「皇太子ルドルフ パク・トンハ」のキャスティングが発表になった時から楽しみにしていた東宝ミュージカル『エリザベート』観劇。お席は舞台から遠い遠いB席、2階最後列。2000年の東宝版初演時に祐一郎さんトートと内野さんトートを見比べて「歌は祐一郎さん、演技は内野さん」と思っていたので、「格好良い♪闇が広がる のナンバーでパクさんとハモるのは是非祐一郎さん聴きたい」と思っていたのだけれど、祐一郎さん&パクさん出演観劇希望日のB席は売り切れだったのでやむなく(←失礼)内野さんで。過去に2度観ただけの作品なので実はちゃんと覚えていなかったのだけれど、進むうちに「そう言えばこんな曲あったね」とおぼろげに記憶がよみがえってきた。演出は結構違うのかな? 背景の一部が電光掲示板の絵版(イルミネーションみたいなもの)で表現されていて「きれいで面白いな」と思う(大笑いな使われ方もあったけど)。それにしても何度観ても皇后エリザベートには共感出来ない・・・。期待の皇太子ルドルフは二幕の半ばでやっと登場!(ちらっと最初も出るけど) 登場後は出番最後の自殺シーンまでほぼ出ずっぱり。前回井上ルドルフを見ているだけにパクさんがキャスティングされた時は本当に驚いたけれど、贔屓目抜きで見てもパクルドはかなりいいんじゃないかと思う。見るからに育ちの良さそうなそれでいて決意闘志がにじみ出ているようなそんな雰囲気を持ったルドルフ。実際のルドルフの年齢設定はわからないけれど、井上さんと比較して心配していた年齢的見かけも全く問題ない。そしてもうひとつ心配していた日本語の発音も全く気にならなかった。歌声をちゃんと聴いたのは01年秋の名古屋オーヴァーが最後で(その後の異国はちびソロだし)、今ではハングル講座でのおしゃべりの印象の方が強くて「あれ?こんなに柔らかくて澄んだ高い声だったかな?」という感じ。いいよ、かなり(*^^*) 内野さんトートとの♪闇が広がる も素敵だったけれど、出来ればどこかで祐一郎さんトートとのハモリを聞いてみたいなぁ。余談だけれど、今日の舞台を見て「好きだった四季の役者さんが劇団を辞めて別の舞台に立つのを見るファンの気持ち」を初めて経験したよ。終演後は友人と待ち合わせをしてお茶しながらの四季談義。オーヴァー話をメインに何故か博多座のお話まで。お付き合いどうもありがとう、とても楽しかったです。ご贔屓さん話: 観劇を終えると友人から「四季公式のミュージックフェア記事のジーザスのお稽古にキムさんいません?」とのメールが届いていた。何のことかわからなかったのでその場で思わず確認の電話をし(突然ごめんね)、そして帰宅後HPを見るとキムさんいるいる〜♪ このアンサンブルポジでソロがあるとも思えないけれどちょっとでもTVにうつったら嬉しいな。でもこれ、あくまでのこのTV企画のためのお稽古だよね? ちょっとした目撃談を今日会った友人から聞いたけれど、それはジーザスの舞台とは関係ないよね? どうしよう、ペテロだったらオーヴァーは? などと、またどうしようもない妄想中。とにもかくにも4/24&5/1の『ミュージックフェア』四季特集は必見!! −−−過去の今日のこと−−− 2003年03月25日(火) あざみ野街小ネタ4ヶ2002年03月25日(月) あと3日で急行が・・・
