雲間の朝日に想うこと


< 軽いからこそ言うのでしょうか >


言の葉を、
放つのか否か。

其れを差配する要因は、
幾つも、
在るのだけれど。




言の葉が、
放たれるのか否か。

其れは。


其処に宿した、
想いの深さや事の重みに。

正比例する訳では、
無いのだ。












 「変わったね。」
 「言うように為った。」


あの子は、
そう、
評するけれど。




其れは。

決して、
意思の強さや、
想いの変化に、
応じた訳では無くて。












恐らくは。


其の、
実現の可能性が、
極めて、
零に近付いた故の。


言の葉だ。























 「暑いし。」
 「蒸すし。」

 「こっちは涼しいよ。」
 「来ちゃえば良いのに。」

 「毎日ちゃんと帰って来て。」
 「朝まで居てくれるなら考える。」


















確かに。

此の地の梅雨は、
然程、
暑くは無いし。





確かに。

此の地に在ればと、
幾度も、
想い描いて来たけれど。





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References
 Nov.18 2012, 「探る必要も無い事でしょうか」
 Sep.14 2012, 「選択では無く廃棄でしょうか」
 Aug.14 2012, 「禁句が幾つ見付かるでしょうか」







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2013年05月27日(月)


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History
2007年05月27日(日) つつくのでしょうか
2006年05月27日(土) 川面の底なら番鳥でしょうか
2005年05月27日(金) 駄目の理由が伝わりませんか
2004年05月27日(木) 二人の子供の心算でしょうか
2003年05月27日(火) 少しで良いから成長出来ますか
2002年05月27日(月) 今更わざわざ言う事ですか





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