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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
[Sea Britain 2005] ビクトリー号のフォア・トプスル公開

この3月18日から10月30日まで、英国ポーツマスのヒストリック・ドックヤードでは、トラファルガー海戦時にビクトリー号が展帆していたフォア・トプスルが展示されるとのことです。

この帆布は1803年にチャタムの工廠で製作され、1806年までビクトリー号で使用された後、工廠で保管されてきたもので、1905年の100周年記念の時にも展示されたのだとか。

ポーツマスのヒストリック・ドックヤードは、ポーツマス・ハーバー駅の前、ビクトリー号やウォリアー号が係留展示され、海軍博物館などもある一角です。

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お仕事にエネルギーを吸い尽くされてしまいまして、とり急ぎのニュースのみしか更新できず恐縮です。
「グラディエイター」も「ロック・ユー」もDVDのHDDの中に眠らせたまんまになっていますが、先々週の日経土曜版のグラディエイター映画評というのはなかなか面白かったです。
いわく、グラディエイターというのはつまりは講談だ。不当に貶められた主人公の権力に対する胸のすくような復讐劇だから…という分析だったのですが、
これを読んで、何故グラディエイター以後の歴史大作映画がコケるのかわかったような気がしました。
ハリウッドはグラディエイターのヒット=歴史モノのヒットと誤解してけれど、実際のところアメリカ人の観客にウケていたのは、古代ローマではなくって、講談だったのでは?…と。
こうなるとやっぱり5月公開の十字軍「キングダム・オブ・ヘブン」も苦戦でしょうか。

あともう一週間くらい、3月いっぱい更新は低空飛行だと思います。
ご容赦くださいますよう。


2005年03月21日(月)