商品代金を回収しただけで納得するのか・・・??第2ラウンド開始である。




2004年07月22日(木)
事実は小説より奇なり2

昨日午後一番に連絡してきたブロック長さんは、1時間後にはまたH社の応接テーブルに向かって座る人となった。まずは、作っておいた「申入書」とエクセルの表「未入金一覧表」を差し出す。重々しく、「取り急ぎ、社長の指示によりこのようなものを作りましたのでまずはお渡し致します」と口上を述べる私。次に社長にお出まし願った。ほどなく、私もEさんも呼ばれ同席。ブロック長さんは、エクセルの表を見て、「ここまでの金額になりましたか・・・」としばし沈黙。そして、主に、今回のことは宅配親子会社の全面的なミスである、という点と、T某の個人的な契約にH社は一切関わりが無い、の2点が確認された。(何しろ私が素早く、当時の契約書と(どさくさにまぎれて(ウソ)気合いで)ブロック長さんが持っていた、子宅配会社内部の資料(社内の契約報告書)までコピーしてしまっていましたからね。証拠資料はばっちり。その内部の報告書にも「個人での契約」と明記されているのであった。)

ブロック長さんは、子宅配会社始まって以来の大変なミス、としきりに恐縮しておられる。
「入金のチェックといっても精算書と発注書をつきあわせて問題がなければ、当然お金は入っているものと思いますよね。経理の方が月々のお金の管理をされていると思いますが、ものすごく大きく影響する額でもないっていうところが盲点だったのだと思います。」と非常に好意的なことを仰る。(いいのか、そんなことまで言っちゃって。。。と内心私は心配してしまったぐらい)

「私が、いますぐお返ししますと言える額をはるかに超えていますので、上司とも相談して早急に弊社内でも調査し、まずはこの未入金分に関して早くご対応できるよう善処いたします」と全面的に子宅配会社が白旗をかかげた。

さて、M氏が帰った後、社長は、臨時収入だ〜現金だ〜運転資金がいきなり潤沢になった〜!と喜んだかどうかは知らない。
知らないが、しかし、なぜかニコニコだ。(やっぱり喜んでいるに違いない(__;))ずさんな入金管理については、あまり触れず。仕方がないので、経理のSさんと業務のEさんが自主的に(?)相談して、今後は精算書は、業務(発注書チェック)→経理(入金チェック)→社長(経理から報告)→経理で精算書保管、というふうにしよう、と話し合っていた。ふぅ。

さて、今日になって、またブロック長M氏から電話。今度は上司を連れて経過報告かたがたお詫びに伺いたいという。しかし、今日は社長は自宅引っ越しのため、不在。私1人では役不足で上司殿に申し訳ないので、明日以降で、とお願いした。さて、途中経過というのは、子宅配会社社内でも現在精算書を全部取り出して、H社に入金すべき金額を計算しているところだ、ということ。昨年1月の契約書があることはあるが、万全を期すために、再度、新たに契約書を取り交わしたい。そして、その契約の指示する口座に未入金分を振り込むという段取りにさせていただきたい、ということであった。

そうかー。もっとゴネて(失礼!)くるかと思ったけど、非常に良心的な対応。全額、ちゃんと戻ってきそうだ。

ところが、このあと、終業時間間際になって、ブロック長M氏が、その上司殿と、当時の契約担当者と共に、H社に現れたのだった。

では今日も長くなるので続きは明日〜



2004年07月21日(水)
事実は小説より奇なり

ビジネス形態としては通販の部類に入るH社も宅配会社には大変お世話になっている。昨年からは代引きサービスの契約も結んだ。集金は親宅配会社、そのお金を子宅配会社が毎週計算して精算書を作成、H社に送付するとともに、手数料と振り込み手数料を差し引いた金額を入金してくる、というものだ。

発端は、H社に送られてくる代引き精算書の宛名だった。
ずっと昔、一瞬だけH社の特約店だったT某宛にいつも送られてくる精算書。

業務のEさんが私に「契約した頃からずっとこうなんです。何度言っても(子会社が)なおしてくれないんですよー」と言うので「では、私が」と子会社本部に電話を入れたのが2週間前。しかし相変わらず宛名はなおらない。今日もう一度電話をかけると、今度は契約がそのお名前になっているのでもし変更するなら契約変更の書類が必要だと宣う。

