良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



← BACK NEXT →   初日から日付順に読む  最新  目次と登場人物紹介  BBS

■…2007年02月28日(水).......2月の労働結果
自己申告のワナで書いたように、厳正にユイマの働きをチェックし記録したところによると、2月のユイマの報酬額は1675円であった。

2月後半からは期末試験の勉強などが入ってふだんより労働量が減ったこと、2月13日から母が高熱をだして1週間寝込んだため、父noripや姉ジュンコが帰宅し、かなりの部分を肩代わりしてくれたことなどを勘案しても、毎月3000円前後の稼ぎはかなりの水増し請求だったことが推測されるのであった。

カレンダーに書きこまれた(書いたのは私やnorip、ときどき私に言われてユイマ)結果から自分で賃金計算をしたユイマは神妙な顔をして「今月はいろいろあったからなぁ」と反省らしき一言。

ところで、先月の給料支払いだが、私が把握した虚偽報告部分のみ減額して、あとは、ユイマの申告通りに支払った。
noripも含めて労使で(笑)話し合いをした結果、今までユイマの自己申告で支払うという約束になっていたこと、報告結果に対するチェック義務を使用者側が怠っていたことなどを理由に、はっきり虚偽報告とわかるもの以外は支払わざるを得ないだろうという結論に達したわけだ。

お金を受け取ったときのユイマの顔は、ホッとしたような、でもちょっと恥ずかしそうな、そんな顔だったな。

来月からは、また自己申告に戻すつもりだけど、私も日々チェックを忘れないようにしようと思う。お互いの幸せのために。




◆覚え書き
 ゴミ集め      10円
 ゴミ出し       5円
 ゴミケース戻し    5円
 食洗機食器出し   10円
 食洗機食器入れ   10円
 お茶入れ      30円
 物干し6キロまで 100円
 物干し6キロ以上 200円
 洗濯物取り入れ   50円
 洗濯物畳み収納   50円
 ベビーシッター時給100円
 保育園のお迎え  500円
 風呂洗い      50円
 生協取り込み   100円
 買い物(近所)   50円
 買い物(遠距離) 100円


通常1ヶ月ほとんどフルで仕事
した場合(30日4週として)
 ゴミ集め×16=160
 ゴミ出し×16=80
 ゴミ戻し×12=60
 食器洗い機入れ×30=300
 食器洗い機出し×30=300
 物干し×4=400
 取り込み×4=200
 風呂洗い×12=600
 生協取り込み×4=400
 お茶入れ×30=900
  合 計 3400円
という具合にルーティンだけ完全にこなせば、
収入3400円は確保できるのだ





■…2007年02月19日(月).......姉の妹評価
今日は夕方からピアノのお稽古日。4時半にまずぷみぷみが先生のお宅に行きレッスンをすませたところで、先生と二人で保育園まで行きノイノイをピックアップ、3人で先生のお宅に戻って今度はノイノイのレッスン。そして私が6時半頃お迎えに行くまで先生宅で預かっていただくというスケジュールだ。

先生宅にお迎えに行くと、二人とも上機嫌で出てきた。
ぷみぷみが言うには、「今日、ノイノイちゃん初めて泣いたんだよ!」
なんだかやけにうれしそうだ。というのも、ぷみぷみは、ピアノレッスンで先生にちょっと厳しいことを言われては、何度も何度も泣いて、レッスンボイコット(?)を繰り返してきた。3年生になってようやく、ピアノを弾くコツを体得したのか、泣く回数は激減したものの、それでもうまく弾けないと泣いている。ノイノイが同じようにピアノが弾けなくて先生にちょっと厳しいことを言われて泣いたのを見て共感したのだろうか。

帰り道を歩きながら、ぷみぷみが言う。「でもね、ノイノイちゃんはね、泣いてもちゃんと練習するから、アタシとは違うの。偉いの。根性が違うっていうのかな?アタシとは違うよね!」

それを受けてノイノイ、鼻息も荒く「ノイノイちゃん、泣いてもね、ちゃんと弾くよ!だって練習すれば弾けるようになるもん!」

ぷみぷみもさらに「そうそう。すごいよね。アタシだったら泣いたらもう絶対弾きたくなくなるもん!」

ノイノイは姉にほめてもらってご満悦。
ぷみぷみは自分と比べてノイノイの態度を客観的に評価できてこちらもなかなか偉い。

がしかし。「じゃ、これからぷみぷみも泣いてもちゃんと練習できるかな?」と振ったら、「うーんあーーん。さあね!」とばっくれられてしまった(^_^;)。

なーんだ。妹を見て学んだんじゃなかったのか?>ぷみぷみ






■…2007年02月07日(水).......自己申告のワナ
2005年1月からずっと続いているユイマの家事バイト。今までバイト代を払う際は、すべて自己申告制でした。で、一応それを信頼して(性善説)全額支払う方式でした。(チェックが面倒ってのもあって(笑))

ところが!!今月(1月)はどー考えたってそんなに仕事してねーだろーー!な気分の私宛に、なんと、3000円を超す請求が来たのです。
冬休み期間が入っているとはいえ、そんなに働いたかよ?!とどうしても信じられない私は調べましたよ、初めて。
そしたらね、絶対物干しなんてできなかった、だから取り込みもあり得なかった「1月27日」に、物干し、取りこみ、と記入してあるじゃぁありませんか!!!!

