雲間の朝日に想うこと


< 酒精より強い絆でしょうか >


確かに、
其の強弱は。

曝露された環境で、
僅かに、
変化を生じるけれど。




飽く迄、
基本的には。


自身に備えられた、
数種の、
機能に因って。

支配されるのだ。









其れ故に。





決して、
劇的には変化せぬ筈の、
能力を。

大きく歪めて了う、
神秘の息吹に。




殊更、
感嘆を覚えるのだろうか。












其の場の、
視線は。


話題の対象では無く。

飽く迄、
膨らみへ向けられた。
















 「笑っちゃうよね。」
 「妊婦より弱いのよ?」

 「本当だ!」

 「真っ赤だ!」



姫と、
友人達は。

俺の、
赤ら顔を笑いながら。









姫の腹から。

決して、
目を逸らさない。


2005年11月27日(日)


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History
2004年11月27日(土) 贈る心算で奪ったのでしょうか
2002年11月27日(水) 根雪の様に残り続けますか
2001年11月27日(火) 貴女にも確かな跡がありますか





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小坊主
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