契約がその名前だって??そんなの初めて聞いた。少しイヤな予感。

でも担当者がやっと来るというので、待っていると、果たしてこのエリアを担当する「ブロック長」と肩書きのついたM氏が来社。調べたところ、契約は、T氏個人が結んでおり集荷場所や書類の送り先はH社の住所となっている、と言って、契約書のコピーも見せてくれた。しかも、あろうことか、入金指定口座もT氏の個人口座になっているではないか。

心臓が飛び出るかと思うほど(ウソ)びっくりした私は、M氏が持ってきたそれらの書類をコピーし、業務のEさんに子宅配会社からの入金チェックは誰がやっているのか尋ねると、それは経理だというので、経理のSさんのところに飛んでいってやはり同じように子宅配会社からの入金をチェックしているかと尋ねると、それは業務だという。

つまり。

この1年半、子宅配会社から精算書が届くと、受注実績との突き合わせをするだけで、実際に銀行の指定口座に入金されているかどうかのチェックをだれもしていなかったのだ。

ウソでしょう??(@_@)

とりあえずブロック長さんには、契約変更のときに必要な書類一式いただいていったんお引き取りいただき、私はEさんを連れて社長室へ。事の顛末を報告すると、社長もびっくり。T某など顔も知らないと言う。

会社対会社の契約は、社長室が管理している。契約書類のファイルを引っ張り出して確認すると、良かった!H社と子宅配会社との契約書はちゃんとある。先ほどコピーしておいたT某の契約書の日付は4年前。H社の契約は昨年1月だ。そして、精算書の日付もちょうどH社が契約を交わしたその週からスタートしている。これは絶対に子宅配会社がおかしい!!(とりあえず、H社のズサンな入金管理はおいといて( ̄▽ ̄;))

善は急げ。M氏の名刺に記載されていた携帯に電話し、H社は契約をかわしている旨伝えると、会社に帰って調べてまた連絡するという。とにかく、きちんと調べてくれるようたのんで電話を切った。そして、私は1年半分の精算書を1枚1枚めくってエクセルの表づくりに取りかかる。先方に渡すかも知れない証拠資料だ。丹念に数字を拾い何度もチェックして計算した結果、○○○○万円!!
この1年半の売上からすると2%にも満たない額とはいえ、個人が手に入れるにしては結構な金額だ。T某は毎週入金されてくるこのお金を一体どう思っていたのか。

午後になってブロック長氏がまた連絡してきた。確かにH社と契約を交わしていることがこちらでも確認された。が、しかし、なぜか登録段階でエラーが出たらしく、そのままになっていて(つまり登録されていない)、ちょうどよいことにH社の名前が入ったT某の契約があったので、そちらの顧客ナンバーを流用して今日まできてしまったらしい、というのだ。事が事なのですぐにお伺いしますというので、またご足労願うことにして、私は社長からの指示で、子宅配会社に対する正式な申入書を作成。

曰く「契約に基づいて入金されるべき○○○○万円が一切入金されていないことが社内調査により判明した。至急調査の上入金いただきたい。」

長くなるので続きはまた明日。



2004年07月20日(火)
猛暑

東京大手町で39.5度を記録、7月の暑さでは観測史上最高だそうだ。
昼休みに用事があって外に出たが、アスファルトの照り返しだけで、きっと道の上は確実に40度を超えていることだろう。
こんなに夏は暑かったかしら。
オフィスにいる分には冷房が効いて良いけれど、外とのあまりのギャップに体が悪くなりそうだ。
というか、さすがに今日はもうすでに悪くなっているような気がする。

明日から自宅の引っ越しだというのに、社長は、知り合いの芸能プロダクションの社長さんからもらった招待券で、とあるショーを見にお昼過ぎから出かけてしまった。ジュニアはやはり同じ社長さんから、とある映画の試写会の招待を受けて某武道館に行ってしまった。とあるショーととある映画の試写会、ダブルブッキングだったので、二手に分かれて行ったというわけだ。先週の土曜日にSドラッグの某支店で行った販売会でまた予想を上回る売上を上げたため、この二人、機嫌がいいのだ。

