良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2004年12月31日(金).......大晦日のそれぞれの過ごし方
大晦日の今日、東京はお昼ごろから雪が降り始めた。我が家の周辺でも4センチか5センチは積もったのではないだろうか。あまりの寒さに、私は今日買いに行こうと思っていたお花はあきらめ、ずっと家にいて掃除の仕上げ。ぷみぷみとノイノイは掃除の間、お2階で良く遊ぶ。午後はぷみぷみのZ会12月の添削問題をやらせ、ノイノイはお昼寝。夕方からお節の仕度にはいった。

ユイマは今年もお父さんと一緒に正月用品の買い出し。去年も一緒に行ったことをすっかり忘れていたが、ユイマが王子の扇屋の場所を覚えていたので去年も一緒に行ったことを思い出したという。言われて私も去年の日記を読み返してそうだったね、と思い出す。

今年は節約のため、いつもは買うものも買わずに済ませるものが多い。(ワイン、キャビア、黒パン、和菓子、銘柄鶏肉などなど・・・キャビアなんて、お正月にしか食卓に上らないものなんだけど、ワインを買わなければキャビアも買わずに済むし、黒パンもいらないというわけだ。ちょっとさびしいけど。)
節約はこれからもずーっと続くのだが、ジュンコの大学進学が決まったら豪勢に御祝いしたい・・・。

そのジュンコはなぜか今日はほとんど一日寝ていたようだ。今年最後の予備校(29日)には、朝7時に家を出て行った。授業は9時スタートだがアトリエは8時から開いているので、朝早くから絵を描きにいったのだ。面談以降、やる気を出してかなり集中して絵を描いた疲れた出たのか、今日は、眠り姫復活!といった具合の一日だった。

2004年は、ぷみぷみが小学生になり、ジュンコが浪人生になった。
色々あったけれど、でも今年もみんな健康ですごせたと思う。命あることが何よりだもの。欲張ってはいけないよね。




■…2004年12月27日(月).......ジュンコの個人面談
浪人生のジュンコにも個人面談がある。もう大人だから、親ではなく、本人が先生と面談をするのだ@予備校。事前に、アンケート用紙が配られており、そこに志望校や、今悩んでいることなどを書いてあらかじめ提出。それを元に担任の先生と話をしてきたらしい。

彼女が悩んでいることの一つは第一志望はG大だが、私大もどこか受けた方がいいのか、受ける意味があるのか、ということ。

これについては、あくまでもG大を照準に私大を練習台に使うという意味では有意義だ、場数を踏むことは大事。自分の芸風(?)にあった私大を選んで受けてみることもとても勉強になる、というようなことをアドバイスされたらしい。
それですっかり吹っ切れた様子のジュンコ。
だーかーらー、親は最初からそう言ってるんじゃないか〜 by norip
親が言ってもなかなか耳に入らないのよね(-_-メ)

G大志望に関しては、G大は決して入れない大学というわけではない。まともにやっていれば充分入れる大学だ。しかしそれでも、生半可なことでは入れない大学だ、とのこと。
つまり絵画に対する真摯な態度が何よりも大事なのだという。
先生曰く、しょっちゅう(ジュンコが)休んでいるからちょっと怒ってやろうと思っていたら、たまに出てきて、結構(描く絵が)良かったりするからまぁいいか、と怒らずにいた。けれど、 G大を受けるんだったらもっと真面目に出てこい!
こう言われてちょっと嬉しかったんだろうな。昨日とは違って、今夜のジュンコは、少し前向きな表情に変わっていた。

このことで、考えを改めました。私。
本人に任せて見守っているだけでは、やっぱりダメですな。たまには、ヤキを入れるなり、泣きを入れるなり、脅しを入れるなり、何か刺激を与えないと。・・・って親が刺激を与えてもあんまり効果は無いんですが、それでも無いよりはあった方が良いのだ、きっと。
そして、本当は、親以外のだれか・・・先生でも友人でも先輩でもいい・・・からの刺激を受ける機会を、受験生本人が、自分でつくり出さないといけないのだ。予備校の面談もその刺激の一つ。めずらしく真面目に面談を受けて本当に良かった。

これで私立も1校受けることになりそうで、受験勉強もいよいよ終盤。がんばって欲しい。



■…2004年12月26日(日).......千客万来ってほどではないけれど
今日は朝、突然の来客があった。親子ともにいつもお世話になっているコウヤ君母子だ。コウヤ君とは保育園から一緒で、小学校に上がってからは、クラスは違うけれど、例えば、コウヤ君が熱を出して学校を休むときはぷみぷみが連絡帳を届けているし、母は母で、保護者会の情報をコウヤ君ママからときどき教えてもらったり。ピアノも一緒に習っている。

