雲間の朝日に想うこと


< 探る必要も無い事でしょうか >


敢えて、
感情を押し殺し、
閉じる事で。

自身を、
支えて居るのなら。


下手に介在して、
其処に、
寄り掛かる便を残して了う事は。

本当は、
得策では無いのかも知れない。




其れ故に。




水を背負って立つ、
其の気概と。

細くとも、
確固たる一筋の退路と。


双方の損益を、
慎重に、
慎重に、
見極めるのだけれど。













抑も。

其の気配を捉える事が、
互いの、
想いの歩みに他ならないから。




其の目論見など。

簡単に、
崩れ去るのだ。

















 「あのね。」

 「言い辛そうね。」

 「どんな気持ちで自分を追い込んだか。」
 「測りかねて居るから。」


文字の応酬の、
其の直後に。


 「電話する?」

 「話したいよ。」


次の振る舞いが、
間髪入れず、
口を衝いて出る。



















何故か。

互いの想いの裏側が、
視えて了うね。


十年以上も昔から。





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References
 Dec.08 2001, 「気になり始めているのですか」







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2012年11月18日(日)


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History
2006年11月18日(土) 賭け事の心算でしょうか
2005年11月18日(金) 涙の訳でも話せませんか
2004年11月18日(木) 優先する事が即ち道具視でしょうか
2003年11月18日(火) 誘導路の灯が点いて居たのですか





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