H社、C社、ともに安泰である( ̄_ ̄;)

さて、今日はMさんの最後の出社日。彼女は、みんなにきちんと挨拶して回り、C社の面々からは、がんばってね、と激励されて会社を去っていった。



2004年07月16日(金)
プロからもらったアドバイス

今週は前半は忙しかったが、後半はのんびりになってしまった。

午前中は社員総出で、毎月一度の会報誌封入作業。単純作業もまた楽し。私は社長宛の電話などが入るとまずいので、自席で作業するが、ほとんどの社員は、大きなデスクのある会議室などに集まって流れ作業だ。
午後も比較的ゆっくりしている。昨日セッティングした会議室の案内などを九州エリアをとりまとめている特約店に送ったり、台湾向けに今後輸出が始まるであろう商品の日本語ラベルを作って翻訳を依頼、社長とジュニアの広島方面への出張手配と、細かな作業がいくつか。

しかし実は、私の頭の中は、ほとんどシステム再構築のことでいっぱいだったのだ。

先日、システム再構築を巡って、某社でSEをなさっている方にメールで相談してみた。お忙しいのに丁寧なお返事をくださり、これが非常に私にとっては有益な内容だったのだ。

今までは社長の指示通り、出力画面、入力画面、帳票類のフォーマットを完璧に仕上げ(勿論社長デザイン!)それを技術者に提示し、作ってもらえば良いのだと思っていた。画面が完璧であればあるほど、入力項目がより、的確に整理されていればいるほど、良いのだと思っていた。

がしかし、彼女のアドバイスでは、それは、パフォーマンス、メンテナビリティ等考えても、得策ではない、という。

彼女の話をものすごく縮めて言うと、システム構築するときは、まず詳細な業務分析を経て「新たに」業務手順を確定、システム化する範囲の確定などの要件定義をした上で、基本設計、つまり、入出力画面や出力帳票フォーマット決定、データベースの種類や構成、入力する桁数やコード管理の方法などを決めていく。それから、各機能をプログラムに分割していき、どんなプログラムを作成するかも決めていく。その後で個々のプログラムの詳細設計が決まり、実際のプログラム作成へと進んでいく・・・・

プロの方だったら当然のことも、素人の我々がやっていることは、全く逆じゃないか、というのが正直な感想だった。

彼女のアドバイスは、

先ずは実際の業務の流れに沿って説明をしましょう。説明するための資料を作成しましょう。システムのことは専門家に任せましょう。

であったのだ。

幸い、業務そのものを説明する資料も半分くらいは作っている。しかし、このアドバイスを元に、システム再構築の仕事をどんな姿勢で取り組むか、もう一度、Eさんとも意思統一を図らなくちゃいけないなぁと思った次第。

そして、社長の「デザイン先行型思考」をどこまで抑えつつ、パフォーマンスの良いシステム構築に邪魔にならない程度に取り込んでいくか、もう一度よくよく考えねばならない。なぜかというに、確かに、基本設計にまで踏み込んではいけないが、それでも、社長の立場に立てばどうしても譲れないものはあるからだ・・・。

先は長い。



2004年07月15日(木)
会議室探し

名目は特約店が主催するビジネスフォーラム、実態は社長が主催の営業指導会議。これを毎月社長は全国行脚して行っている。こうした地道な努力が実って最近の業績アップにもつながっていると思う。

主に東京、関西、九州、東北の4カ所。中でも九州は若手の特約店で成長株でもあり、社長も期待するところ。しかし、若いゆえに未経験な部分が多く、他の地域では場所の予約などは特約店本人たちがやれるのに、九州地区だけは本社が面倒を見てやっている。

今日も8月のフォーラムの場所どり。いつも使っているホテルの一番小さな会議室が予約済みで、2番目のサイズが空いているという。でも、広くなる分、値段も4割増し。ちょっと高すぎる、ということで、他にどこか良いところは無いかねぇと社長。

近所のホテルで調べるとあるにはある。が、社長が満足できる雰囲気かどうかはわからない。だけど、値段が安いのでとりあえず使ってみようということになった。

商工会議所の会議室などは安くていいのになぁ、と思うのに、雰囲気が良くない、汚い、などの理由で×。色々と注文が多い社長である。



2004年07月14日(水)
アナログ?デジタル?

