雲間の朝日に想うこと


< 何を較べた一字でしょうか >


言の葉は。

決して、
単一の事柄のみを顕す形では無いから。


時に。

其の、
意味や範囲の把握に惑う。







其れ故に。


幾つかの要素を、
総合して。

其の、
言の葉の深意をなぞるのだけれど。






逆に其れは。



制御し切れぬ基準の多様化を、
招いては。


余計に不明瞭な複雑系へ、
想いを、
埋めて終うのかも知れない。




























 「ふにゃふにゃしてる小坊主も。」
 「すきだよ。」





















初めて繋いだ手を離した、
其の直後の。

初めて腕の内へ互いを抱いた、
其の直後の。


も。









一字に、
何処迄の好きを包んだのかな。






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2009年11月27日(金)


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History
2005年11月27日(日) 酒精より強い絆でしょうか
2004年11月27日(土) 贈る心算で奪ったのでしょうか
2002年11月27日(水) 根雪の様に残り続けますか
2001年11月27日(火) 貴女にも確かな跡がありますか



< 何故傍に居るのですか >


個と、
個と。

飽く迄、
別々の二物を縒り逢わせるのだから。


何の調整も無く、
其の総てが揃う事は。

皆無だけれど。





個と、
個と。

飽く迄、
別々の二物で在るのだから。


調整に想いを注ぐ事は、
決して、
本質では無いのだ。







其れ故に。





基準や、
価値観や、
或いは速度の相違に、
耳を傾けては。



調整の範囲内に収まるのか。

想いの質を維持するに足るのか。


見極め、
進むのかも知れない。




















 「伝えたいことは伝えているんだけれどな。」


隧道の向こうから届く、
嘆きに。


 「其れは進歩だけれどさ。」
 「伝えたからと言って響くかどうかは別問題だよね。」


棘を打ち返し。






少しだけ。

本質を観直す鍵を、
追伸する。























 「そっか。」
 「恋愛を楽しめば良いんですよね。」














簡単に見失い、
人から言われて初めて意識出来る、
そんな楽しさは。

決して、
価値在る物とは想えないけれど。




其処が。

一歩目には他ならないよね。





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References
 Nov.15 2009, 「正直は想いを遠避けませんか」







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2009年11月23日(月)


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History
2005年11月23日(水) 消毒を要求されたのでしょうか
2004年11月23日(火) 少しは埋めつつ在るのでしょうか
2001年11月23日(金) この考えは傲慢ですか



< 正直は想いを遠避けませんか >


言葉には。

個々の想いを反映する、
特有の、
符号が在って。



恐らくは。

自身の有り様が、
無意識に、
其処へ投影されて居る。




其れ故に。



想いを以て、
丁寧に、
丁寧に、
其の一文字一文字を辿れば。

或る程度は、
其の解を探り当てられる筈なのだ。











けれども。

其の解に逢わせる適切な術を、
持たぬのなら。



其の解に至ったのか、
否か。

其処に、
違いは生じない。





















 「あのホテルってどこでしょう。」

 「今日泊まりなの?」

 「知らないおじさんに『ついてきて』って言われたんですけれど。」
 「分からないので逃げて来ちゃいました。」





唐突に、
隧道の向こうから届いた文。

其処に刻まれた、
見覚えの在る符号に惑う。

























一つ前の雄と、
諍いを起こした翌晩も、
同じ様に。

応じる術を、
見付けてあげられなかったね。





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References
 Sep.12 2009, 「触れても良い距離なのでしょうか」







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2009年11月15日(日)


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History
2007年11月15日(木) 少しは興味を惹けるでしょうか
2005年11月15日(火) 遠慮も大切に温められますか
2004年11月15日(月) 寒さを半分貰ってくれるのですか
2003年11月15日(土) 見つめ直して居ますか



< どうせ広まる事でしょうか >


真と、
偽と、
其の差異を理解し。

真と、
偽と、
其の双方を使い分ける。



其れは、
着実な成長の証だけれど。









一方で。


真と、
偽と、
其の差異に惑い。

真と、
偽と、
其の双方に騙されて。



本来は不要の、
煩雑な価値基準を。

背負わされて居るだけかも知れない。




























 「ままはにんしんごかげつなんだよ!」
 「おなかがおおきいんだよ!」


娘は。

保育園中に、
其の事実を伝え歩き。
























 「無い無い。」
 「レスだもん。」


姫は。

保育園中に、
其の事実を伝え歩いた。





















幾つもの大切な想いは。

総て、
こうして垂れ流されて終うんだね。






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2009年11月13日(金)


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History
2005年11月13日(日) 如何して諦めて終うのでしょうか
2004年11月13日(土) 終着駅への誘いでしょうか



< 記憶の欠片が残るでしょうか >


幾度も、
幾度も、
其の身体に刻み込んだ、
想いですら。

至極簡単に、
霧散して終う位なのだから。




僅か一日限りの、
一瞬の声が。

幾年も続く流れの、
其の芯に、
居続ける事など。


皆無に近いだろう。









其れでも。








想いは、
ひたすらに注ぎ継がれるのか。

此の一瞬が、
刻み残される様にと。

























 「しょーてんは?」
 「なんかちがうよ?」











嘗て。


父親の膝の上で観た、
新司会者の、
其の初日の姿や声が。

今も、
俺の脳裏に浮き出る様に。



娘にも又。


今日の、
此の映像が。

ずっと、
ずっと、
残存し続けてくれるだろうか。








俺と過ごした記憶の、
一つとして。






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2009年11月01日(日)


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History
2006年11月01日(水) 未だ他者の光じゃ在りませんか
2004年11月01日(月) 一度は機会を貰えないのですか
2002年11月01日(金) 充電出来ましたか





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