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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
2005年春夏パリ・コレクション

本日のタイトルを見て、「はてサイトを間違ったか?」とお考えの貴方。
間違いはありません。ここは「マスター・アンド・コマンダー」と海洋歴史小説のサイトです。

「2005年春夏のパリ・コレクションは、クロウ/ネルソン・テイスト」という記事が英国のテレグラフ紙に載りました。
http://www.telegraph.co.uk/fashion/main.jhtml?xml=/fashion/2004/10/11/efparisround.xml&sSheet=/fashion/2004/10/11/ixfashion.html

これによりますと、来年の春夏コレクションのムード、はスイート(sweet)といよりswashbuckling。ナポレオンとネルソン…ラッセル・クロウとマスター・アンド・コマンダーの香り、バレンシアガとヴィヴィアン・ウェストウッドを見るとよくわかる…なのだそうで。

swashbucklingというのは、威厳と訳すとちょっと意味が違うか、ちょっと否定的な意味を持った威厳なんですけど.。見栄とか空威張り…と言ってしまうとあんまりなので、今ちょっと適切な日本語を思いつかないのですが。

バレンシアガのコレクションはこちらのページで見ることができます。
http://www.balenciaga.com/show_ss05.html

ページを繰っていただくとおわかりと思いますが、なんとなく…M&Cテイストというのはわかりますね。
軍服のイメージを活かしたスーツとか。

ヴィヴィアン・ウェストウッドは現時点ではネットに上がっていなかったのですが、詳しい方に教えていただいたところによると、来年の1月頃には日本の取扱店にも入ってくるかもしれない…とのこと。
でももちろん、パリコレですから、お値段はとんでもなくお高いそうです。
(この手の世界にはとんと疎い私に、いろいろと教えてくださったお二人のSさん、ありがとうございました。)

でも面白いなぁと思うのは、バレンシアガのスーツ・デザインのもとは、これ礼装ではなくて航海用の通常軍服ですよね。

映画を見ていてお気づきだと思うのですが、彼らの軍服には礼装用と通常用がありまして、金モールとか襟の返しとかが異なります。艦長室や士官室での招待ディナー(例えムシを見て馬鹿な駄洒落を言っていても、あれはフォーマルな晩餐会)や儀式(水葬など)の際に艦長や士官たちが着ているのは礼装です。(軍服についてはページ左の「映画を楽しむために」から「士官の制服」をご参照ください。)

礼装用はキラキラで派手なのですが、通常用はストイックで、でもそのストイックなところをスーツに活かしているのがポイントなのかしら?
でもいくら元は通常用軍服ですと言っても、やっぱりこのスーツ、普通のオフィスで着るには大胆…TVのニュースキャスター向け…だったら良いかもしれないけれど。
ま、そうでもないと手が届かないスーツ…らしいです。お値段的にも。


2004年10月17日(日)