今日は貿易アドバイザーM先生との定例ミーティング。現在の状況を話し、その後いつもの、貿易ワンポイント講座。今日初めて知ったのだが、この講座、最後はテストがあるんだって。まずい!私が超健忘症だってことがバレてしまう〜〜!もう一度良く復習しようっと(__;)

社長宅の電話移転は無事手続きが済んだ。アナログからデジタルに線種変更もし、電話とFAXで使うからiナンバーというのも取得した。しかも連番だ。至れり尽くせりの秘書仕事(←自画自賛)

20日付けで退社するMさんの仕事のうち、C社の受注業務全般をEさんに兼務させるのは、やはり彼女に負荷がかかりすぎるということで、受注業務要員のアルバイト募集をかけることになった。ハローワークは現在電算化を進めており、以前募集をかけたことがあっても、もう一度決められたフォーマットに記入して登録更新しなければいけない。まずは会社としての登録更新が先決。これは明日にしよう。

商標登録願書案が上がってきた。修正をして、再度上げてもらうよう依頼。製造特許については、とりあえず、希望内容を書面にしてメールではなくFAXで送れとの指示。特許にかかわることだけあって、セキュリティに万全の注意を払っているのか。それとも、技術特許のスタッフはアナログな人々なのか。さてどちらなのでしょうか・・・?



2004年07月13日(火)
転職

元新人Mさんが、ついに転職先が決まったそうだ。朝一番でメールで知らせてきてくれた。しかし、その転職先は彼女の採用を非常に急いでいるらしく、何と今月20日付けでの退社、新しいところへの出社は翌日の21日からというから、すごいスケジュールだ。
で、私は転職活動をしているを知っていたからびっくりはしなかったけど、周りの人たちには結構晴天の霹靂だったのかも。受注管理業務の部分を引き継ぐEさんも、こんな急なことになるとは、と、ちょっと驚いていた。ジュニアは、帰りのエレベーターで一緒になったときに、ヤフーショッピングは自分が引き継ごうと思っています、と語った。ただ、これをきっかけにC社全体の事業戦略の中でインターネットビジネスの位置づけについてはもう一度見直ししようと思います、とも。

会社というものは、だれかがいなくなっても変わらず活動を続けるものだが、実は、その人が別の人に変わると、あるいは、その人がいなくなると、やっぱりちょっとは形を変えるものなのだな。
今まで彼女がいたから、維持してきたビジネスも、彼女がいなくなってしまったら、もうあきらめてしまうかも知れないのだ。ま、それもC社全体の動きの中で決まっていくことだけれど。
でも、大きな流れの中では、Mさんの選択(つまりC社を出て新しいところに移るということ)は正解だったと私は思う。恐らく、C社の中でインターネットビジネスの位置づけはさらに小さくなっていくはずだ。

さて、今日は、ちょっと一息ついた。
午後、台湾輸出でお世話になっている乙仲業者の営業担当者Hさんが、実務担当者Tさんを連れて挨拶に来られた。Tさんとは、電話で一回話したことがあるだけで、あとはいつもメールでのやりとりだったので、Hさんと同じくらい年輩の方(50代?)なのかな、と勝手に想像していたら大違い。色白の若〜い人だった!ほとんど内勤なので、外に出られるのがとても嬉しかったらしく、Hさんに言わせると、“いつもの仕事を全部午前中に終わらせてここに来た”のだそうだ(笑)確かに嬉しそうにニコニコしている。いや〜私はTさんよりかなりお姉さんなので、かわいい男の子だな〜なんて思ってしまって、まずいまずい(^◇^;)

でも、実際に顔を合わせること、ってやっぱり大切なのね。これからもどうぞ宜しくお願いします>Tさん



2004年07月12日(月)
幸せな日々

ここのところ忙しいので、会社で私はとても幸せな日々を送っている。社長は新商品開発を巡って“捕らぬタヌキの皮算用”の時期なのでやはりとても幸せ。引越準備の雑事は多分半分は有能な秘書が処理してくれているのでやっぱり幸せ(ウソ)。しかし、電話移転手続きの段になって初めて、隣町だっていうのに電話番号が変わってしまうという事実が分かり、そのときは一瞬不幸せに。でも大丈夫。今はとっても幸せだから、旧番号にかけたら、新しい番号案内を流すことができるということを思いだし、すぐに立ち直る。

