三楽の仕事日記
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2017年05月06日(土) この連休中に管理職時代を振り返る

 考えてみたら5月3日からのんびりインプットをしている。連続4日目。幸せなことだ。校長や教頭時代は、ほぼ毎日、学校に出かけて見回りをしたり、部活動の試合を参観したりして過ごす連休だった。それもある意味、幸せなことだったが、神経は常に高ぶっていて、気が休まったなという休日はなかったように思う。

 学校の駐車場の隅に何やら不思議な物があったり、外のトイレが異様に汚れていたり、この休みのうちに何があったのだろう、他に何かしら変化しているところはないだろうかと巡回を重ねたこともあった。部活動の応援に出かけ、子供たちや教師の頑張りを見て心躍り、順調な部活運営にほっとしながら、すべての部活動が順調ではなく、保護者からの要望を思い出して、さてどうしたらよいかと考え込んだりもした。学校に限らずどの業界でも管理職は、このように常に神経を尖らせているはずと思い、自分を慰めていたことを思い出す。連休が終わり、ほっとするというのが正直な気持ちでもあった。

 もちろんしんどいのは管理職以上に教職員で、部活動も勝ち進めば進むほど、試合が続いて休みが減るわけで、わずかな時間のみ顔を出す管理職の方がずっと楽で、大いに成果を出してくれる教職員に感謝するばかりだった。もちろん連休中といえども、職員室では授業準備や点検などしている教員も少なからずいて、こちらも頭を下げるばかりだった。

 だからといって現状ではよし!と思えず、学校力向上を考え、次の展開のための新たな取組指示をしたり、授業力向上のためには言わざるを得ないこともあったりして、これも管理職なのだから仕方がないと言い聞かせた日々。

 基本的には、僕は何をやっても楽しめる性格で、また応援していただける皆さんも多く、上記したようなことはすぐに忘れていた幸せ者だったことも確か。なぜこんなことを書き始めたかというと、管理職でなくなった今の立場がどれほど神経が楽なんだと思える連休を過ごしているから(笑)。(もちろん大学の仕事も増えてきていて、それはしっかりやっているつもり(笑))。だからこそ講義やゼミ生の鍛え方を心落ち着いて考えていられるのだ(笑)。

 今日もインプットの日。キンドルにダウンロードした重松清さんの小説読了。内容が良かったこともあるが、電子書籍もいいものだな、と思えたのも収穫。

 「愛される学校づくり研究会」の連載コラム「教師論」の9回目執筆。出来上がって編集長に送付。

 教員採用に関する貴重な資料を見付け、2期生に送付。熟読しなさいと指示。

 教採願書に関しての相談メールがゼミ生のみならず届いていて、その返信。

 2期生の岩田さんが書いてくれた仲間紹介記事報告を1期生の牧野さんへ。元気で頑張っているようでなりより。この連休中に数人のゼミ仲間と会ったらしい。おそらくあちこちで新任教師の集まりがあったに違いない。そういう余裕は大切。僕の新任のときの連休は、小学校とはいえ、部活動だったような記憶(泣)。連休中に名古屋まで教育書を買いに行った思い出も。そのとき買った書名もよく覚えている。「明日の授業をどうするシリーズ!小学校理科」(笑)。

 研究室HP記事は2本。1本は2期ゼミの記録を百瀬さん。「やればやるほど楽しい」という記述が嬉しい。もう一つは寺坂君の「どうして頑張るの?」。この理由はぜひ記事で読み取っていただきたい。いずれも、いつものようにお勧め。


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