これ、あり得ないよ、だって、27日は朝からイチゴ狩りに行った日だもの。と指摘すると、本人さすがに焦りまして。
だって、ほかの日の記載についてもいきなり信憑性が下がってしまったのですからね。
たたけばいくらでもボロが出そうな勢いです。
なので、しばらく考えさせてくれ、と重々しく申し渡して、まだ1月分のお給料を払っておりません。

月末締めの翌月初払いなので、月の初めは毎日のように、今日はまだか、明日はまだか、お金はおろしたか、早く頂戴!お給料払って!払って!の“払って攻撃(口撃?)”も、今月に限っては全く無いのが笑えます。

んで、私、考えました。
今月から、彼が仕事をしてくれたら、その都度私がカレンダーに記入することにしたんです。
仕事をすべき日にすべきことをしなかったら、しなかった仕事名を記入して×印をつけます。してくれれば、おお、ありがたいねーと言って、してくれた仕事を書いて丸印で囲みます。

すると、どういう変化が訪れたと思いますか?

朝いやがってなかなかやってくれなかった食器片付けも、ゴミ出しも、何となく積極的に、「ああ、ボクやるから。」と言ってやってくれるのです。
私が「これ、やっておいてくれる?」と頼むと、今までは、「えーーー!?めんどくさい!!」と露骨にいやがっていたのに「うん、わかった!やっとくよ!」とさわやかに返事をしてくれるんです。

虚偽の申告をしていたことを恥じているのですかね。
借りを返そうとしてるんですかね。

ま、とにかく、いい方向に行ったってことで、むふふ、な母でした。

さて。信用できない1月のお給料、どうしましょうかねぇ。。。





■…2007年02月06日(火).......鬼の正体
節分で鬼が出現した写真はすぐに保育園に貼り出される。ノイノイのクラスの窓にも、数枚はってあったが、その中に棍棒を振り回している赤鬼が写っている。

ノイノイは、「ほら、これが赤鬼だよ。青鬼もいたんだよ」と怖そうに教えてくれた。
が、毎朝登園時間がほぼ同じTちゃんは、赤鬼の写真を指さして、お父さんに「あのねー、先生の靴が見えちゃったんだよこの赤鬼は!」と説明しているではないか!しかも、お父さんもお父さんで、「あー靴が見えちゃったんだーそれはまずいねー」などと答えているではないか!

ノイノイとのこの違いは、何??

足下を見て○○先生の靴だから、中には○○先生が入っているんだ、とわかる賢い子供と、ひたすら本当の鬼だと思って怖がるちょっと知恵の足りない子供・・・・

そりゃ、純真に怖がる子供の方がやっぱりかわいくて好きだな、と超親バカな私は思ったのだった。




■…2007年02月03日(土).......節分 神社で追儺式
ノイノイがこの世で一番怖いのは、鬼。

節分で豆を食べられるのはうれしいけれど、鬼が来ると思うと怖くて仕方がない。

昨年も一昨年もさらにその前も、ずっと鬼に泣かされてきたノイノイ。(2004年はこちら。2005年はこちら。2006年はこちら。)少しずつ成長はしているのだろうが、怖いことには変わりがない。しかも、今年は5歳になってだいぶ知恵がついたので、2月になったら鬼が来ることがしっかり予想(想像?妄想?)できてしまい、年が明けてからというもの、毎日のように、明日は2月か?まだ2月にならないか?と心配し続け(カレンダーがまだ読めないのが5歳の悲しいところ?(笑))、ついに、その日がやってきた。
今日は豆まきがある、と思っただけで朝から泣けてくる。

保育園に到着してもまだ泣いていて先生に慰められていた。先生のそばにいれば大丈夫だよ、となだめつつ先生によろしくとお願いしつつ別れたのだが、夜お迎えにいくと、鬼のことなどすっかり忘れたように元気に遊んでいたー。小さい頃は私の顔を見ると今日は怖かったんだ、とすぐに思い出して私にすがりついて泣いたものだが!成長したのね(笑)