部長は先週後半ずっと出張だったので、引越業者が決まったことも、引越日程も、詳しいことは殆ど今日初めて知った。業者から連絡があった、3日間の引越行程をメモにして部長に渡すと、あとからわざわざ私のところにまで来てくれて、お礼を言われてしまった(#^_^#)。しかも値段に関して、随分安いのね〜と部長もびっくり。私もびっくりでしたけど、この業者さんが一番見積もりも慎重でかつ正確に量を把握していたんですよ!と教えてあげた。

午後は午後で、台湾報奨旅行の企画会議に私も出るように言われ、出席。合わせて9月度以降のキャンペーン計画についても話し合われた。久々に本業がらみの会議に参加。やっぱり本業の企画会議は面白い。社長室で取り扱う案件はいつもいつも企画の準備段階、超初期段階なので、実際にヒト・モノ・カネが動き始めて事業に血が通い始めるころには、私はもう関わりがなくなるのが常なのだ。だから、今まさに動いている事業に関する会議は、何だか生きている〜っていう感じがしてしまうのだな。

今日は台湾への大荷物も無事出荷できたし、社長の資料も修正が無事終了。商標登録に関しても資料を送付し、新たな商品開発を巡って製法特許がとれるかどうか調査するように指示された件は明日以降。

暇なときもそれなりに幸せだけど、忙しく仕事があるって本当に幸せだ。



2004年07月10日(土)
引越業者の熾烈な闘い

昨日ばたばたしたもう一つの理由は、水曜2社、金曜2社と立て続けに社長宅の引越見積もりしてもらった業者が入れ替わり立ち替わり来たり連絡してきては、いろいろ言ってくるので、その対応にも追われていたんだった。

お手伝いさんはこう言ってますが本当ですか?とか、駐車場の横にある倉庫のに持つも社長さん宅のものだと聞きましたが、これはどうしますか?とか、新しい家には4トントラックはおけますか?とか・・・4社もまとめてくると本当に様々な質問が飛んでくる。

確かにどれも聞いて当然、至極真っ当な質問ばかりだから、全てにちゃんとお答えしなくちゃいけない。
でも何しろ私の家じゃないし、行ったこともないからね。分からないことはその都度社長に確認しないと答えられない。
こういうことが一日のうち、小間切れに起こると、何だか落ち着かない一日になるものだ。

そして、午後訪れた4社目のM引越センターの人が、いやーかなりのお荷物の量ですから、私の計画では人は6人必要だと思います。で、梱包に1日、運ぶので1日、荷ほどきに1日、計3日は考えていただきたい。すると36万円になってしまうんですよねぇ、と、電卓を見せる。

これで4社数字が揃った。K社:32万、S社:30万、A社:38万、そしてM社が36万だ。

うーん、そうですか。いえ、当然それくらいの数字になると私も思います。6人っていうのも妥当だと思います。社長も4人では以前足りなかったと申しておりましたから・・・。でも、30って言ってきたところがあるんですよー、と担当者に言うと、え?30ですか?!それはちょっと・・・(絶句)でも、本社に聞いてみます。と言って携帯をかけ始めた。

しばらくすると、M社の担当者さん「28でいかがでしょうか?」と言ってきた。ひょえ〜〜30切るんですか??大丈夫ですか?と聞くと「ええ。本社がそれで良いって言いましたから。」と黙々と見積書の数字を訂正し始めるじゃないの。

ああ、なんでしょ、この引越業者さんの熾烈な値引き合戦。デフレスパイラル!

社長にその数字を持っていくと、「よし!ここで行きましょ。決めて下さい」と素早い決断!

引越の値段ってあってなきが如し、なのね。私が心配することでは、全然ないんだけど、利益率って一体どれくらいなんだろ・・・?