そのコウヤ君がお母さんと一緒にぷみぷみにクリスマスプレゼントをもってきてくれたのだ。いつも連絡帳届けてくれてありがとう、とコウヤ君。幸い、今日の我が家は、年に1〜2度あるかないか!?というぐらいのレベルで片づいていたので(笑)すぐに上がっていただいて、私はコウヤ君ママとお話しをし、子供たちは、新聞紙を丸めて剣を作ったり、本を読んだりして小一時間過ごす。

ああ、やはり、家をキレイにしておけば、突然のお客様にも対応できるのだなぁ。

午後は、ぷみぷみがM子ちゃんと遊ぶ約束になっていた。朝電話をしてきたNちゃんも来ることになった。私は密かにM子ちゃんのお母様Yさんも一緒に来られることを期待していたけれど、今日はお忙しかったらしい。

子供たちはみな2階に上がって遊んでくれた。私は、二階の声を聞くともなく聞きながら、台所の片づけをゆるゆるやり、1時間ほどしたら、みかんをジューサーで絞ってジュースにし、ビスケットを皿に盛り、子供たちにおやつを振る舞った。M子ちゃんはやはり日頃のしつけが行き届いているお子らしく、食事の前に手を洗いたがった。予想していたとおりだ。だから、洗面所あたりもしっかり片付けておいたのだ(笑)。
みんなで仲良くクリスマスっぽいお菓子を食べて、また2階に上がって遊ぶ。

Yさんは約束通り、4時半に電話をしてきて、近くの公園まで迎えに出てくれた。でもM子ちゃんが持ってきたたまごっちを家に忘れたことに気づき、結局みんなでもう一度家に戻る。おかげでYさんに我が家の場所を教えることができて良かった(#^.^#)。本当は上がっていって欲しかったけれどさすがに時間が遅くなってしまったから、次回また、ということになった。

子供たちが帰り、静かになる家の中。ノイノイは今日は全然昼寝をせずに興奮しておねえちゃんたちについて回ったので、さすがに眠たそうだ。

さて、本当は今日は、 ぷみぷみがサンタさんからもらったお茶犬セットで遊びたくて、お友達二人に来てもらったのだが、お茶犬はあんまり二人には受けなかったらしく、結局、「お姫さまごっこ」やら、「教会ごっこ」で遊んだそうだ。せっかくお茶犬で遊ぼうと思ったのに遊べなくて残念だったね、とぷみぷみに言うと、ぷみぷみ、「そうなんだけどさー。お茶犬で遊ぼうって誘ってもあんまり興味無さそうだったから、そうかなーと思って違う遊びをしたんだ!」と、結構けろりとしている。
楽しかったから良かったんだね。それに、ぷみぷみも、ちゃんと相手の好みに合わせて遊べたんだ。当然のことなんだけど、個人面談であんなことを言われた後だったので、妙にほっとしたりして・・・。

お父さんとユイマは朝一番から御前山へ登山。ジュンコは朝から予備校。母とぷみぷみとノイノイの3人だけでちょっとさびしい一日も、沢山のお客様のお陰でにぎやかで、何だか楽しかったね。




■…2004年12月24日(金).......サンタクロースへの手紙
昨日家の中をキレイに片付けてクリスマスツリーをやっと出した。飾り付けはユイマとぷみぷみにやってもらったら、とっても上手に飾り付けてくれた。
で、誰が言い出したのか(私だ!)、サンタさんに手紙を書いて、おいておく、ということを始めたのだ。

ぷみぷみが書いた手紙

ぷみぷみより
サンタさんへ
おちゃけんのポットのハウスをください!
メリークリスマス ↓ここにおいて

わざわざ、矢印して「ここにおいて」と指定しているところが、いかにもぷみぷみらしい。そこにおいてもらうために、わざわざツリーの下の床にこの手紙をセロテープで貼り付けている念の入れよう。

ユイマが書いた手紙

サンタクロースさんへ
でんどうえんぴつけづりをくだセーーーーー。ユイマより
カッコイイのください!
(下にサンタの顔の絵と、手をついてお辞儀をしている人の絵)

ユイマの手紙は玄関近くの棚の上に箱を置き、ここにいれてください、という但し書きとともに、おかれていた。

この二人の手紙を見て、夜中にジュンコまで・・・

ジュンコの書いた手紙

サンタさんへ
赤いブーツ ください
みどりのでも いいです
かわのやつ が いいです
(そしてかわいいブーツの絵)
足首とウェストもください
ジュンコ

何だ?足首とウェストって(笑)

明日は土曜日で休日。イブの夜中にサンタが来ておいていってくれるんだと信じている子供たち(ジュンコも??)明日起きたら、指定した場所にちゃんとプレゼントは届いているのか?!




