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JIROの独断的日記
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2010年03月27日(土) 「力出し切り、達成感=浅田、「自分に雪辱」の優勝−世界フィギュア」良かったですね。

◆記事:力出し切り、達成感=浅田、「自分に雪辱」の優勝−世界フィギュア(3月28日1時20分配信 時事通信)

荘厳なラフマニノフのフリー曲「鐘」を演じ切ると、両手を上げたポーズで、誇らしげな表情を浮かべた。

「全部出し切った。全然悔いはないです」。浅田は、自分の滑りができたことに何よりも達成感を味わった。

再戦が注目された五輪女王の金妍児がSPで7位とつまずき、16歳の米国の長洲がトップに立つ展開。

逆転優勝可能な2位にいても、この大会に向けて口にしてきた言葉は変わらなかった。

「自分がやってきたことをすべて出し切りたい」

冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めた後、続くアクセルからの連続ジャンプで、

SPに続いてアクセルが回転不足の判定。それでも、滑りの流れは変わらない。中盤には五輪で失敗した3連続ジャンプもきれいに入れた。

金妍児との再戦が注目される中、本人が目指したのは自分に対する雪辱だった。

「五輪の悔しさは、五輪でしか晴らせない。でも五輪で跳べなかったジャンプは跳びたいと思った」。

終盤の見せ場、直線ステップは実に力強かった。

「最後に『鐘』を自分のものにできたと思います」。五輪での無念があったとはいえ、シーズンは最高の締めくくり。

「自分の中ではSPもフリーも大きなミスなく、ほぼパーフェクトに演技できた。それが一番うれしい」。

19歳は、間違いなく、何かを乗り越えたはずだ。


◆コメント:とりあえず、良かった。

祝福する言葉の冒頭に「とりあえず」と付けるのは、自分でもスッキリしないが、

これは、記事に載っている浅田真央選手自身の言葉どおり、本当は、

五輪の悔しさは、五輪でしか晴らせない。

だろうから、である。普段、全くスポーツに何の関心も無いわたしですら、十分に想像出来る感覚である。

五輪の金メダルとフィギュアスケート世界選手権では、出場している選手は実質同じなのだが、

どうしても、世間の感覚として、五輪の金メダルは何よりも重みがある。

浅田真央選手としては、次の金メダルでキムヨナ選手に勝ってこと、始めて本当に、

「雪辱を果たす」ことになるわけである。

しかしながら、4年後、浅田、キム両選手が再び五輪で競えるかどうか分からない。

日本では、次から次へと若手で優秀な選手が出てくる。

また、今回のキムヨナ選手を見ていて、五輪の疲れが残っているように思われた。

多分体重も増えていたし、スポンサーやら何やらへの「挨拶廻り」で忙殺されたらしい。

解説の荒川静香さんが言っていたが、五輪を目標といていた選手達が、そのモチベーション(やる気)

を世界選手権まで維持する、或いはもう一度モチベーションを高めるのは、かなり辛い事は、

これも、素人ながら想像に難くない。キムヨナ選手は、五輪で一旦燃焼し尽くした感があった。

4年後まで、キムヨナ選手がフィギュアスケートを続けるであろうと断定する根拠はない。


一方、浅田選手が五輪で負けたときの、あの悔し涙は、ものすごい「根性」と「執念」を

端的に表していた。この1ヶ月、定期的に週末に休みを入れる以外はずっと一日中練習していたという。


最近の若い人にしては、珍しい。フィギュアスケートがスポーツである以上、

その目的は「勝つこと」以外に無い。

世間の印象は五輪と世界選手権では大きく異なる(フィギュアスケートは反論するだろうが、

世の中の大半は、普段はフィギュアスケートのことなど、関心がないのである)が、

一度負けて、その悔しさを勝利へのエネルギーへ転化させた浅田選手は、立派である。

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