雲間の朝日に想うこと


< 遠慮も大切に温められますか >


何れ程、
類似して居ようとも。

飽く迄、
同一では無いから。




其処に、
多様性が生じ。

境界が、
消える事は無く。


想いには、
幅が、
産まれるのだ。







何れ程、
想いが通おうとも。

所詮は、
他人だから。


自他の区別を、
欠かしては成らぬのだ。












お互いに、
想いを、
伝達させながら。



言葉を選び。

吐けぬ言葉を、
飲み込み。




言えぬ言葉に対する、
もどかしさを、
痛感する。












 「遠慮があった方が良いのかな。」
 「あった方が・・・良いんだよね・・・。」


ぽつり、
呟く姫に。





姫が、
遠慮と称する、
其の、
相手への配慮は。



必須な物だと。

俺が、
姫に、
教わった事だよと。





瞳で頷いた。











大丈夫。


此の、
繋いだ手を離さなければ。

きっと、
伝わるよ。


2005年11月15日(火)


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2004年11月15日(月) 寒さを半分貰ってくれるのですか
2003年11月15日(土) 見つめ直して居ますか





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