2004年07月09日(金)
社長につっこみ

今日も台湾がらみであわただしい一日。
社長は金曜はカジュアルデーで黒いTシャツに紺のパンツ by アルマーニ。でも、なんだか気分までラフになっちゃって(笑)
夕方になっても私がばたばたとやっている横をゆうゆうと通って、ジュニアに「今日一緒に帰るか?」なんて話しかけるので、ジュニアが答える前に「え、もう帰るんですか?」とついつっこんでしまった!かなりドスのきいた低い声だったらしいが、全然悪気はなく、ただ思ったことをそのまま言っちゃったんだよね〜( ̄▽ ̄;)

社長、「いや、まだまだ。帰るときのことだよ」と苦笑い。
まわりにいたEさんやSさん、Tさんは大笑い。
Eさんなんて爆笑しちゃって「すっごいタイミングのつっこみでしたね〜ヒットでしたよ〜!すごいすごい!」だって。

言っときますけど、こんなつっこみ、入社以来初めてよ!(ホント)
ま、忙しいのは良いことですけどね!思ったことをそのまま口に出してしまうなんて!ワタクシとしたことが!(ウソ)

以下は備忘録。
台湾に小さい荷物二つを送る。正式なインボイスを送り、乙仲業者に大きい荷物の運賃見積もりをとりつつ、来週の月曜にピックアップをたのむ。
調剤薬局K社の社長さんのアポ最終調整する。
取引先のA社営業担当者来社。新しい商品企画の売り込み。社長大乗リ気。もう商品名も決めちゃって、Tさんとジュニアなどと盛り上がる。これも商標登録か?
C社商品Sの商標登録申請用資料を作成。



2004年07月08日(木)
あれやこれやと。。。

何だかばたばたとした一日だった。
朝一番で台湾から商品に関する問い合わせと新たな発注が入る。
商品説明などは本来部長部隊の仕事なのだが、社長は社長室で対応するという。仕方なく(?)社長の言うことを文章にし、一応Hさんにも相談して回答を作る。

また、もらった注文はまだ輸入認可の下りていない商品S(C社の主力商品だ!)の注文だったので、小分けにして、先方が指定する個人宅に国際郵便で送る手配。配送係に適当な箱を探してもらって詰め、重さを量って国際小包の料金を算定、インボイスに載せる。それを先方にメールとともに送付。OKが出れば明日にでも発送だ。

ジュニアからC社の主力商品Sの商標登録をしたいんですが、と言われる。早速ネットで類似登録がないか調べてみると、やっぱり重なりそうなものが既に登録されている。それでも完璧にダメとまではいかない微妙なものだったので、専門家の意見も聞くことにした。いつも商標登録をたのんでいる特許事務所に連絡を入れる。担当者の名前が変わっていたが、ご結婚されたらしい。(おめでとうございます) もう何度かお願いしているので、話が早い。彼女もすぐに調べてくれて、やはり朝私が見つけた類似商標についてちょっと心配がある旨伝えてきた。でも、これも特許庁の解釈次第なので、申請して様子を見るという手もあります、という言葉に、じゃ、お願いします、とゴーサイン。ジュニアには必要資料を整えるようたのむが、結局私が準備することになるんだろうな。

合間に、近所のデパートに出向き、会社のお中元を済ませる。
外はものすごく暑かった。アスファルトの照り返しなのか、道を歩いているとまるでサウナに入っているような暑さ。冷房の効いたオフィスに戻って心底ほっとした。

午後になると、もう一件発注が台湾から入った。
主力商品Xの発注単位は126個。毎回1ロット126個の発注だったが、今日は2ロット。いつもの2倍の発注が来た!特約店のSさんが台湾に行った甲斐があったと言うものだ。社長にすぐに発注書を見せると、やっぱり嬉しそう。お、発注増えてきたね!だって。

まとめて発注してくれればいいものを、午前と午後に分かれているものだから、またもや仮インボイスやパッキングリストを作り先方に送付したりしていると、案外あっという間に時間が過ぎていく。
おかげで英文メールもだいぶ慣れてきて短時間で書けるようになってきた。大体いつも同じような内容なんだから当然だわね( ̄▽ ̄;)

今日やり残した仕事。社長からたのまれた資料修正・・・・すんません、後回しにさせてもらいました>社長



2004年07月07日(水)
薬局薬店?

