日本の旗の横に「ホテルを見てください」とある。「Visit the Hotel」の訳としては許容範囲。日本語ページに入ってみると、いきなり「Turnerホテルは、三流のホテルです。ローマのセンタに建ててやりました」と乱暴なご挨拶に衝撃を受ける。ページの下には「ガンバロロッソ賞品 ローマの一番よい三流のホテル」とある。英語ページを見ると、「Gambero Rosso Award "Best Three Stars of Rome 2000"(ガンバロロッソ賞受賞 2000年度ローマで最高の三ツ星ホテル)。
さらに"services on request" は「余分なサービス」と言い切り、「ゴルフ・バッグの家賃」を紹介。部屋には貯金箱があるらしい。もちろん金庫(safe-deposit box)のこと。人工衛星テレビというニアミス表現も微笑ましい。「歓迎会」のページに飛ぶと、宴会の案内ではなく建物の説明があり、stucco(しっくい)が「しっくり」に変身。英語ではreception(受付)のページだった。