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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
プリマスで海賊イベント

「パイレーツ・オブ・カリビアン生命の泉」は全世界で絶賛ヒット中のようですが(私はまだ見に行けておりません)、
この公開にあわせて、先々週、英国デヴォン州のプリマスでは、レプリカ船のH.M.S.Bountyが入港し、海賊関連のイベントが行われたもようです。

Pirate Days Plymouth England
http://www.plymouthbuzz.com/pirate-days-plymouth-england/

なぜブライ艦長の反乱船バウンティ号で海賊イベントかと言うと、このバウンティ号は1960年マーロン・ブランド主演のハリウッド映画「バウンティ号の反乱」のために建造されたレプリカ船ではあるものの、「パイレーツ・オブ・カリビアン2」のロケにも使われた経緯があるからなのだそうです。
このレプリカ船の本来の母港はアメリカですが、現在はヨーロッパ・ツァーと称してヨーロッパ各国を歴訪中、来週(6/10-12)はリチャード・ボライソーの故郷コーンウォール州のファルマスに入港するようです。
いぃなぁ、見たいなぁ、ファルマス港に入港するH.M.S.Bounty。

上記の記事によると、プリマスではバービカン埠頭に入港したとのこと。
バービカンはプリマス海峡を入って行くと、ホーの丘を正面とした場合丘の東側(右手)、プリマス要塞のある岬をまわって入っていく、エリザベス朝時代の面影の残る埠頭です(現代のプリマス海軍基地はホーの丘の西側のテイマー河口側)。
まぁプリマスで海賊と言ったらドレイクでしょうから、海賊イベントをやるなら当時の面影を残すバービカン埠頭でしょうね。
歴史上のH.M.S.Bountyは18世紀末の建造ですから、エリザベス朝とはちょっと時代が違いますけれど。
それに海賊船だの反乱船だのが海軍基地側に入港するのもどうかと(笑)。

この海賊イベントでは、カトラスによる立会い(うーん、立会いは日本刀にはいいんだけど、カトラスに使うとちょっと変かも)とかマスケット銃の実演なども行われたようで、なかなか面白そうなイベントだったようです。

でもプリマスにバウンティ号と言うだけで、私などはわくわくしてしまって、プリマス港に帆船! あー見に行きたかった!
次の週末なんてファルマスですって、あぁぁ見に行きたい!ファルマス入港に際してペンデニス城は礼砲を打ったりは…しませんよね、たぶん。
なんだかちょっと私、盛り上がり方がずれてますね。
ジャック・スパロウのファンの方>ごめんなさい。私はキホン的に海軍寄りなので。


2011年06月05日(日)