NM Syndrome DiaryINDEX|past|will
今日は何もないなあとうっかり録画していた容疑者Xの献身を見たのが間違いの元。 見終わったらこんな時間になってしまった。 うわー、ネクジェネを書くつもりだったのに。 ま、まあいいや。 さんタクにしておけば良かったかもとは思わないでもないけれど、非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました。 堤さん、ありがとう。 原作はいわずと知れた東野圭吾。 坂本さんが読んだというので一応読んではいたけれど結構前なので細かいところはすっかり忘れちゃってました。 それでも割と忠実に作られていたような気がする。 但し、これをTVシリーズと同じ配役にしたのはどうだったのかなあとちょっと思ったり。 石神サイドが映画らしいしっかりした画面を作っていたのに対し、湯川サイドがどうもTVっぽい軽い印象があってそれが少々気になった。 湯川(福山)が石神(堤)と対した時などはちゃんと画面にハマっていたけれど、どうしても気になったのは柴咲さんの役。 彼女が出てくると何となくがちゃがちゃした感じになってちょっと苛々させられた(こんな言い方してごめんね) どうしても必要な役だったんだろうか。 松雪さんが静かな演技をする人なので余計にそう思ったのかもしれないけれどちょっと子供っぽかった気がする。 堤さんは素敵だったなあ。 元々原作でも石神好きだったけど更に好きに(笑) 湯川と取調室で相対した時の顔の綺麗なことと言ったら。 やり遂げた満足感と充足感に加えて想いを昇華させた男の穏やかな微笑がとても綺麗だった。 その後、その笑みが崩れぐしゃぐしゃな泣き顔で子供のように泣き声をあげる石神。その落差が凄い。 そして多分ここが一番の見せ場なんだろうと思う。 湯川は正しい。 それは正義とか法とかではなく、科学者として正しい。 無慈悲なまでに真実は一つ。 それを追求する姿勢もまた美しいと思う。 ミスキャストとまでは言わないにしてもイメージに合わないんじゃないかと思ってごめんなさい。 堤さんだからこそこの映画をここまで押し上げたんだと思います。 ほんとに上手い。 いいなあ、堤さん。 ぶっちゃけ好みです(笑) えーと、私の好きな石神は(私には)さっぱりわけのわからない数学の問題に子供のように熱中して解いている姿です。 あのアパートのシーンと湯川を最初に見つけた時、気弱そうに手を上げた石神が本当に良かった。 泣けるね。 というわけで久しぶりに映画を見たなあという感じ。 もっと見ないとダメだなと思いつつ、時間を取られると勿体ない気がするあたりもっとダメだ。 昔は一体どこにそんな時間があったのかと思うくらい見ていたのになー。おかしいなー。 よし。 今年は最低でも(TVオンエア含めて)10本は見よう、というのを新年の抱負に加えておこう。 ・・・・・10本かあ。無理かも(←既に気弱)
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