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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
グレゴリー・ペックのホーンブロワー

米国ノートン社のオブライアン・フォーラムに、
グレゴリー・ペック主演で1951年に映画化された「艦長ホレイショ」で、レディ・バーバラを演じた女優Virginia Mayo死去」というニュースの書き込みがありました。

この書き込みをなさったマックスさんは、どうやら本業はハリウッドのギョーカイ関係者のようで(ただし20世紀FOX社ではない)、M&Cの映画化に関してはときどき面白い情報を提供してくださる、掲示板常連さんのお一人です。

今回の書き込みには、1951年の映画>「艦長ホレイショ」(原題:Captain Horatio Hornblower R.N.)の脚本の一部が添付されていましたので、ご紹介します。
書き込みのアドレス:
http://www.wwnorton.com/cgi-bin/ceilidh.exe/forums/POB/?C318ab82dd00A-5496-1256-30.htm 

この映画、私は以前に1時間半に短縮された縮小吹替版を、テレビ東京のお昼の洋画劇場で一度だけ見たことがあるのですが、グレゴリー・ペックは、繊細な一面を巧妙に覆い隠し自信をもった艦長のふりをするホレイショ・ホーンブロワーを演じるにはぴったりだったような気がします。
ペックが演じた他の映画で言えば、「ナヴァロンの要塞」(これは今でも時々TV放映されますね)のニール・マロリー役…あんな感じで演じていると思ってくだされば良いと思うのですが。
ただ、ほとんど全編をハリウッド内のスタジオセットで撮影(洋上の艦の甲板も)しているので、ロケのないNHK大河ドラマのようなスタジオ・ドラマになってしまっていますが。

Virginia Mayo演じるレディ・バーバラは、いかにも1950年代ハリウッド好みのゴージャスな美女…という印象でしたが、現代のバーバラ(いずれヨアンが年齢を重ねてこの作品を演じる近い将来の…と言うべきか)はきっともう少し違った印象の女優さんになるのかなぁと思います。


2005年01月22日(土)