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JIROの独断的日記
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2011年12月25日(日) 金管楽器のバッハ。直接関係無くてもクリスマスにはバッハが合います。

◆久しぶりにジャーマン・ブラスです。

ジャーマン・ブラスは一番最初は、ベルリン・フィルの金管首席奏者が

結成した金管アンサンブルで人数もさほどいなかったと思います。

その後、結成当初のメンバーは入れ替わり、現在は南米出身だけれどもドイツの音大で

勉強し、ドイツのオーケストラでの演奏経験があるエンリケ・クレスポという人がリーダーで、

但し、演奏上最も需要な役割を担うのは、こういうバッハものの編曲も担当する

トランペット奏者、マティアス・ヘフスという人です。


私は、2007年にこの団体を知りまして、以来、ちょっと偏りすぎ、というぐらい、

何度も集中的に「ジャーマン・ブラス」を取りあげてしまったので、

なるべく我慢しているのですが、本来、クラシックはクラシック(古典)であり、

名演奏のレコードは何度も聴くものですから、また取りあげます。

前回の日記で、ヘンデルの「メサイア」やバッハの「クリスマス・オラトリオ」か「ロ短調ミサ」から

抜萃を、と書きましたが、どうも難しいです。時間がかかるので今回はちょっと、パス。

忘れない内に、音源(引用元)を書いておきます。


Fascination Bach:, German Brassです。

それから、終わり二曲は映像ですが、これは、Bach for Brass [DVD]です。

Amazonは在庫一点限りだそうですが、

HMVにも(但し「お取り寄せ」)

TOWER RECORDSにも(これも「お取り寄せ」ですが)
あります。

以前は、これのDVDではなくて、同じプログラムのスタジオ録音版、“Bach In Brass”というCDがありましたが、

今日現在見当たりません。

しかし、このような金管楽器のCDとかDVDは在庫の状況がしばしば変わりますから「廃盤」と書いてあっても

復活することがあります。

それでは、音楽にします。


◆クリスマスに直接関係ないですけど、バッハはいつ聴いてもいいです。

最初は、オルガン協奏曲 イ短調 BWV 593 の第一楽章ですが、これはバッハがよくやる、

ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲(これは原曲は、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 イ短調 RV 522)をオルガンやチェンバロ用に

編曲しています。イタリアの作曲家の手法を勉強するためだった、などと云われております。

他人の作品をアレンジして、自分の作品として発表しているので、今だったら著作権で大騒ぎでしょうが、

バッハの頃は互いに曲(の一部)を拝借するのは普通のことだったようで、例を挙げたらキリがありません。


オルガン協奏曲 イ短調 BWV 593 (原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 イ短調 RV 522) 第一楽章



Organ Concerto in A minor, BWV 593 (arr. of Vivaldi's Violin Concerto in A minor, RV 522)



ヴィヴァルディの原曲と聴き比べると面白いのですが、あいにく手元にありません。

しかし、ヴァイオリン協奏曲、バッハ編曲のオルガン協奏曲、

マティアス・ヘフス編曲のジャーマン・ブラスで「こうも違うか」というぐらい違います。

楽器も編成も違うから、当たり前、と言ったら、実も蓋もありません。



次は、あまりにも美しいのであらゆる楽器がアレンジで演奏する曲です。


フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV 1031 第二楽章 シチリアーノ

(フルートソナタ全体の主調は変ホ長調ですが、第二楽章シチリアーノはト短調です。)


Flute Sonata in E flat major, BWV 1031 Siciliano



これは、本当にかつて、この「シチリアーノ」だけを特集したことがありますが、

ありとあらゆる楽器が演奏します。ピアノとかなんとか当たり前で、マリンバ、ハーモニカ、

ハープ、ギター、トランペット、と驚くほどです。気持はわかりますね。ぞっとするほど美しい

と思います。


カンタータ BWV 29 「神よ、われら汝に感謝す」 より シンフォニア。



バッハのカンタータというのは200曲あります。この一曲が『カンタータ」ではなくて、

こういう数分の曲が10曲ぐらいで一つのカンタータなのです。

それをバッハは毎週1つ礼拝用に書いていたのです。


Sinfonia "Wir Danken Dir, Gott, Wir Danken Dir" Aus Der Kantate Bei Der Ratswahl 1731 BWV 29



次はオルガン曲。「トッカータとフーガ」は一曲ではありません。

トッカータとフーガ ニ短調 「ドリア旋法」 BWV 538



Toccata and Fugue in D minor, BWV 538, "Dorian"



この曲の冒頭の音などよく聴いて頂きたいのですが、金管=ラッパといってもその音色は常に明るい「パッパラパー」ではない。

実に悲しい音も出せる。悲しい、暗い、金管の音、というのも、ラッパの魅了の一つであります。


次は、私もびっくりしたのですが、ピアニストの旧約聖書とかなんとか言われていて、

弾く人は必ずしも「大好き」では済まないですが、聴いている分には大変快い、

平均律クラヴィーア曲集をブラスアンサンブルに編曲したものです。これは、

第一巻の第2番です。これは最初にリヒテルの演奏で原曲を聴いて頂きます。


平均律クラヴィーア曲集 第一巻 第2番 前奏曲とフーガ(原曲:ピアノ=リヒテル)



Prelude And Fugue No. 02 In C (Pf. Sviatoslav Richter; )



細かいウニョウニョした音の動きは、何だか不安感を煽り立てられるようですが、

それはそれで綺麗です。

しかし、これを金管アンサンブルに編曲しようという発想は、普通は浮かばないとおもいます。

マティアス・ヘフス氏の編曲。ジャーマン・ブラスによる演奏です。


平均律クラヴィーア曲集 第一巻 第2番 前奏曲とフーガ(ジャーマン・ブラス)



WellTemperedBook1No2PreludeAndFugaBWV847



最後は映像付。管弦楽組曲3番の「エア」通称「G線上のアリア」。

引用元は、Bach for Brass [DVD]です。


BWV1068Air







因みに、これを演奏している場所は、バッハが長年音楽監督を務め、バッハのお墓がある、ライプツィッヒの聖トーマス教会です。

ちょっと間が悪い更新で申し訳ありませんが、

今日でも明晩でもゆっくりお聴き下さい。

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2008年12月25日(木) 今日(26日)はKenさんの奥様のご命日ですので、追悼の音楽をお聴きいただきたいのです。
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