「鬼、来た?」と聞くと、ああそうだった、とばかりに思い出し、クラスの男の子が果敢に豆を投げて退治してくれてすごかった、という話をしてくれた。自分が退治したわけじゃないのに、○○クンと△△クンが豆を鬼の鼻につっこんだら、鬼が苦しくて逃げていったんだよ!!と。(鬼さん、災難だったねぇ)当のノイノイはといえば、「××先生のとこに逃げた」そうで。でも、やっぱり泣いてしまったんだって。「だって、こわかったんだもん!!」だそうだ。

そして、本日が本当の節分だ。
吉祥寺の八幡宮で「節分追儺式(ついなしき)」をやると書いてあったので、見物がてらノイノイとぷみぷみを連れて行く。ノイノイは鬼来る?鬼来る?と何度も聞くので、さーわからないなぁと答えるとやっぱりめそめそ泣いてしまう。鬼が来るってわかったら中に入らないでね!と何度も何度も念押しされてしまった。実は私も、神社の追儺式ってどんなことをやるか知らなかったのだが、要するに豆まきだけだったのだ。

宮司に導かれ、武蔵野町内会だか武蔵野商工会だかの人たちとおぼしき年女年男たち(まさに老若男女)が何十人も揃いの裃を着て、ぞろぞろと宮内に入っていって、ながいこと中でお祓いらしきことをしていて、やっとそれが終わると、またまたぞろぞろ出てきて今度は回廊から景気よくたくさんの豆をまくのだ。確かに大勢で豆をまくのは壮観といえば壮観なのだが、お祓いの間は私たちはずっと外で手持ちぶさたで待っている。待っている間も鬼が来るんじゃないかと想像しては涙をためているノイノイは、何度ももう帰ろう、もう帰ろうと泣きべそをかいていた。で、結局鬼の登場はなく、にぎやかな豆まきになったので、すっかり機嫌がよくなっちゃって。最後は巫女さんから豆をじかにもらって年の数に1個多い数だけ(数え年の数)食べてすっかりニコニコになってしまったのだ。

あーあ。鬼は出てこないのか、なーんだ。つまらん!(笑)

ちなみにノイノイが、鬼の次に怖いのはたぶん雷、その次に怖いのは地震。なんたる自然児!!



■…2007年02月01日(木).......塾の申し込み
我が家では、小学校3年生までは反復練習で養われる基礎学力をつけ、4年生以降は考える力を養う方に重点を置く、という教育方針(ちと大げさ)なのだが、ジュンコのときは、特に塾にやるでもなくのほほんと来てしまったので(中学校でいきなりハイレベルな進学塾に行かせたりしたのだったが)ユイマはその反省をふまえて、近所で学習塾を探して、4年生から通って勉強を続けている。そのときのことはこちらに記録している。親が見てやれれば、言うことはないのだが、残念ながら私は性格的にも能力的にも教師失格。noripは立派な先生だけど、いかんせん普段家にいない。だから、このM進学教室は、私たち親にとっては本当にありがたい存在だ。

さて、4月から4年生になるぷみぷみも、さぼりまくりの公文教室(をいをい!)を2月いっぱいで終えて、3月からは、新年度が始まるM進学教室に入塾することにした。

今日はその申し込みに、ぷみぷみを伴って行ってきた。

アポなしで行ったにもかかわらず、I先生は丁寧に対応してくださった。
親の私には、ユイマの様子と合わせて、今の子供たちの状況や学習の内容についてなどお話してくださった。(教育要領の改訂により中身がぐっと減ってしまった上に、やる気のある子供たちが減ってきているという嘆かわしい状況のようだ。どうしてなんでしょうね。)

ぷみぷみには、こんな勉強するよ、昔は小学校2年生とか3年生でやったことなんだけどね、わかるかな?と言いながら、紙に円を描きピザにたとえながら分数の概念を教え説く。
ふむふむ、と聞いてるだけのぷみぷみに、じゃ、これは何て書くかな?と今度はえんぴつを持たせて答えを書かせたりするので、最初は人見知り&遠慮の固まり状態だったぷみぷみもすっかり先生のペースに乗ってしまう。
そして、最後はやったことのない分数の足し算まで!

うーんうーん、と首をひねりながらも回答を書き、それを「正解!」と先生に言われたときには、ぷみぷみ自身も信じられない!という顔をして驚いている。家に帰ってからも、「ホントにね、自分でも信じられないくらい、すっとできちゃったんだよー!」と言うので、やはりこれも先生の魔法の力なのだろう。ありがたやありがたや。

ということで、ユイマも、I先生に初めて会ったそのときから魔法をかけられてしまって今日まで(そして、これからも)毎回欠かさず喜んで通っているように、ぷみぷみもまた喜んで通うことになるだろう。




BACK NEXT 初日から日付順 最新 目次と人物紹介 BBS
ご意見ご感想などいただけると喜びます。
BBSでもお待ちしています



ぱるた