■…2004年12月22日(水).......ぷみぷみの個人面談2
ぷみぷみの個人面談後、暗い気持ちのまま、数日を過ごした。子供のこととなると、しかも、ネガティブな話題となればなおさら、ついつい冷静な判断ができなくなる。理性を失ってしまう。気持ちを立て直すことがなかなか困難だ。まさか学校という場ではさすがのぷみぷみも本性を現していないだろうと思っていたのに、親の想像以上に娘は馬鹿だった・・・ということもショックだったけれど、私はもう一つ心配なことがあった。

ぷみぷみは、馬鹿者だけれど、悪気があるわけではない。ただ馬鹿で、自己中心的(これは幼い子供とほとんど変わらない程度の)で、他人の気持ちに鈍感なだけなのだ。だから、ふだんは明るいし、世話好きだし、ひょうきんで、何とも憎めないキャラクターなのである。それが、今回の“事件”で、先生がそういったぷみぷみの良いところを伸ばすというより、悪いところにばかり目がいってしまうようになったとしたら、ぷみぷみが可哀想だ。そして、もし、2年生になっても担任が替わらなければ、ぷみぷみに拒否的な感情を抱いている先生が担任でありつづけるわけで、ますます、ぷみぷみが可哀想だ、と我が娘を不憫に思ったりしたのであった。

しかし、noripは、それは全然心配ないのでは、というのだ。「大丈夫。ぷみぷみちゃんは、すご〜〜く強いから。却って先生の方が傷ついて終わりってことになるかも」
先生には申し訳ないが、そう信じることにした。

BBSの方では異国で多国籍な人々と一緒に働いているaちゃんから、ぷみぷみがラテン系キャラの持ち主なのでは?という示唆を受けた。
『明るくて楽しくて、おしゃべりで、頑固なまでに自分がかわいくて、締切りに遅れるなんて日常茶飯事だけど、ぜーんぜん悪びれないで都合のいい言い訳する…これが私のラテン系同僚たちです。人格的には全く憎めません。』
世界中にはぷみぷみみたいな人がいて、しかもしっかり(かどうかはしらないけど(笑))働いているってことがわかり、ぷみぷみだって、明るいキャラを生かしていけば、これから何とか生きていけるのではないかと、安心した。

また、私は、このぷみぷみに対して、ただ一人、全然負けてない人の存在を忘れていた。それはピアノのT先生だ。練習をしていないことはピアノを弾かせててみれば歴然。そんなときは、ぷみぷみの言い逃れは一切受け付けず、「練習すればできるようになる、しなければすぐ忘れてしまうのよ!」とはっきりおっしゃる。だからぷみぷみにとっては甘えが通用しない手強い相手なのだ。そのせいか、しょっちゅうピアノをやめたいと言っては逃げようとする。でも私は絶対逃がさない。T先生はぷみぷみにとっても、私たち親にとっても非常に貴重な方なのだから。つまり。
かなりぷみぷみになめられてしまっている私たちにとって、T先生は希望の星。
我々も、T先生に習ってビシッとやらなくちゃいけない。いざというときは、ひるまず、毅然とした態度で接するのだ。
がんばるぞ。

ということで、ちょっと元気になった私であった。



■…2004年12月18日(土).......初めての歯磨き粉
ノンタンシリーズという絵本がある。かなり昔からあるので、いわゆる赤ちゃん絵本のベストセラーの一つなのかな。私はそれほど好きじゃないんだが、子供は好き。今日はぷみぷみがノイノイのために借りてきたノンタンシリーズはみがきはーみーをめぐる話題。

その絵本の中には、歯磨き粉と歯ブラシが出てきて、ぶたやたぬきなど色んな動物がかわりばんこに、はみがきしゅこしゅこしゅっしゅ、とやるのが繰り返される内容。最後にみんなの歯はぴっかぴかになるのだ。
こんな絵本を読めばどの子だって歯磨きしたくなるに違いない。

昨夜の夕食後、なんだか洗面所方面で静かにしているノイノイ。大抵この静けさは何か悪さをしている証拠だ。
と、口の中に指を4本入れて、おえ!と言いながら食卓に戻ってきた。
ど、どーしたの!?と聞いても、ぉえ!ぉえ!と苦しそうな顔をするばかりで、なかなか白状しない。

が・・・くんくん、この匂いは??・・・歯磨き粉の匂いだ〜〜!!

