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〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2004年05月06日(木).......大馬鹿ジュンコと小学生二人の家庭訪問
ジュンコはGWの連休中に宿題が出ていた。ここと思う美術館に行き美術展を一通り見て、気に入った絵の前に1時間すわって、それを文章で書く(絵を描いて済ませちゃダメ)、というもの。

がしかし。

2日と3日は寝て過ごし、4日は、あ、行かなくちゃいけないと思い出したときにはもう午後4時。彼女のお目当ての美術館が閉まる時間だった。そして昨日の5日は友人と一緒に遊びに行き、宿題どころじゃない一日を過ごし、さらに持ち金も全部使ってしまうという馬鹿さ加減。

今朝になって、やはり美術館に行くと言いだしたので、学校の宿題はちゃんとやれ、と思っている私は、お金を出してやることにした(何て優しい母だ!)。じゃ、いくら必要なの?交通費は?入場料は?

聞くと、行きたい美術館は、川村記念美術館@佐倉。彼女は「成田から無料バスが出ている。成田に行くには、東京駅まで行けばいい」と言って、交通費は400円あればいい、入場料は二つ展覧会があるからそれぞれ1000円で2000円だ、と計算。

しかし、私は、成田からバスなのに、なんで東京駅までしか交通費がいらないんだ???とアタマの中は?マークだらけ。何という美術館なの?と聞いて、改めてネットで検索すると、
川村記念美術館とは、千葉の佐倉にあり、成田から出ている無料バスなど無く、うちから普通に行ったら片道1400円ほどかかる場所だということが判明。

なんで、400円なんだよ!なんで東京駅まででいいんだよ!?なんで成田から無料バスが出てるなんて思ってたんだよ?!オオバカモノ〜〜!!となってしまったわけだ。

思うに。

この子は、事務処理能力が非常に高い(ウソ)ビジネス系母のアンチテーゼをいってるんじゃないか??

きっとそうに違いない。

わざと、事前に準備などせず、下調べなどせず、正確な数字は把握せず、正確な情報を得ようとせず。流れに任せて行けないならそれでもいい、とヒッジョーにいい加減な生き方をしているのだ。私のような時間とルールに縛られた会社員生活など心底軽蔑し、絶対すまいと思っているに違いない。

それは、いい。

しかし、もう少し、もう少しで良いから、普通になれよ。佐倉っていったら結構遠いぞ、くらいの常識、持てよ。

そして、今日、帰宅したジュンコに「美術展、どうだった?」と聞くと・・・

「本日休館」

うががががが〜〜〜〜っ!!!ば・か・や・ろ・お〜〜〜〜〜〜!!!!

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  しかし、ネットで美術館を調べたとき、今日が休館かどうか疑わなかった私。一生の不覚じゃ・・・

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ふう。今度は全く話変わって。

今日はぷみぷみの担任先生の家庭訪問と、ユイマ担任先生の家庭訪問があった。

ぷみぷみの先生は、午後1時45分の予定だった。今日の訪問先の中では2番目。玄関先で失礼します、ということだったのだが、ユイマの担任先生が来られるのは、最後の時間帯。そのため、一生懸命片付け掃除機をかけ、とやっていたら、何と掃除機をかけている最中にぷみぷみ担任先生がいらしてしまった!!

ちょっと予定が早まりまして、だって(^◇^;)

で、お話すると、ぷみぷみは非常に積極的で、全く心配なく、将来が楽しみなお子さん、ということだった(ちと誉めすぎ(^◇^;))。そして、前にも書いた聴力の問題、言葉の問題なども先生としては、全然気にならず、問題ないのではないか、ということだった。ひとまず安心。あんまり積極的で元気なので、ほとんど一番最初に顔と名前が一致した子供らしい。ぷみぷみ、さすが。

夕方になって今度はユイマ担任先生。この先生は、まだ会ったことが無く、今日が本当の初対面。連絡帳のやりとりではちょっと??だったので、お父さんとともに、まず、家に上がりませんか、と誘って、上がるようなら、○の可能性ありと見よう、ということで、(学校では玄関先で済ませます、お茶の用意などいりません、とのふれこみでも、そこは人対人。そのときの状況でそれこそ「自己責任で」(笑)臨機応変に対応できれば、まず第一関門突破というわけだ。にしても、大学の先生ってのは悪いこと考えるもんだね〜。でも実は、ユイマ2年生のときの担任先生も、それで、判断させていただいたのだ。非常に力のある素晴らしい先生だった!)

さて、ユイマ担任先生、まず初対面の挨拶に続き、私が「先生、今日はうちが最後ですよね。どうぞ宜しかったらお上がりください。」と誘うと、果たして、「は、そうですか、では」と素直に上がっていらした。
よし第一関門突破!(笑)

話を聞くと、ユイマの良いところをきちんと認識してくれてそれに合った対応をしてくれている様子。ま、ユイマの場合は非常に子供っぽい(精神年齢未だに5歳のまま!)のだが、それが逆に今時本当に子供らしい、かわいいお子さん、というようにとらえてくれていて、その良さ、素直さを伸ばしつつ、大人にしていくのが仕事だと思っています、とおっしゃっていただいた。お父さんとお母さんに大事に大事にかわいがられて育っているなぁと思っていました、とも。安心した。とりあえず、ユイマにとっても、我々親にとっても普通におつきあいができ、信頼がおけそうな先生で。

家庭訪問2連ちゃんのおかげで家の中がとてもキレイになった。このことが、実はGWの最大の収穫だったのかも。ありがとう、先生たち。

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家庭訪問の後で

「ユイマ担任先生、お父さんとお母さんにかわいがられて大事に大事に育てられているなぁと思っていましたって言ってたね。本当にそう見えるのかな、ユイマは、学校で・・・。」とnoripに言ってみた。すると、彼は「そりゃそうでしょ。それが一番大事だと思ってこっちは育ててるんだから。」と当然だろう、という顔。「かわいがって育てないとバカになっちゃうんだよ。それこそ、犬とおんなじで。かわいがって育てると賢い犬に育つ。」

私「でも、例えば、ジュンコなんて、ユイマに比べるともっともっと大事に大事にかわいがってかわいがって育てたのに、あんなにオオバカモノじゃないの・・・」

norip「いやいや。あの程度でおさまってるってことはかわいがって育てられたからであって、もしそうじゃなかったらもう目も当てられないでしょ!(笑)」

私「そ、そんな〜〜。じゃ、あれはまだマシってことなの?」

norip「そうでしょ。」

私「・・・・でも、私、ときどきぶち切れてユイマのことものすごく罵っちゃったり怒っちゃったりして、本当に大事にしてるって言えないかも。私、ユイマのことかわいがってるかな。なんだかあんまり自信無いんだけど。」

norip「いや、かわいがってるでしょ。大事にしてるよ。」(きっぱり)

私「そうかな。そうなのかな・・・?じゃ、このままでいいの?」

norip「いいんじゃない?」

うーむ。norip、なんでそんなに自信があるの?なんでそんなに冷静なの??またしても父親と母親との感じ方の違いを見せつけられた思い。







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