私は薬局と薬店の違いを正確には知らなかった。薬局は薬剤師がいなくてはならず、言ってしまえば何でも売れる。しかし、薬店は薬剤師の設置義務が無い代わりに販売できないものもある、ということらしい。(Tさんからの受け売り。詳しくは、お役所のページをみれば色々書いてあるのでここでは省略!)

なぜそんなことを言い出したかというと、昨日、某“調剤”薬局K社の社長さんにH社の商品を紹介したいがどうだろうか、という電話をもらったのだ。電話の主は、もう5年ほど前に、H社と社長を取材したことのある元新聞記者さん。今は転職して、健康雑誌の編集をしているらしいが、その関係でK社の社長さんから相談を受けたらしい。社長さんが探している商品の特徴がH社の商品とぴったり!と思いあたり、わざわざ昔の記憶を辿ってH社に電話してきてくれたのだった。

今日K社の情報をプリントアウトし(K社の社長さんの顔写真もあったのでそれも入れて)、社長に渡しつつ用件を伝えると、またまた捕らぬ狸の皮算用!期待に胸ふくらみ、ジュニアとTさんを前に、H社の商品を扱いたいと“調剤”薬局から言ってきた!と(威張って)話をしている。薬店は安売り競争だけど、薬局は定価販売だ。先方は、どこにでも売っているような商品でなく、品質も(値段も)高い、特徴のある商品を探している、という情報も社長を喜ばせている。
ここのところ、一般売り、外部への卸売りは、H社でなく、C社を通してやる、という事業構造が明確になりつつあるので、C社の担当、ジュニア、Tさんも、K社社長が来たときには同席するように、と早々と指示している。

でも、まだ決まった訳じゃないんだけどな・・・

K社社長さん、連絡はメールで、と元新聞記者さんを通じて言ってきた。
なるほど、メールで仕事する人なのね。最初のメール。失礼の無いよう最低限の礼儀は整えつつ、しかし簡潔、短文なメールになるよう、結構緊張して書いて送信した。今は返事待ち。



2004年07月06日(火)
社長出張

今日は大阪方面に社長とジュニアは日帰り出張。行った先の店舗で社長が講演を今まさに始めようとしている写真がメールで送られてきた。ハイテクな店舗だ〜(笑)
留守番のTさんと一緒に、これで社長のアリバイは証明されましたね、などと冗談を言いあう。

私の方は、システム再開発の資料づくりが勢いに乗ったので、そのまま続行。追加項目について資料作成。先日メールを出しておいたソフトハウスから返答があったので、同じ調子であと3社ほどに問い合わせメールを送ってみた。

Nカード会社に、昨日提案のあった料率で社長のOKが出た旨伝えると、早速更新の手続き用紙を持って担当者が来社。「この数字より低い会社はなかったという理解で宜しいんですよね?」と改めて聞くので、「はい!Zを切る数字の攻防ではあったんですが、御社が一番低い数字を持ってきてくださいました。助かりました。本当にありがとうございました!」とお礼を言うと、「そうでしょうそうでしょう!」と笑った。彼はきっと、この数字でダメ出ししやがったら承知しねぇぞ、この野郎っ!って思っていたんだな、きっと。
笑いながらそう顔に書いてあったもの!( ̄▽ ̄;)

梅雨が明けてしまったかと思われるほどの暑さ。台湾はもっと暑いし、台風がものすごく多いと聞いて9月に延期になった台湾報償旅行のご案内も作成しはじめる。



2004年07月05日(月)
ちょっと満足

今日は部長の下に一人新入社員が入った。午前中は私から会社の就業規則の説明や、諸手続のことなど説明する。午後は、会社案内(ビデオ)を見てもらったり資料を読んでもらったり。直属の上司になる予定のHさんは今日明日出張なので、何となく新しい人も手持ち無沙汰だ。
就業規則については、特に休暇規定が特殊なので、そこに一番時間をかけて説明する。これを聞いて1週間でやめた人がいたから(汗)幸い、今回の新人は「ご縁があったのですから、ガンバリマス!」と言ってくれた。ふぅ。

さて、今日はクレジットカード会社N社から最終的な手数料率を伝えてくる日。午後約束の時間に大きな封筒にペラ一枚入れてやってきた担当者、恭しく(ウソ)提案書を取り出す。

果たして数字は・・・?・・・!