もしかして、ノイノイ、歯磨き粉使った??!!と言うと、初めてうん。と頷く。

どーしてお母さんに言わないの、その歯磨き粉は大人のだから辛いでしょう〜〜!?と聞くと、顔をゆがませて、「くちゅくちゅぺーしてもね、くちゅくちゅぺーしてもね・・・」と何度も言いかけては顔をゆがめているので、辛かったでしょう?というと、ウンという。その顔がとにかく、困った〜〜と言う顔。後悔先に立たず。

飲み込んじゃダメよ!と言いながら、すぐ抱きかかえて洗面所に連れて行き、口をゆすがせた。
でも何度ゆすいでも、辛い味は消えないらしく、まだ辛い、とつぶやいている。

もしかして、ノイノイは、ノンタンのはみがきはーみーを読んで歯磨き粉を使ってみたくなったの?と聞くと、素直にこっくりと頷いた。そーかそーか。歯磨き粉使いたくなっちゃったのか〜〜。でもちょっと辛かったよね。

うちでは、子供の歯磨きに歯磨き粉は使わない。せいぜい小学生になってから、と思っているから。でもあのはみがきはーみーには、どのページにも歯磨きチューブから歯磨き粉が出ている絵がしっかり描かれているので、ノイノイがそこに注目して、歯磨き粉を使いたくなってしまった気持ちもよくわかる。

そうかそうか。歯磨き粉使ってみたかったのか。でも、使うときはお母さんに言わなくちゃね。だって、あれは大人のだからノイノイはあんまり使えないんだよ。

そして、今日。洗剤を買う用事があってドラッグストアに行ったので、子供用歯磨き粉を買ってきた。あんパンマンが描いてあるメロン味のもの。これは子供用だからノイノイも使えるけど、使うときは必ず、お母さんに言ってから使うのよ、と言い聞かせて、歯ブラシへの付け方や量などを教える。ノイノイ、本気です。すごく真剣に見ていました。そして、はみがきしゅこしゅこ、とやってぶくぶくと口をゆすいだあと、はー白くなったよ!ととても嬉しそうでした。念願かなって歯磨き粉を使えて、良かったね。



■…2004年12月16日(木).......ぷみぷみの個人面談1
思い返してみると、あの連絡帳に書かれた先生からのお返事を読んだときから変だと思っていたのだ。急な会議がはいったために、10日に予定されていた面談を14日に変更してもらえないかとお願いしたときのお返事。

「前々からご都合に合わせて予定を組みましたので、個人面談は大丈夫だと思っておりました。急に12/14(火)となると学校の方も予定があり、私の方も都合がつくかどうか。Y先生とも相談させていただきます。お返事は少しおくれます。」

そしてその翌日、

「12/14は会議がはいっており三時半からは会議中となります。四時頃でしたら会議が終わるかもしれません。多少遅れますが、四時からにしてください。」

日程変更を承諾してもらったものの、何だか不機嫌そうな文面二つ。

そして、面談当日。やはりどことなく不機嫌そうな雰囲気を漂わせているK先生。もともと愛想の無い先生ではあったが、目を合わせることもなく、どうぞ、おすわりください、と仰る。

開口一番「個人面談から今までだいぶ時間が経ってしまいましたが、個人面談以降、何か変わったことはありますか?」と聞かれたので、「うーん。特にありませんねぇ。変わらず過ごしています。」と答えるとやや不満そうな表情が一瞬走るK先生。

今度はいきなり、国語の漢字テストの紙を私の前に出し「もっと出来るかと思いましたけどね。もっと出来るはずなのに」と仰る。20個のうち、書けなかったのは2カ所。点数で言えば90点だから充分じゃないかと思う甘い母。 うーん。一体先生は何が仰りたいんだろう。

すると、先生は、ぷみぷみさんは、宿題をちゃんと出さないことが多いですね、と切り出された。

「月曜日に忘れたというので、じゃぁ明日持ってきなさいと言ったのに、火曜日も持ってこない、水曜日も持ってこないので、仕方がないから学校で私がそのプリントをもう一度渡して学校でやらせたこともあるんですよ。普通、クラスの他の子は、今日忘れても翌日はみな忘れずに持ってきます。」