会社の同期友人Yちゃんから「実家に帰って来ていて子供達を預けて出られるから会える?」という電話があり、二人の家の中間地点:上大岡にて突発ランチ。イタリアンランチを楽しんだ後はしばらくウィンドウショッピング。その後AfternoonTeaでティータイム。私はオレンジやりんごなどフルーツ片のたっぷり入ったアイスティーを注文した。電話では時々話すけれど実際に会うのはかなり久しぶりのYちゃん。旦那さんの実家で同居&農漁業の家庭&二人のお子さんということで「普段は出歩いて友人とゆっくり話す機会がない」と、私とは全く反対の生活を送っている。そんなこともあって、こういう機会に私達はいつもYちゃんの心に溜まっていたおしゃべりの聞き役に徹する。今日も次々に出てくるおしゃべりの数々をうんうんと頷きながら再会のひとときを過ごした。愚痴だけだったら聞くのはちょっと辛いけれど、いろいろ言いながらもYちゃんは今の生活を結構楽しんでいるのがわかるから聞いているこちらも楽しい。次は4月半ばに同期数人で会う予定だけれど、その時はどんな話で盛り上がるのか今からとても楽しみだ。今日も午後から冷たい雨のあざみ野。3,4部咲きの木もあるけれど、多くの桜は1,2部咲き程度で開花が止まったままだ。あざみ野で見られる最後の桜だというのにこれではあまりに寂しい。どうか週末は良いお天気の中で満開の桜が見られますように。 −−−過去の今日のこと−−− 2003年03月24日(月) 上川さん絶好調! 『太陽まであと一歩』2002年03月24日(日) さくら便り・5
父からもらった今月末迄有効の劇場招待券が3枚あったので、伊勢佐木町界隈の映画館をはしごして3作品まとめて鑑賞。最初の『HERO』は昨年の夏秋頃に公開された映画。訳あって最初の15分程を見逃すはめになってしまったので、しばらくの間は話がよくつかめないまま進行。そしてようやく最後近くになって話の全容がわかって終了。現代のシーンと回想シーンが入り組んでくると私には何がなにやらわからなくなってしまうのだ。公開当初鑑賞した友人から「内容は好き嫌いあるかもしれないけれど、色彩と映像はすごくきれい」というような感想を聞いていたが、画面一杯に広がる赤・黄・緑・青といった原色の色彩効果は見事だった。でもアクションシーンは格好良いんだけれどありえなさに笑ってしまった。『解夏』は核となる簡単なストーリー知識だけ持って鑑賞。病に冒され徐々に視力を失ってゆく男性とそれを支える恋人の女性,母,友人等々の葛藤や心の動きが静かに描かれていた。キャラメルボックスじゃないけれど「人が人を想う気持ち」が伝わってくる作品。物語の最後で彼は失明してしまうけれど「この二人ならこれからもお互いを想い支えあって歩んでゆくだろう」って見ているこちらもちょっぴり優しい気持ちになれた。主演の大沢たかおさんと石田ゆり子さんがお似合いでとても素敵! 舞台となった長崎を訪れてみたいと思う人も多いだろうな。そして『クイール』。『盲導犬クイールの一生』という原作本タイトル通り、ある子犬が生まれてから盲導犬になり、そして生涯を終えるまでの出来事を綴った記録映画という感じの作品。普通の場合核になるのは盲導犬とその飼い主とのふれあいの部分なのだろうけれど、この作品の場合はそこだけに重きをおかず本当に淡々と描かれていた。その描き方がNHKで放送されたドラマ(私は見ていない)と比べて批評されたりもしているようだけれど。でもそういうことは抜きにして、クイールの全て−生まれたばかりの頃のぽてぽてっとしたあどけない様子,ぬいぐるみのピーちゃんと無邪気に遊ぶさま,飼い主の顔を見上げる仕草・表情等々、感動とは違うのかもしれないけれど、もうクイールの姿を見ているだけで何故かぼろぼろ泣けてきてしまった。たまにはこんな映画三昧もいいね。来週は『ホテル・ビーナス』を見に行けるかな? −−−過去の今日のこと−−− 2003年03月23日(日) 「日米プロ野球 今年の楽しみ方」講演会 ☆2002年03月23日(土) 久しぶりの【アン・プチ・パケ】