頑張った甲斐あって、何とか納得できる数字をゲットできた。
社長にもすぐ報告し、これで契約更新していただくことに決定!あとはN社では扱っていないJカードのみ、交渉が残ったことになる。

一つ仕事ができたかな、とちょっと今日は満足した(^_^)

夕方からは社長自宅の引っ越し見積もりを取る仕事を頼まれた。海外留学中の息子も帰ってくるし、手狭になったので急いで探したとのこと。会社にも数点不要な家具が置いてあるのでそれもこれを機会に新自宅に運ぶ予定なので、見積もり依頼の電話もちょとフクザツ。

引っ越しする人は社長、見積もり頼んでいる人はぱるた、見積もりに立ち会う人は自宅はお手伝いさんのYさん、会社はぱるた。自宅を見た後、会社に来て会社の荷物を見た後、最終見積もりをぱるたに提出してください、とすべての会社に頼む。

頭の回転の良い受付窓口だったら一度言えばわかるけど、ちょっとゆっくりな人は、何度か聞き直したりして・・・(笑)

なんか今日ぱるたさん、面白い仕事してますね、と同僚に言われてしまった。

はい、秘書ですから何でもやります。




2004年07月02日(金)
社内で打ち合わせ

昨日作り上げた資料を基に、実務担当者のEさんとすりあわせ。二人の間では、おおむね私の原案通りに進めることには決まったが、あとは社長の意向を聞く必要はあるだろう。また、Eさんはさすがに毎日実務にあたっている人なので、ここにこの機能があると嬉しいとか、このメニューは独立させて切り離した方がいいとか、貴重な意見が聞けて有意義であった。

来週前半には、今日の打ち合わせで確認した修正事項、追加事項を盛り込んだ資料を作り上げる予定。このように実務サイドの計画は着々と進んでいる。資料ができあがったらそろそろ、社長に報告、再度意向を確認したうえで、実際に見積もり依頼を数社にかけてみたいと思う。

さて、主力商品のSとPの出荷が少しずつ上向きはじめ、Tさん曰く、このあたり(C社のメンバー3人?)のお給料分くらいは稼げるようになってきましたよ、のC社だが、結構な量抱えてしまったデッドストックついに廃棄決定。分別は?お掃除のおばさんに叱られない方法は?などなど、捨て方について、盛り上がる(ウソ(笑))
いや〜私はこの商品そのまま燃えないゴミに捨てるのかと思ったら、中身は燃えるゴミ、包装は不燃ゴミでしたか!細かい配慮だ〜>Mさん

にしても。モノを作るのも大変だが、捨てるのも一苦労だ。



2004年07月01日(木)
何とか完成

エクセルで資料つくっていたらいきなり画面がかき消えて、朝から2時間ほどの作業がふいになってしまった(号泣)回りに人がだれもいなかったので、パソコンを再起動させながら、デスクにつっぷしていると、Tさんが戻ってきて、びっくり。

T:どうしたんですか?!

ぱ:あ、いえいえ、あの、ちょっとエクセルが急に消えちゃったもので・・・ちょっとがっくりきちゃって

T:ああ、それはそれは!ワードなんかには自動バックアップってありますよね。エクセルはどうでしたっけ

ぱ:設定項目にあったような気もしますね。見てみます〜・・・でも私あれ、嫌いなんですよねぇ。

T:あ、バックアップが始まると作業がとまっちゃうからでしょう?

ぱ:良くおわかりで〜一瞬でも止まるのがイヤなんですよね。で、このように、かなりの作業内容を失ってしまうのですから、オオバカ者ですよね・・・。

さて、エクセルを再起動してから設定画面を見てみたが、どうも自動バックアップ機能は無いようだ。その後は、セル一つ埋めるごとにセーブを欠かさず(大袈裟)、無事に完成。M社のY社長と一緒に前のシステムを作り込んでいるときの感覚をちょっと思い出した。
業務のEさんが、各メニューの入力項目一覧を作っているから、それとすりあわせて全体像を明らかにする予定。

昨日メールを出した会社からはまだ返事がない。ちゃんと担当者の目に触れているんだろうか・・・