「そして、この間は、また宿題を忘れたので、私もちょっと怒って、なぜ忘れたのか聞いたら、習い事が忙しくて出来ない、と平気で言うのです。音読カードなんて、3分もあればできる、そんな短い時間もとれないほど忙しいのか、絶対そんなことはない!と私は言ったんですが、ぷみぷみさんは、いや、わたしは忙しくてできないんだと言いはるのです。自分は忙しいのだから別に(宿題を)やらなくてもいいんだと言わんばかりで・・・。普通だったら、1年生なら、なんで忘れたの?っていうと、ちょっとまずかった、という素振りをするもんですが、全くそういうことはないんですよ。もう平然としているんです。1年生で、そんなに平然と習い事が忙しくてできない、なんて言う子はあんまり居ませんから、本当に驚きました。ショックでした」

「給食の時間、いただきますのあいさつをしたとたん、もうお友達をおしゃべりを始めて食べるのを忘れているのです。給食の時間が終わる頃になって「あ、まだ食べ終わってないから!」なんて言って食べ始めたり。この間はあんまりおしゃべりがひどくてうるさいから、もうこれ以上しゃべるようなら、ひとりで机を前に向けてすわらせる、って言ったんです。『ぷみぷみさん!ぷみぷみさん!あなたに言ってるのよ!!ぷみぷみさん!!』と言ったら、『ぷみぷみさん??ぷみぷみさんってどこ?どこ??』って・・・」(そしてうんざりしたようなお顔をするK先生)

「お友達に叩かれた、と私のところに言いに来たので、事情を聞いてみたら、女の子の中で一番小さいぷみぷみと男の子の中でいちばんちいさい○○君とが背比べをしたらしいんです。そしたら、ぷみぷみさんの方が少し高かったらしいんですね。そしたら、ぷみぷみさんが、○○君に向かって『チビ!』って言ったんですって。で、○○君が怒ってぷみぷみさんのことを叩いたらしいんですね。それくらいのこと言われて叩く方も方ですが、元はと言えばぷみぷみさんがそんなことを言ったから叩かれたんで。。。なのに、お友達に叩かれた〜〜って私の所に言いつけに来て・・・もう、あきれました。」

まぁ、出てくるわ出てくるわ。ぷみぷみの悪行の数々!

先生はもう腹に据えかねていらっしゃるご様子。子供憎けりゃ親まで憎い・・・かどうかは知らないが、親の私に対しても、不快感を全身で表していらっしゃる。
あの連絡帳は、この先生の不快感の予告だったのだ。。。。

私は、そんなことを先生に相談しようなどとは全く思っていなかったが、仕方がないので、私たちが、今までずーーーっと、ぷみぷみの世の中を甘く見る態度、人をなめきっているところに、どう対処したらいいのか、心を痛めてきたのだと先生に告げた。

・・・私たちは、さすがのぷみぷみも学校の先生に対しては、そんなことはしていないだろう、と思っていた。が、それは甘かった。ぷみぷみは先生のこともなめきっている。罪の意識が無い。悪いのはいつも自分以外。自分はいつも良いし、良いと思われて当然。。。そういう態度だ。私は今の先生のお話を聞いて、心底、落ち込んだ・・・と。

・・・続きは後日。



■…2004年12月14日(火).......3歳児健診と小学校の個人面談
午前中会社で仕事をして、お昼に帰宅。その後、ノイノイの3歳児健診、ユイマの面談、ぷみぷみの個人面談を午後一杯かけてハシゴ。

ノイノイの3歳児健診は近所の保健所にて。一番最初に行われる保険師さんとの個別面談で、「お名前は?」とか「いくつ?」とか、ゾウやらカメやらが描いてある紙を見せられて「これはなに?」などと聞かれる。それに答えるノイノイの声が小さいこと。もう少し大きな声で元気良く答えるのかと思っていたらさにあらず。
存外、恥ずかしがり屋な子供であった。
知能検査のような面談も、声は小さくともすべてきちんと受け答えできたので問題なく通過、内科健診も歯科検診もすべて異常なし。最後の栄養と育児の話は、パスさせてもらった。

そして、いったん家に帰って少し休憩。
3時半からはユイマの個人面談、4時からはぷみぷみの個人面談がはいっていたので、またノイノイを連れて小学校に向かった。

ユイマの面談は、大体思った通りの内容。担任のY先生に関しては、家庭訪問時の印象のまま、相変わらず、こちらの話を良く聞いてくださり、ネガティブなことはあまり仰らない。子供の良いところを認め、誉めたうえで、でも、こういう点が残念なところなんですよ、という話の持っていきかたをなさるので、聞いている親の方も素直に子供の問題点を認識することができる。
多分、これが、学校における教師と保護者との会話の定石、なんだろうが、それにしても、Y先生の場合は、良く言葉を選んで話をされる方だと思う。(きっとユイマみたいな幼稚な子供相手に困ったり迷惑したりすることも多々あると思うのに、そんなことはおくびにも出さず!!だからますます申し訳ない!>Y先生)

