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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
Empire誌インタビューつづき+休暇届

Empire 誌ピーター・ウィアー監督インタビュー

一昨日(12月4日)に要約が間に合わなかったウィアー監督インタビューの要約です。

オブライアンの原作について:
映画を念頭に置いて書かれたものではない(ありがたや!)。むしろTVシリーズ向けだと思うが、本当にTVドラマ化したら費用がたいへんだろう。ホーンブロワーを製作している人たちはいったいどうやっているんだろう?

海上シーンの撮影について:
90日をメキシコのタンクのセットで、10日を洋上で撮影している。

ガラパゴスでの撮影は難しかったのでは?:
撮影交渉には何ヶ月もかかった。実際だめな場合を覚悟して、メキシコ国内で代替地を探していた。
最終的に許可を得られたのは、脚本の内容だった。
実際に撮影して困ったのは、動物たちがおかまいなしに、小道の上に寝ころんでいることだった。私たちは動物たちとも交渉しなければならなかった。

主演の二人について:
ラッセル・クロウはキャラクターに複雑な陰影を出すことが出来る俳優であり、ジャックが二次元的なキャラクターに終わることがなかったのはラッセルのおかげだ。
この二人が「ビューティフル・マインド」で共演したことがポール・ベタニーをキャスティングした理由ではない。私は「ギャングスターNo.1」を見て、この俳優には何かがあると思った。

DVD版の作成について:
DVDは単なる映画そのものを発売するものだと思っている。DVDのために特別になにかということは考えていないし、コメンタリーなどの予定はない。しかしDVD用に特別のインタビューは受けたし、23分程度の特典映像は付けるつもりだ。

★お詫びと訂正
一昨日のヨット艇長の記事で、二つの理由のうち二つ目を書き落としていました。ホーン岬での空と海に関する部分を追加しましたので、ご確認ください。
すみません。どうも夜遅く作業すると、頭が寝てしまいまして…。

また明日から2泊3日で旅行に出ますので更新はお休みになります。
戻ってきてもお休みをとった分残業になる可能性が高いので、すぐに更新が再開にならないかもしれません。よろしくご理解くださいますよう。


2003年12月06日(土)