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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
「M&C」海外(米以外)では堅調な興行成績

Variety誌によれば、アメリカでは観客動員数にやや難のある「マスター・アンド・コマンダー」ですが、海外での興行成績は堅調のようです。ヨーロッパでの評判が高く、敵国とされたフランスでも善戦。もっとも興行成績の良いのはイタリア、続いてイギリス、スペインという順位。現在のところ海外での興行収入総計は7,580万ドル。
全米興行収入が先週現在で8400万ドルですから、合計では1億5千万ドルを上回るわけで、とりあえず制作費分は稼いだわけですね。よかった、よかった。

さてアメリカ・ワシントンDCのスミソニアン博物館では機関誌の12月号に、「Tall Ships & Salty Dogs」と題して、ジャック・オーブリーのモデルと言われる18〜19世紀の実在の艦長トマス・コクランに関する記事を載せています。また原作者パトリック・オブライアンに関する記事も掲載されています。
コクランの記事では、コクランとジャックを比較しながら解説していますが、ここには未訳巻のねたバレが含まれますので、ご注意ください。

Tall Ships & Salty Dogs
本文下の「PDF」という部分をクリックするとPDFファイルで機関誌本文が入手できます。


さて、こちらのHPは海外情報の中継を主にしており、国内情報までは手がまわりませんが、niftyの映画関係ページに「マスター・アンド・コマンダー」の動画の見られるかなり大がかりな特集ページができていますのでご紹介します。

「マスター・アンド・コマンダー」BBスペシャル
BBということで、ブロードバンドでない私はお呼びでないわけなんですが(動画は確認できていません)、「インタビュー」のページには概要が日本語でまとめられていますので、読むだけでもためになります。


2004年01月17日(土)