で、ユイマの場合、やっぱり提出物が出ていない、ということが一番の問題点。折角だから、4年生のときの「やってくれたよユイマ君事件」の顛末を話してしまった。そして、この話からもわかるように、ユイマの場合「提出物はなぜ出さなければいけないのか」という根本的な問いがまずあるのであって、これに対しては、どのように答えていけばいいのでしょう、と投げかけてみた。

結局、明快なお答えは頂けなかった(と思う)が、それでも、提出物を出すために自分で見通しを立てて事を進める能力をつけること、とか、提出物を期日までに出す=約束を守るという基本姿勢が社会に出てからも大事であること、とか、中学に上がれば専科になり更にこうしたことは厳しくなっていく、しかもそれが評価に直結していくので、本人のためにも今から練習して習慣づけておいた方がよい(このとき、そんなことだけで評価するというのも問題ですし、それだけで評価されるわけではありませんが、との注釈つき)、とか、地道に努力する部分も大事(これは、教室で習って理解したことを更に家で復習する、練習する、というパターンの場合)、とか、いくつか例を挙げてお話しくださった。

Y先生のような方がお相手だと、つい話はつきなくなるのだが、時間にかぎりもあり。
結局、昨年、お父さんに行ってもらった個人面談と同様、出さなくても困らない状況にあるかぎり、きっとヤツはサボリ続けるであろう、という結論となり(笑)、
「先生、構いませんから、ちょっとヤキを入れてやって下さい」と私が言うと、
Y先生、待ってましたとばかり、一瞬にっと微笑んで
「2学期、あと2週間ですけど、ちょっとがんばってみます!」
と力強く答えてくださった。

この先生なら、ユイマを預けていても心配ない。そう思える面談であった。

しかし、その後に行われたぷみぷみの面談は一転して暗いものだった。

その話はまた後日。




■…2004年12月13日(月).......ユイマ11歳
今日はユイマの誕生日だった。今週はお父さんが東京に出張で家に帰ってきているので、家族全員で御祝いをした。11歳、ゾロ目だね!と本人。11歳だけど、ハートは保育園年長組@5歳のままのユイマ君。かわいいまんまだ。

いつ頃ユイマは大人になるんだろう・・・。何だか心配なような不安なような。そんなことを言うと大抵noripは、いいんじゃないの?どうせいつかは大人になるんだから、と言う。

誕生日プレゼントは、お父さん(とお母さん)からは、話題のゲーム機PS2、そしてジュンコから、ゲームソフト「ドラゴンクエスト8」だ。ドラクエ8のさわりだけ見せてもらったら絵がすごくキレイ。お金がかかっている。見るからに楽しそうだ。ドラクエは私も昔かなりやったので、おなじみの曲が流れてくると、何だかうきうきするような、楽しいような、なつかしいような気持ちになる。

ぷみぷみもユイマに誕生日プレゼントを用意していた。ビーズで作った首飾りだ。優しいユイマ君は、早速自分の首にかけようとして・・・でも、サイズがちょっと小さくて、頭が通る前に何と糸が切れてビーズがパーンと散らばってしまった!!
あまりのことに、二人ともあっけに取られてしまって一瞬声を失ったが、ややおいて、わざとじゃないからね!とユイマ。お父さんも、折角作ったのに、ぷみぷみの思っていたよりもユイマの頭は大きかったんだね、とフォローする。ぷみぷみは、失敗した〜〜!というような顔をしている。ビーズはまた作れるから、今度作るときは糸の長さを良く考えようね、と言って、ユイマとお父さんとぷみぷみと一緒になって床に散らばったビーズを拾った。

11歳のお兄ちゃんに「ネックレス」をあげるぷみぷみも面白い、と思いつつ、ユイマもなかなか優しいお兄ちゃんだなと思いながら、様子を見ていた私であった。

ところで、ゲームに関するお父さんとの取り決めは、一週間に一日、1時間のみだったが、本人覚えているかな?
明日、もう一度確認しなくちゃ。




■…2004年12月09日(木).......ノイノイ話題二つ
朝はいつもバタバタとあわただしい。子供らに朝ご飯を食べさせ、自分のお弁当を詰め、自分の身支度もして、保育園の連絡帳を書き、小学生二人をせき立て送り出したら、今度はノイノイの仕度をさせ、自分も持つものを持って二人で出かける。

ある日、お弁当を忘れて外に出てしまって、弁当忘れた!と家に戻ったことがある。弁当弁当、どこに置いたっけ〜〜!!??と焦って台所付近を探していると、ノイノイが「ここにあるよ!」と教えてくれた。私はあまりに忙しいので(笑)自分の弁当を忘れないように玄関のところにわざわざ置いておいたのに、それを忘れて探し回っていたのだった(!)

