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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
コランタン号の航海 第2部連載開始

今週の水曜日、5月28日発売の新書館「WINGS」誌7月号から、「コランタン号の航海」第二部が連載開始になります。

今回はロンドンが舞台ですが、乗組員の皆さん、ロンドンにお越しのようで、ほぼ半年ぶりの彼らとの再会が、私も楽しみでなりません。

4月13日の朝日新聞 読書欄に「コランタン号の航海」が紹介された時に、確かな時代感覚とともに、時代の空気感が描かれていると評されていましたが、これは第二部でより確かなものになっていくような気がします。
海洋もののみならず、あの時代のイギリスの空気がお好きな方にもぜひぜひお奨めです。


2008年05月25日(日)
東京みなと祭

今週も大きなニュースはありません。
今度の週末5月24日〜25日は東京みなと祭で、日本丸の展帆と一般公開がありますが、日本丸は既にご覧になっていらっしゃる方も多いかもしれません。
詳細はこちら↓です。

東京みなと祭
http://www.tokyoport.or.jp/52maturi0103.htm

土曜日はNHKBSで映画「白いカラス」の放映がありましたね。
ニコール・キッドマン、アンソニー・ホプキンス、ゲーリー・シニーズ、エド・ハリスという実力派の見応えある映画ですが、これ、池袋の名画座で「マスター・アンド・コマンダー」と併映だったのではなかったかしらん?

「砂と霧の家」や「ミスティック・リバー」「コールド・マウンテン」などM&Cとアカデミー賞を争った作品は、この冬から春にかけて続々TVにまわってきているのに、地味な作品はBSでちょこちょこ放映してくれるのに、M&CはTV電波に乗らないのですよね。
ゴールデンタイムの洋画劇場で放映するには地味すぎ、BSで深夜に放送するには大物すぎるってことなんでしょうか?

今週は「ナルニア国物語」の2作目「カスピアン王子の角笛」が公開ですね。
今年に入ってから映画に行けていない私、今回もどうなるかわからないのですが、とりあえず前売券だけは買おうと。
…というのは、これが当たらないと、次の朝びらき丸が映画化されないから。
私、「朝びらき丸、東の海へ」が見たいんですよ。ここまできちんと映画化してほしいなぁと。


2008年05月18日(日)
仏ブレスト港 帆船まつり2008

すっかりご無沙汰してしまい申し訳ありません。
4月末に家の荷物移動などいろいろごたごたがありまして、勤め人としては休みの日しか家のことができないものですから、そちらに時間をとられてしまい、こちらのテキストを作る時間がとれず、そしてこういう時に限って、さっと15分くらいでまとめられる小ネタ情報がないときた(泣)。

そんなこんなで今年のゴールデンウィークは私、結局、横浜の帆船模型展にもペリー&ハリス展にも行けておりませんのです。
まだ家の中は片づいていませんし、しばらくは長いテキストはupできないと思いますが、急ぎ情報は至急対応、あとはできる限りで少しずつやっていきますので、よろしくお願いいたします。

さて、帆船を中心とした海と船の情報を提供してくださるSalty Friendsさんのメールマガジン最新号に
「BREST2008と歴史探訪の旅」ツアーのご紹介
というイベントが紹介されていました。

BRESTはブレスト、あの時代の海洋小説ではおなじみ、英国海峡艦隊が封鎖をかけていたフランスの大西洋岸の軍港です。
ここには、パリのシャイヨー宮、南フランスのツーロンと並ぶ歴史海事博物館があることで有名ですが、今年2008年は、ここで4年に一度開かれる帆船まつりの年にあたります。
そして、この帆船まつりを見学するための日本からのパックツァーも計画されているとのこと。
ブレストはフランス…いろいろと言葉の問題がありますから、これは滅多にないチャンス!ではないでしょうか?

ただ私、ひとつだけ気になってることがあって、参加帆船の中に「H.M.S.ローズ」ってあるでしょう?
これアメリカで復元されたローズ号とは…別物なんでしょうか?
アメリカで復元されたH.M.S.ローズは、M&Cの撮影時にサプライズ号に改造されて、現在はサンディエゴ海洋博物館にあります。

ちょっと気になったのでそのあたりを調べてみたのですが…わかりませんでした。
アメリカのローズ財団のHP(http://www.tallshiprose.org/)には、ブレスト2008の記述はありません。
もっともこのHP,最近はぜんぜん更新されていないので、どこまで最新情報が掲載されているかわからないのですが、

帆船まつりブレスト2008のHPは下記ですが、
http://www.brest2008.fr/

これぜんぶフランス語で、英語のページがないみたい…あぁもうこれだからカエル野郎は。
動詞が活用したらもうダメ…の私の第二外国語レベルのフランス語ではと〜っても歯がたたないんですが、
たぶん、右側の中程の「La Flotte」が参加船で、左側のLes plus grands voilier et navires internationaux de Brest 2008から下にクリックしていくとリストが出てくるようですが、ローズ号は無い…ような気がします。
すみません。フランス語のおわかりになる方>確認とれましたらお知らせいただけるとありがたいかと。

しかし、ローズ号は横に置いても、海洋小説の舞台となったブレストの港にこれだけの帆船が集結するのですから、これは壮観!
ブレストの海事博物館の見学も滅多にない機会です。
歴史海洋小説ファンとして、これを逃す手はないかもしれません。


2008年05月11日(日)