noripの提案で家族5人で秩父へハイキングに行くことになった。 小さい子達にはイチゴ狩り、大きい子供には温泉にも入れるぞ、私は久しぶりにおいしいきじ飯が食べられる、そしてnoripは山歩きで健康保持、ということで、イチゴ狩り&山歩き&美味しい御飯&温泉、というあまりにも欲張りなコンセプトの小さな旅。 ぷみぷみが履いていた登山靴がノイノイにちょうど良くなり、ユイマが6年生の時に履いていた登山靴が私に(!)ちょうど良くなったので、家族全員登山靴だ。
まずは、西武秩父線の芦ヶ久保にて下車、駅から歩いて最初に遭遇した果樹園でイチゴ狩り。朝9時からイチゴ狩りする人はいないらしく、こんなに広いハウスは我が家の貸し切りだ。
農家のおばさんが、ハウス内の木箱の中にはミツバチがいて、あったかくなると出てくるから気をつけて、という一言で腰が引けたのがノイノイだ。 まだイチゴを2つ3つしか食べていないのに、ぢりぢりと出口そばに寄っていって、ノイノイはもう終わりでいい、なんて言って外に出ようとする。いぶかしく思って聞いてみたら、「だって、蜂が怖いの!」と泣きそうだ。 結局、ハウスのそばの事務所に入ったきり出てこなかった。 一方食い意地の張った他の家族は、外に出たノイノイのことなどお構いなしにイチゴを取っては食べ続ける。なんていう親だ(笑)
次に遭遇したのは、こんなプレイパークだ。さすが芦ヶ久保。子供たちを飽きさせない仕掛けが沢山用意されている。 びっくりするほどながーいローラー滑り台やターザンロープで遊ぶ。
農園のおばさんが、こういう遊び場で子供を遊ばせながら、だましだまし(山に)登らせるんだ、と教えてくれた通り、その後のハイキングコースでは、子供たちは大はしゃぎだった。登った山は日向山(ひなたやま)といって、ユイマやnoripに言わせると山とは言えない山らしいが、初心者や小さい子供連れにはちょうど良い高さだ。名前の通り、登り斜面は日当たりが良く真冬とは思えぬほどの暖かさ。 頂上でお弁当を広げ、記念写真も撮った。
日向山から横瀬の方に降りていって、秩父七番札所の法長寺で休憩したあとは、きじ亭へ。
ここは私たち夫婦が学生時代から通い(といっても、何年に一度のペースだけど)、ユイマの保育園時代に友達親子数組と一緒に訪ねたこともある思い出のお店だ。今回は7年ぶりの訪問。お店の壁には私が7年前に送ったユイマとユイマのお友達の写真付き礼状が、額に入れて飾ってあってびっくり。5歳の自分と再会したユイマ君は、ちょっと照れていたな。雉亭のご主人は、面影が残ってるね、でもずいぶん大きくなっちゃって、と感慨しきりだ。 美味しい食事をいただいたあとは、ご主人が育てている子犬を見せてもらったり、秩父源流水が取れる水場よりさらに上流にある滝から取ってきたという大きなつららをもらったりして(この水は激ウマなのだ)、またしてもとても良くしていただいた。
最後はきじ亭のすぐそばにある「丸山鉱泉」で露天風呂につかって疲れを取り、帰路についたのだった。
盛りだくさんな割には、ゆったりとしていて、良い旅だった。 これからは、登山靴もあることだし、私も山歩きをして、体を鍛えようかな。
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