ノイノイ、見つけてくれてありがとう!!助かった〜〜と喜んでノイノイの頭を撫でて、弁当を受け取り、改めて出かけたのであった。

以来。

ノイノイは私の弁当のバッグを見つけると、いそいそと玄関の方に持っていき、「またやろう!」と誘う。
そうなのです。「あ!弁当忘れた!!弁当どこだどこだ〜〜!!」と私が探す振りをする。と、ノイノイが「ここにあるよ!!」と教えて私に渡す遊び。弁当探しごっこ遊びだ。

これを殆ど毎日のように繰り返し、弁当を渡すところで何とも嬉しそうな顔をするんだ、ノイノイ。

今日などは、私が探す前からもう弁当バッグをしっかり握りしめて玄関に立っているものだから、なんだかおかしくて笑ってしまった。それでも「見つけてくれてありがと〜〜!!」とやってあげたけど。

そして、保育園から戻ってきた連絡帳をみてまた笑ってしまった。

「今日は少し寒かったので室内でイス取りゲームをしてゆっくり遊びました。はじめはよくわからないようでしたが、だんだんルールがわかってきていました。でも歩く曲をリズムの時の曲にしたりすると、ついリズムに入り込んでしまい“イス取り”を忘れてしまうのでした。なので、あまり強くはなかったです。(その方がかわいいですね。)」




■…2004年12月05日(日).......ぷみぷみの歯が抜けた
身体の小さいぷみぷみは歯が抜けるのも他の子より若干遅め。下の歯が2本ほど抜けたけど前歯はなかなか抜けなかった。それがここ数日、ぐらぐらしてきて、今日、昼頃ついに抜けたのだ!
前歯が1本ない顔っていかにも小学生低学年!って感じ。面白い。

抜けて良かったねーとお兄ちゃんやお母さんが喜んで(?)いるのをよそに、なにやら不安そうな顔をしてしきりに心配している子供が一人。
そう。ノイノイが、ぷみぷみちゃんの歯、抜けちゃってかわいそう〜と何だかものすごくショックを受けているのだ。

どうして抜けちゃったの?痛いの?と聞く。抜けた歯を手にとって、かわいそうねぇ、と何度もつぶやいている。

なんだか、かわいい。

大丈夫よ、子供の歯が抜けて今度は大人の歯が生えてくるの。そうしたら、もう二度と抜けないから大丈夫なんだよ、と説明するのだが、それでもなかなかショックがおさまらない様子。

また抜けるの?生えてきてまた抜けるの?と何度か聞き、どうやら抜けても生えてきてそれはもう抜けないのだと分かったら、今度は何色の歯が生えてくるの?なんてことを聞いてくる。白い歯だよ。ノイノイの歯と同じような歯でね、でもちょっと大きいの。大人の歯だからね、と説明。

そしたら、ノイノイ、「ノイノイちゃん、水色の歯が良い!」ですって。

水色の歯が口の中に並んでいたら、ちょっとキモチワルイかも〜〜とみんなで笑ったら、やっとノイノイも笑顔になった。



■…2004年12月04日(土).......歩いて遠出
雨が降るでもなく、お日様が照るでもない、曇り空の今日。12月だというのにそれほど寒くもない。お父さんが昨夜また東京に戻ってきた。ここのところ毎週金曜日に帰ってきて月曜日朝に北見に戻る生活。何だか大変。でも先週はそれでユイマと雲取山に登ったのだ。

さて、今日は山登りに行くほど早起きはしなかったので、光が丘公園にボールや縄跳びを持って遊びに行くことにした。おにぎりを作って麦茶を持って。向こうで敷物を広げてお弁当を食べよう!広っぱで走り回って遊ぼう!と子供らを誘うとみんな喜んでついてきた(おたふくが治りかけのジュンコは家でお留守番)

うちから光が丘までは多分7〜8キロはあるのではないだろうか。自転車でも15分はかかる。でも自転車で行ってしまうのはつまらない。歩いていけば運動にもなるし、ということで、今日はみなで歩いた。

