三楽の仕事日記
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2009年01月17日(土) 佐藤正寿先生の本

 所用があって大阪へ。梅田駅階段に面白いキャッチコピーを発見。デジカメで撮影。「振気」の自己満足コーナーでアップ。

 「価値ある出会いが教師を変える」(佐藤正寿著、ひまわり社)を読む。佐藤さんとは、仕事術セミナー等で一緒させていただき、知り合うことになった。そのお人柄はもちろん、常に学び続けてみえる姿勢、どん欲な情報収集力と質の高い情報発信力などに魅了され、教師力アップセミナーにも登場していただいた。佐藤先生は、これまでどのようにして教師力を高めてきたかを惜しみなく書かれている。若い教師へぜひ勧めたい1冊。

 「ちいさな原子論者たち」(伊藤恵著、仮説社)を読む。とってもたのしい仮説実験授業の実践記録。著者の伊藤さんは小学校1年生に対して授業書「もしも原子がみえたなら」を使って授業を試みる。子どもたちは信じられないような発言をする。

 ねんどをいろんな形にかえても、原子はへったりふえたりしているわけじゃないから重さはかわらない。

 ※はかりからはみ出しているねんどの重さについての話し合いで。
 のっかってる原子が少しはみ出てても、いっぱいはみ出てても、原子のかたまりは原子のかたまりで重さはかわらない。
 
などといった意見が続出している。さらに、教室での実験をネタにして、運動場にフラスコの絵を描いて、その中を自分たちが分子になって飛び回るなんていう遊びを創り出してしまう。

 こんな子どもたちの姿が満載されている授業記録に、いったいどの授業時間でこのような学習をしたの、教育課程はどうなっているの、評価はどうするのといった関西風で言えば「とぼけた質問」は消えてしまった。


2008年01月17日(木) 5路線をちょこちょこと
2007年01月17日(水) 保護者による学校評価集計
2006年01月17日(火) 一宮女子短期大学で講義
2005年01月17日(月) 富木島中の校内研究参加
2004年01月17日(土) 定員オーバー
2003年01月17日(金) 中間テスト3日目