三楽の仕事日記
DiaryINDEXpastwill


2010年01月09日(土) 名古屋市立第一幼稚園同窓会落語会プロデュース

 今日は名古屋市立第一幼稚園での落語会。園長(僕が大変お世話になった元義務教育課主査)の依頼で、僕が段取り。小1から小6までの同窓生150名ほどが参加する会と聞き、ここは勢いのある桂紅雀さんしかないと思い、出演依頼。快諾を得て実現の運びとなった。

 9時30分ごろに園に到着。予想もしなかった、とても広くて大きな幼稚園。明治25年開園の愛知県で一番古い幼稚園とのこと。担当の方と舞台の段取りをして紅雀さんを待つ。紅雀さん到着。高座の確認をしていただいて楽屋で四方山話。

 長いマクラと落語「動物園」で40分ほどの高座。小学生150名を前にして、噺が進むにつれて、子どもたちの集中力を高める話芸はさすが!「ライオンとトラの猛獣ショー」と聞いて「ええっ〜」と声を出す子どもたち。(困ったトラが)「前田さ〜ん」と叫ぶと大爆笑。噺の世界にのめり込んでいる子どもたち。僕も小さい子どもの前なら「動物園」と決めているが、紅雀さんから、子どもに受ける新たなくすぐりやしぐさを教えてもらって大満足。昼食時にも落語の四方山話で、とっても楽しい時間を過ごす。
 
 今日は落語デーにしようと思い、「落語論」(堀井憲一郎著、講談社)を読む。 堀井憲一郎氏は、日本唯一の演芸専門誌「東京かわら版」で「ホリイの落語狂時代」と題した詳細なデータをもとにした落語分析を連載している。その氏の新刊「落語論」はとても期待していた。

 第1部の本質論で語られた「落語はライブとしてのみ存在する」「客との和を以て貴しとなす」というフレーズはぜひ覚えておきたい。
 『小三治の間がいい』というセリフを省略せずに言うと『小三治は異様に長い間を取るが、その間も客の緊張感を途切れさせずずっと引っぱっていける、すごい芸人だ』「米朝の素晴らしさは、一流のプレイヤーでありながら、超一流の落語解説ができたところにある。」これも同感。

 だけど僕の好みは「ホリイの落語狂時代」。「落語論」は節のすっきり度に比べて、本文はこねくり回し過ぎていて、ここまで書かなくても、という感じ。やはり事実をもとにした主張の方が説得力もあり、筆者の気が確実に伝わってくるということか。


2009年01月09日(金) 鈴本演芸場正月初席
2008年01月09日(水) 三平方の定理はどの学年?
2007年01月09日(火) 落語も広めなくては!
2006年01月09日(月) 志水塾二日目
2005年01月09日(日) 志水塾本大会第2日目
2004年01月09日(金) 終日、職員室不在
2003年01月09日(木) カウンセリングを学ぶ会の反応