私の予想では30〜40分でつくだろうと思ったのに、やはり3人子供がいると何かと時間がかかる。結局1時間半もかかってしまった。後半3分の1はおなかも空いてきたし、足も疲れてきて、何となくみな不機嫌そうな顔。ノイノイはついにお父さんに肩車してもらうことにした。ぷみぷみはだっこ〜〜と叫ぶがだれもぷみぷみをだっこ出来る人が居ないので、仕方なく最後まで自分で歩いた。えらかった。

やっと到着してまずはお弁当。お昼というよりはおやつの時間になってしまって、こんな時間に敷物しいておにぎり食べてる家族も珍しい( ̄▽ ̄;)でも、みんなすっごくお腹が空いていたので周りの視線など気にせず(ってそれほどたくさん人は居なかったけど)バクバク食べて、途中で買って行った唐揚げとポテトフライもあっという間になくなった。

食後はユイマはお父さんとサッカーの練習。何でも最近学校の友達とやっているサッカーで生まれて初めてゴールできたとかで、俄然やる気になっているのだ<ユイマ、サッカー>。そのとなりで、ノイノイは小さいボールを投げたり蹴ったり。自分も参加しているつもり。ぷみぷみは最近体育の授業で始まった縄跳びの練習。自分の縄は学校に置いてきてしまったので、ユイマのを借りてやっている。私は敷物の上で読書

何という平和な午後。

帰りはさすがに歩くのは疲れたので、電車で最寄り駅まで帰り、雨が降ってきたので駅前からバスに乗って帰った。
家に帰り着くと、一日良く身体を動かしたノイノイはすぐに眠ってしまった。私は足というよりは背中が痛くなった。背筋が落ちてるのかな。



■…2004年12月01日(水).......大ボケ母の失敗
12月1日である。11月下旬から12月にかけて、学校は個人面談の季節である。会社の休みが取りにくいので、学校にお願いして、ユイマとぷみぷみ、同じ日に設定してもらった。
で、今日は個人面談だ〜〜!と朝張り切って(ウソ)、それぞれの個人面談予定表をチェック。ユイマ2時15分、ぷみぷみ2時45分、としっかり時間を確認してから会社へgo!
午後一番で、早退届けを出して、小学校に向かう。
15分早く到着。なんて積極的な親だ、と自画自賛。
教室の中を見て、張り出されているプリント類や作文などを見て回る。

しかし、なんだか、おかしいな。

両側の教室(1組と2組)は授業してるし、ユイマのクラスは、教室こそからっぽだが、荷物がみんな置いてある。
定刻になっても先生は現れない。
5分経過。やっぱり現れない。あたりを見回してみる。普通、個人面談というと、廊下には待合室風にイスがおかれていたり、ご苦労様です、なんていう張り紙がしてあるはずなのに、それもない。

もしや、時間を1時間間違えたか?!いや、そんなはずはない。でも全然個人面談の雰囲気が、無い!

仕方がないので、職員室に行って、戸口付近にいらした先生に尋ねると、水曜は職員会議がある日なので面談は入れてないはずですが、と仰る。教頭らしき先生が私に気付いて、予定表の束を持ってこられ、5年3組はこのようになっておりますが、と見せてくれたその表には(私も家で朝見た同じ表だ!)・・・・!!ユイマの名前は、12月10日の所に入っていた・・・・・!!

ガックリ。言葉も出なかった。1日と10日を普通、間違えるか?・・・とほほほほ〜〜・・・

学童にも、今日は個人面談で私が早く帰っていますから、ぷみぷみはお休みさせます、と連絡済み。おかげでぷみぷみは、学校から帰ってすぐ、私がいたので(面談がなかったんだもの(__;)そりゃぁいるわな)、家でゆっくり宿題を見てやることができ、Z会のドリルもちゃんとやり、明日の支度も見てやることができ、さらに、ふだんは遊びに行けないM子ちゃんの家にまた遊びに行くことができた。ノイノイは、早めにお迎えに行って、延び延びになっていた皮膚科受診もできた。ユイマが塾に出かけるのにいってらっしゃいと見送ることもできた。夕食前にお風呂もゆっくり入れた。

大ボケではあったけれど、20000円(半日分の欠勤控除+精勤手当もらえない、でマイナス2万円)で半日の子供との時間を買ったと思うしか無い。

ああああ。じゃ、10日は一体どうすりゃいいのよ。もう休めないよ〜〜〜!!




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