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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
当時の英ポンドの価値は?

公私とも多忙で、先週は失礼いたしました。
年度末まっただ中で、今週もあまり余裕はないのですが、米国オブライアン・フォーラム(掲示板)で話題になっていた面白いサイトを紹介します。

歴史小説を読んでいると、このお金の価値はどの程度だろう?と考えることがあります。
オブライアン・フォーラムにもその質問を投げかけたアメリカ人がいて、
「オーブリー&マチュリン・シリーズに当時の英国の通貨単位が出てくるが、実際のところどの程度の価値のものなのか?」
という質問を掲示板に投げたのです。

幾つかの応えが寄せられたのですが、その中に一つ面白いサイト…というか日本人の私たちにも使えるサイトがありまして。
Relative Value.com Exchange Rate

米ドルと各国通貨の換算レートが調べられるサイトです。
日本円については1916年以降しかありませんが、英ポンドについては、1791年から調べることができます。

まぁあくまで米ドルとの換算ですから、もし私たちが英ポンドとの換算を調べようとしたら一度米ドルを経由しなければなりませんが。
もっとも20世紀の初めにはまだ途上国だった日本の円はまだ弱くて、とんでもない金額になるかもしれません。

そのあたりも含めて、当時の物価も考慮に入れて米ドルと英ポンドを比較できるのがこのサイト
Measuring Worth.com Relative Value UK Pound
ただしこれはあくまで米ドルとの比較なので、日本との比較はできません。


さて、昨日から映画「エリザベス・ゴールデンエイジ」が封切になっています。
試写会に行かれた方のお話によると、CGですが、アルマダ(無敵艦隊)の海戦シーンがあるようですね。
いずれにせよ、サー・ウォルター・ローリーがクラブ・オーウェンなので、私は興味津々ですが、
ただこの年度末ではとても余裕がなくて…
私の仕事に少し余裕ができるのは1ヶ月後の3月14日以降なのですが、それまで果たして上映が続いているのでしょうか?
ラッセル・クロウが久々に刑事役の「アメリカン・ギャングスター」や、戦時中の上海を舞台にした「ラスト・コーション」も見に行きたいのですが、時期が時期だけにどうにもなりません。


2008年02月17日(日)